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幼馴染み二人と西の森の事件に巻き込まれる
9 ゆっくりなら/D
しおりを挟む「……ん、ね、ディー」
「ん?」
「……僕の、これ……、外さない、の?」
目が覚めたフィーは自分のペニスを俺に見せながら、半泣きで訴えてきた。
…その上目遣い、可愛いな。
恋人の証と言いながらつけた淫具は、フィーの体格に似合う可愛いペニスの根本にしっかりとおさまっている。そんなところにも俺たちの色がついているのを見ると無条件で滾ってくるな。
「外さない」
「でも…」
「俺たちの色がついて綺麗だ」
「むぅ…」
俺たちの色がついていて嬉しい、綺麗だ。
そんな言葉をかければフィーは嫌がらない。
俺たちの色を纏えば纏うほど、その顔は幸福に解けていく。
「嬉しいだろ?」
裸のフィーを腕の中に抱き込んで顔中に口付ける。なだからかな背中をなでおろすと、ぴくりと体が震えた。
「……嬉しいけど、恥ずかしい、よ?」
「問題ないだろ。見るのは俺とエルだけだ」
「……僕も、見る……」
「じゃあ、見るたびに俺たちに愛されてるって実感するだろ?」
「……そう、だけど。でも、なんか、落ち着かない……」
「そのうち慣れる」
「うむぅ」
ふくれるフィーも可愛い。
「ディーとエルはつけないのに…」
「俺たちにつけるとしたら、フィーの色のピアスだな」
「……耳、もうついてるよ?」
「耳じゃなくて、ここ」
フィーの手を俺の軽く勃ちかけているペニスに導き、亀頭を触らせる。
予想していなかったのか、さっと頬を染めたフィーだが、手を離そうとはしない。
「……こんなところに、つけるの?」
「ああ」
「……エルが、痛いって、言ってた……?」
「覚えてるのか?」
「……なんとなく」
フィーの手の中でぬち…っと水音がし始める。フィーを気絶させるくらいしたというのに、もう欲しくなった。
「いれるときは痛いだろうな。…それより、ここにピアスをいれたら、フィーの中をそのピアスでごりごり削るぞ」
「えっ」
「いつもと違う刺激にフィーが耐えられるかな」
「ひゃん…っ」
まだ柔らかい蕾に指を這わせた。少し力を籠めれば、指先はすんなり飲み込まれる。
「うう……、は、はげしいの、ぼく、や、だぁ…っ」
「じゃあゆっくりやろう」
フィーに触られながらすっかりその気になったからな。
「でも、ごはん…っ」
「呼びにくるまでな」
「んぅ……っ」
フィーの体を持ち上げ、濡れた亀頭をフィーの蕾に押し当てる。
蕾はひくりと蠢き、すぐに飲み込もうとする。
「あ………あん………あ……ぁ」
香油で濡らしていないが、まあ…多分問題ない。
「ゆっくりだ、フィー」
「ん、でぃー」
言葉に従うようにゆっくりと腰をおとしていくフィー。
…突き上げたい。がんがん奥に突き立てたい。が、我慢だ。ゆっくりすると言ったのだから。
「は……は…ん」
「痛いか?」
「…ん、へい、き……、でぃー、きもち、いい?」
「ああ」
フィーの中は熱く熟れていた。十分育った俺のペニスがそのい熱い襞で抱かれているようだ。
「ぁん……、ぁ……でぃー……」
最後までいれたフィーが、くたりと俺に体を預けてきた。
淫具がつけられたままのペニスはゆるく上を向き蜜をこぼしているが、フィーはそれに気づいているだろうか。
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