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虫継の町
四話 中毒少女
しおりを挟む中虫壁診療所に新しい患者が訪れた。202号室に入院して来たのは中学生の少女だった。
制服に身を包んだ少女。さらさらの黒髪を後ろで纏めポニーテールにしている。スポーツをやっているのかスカートから伸びる足は引き締まっていて病気とは無縁の健康的な印象を受ける。
ただ一つ異様だったのは、制服を着た少女にはあまりにも不釣り合いに大きく膨らんだお腹。
間藤愛は妊娠していた。
「さっきの子、まだ中学生でしたよね」
ナースステーションの椅子に腰掛け、ラウラは暗い表情で言った。受け取った書類をファイルに閉じる。書いてある内容は専門用語だらけでラウラにはほぼ理解できない。
「ここじゃそんなに珍しくはないかな」
衝撃を受けるラウラを他所に美和子がのんびりと言う。
隣で座る美和子が受け入れの処理をしている。給食センターへの依頼や備品の整理など忙しそうに手を動かしている。
「愛ちゃんはこれで五回目かな」
「五回目?」
「妊娠だよ」
美和子は平気な顔で言った。
「虫神の妊娠期間は人間の場合と比べて短いってのは知ってるんだっけ? 先生から聞いてる?」
「……一応聞いてます。でもよく覚えていません」
アフターピルを摂取する前に藍一郎は一通りの説明をしていたが、その時のラウラは冷静に話を聞ける状態では無かった。少なくとも今はそう自覚してます。
「普通出産までの期間は二百八十日。虫神は何日だと思う?」
「ヒントは?」
「無い。勘で言いな」
「じゃぁ百四十日。半分で」
「残念、約九十日。三ヶ月での出産となります」
「……早っ」
僅か三ヶ月。構造の問題か、何らかの力が働いているのか、人間と比べるとそのあまりの速さに驚かさせる。
「そう。だからまぁ五回出産しててもあんまりおかしくはない」
「いえ、おかしいです。中学生なんですよ?」
「若い頃から蟲継を行う子は一定数いるわ。虫神の出産は母体への負担が少ないからね。むしろ一度、虫神の出産を経験しておく方が、人間の時もやりやすくなるわ。とくにもう、早い子は本当早いからビビるわよ。ラウラちゃんビビってる?」
呆然と固まるラウラをせせら笑う美和子。
「ショックを受けているだけです。文化の違いに……」
「文化と来たかぁ」
美和子がどっと笑った。
「一応、花の女子学生のために弁明しとくけど。男女間の貞操概念に関しては外と同じで普通だぞ」
「というと?」
「保険の授業はちゃんとやるし、学校はちゃんと不純異性交遊を取り締まってる」
「普通の事なんですけど……なんか意外です」
「偶に居るのよね。虫神と同じ感覚で彼氏とヤって子供出来ちゃうパターン。年一ぐらいで駆け込まれるかな」
「それは普通じゃ無いです」
普通、普通、普通。
普通とはなんだっけと思う。どんな非日常も一ヵ月もあれば日常になる。身を置く環境の重要さをラウラは痛感させられた。
例え、一日一度はその姿を見ることになろうとも虫神はその外側だ。
「さっきの子は虫神とでしたよね?」
「虫神、三回とも全部そうよ。愛ちゃんはここの常連だから」
嫌な常連だ。思わず溜息が出る。
「ここってそう言うの多いんですか?」
「どういうのよ?」
「妊娠とか出産です」
「あー。多いわね。ほぼ産婦人科よ」
「その割に入院は少ないですよね?」
「まぁね。虫神の出産だけなら病院じゃなくても出来るのよ。それ専用の、産小屋みたいな所があってね」
「産小屋……今時そんなものが」
「あ、産小屋分かるのね」
「それくらい知ってますよ。……あれ?」
「どうしたのラウラちゃん?」
「産小屋があるならなんで入院するんですか?」
「あーそれはね。あの子が中毒だからよ」
「中毒……?」
聞き覚えのあるフレーズだ。ラウラは誰に聞いたのか思い出そうと頭を捻る。
すぐに月花のしたり顔が浮かぶも内容が思いだせない。
「愛ちゃんは最初の妊娠から立て続けに妊娠と出産を繰り返してる。このままでは銀翅産尋様の拭い布になってしまうわ」
銀翅産尋とは蠅の姿をした虫神だ。ラウラが初めて遭遇した虫神でもある。その恐ろしさはラウラが身を持って体験した。恐怖に紐づけられた知識、月花が語った銀翅産尋の解説をラウラは朧げながらも思い出す。
「思い出しました。月花から聞いたことあります。確か依存性が強く廃人同然になってしまうと……愛ちゃんも?」
こくりと美和子は頷いた。
「愛ちゃんの場合その瀬戸際」
「そんな風には見えませんでしたけど」
「いまは抑えが効いてる。妊娠中だからね。でもあの子あぁ見えてもう殆ど学校にも行ってないのよ」
そう言う美和子は寂しそうな顔をしていた。きっと彼女が幼い頃から知っているのだろう。
「妊娠中は無茶をしないと思うけど、家族も心配しているわ。出来るだけ気にかけてあげて」
「何か良くないことがあるんですか?」
「そうね。大人しくしてればいいけど。例えばこっそり抜け出して蟲継とか……母体にもお腹の虫神様にも負担が大きいわ。それに今は大丈夫でしょうけど我慢が効かなくなると禁断症状が出ることも考えられるわ。精神的にも不安定になるでしょうね。家には居られないぐらいの」
「…………」
不安そうに話を聞いていたラウラに「あんたは気にしなくていいのよ」と美和子は笑いかけた。
「まぁそんなに心配なくてもいいわよ。あの子自身はすごくいい子だし。それに最悪の場合は薬が使えるしね。ラウラちゃんは普段通り接してあげて。らそろそろお昼の時間だし、挨拶してきな」
「そうしてきます」
ラウラは席を立った。昼食までの時間はまだあったが、美和子の言う通り、先に挨拶を済ませておくことにした。
202号室。
「愛さん。こんにちわ」
「こんにちわ」
ロビーで見かけた時はポニーテルだったが、今は髪を解いている。良く手入れされた艶のある黒髪だ。
「間藤愛です。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします」
すらりとした背筋をしなやかに曲げお辞儀する。愛は大人びた品のある表情をする子だった。目鼻のはっきりとした華のある顔立ちに愛嬌の良い小さな笑みを浮かべている。
上品な立ち振る舞いは良家のお嬢様といった印象を受ける。
とても蟲継……虫神とのセックス中毒者には思えない。
「瀬野さん……は外から来た人なんですね」
「え? どうして」
「友達に転校して来た子がいましたので……その子が少し瀬野さんと雰囲気が似てるんです」
「転校生?」
「はい。これでも私の学校ですと珍しいことなんです。同じクラスだったので良く覚えてますよ。……あぁいえ少し失礼でしたか?」
「大丈夫、気にしないでください。少し驚いただけです」
「ふふ……瀬野さんはもう虫神様とはお会いになられましたか?」
どきりと胸が脈打った。
銀翅産神。
八百万道。
常帳尻
それに名前を知らないものも幾つか。慶香町に住む以上、それを目にしないなどありえない事だろう。
「蟲継はご覧になられましたか?」
愛は変わらずにこやかな顔でそう聞いてきた。ラウラにとってトラウマと言える記憶が掘り起こされる。
本能的な嫌悪感を抱かずには居られない巨大な虫の造形。そしてその虫に抱かれてよがる女の姿。
出来ることなら二度と見たくない、心の奥隅でそう思った時、ラウラはとある疑問を自覚した。
では何故自分ここに居る?
「もう……見ました」
「あら。そうなんですね」
そう答えるとなぜか残念そうな表情をした。どうかしたのかと尋ねようとした時、病室の扉が勢いよく開いた。
「こんにちわー」
ぺたぺたとスリッパを鳴らして一人の少女が入ってきた。
部活帰りに来たと言わんばかりの体操服姿。
上から羽織る高校指定の青いジャージはぶかぶかで、指先まですっぽりと袖口に隠れてしまっている。そのゼッケンには何故か彼女のものと違う「木野」の文字。
幼さを残しつつも非常に整った美貌にドヤ顔を浮かべてはしゃいでいる。
「やっほーお姉さん遊びに来たよ」
「月花?」
蛍原月花。
そして月花はラウラがこの診療所で働くことを提案した張本人だ。町へ訪れた初日は随分と世話になったが、入院以降、会うのは一週間と少しぶりだ。
遠慮なしにベットへと腰を下ろすと月花は愛に向き直った。
「愛ちゃんもついに収容されちゃったかー」
「はい。お恥ずかしながら」
「ずるいなぁ。今なら美人なお姉さんを独り占めじゃん」
「患者は私だけじゃないですよ」
冗談ぽく言う月花に愛は目を逸らして答える。
「二人は知り合いですか?」
「後輩だよ。この町は中学も小学校も一つしかないから同世代は必然的に知り合いになるんだ」
「そうなんですね」
「そうそう。一個下だし可愛い後輩のお見舞いぐらいしえあげないとね」
「ついでですよね?」
「……まぁそうなんだけど」
今度は月花がバツの悪そうな顔をした。事情は知らないがラウラからは見た二人の関係はなかなか複雑そうに思えた。
それでも仲は悪くないのかよそよそしさは感じられない。
「はいこれ、お見舞い」
月花はカバンの中からコミックスを数冊ベットの上に投げてよこした。愛は表紙を確認すると自分の後ろへと置いた。
「あの。これは私の趣味では……」
「クラスの子が良くくれるんだよね。いらないからあげる」
「はぁ」
「それじゃ私は帰るよ」
要件はそれだけだったのか、月花はすくりと立ち上がってベットから降りた。
「はい。ありがとうございました」
「体を大切にしてね」
そう言い残して月花は帰っていった。
その後もラウラが心配していたような症状は見られず、何事も無く一日が終わっていった。
時刻は周り深夜一時。とっくに業務を終えラウラは自分の病室で寝ていた。診療所で働く事になってもラウラの寝床はこの部屋だった。
緊急避妊薬の副作用は完全に抜けている。慣れない生活での疲れからかこの頃のラウラはよく眠れていた。
窓に差し込まれた鉄格子に重い扉。藍一郎が言うには虫神が苦手とする花類を庭に植えられている。
この病院において虫神は侵入できず、安全は確約されていた。
例外。
たった一種、闇走を除いて。
カサカサ。カサカサ。
その虫はどんな小さな隙間だろうが入り込み、どこにでも現れる。ぬらりと光る赤茶色の外骨格。長い触覚をゆらし静かに走る。その姿は蜚蠊。
ラウラの膣に生殖器を差し込み、眠姦の果てに子種を仕込んだこの個体は再びラウラの枕元に姿を表した。
闇走は脚を器用に使い掛け布団を剥いだ。その脚を覆う細かい毛はまるで一本一本意識が有るかのように自在に動き、あろうことかラウラの着ているパジャマのボタンを外し始めた。
パチン、パチンと静かな病室に音を残してラウラは剥かれていった。
ギチギチ……ギチギチ。
その音は何処から鳴るのだろうか、関節を軋ませて首を伸ばした闇走の顎がラウラの乳房を咥えた。
乳房に吸い付いた小顎。その奥から伸びるストロー状のぷっくりとした乳首をねぶりとる。
「んっ…はぁっ」
くすぐったそうに身をくねらせていたラウラから甘い声が漏れた。
闇走は攻める手を止めた。長細い楕円形の目に詰まった複眼が怪しく歪む。
絡み付いた舌がぬるりと滑り乳首を弾いた。それを最後に闇走は名残惜しそうに乳房から顎を離した。
「ん……?」
はだけたパジャマを治し、ボタンを止め直す。まるで何事もなかったかのように……。
深い眠りに落ちたままラウラはもどかしそうに太腿を擦っている。ねだるようなその仕草に答え闇走がラウラの股座に頭を突っ込んだ。
「???」
前足で太腿をどかし、パジャマのズボン越しに舌を這わせた。ゆっくりとゆっくりとマッサージするかの如く。
「んっ……はぁ……はぁ……」
闇走は長い時間をかけてラウラの下腹部を撫で回した。
ねちっこい愛部はけして絶頂を迎える事なく悪戯に劣情を燻らせた。目を覚さないまま、夢の中で、ギチギチと軋む虫の拭おうとも拭おうともへばりつく愛情に身を委ねる。
その時、ガタンと扉が閉まる音がした。
「へぅっ?!」
その音に全身が敏感になっていたラウラの体が反応する。跳ねるような感覚に揺さぶられ、ラウラは反射的目を覚ました。
「…………ん?」
そこにはもう、闇走の姿はない。
静かな病室。時計の針だけがカチカチと音を鳴らしている筈の廊下から微かに別の音が聞こえた。
すりすりとスリッパを擦る足音。
さほど気にはならず、もう一度眠りに落ちかけたラウラだったが、引きずるような重い音を聞いて飛び起きた。
その音は建て付けの悪い非常階段のドアだ。
覚醒したラウラの脳裏に悪い予感が浮かんだ。
「愛さん?」
屋上。そこに愛はいた。夜風に揺られ亡霊のように呆然と立っている。
何をするでもなくその視線は上へと向いていた。
「愛さん。どうしたんですか? ……愛さん?」
月明かりに照らされた愛の身体。
黒髪の隙間から覗く綺麗なうなじ。
ぴんと立った細い肩。
真っ直ぐに伸びた背筋。
異様に目を引く大きく膨れたお腹。
しめやかな張りのあるお尻。
肉付きの良い太もも。
全てが赤裸々に晒される。足元にはパジャマと下着が脱ぎ捨てられていた。
「愛さん……何をしてるんですか? 戻りましょう、風邪を……引きますよ?」
ラウラの声など届かない。
愛は微動だにせずただ待っていた。
呼吸を荒げ待ち構えている。
その股からは糸を引く愛液が涎のように垂れ落ちている。
「はあっ………はあっ………。来た」
ぶぅぅん。
風を漕ぐ羽音。それは星々の煌めく夜空、その虚空よき聞こえて来た。
巨大な影が月明かりの下へ落ちる。
「そんな……嘘」
それを見上げたラウラの表情が絶望に曇る。
耳障りな羽音を撒き散らし、風を纏った巨大が屋上へ舞い降りた。それは月の光を身に受け銀色に輝いた。
虫神、銀翅産尋。それは塵色の羽を持つ蠅の神。
「ひぃっ?!」
ラウラの引き攣った悲鳴が漏れた。
「銀翅産神様ぁ……チンコ……蟲継奉る……愛にください……」
甘ったるい撫で声で囁く愛。
舞い降りたその巨大な蠅へ愛は歩みよった。
その身体を銀翅産神は六本の足全てで捕縛した。
銀翅産神が愛の身体を持ち上げた。膨れたお腹に前脚を回して抱きつくと股を広げて抱き抱える。
羽を震わせ人を一人抱えたまま宙へ浮く。
腹部からずるりと溢れ落ちたペニス。肉袋を思わせるグロテスクな形をしていて先端が僅かに尖っている。
愛は両手を広げ抱きついて自らの身体を虫神へと押し付ける。
銀翅産神は前戯を必要としなかった。身をよじらせて濡れた愛の膣穴をペニスで貫いた。
愛の秘所はすでに十分濡れていた。ぬるりと滑り込むように巨大なペニスが愛の膣へと入り込んでいく。
「きたっ……チンポ! ああああっ!」
ぶうぅん。 ぶうぅん。
空中で巨体を揺らすと愛の腰が浮き沈みする。羽を持つ者にしかできないアクロバティックなピストンストロークだ。
「あっあっあっ! これっ! 凄いっ! きもちぃ!」
品の無い叫びを上げ愛の体がゆさゆさと振り回される。銀翅産神はまるで女体を道具のように軽々しく扱う。その腹に収まる命など眼中には無い。
込み上がる吐精欲に身を任せ生殖器を肉壺で擦るその刺激を堪能する。
ぶぅん。 ぶぅん。
「すごいよぉぉ おおっ! おおおおお! マンコ! マンコになるぅうう!」
激しさを増すストロークに愛は獣じみた咆哮で喘ぐ。
「あへぇえ……」
気の抜けた声を出してガクンと愛の首が後ろを向く。出鱈目に乱れた髪を振り回して無様な顔を晒した。表情筋は弛緩しきり、だらしなく開いた口は見っともない卑しい笑みを作ってピンク色の舌をぶら下げる。瞳孔が開いた瞳はぐるぐると周りやがてラウラの姿を捉えた。
「おっ! おっおぉ……みっ、みてぇましゅかぁー! 見てぇ! 見てぇ!」
涙で汚れた愛の目には引きつった表情の……愛を見るラウラの嫌悪の眼差しがしっかりと写し出される。
欲しかったものを手に入れた子供のように甲高い笑い声で愛が鳴いた。
「それぇ! その顔! すごくいいぃぃ! おおおおおっ! もっと見て! いくぅ! いぐゔぅぅぅ!!」
身体を大きく仰け反らせて愛が絶頂を迎える。膣口から潮を吹き、気持ちよさそうに小便を撒き散らす。口からは涎を乳首からは母乳を、穴という穴から液体を撒き散らす。
「きもちぃぃの……」
だが、今の愛は虫神のオナホール。彼が満足するまで余韻に浸る権利すら無い。
ぶぉん。 ぶぉん。
愛の体が上に下へと振り回させ銀翅産神のペニスを自重で扱かされる。
「ああああっ! うぇっ えぇ?! 好き! あああぁ?!」
ぶぅん。 ぶぅん。
繰り返されるストローク。無慈悲にも機械的なリズムでそれは続く。
「なる! なりましゅ! 人間やめゆ! あああん! 布切れにぃ……神様のザーメン拭くティッシュにぃ!」
もう、愛の表情は見えない。肉欲を持って虫神の肉欲を一身に受けるお役目。きっとそれはもう人ではないのだろう。
どくん! どくん!
「ああああっ!! キタっ ザメーメン来た! またいイクぅうううう!」
吐き出された白い子種は収まるべき穴が既に満杯な為、溢れ出し愛のおみ足を白く塗りつぶしていく。
その一部始終をラウラは余すことなく見せられた。
もう見ることは無いようにとさえ願った蟲継から目を離すことは出来なかった。
「あーあ、やっぱりこうなるか」
「?!」
いつの間にか後ろに美和子が立っていた。
「ここからの復帰は骨が折れるわね」
「美和子……愛さんが……」
消え入りそうな声で呟くラウラの頭をぽんぽんと撫でた。
「後はこっちでやるから今日はもうお休み」
風切り音と喘ぎ音が響き渡る屋上。一人の少女が拭い布と化した。
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