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幼馴染み二人と蜜月を過ごします。…蜜月ってなんですか?
17 ディーと③
しおりを挟むディーの目、なんだか熱い。
僕と全然違う体がしっとりと汗をかいていて、どきどきする。
「動くよ、フィー」
「うん」
両方の太腿をぐいっと押された。
苦しくはない。
あんなにおっきかったディーのが、僕の中に入ってる。
ずりずり抜けていって根元のほうが見えるけど、そこだけでもびきびきと血管が浮いて見える。
抜かれて、また入れられて。
「あ、あん…っ、ぁ、あっ」
「……っ、フィー……っ」
ゆっくりだったのがだんだん早くなる。
そうされると、声は止まらないし、心臓がどきどきして苦しい。
けど、嬉しくて気持ちが良くて、とても幸せで、ディーのことが愛しくて堪らなくなった。
……そっか、これは、大好きな人と幸せを確認するための行為なんだ……って、思った。
「ディー……、イく、ぼく、イく……ぅ」
「好きなだけイっていい」
ぐちゅぐちゅ音がしてるお尻の中が熱い。
足から手を離したディーは、揺らされてぷるぷるしてる僕のおちんちんに手を添えて、流れてるものを塗り込めながら上下に擦ってきた。
「あ、あっ、ああーー……!!!」
「っ」
また、ぴゅくぴゅくでた。
一瞬ディーが動きを止めたけど、でもまたすぐ動き始めて、でもそれは、さっきより凄く、早くて、強くて。
「だめぇ……っ、や、やぁっ、でぃー、たすけて……たすけて……っ」
快感が強すぎて怖くなる。
お尻の中、ぎゅーぎゅーって締め付けてるし、体はなんかぞくぞくがとまらなくて、ずっとびくんびくんしてる。
「大丈夫。イきっぱなしになっちゃったんだね」
頭をなでてたエルが、額にキスをしてくれた。
ディーの手はずっと僕のをこすり続けていて、腰の動きも止まらない。
おなかの中がぎゅうぎゅうして、熱くなって、何かがこみ上げてきて、ふるふると頭を振った。
「でぃー、だめ、ぼく、もらしちゃう……っ、でぃー、だめ、とめて……っ」
「やめない」
「ひぅんん!!!」
意地悪に笑ったディーが、全部激しくしてきた。
僕の頭の中はもうぐちゃくちゃで、手でシーツを握りしめてた。
「や、やぁ、でちゃう、でちゃ………っ、んやあああー……!!!!」
ぷしゅうって、勢いよく何かが飛び出た。
「……っ、………っ」
ぐぐぐ……ってお尻に力が入って、でぃー……の動きが止まってお腹の奥に熱いものが広がっていく。
ときどき、ぐ、ぐ、って腰をおしつけてくるけど、頭の中がぐちゃぐちゃになるような動きはない。
……お腹のあたりも熱くてすごく濡れた。びしょびしょになった。
「……っ、ふぅ………っ、ん、フィー、上手に潮を吹けたな?」
はくはくと息をつきながら、ディーの声に耳を傾ける。
「おなかのなか、あつい……」
「ん、まだ出てる」
ディーが目を細めて微笑みながら僕の濡れたお腹を撫でた。
「ここにたっぷり出したよ、フィー」
「……だ、す?」
「そう。フィーが飲んでくれるだろ?俺の精液だ。……子種がここに入ってる」
子種。
そろりと、僕も自分のお腹をさすった。
「……赤ちゃん、できる?」
「「ぐぅ……っ」」
二人から変な声が漏れた。
「……フィー、赤ちゃんはできない。でも、フィーが俺たちのものっていう証だ」
「あかし……」
おなかの中、まだ熱い。熱くて熱くて、甘くて。
「うれしい……」
僕はディーのもの。
「……でも、ディーは?僕の入れてない。ディーは僕のものにならないの?」
「………っ、それはいらない。ここに出したら、俺もフィーのものになるんだ」
「……ほんと?」
「本当」
優しい顔でディーが言うから、きっと本当なんだ。
もう一度熱の残るお腹を撫でた。
「エル」
「ん?」
「エルのも……ちょうだい」
エルを頂戴。
僕も、エルのものにして。
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