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嬉しそうに目をキラキラさせるオリバー。
「ではっ!」
「ハプニングは面白いですね・・・・・・」
「はい・・・?」
「今回は、前回人間が訪れてから、大分期間が空きましたからね。とても楽しかったです」
「それは・・・・・・」
悔しそうなオリバー。その悔しそうな顔もとっても可愛らしい。
「私はオリバーのことを・・・・・・」
ちらっとオリバーを見ると、今度は物欲しそうな子どもの顔をしている。あぁ、オリバーはいちいち可愛らしい。
「からかいがいがあって好きよ」
どう受け取っていいのか分からない顔をするオリバー。
「・・・・・・なら」
「眷属に? ダメよ。私はアナタをからかいたいのだから」
私はオリバーに近づき、にっこりと笑う。
私から何かを話してもいいのだけれど、それじゃあ・・・・・・一方通行だ。私が求めるのは、彼からの行動。それは出会ってから今までずーっと変わらない。
「ボクは眷属になっても・・・・・・」
「ふふふっ。ダメなのよ。アナタは私の言いなり。アナタの心なんて無くなる。そんな人形をからかっても私はちーっとも楽しくないわ」
「いいや、スカーレット様が望むなら、ボクの心は」
「ヴァンパイアを舐めないで。無駄よ」
私たちはそういう生物なのだ。
人間の皮を被っているように見えても、私は人間じゃない。
違う生物。
「ふっ・・・・・・あぁ、ごめんなさい」
人間が猿に恋するようなモノなんて言おうとしたけれど、想像したら笑えてしまった。
「でも・・・・・・ボクはもっとスカーレット様と居たいんだ」
(本当に・・・・・・)
「ねぇ、オリバー?」
「・・・はい」
「ネクタイを取って、第一ボタン・・・・・・第三ボタンまで開けて、右側の首を差し出して」
「はいっ!」
私が告げると、オリバーは嬉しそうにネクタイを解き、ボタンがはじけ飛んでしまうんじゃないかというくらい激しくボタンを外し、右側の首を差し出す。
「目を閉じて」
色っぽい鎖骨に男性らしい首筋がそそって、よだれが出るのが分かる。
私はゆっくりとオリバーの首に顔を近づけていくと、彼の美味しそうな香りが私の鼻腔を刺激し、私の八重歯が尖っていく。
「・・・・・・んっ」
私がオリバーの首に唇が触れると、オリバーが色っぽい声を出し、私は彼の首を吸っていく。オリバーは惚けた顔をしながら異変に気付き、青い瞳を開けた。
(私の赤い瞳とは真逆の瞳・・・・・・)
「んぐっ」
私は今度は彼の唇を奪った。
そして、私は彼から体液を奪うのではなく、舌を絡め、彼と唾液という体液を交換していく。
十分に堪能したと思って、唇を離そうとすると、
「きゃんぐっ」
生意気にもオリバーが私の唇を襲ってきて、激しく抱きしめられた。
(ちょっと・・・・・・眷属とは言え、周りに人が・・・・・・)
やっぱり、オリバーは猿なのかもしれない。
そう思うくらい、オリバーは私を激しく求めた。
「ではっ!」
「ハプニングは面白いですね・・・・・・」
「はい・・・?」
「今回は、前回人間が訪れてから、大分期間が空きましたからね。とても楽しかったです」
「それは・・・・・・」
悔しそうなオリバー。その悔しそうな顔もとっても可愛らしい。
「私はオリバーのことを・・・・・・」
ちらっとオリバーを見ると、今度は物欲しそうな子どもの顔をしている。あぁ、オリバーはいちいち可愛らしい。
「からかいがいがあって好きよ」
どう受け取っていいのか分からない顔をするオリバー。
「・・・・・・なら」
「眷属に? ダメよ。私はアナタをからかいたいのだから」
私はオリバーに近づき、にっこりと笑う。
私から何かを話してもいいのだけれど、それじゃあ・・・・・・一方通行だ。私が求めるのは、彼からの行動。それは出会ってから今までずーっと変わらない。
「ボクは眷属になっても・・・・・・」
「ふふふっ。ダメなのよ。アナタは私の言いなり。アナタの心なんて無くなる。そんな人形をからかっても私はちーっとも楽しくないわ」
「いいや、スカーレット様が望むなら、ボクの心は」
「ヴァンパイアを舐めないで。無駄よ」
私たちはそういう生物なのだ。
人間の皮を被っているように見えても、私は人間じゃない。
違う生物。
「ふっ・・・・・・あぁ、ごめんなさい」
人間が猿に恋するようなモノなんて言おうとしたけれど、想像したら笑えてしまった。
「でも・・・・・・ボクはもっとスカーレット様と居たいんだ」
(本当に・・・・・・)
「ねぇ、オリバー?」
「・・・はい」
「ネクタイを取って、第一ボタン・・・・・・第三ボタンまで開けて、右側の首を差し出して」
「はいっ!」
私が告げると、オリバーは嬉しそうにネクタイを解き、ボタンがはじけ飛んでしまうんじゃないかというくらい激しくボタンを外し、右側の首を差し出す。
「目を閉じて」
色っぽい鎖骨に男性らしい首筋がそそって、よだれが出るのが分かる。
私はゆっくりとオリバーの首に顔を近づけていくと、彼の美味しそうな香りが私の鼻腔を刺激し、私の八重歯が尖っていく。
「・・・・・・んっ」
私がオリバーの首に唇が触れると、オリバーが色っぽい声を出し、私は彼の首を吸っていく。オリバーは惚けた顔をしながら異変に気付き、青い瞳を開けた。
(私の赤い瞳とは真逆の瞳・・・・・・)
「んぐっ」
私は今度は彼の唇を奪った。
そして、私は彼から体液を奪うのではなく、舌を絡め、彼と唾液という体液を交換していく。
十分に堪能したと思って、唇を離そうとすると、
「きゃんぐっ」
生意気にもオリバーが私の唇を襲ってきて、激しく抱きしめられた。
(ちょっと・・・・・・眷属とは言え、周りに人が・・・・・・)
やっぱり、オリバーは猿なのかもしれない。
そう思うくらい、オリバーは私を激しく求めた。
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