幼馴染二人と冒険者になりました!

ゆずは

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幼馴染み二人と僕の15歳の試練

38 たくさんキスして

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 一枚一枚、丁寧に脱がされる。脱がされた服は、引き寄せた椅子の背もたれにかけられてた。
 お風呂に入るわけじゃないのに、全部脱がされた。
 心臓……いたい。
 恥ずかしくてベッドの上で膝を抱える様に座ってたら、またディーにくすっと笑われて、頭から着替えの服をかぶるように着せられる。

「フィー……可愛い」

 抱き上げられた。捲れた裾をぎゅぎゅって下ろしてる間に、ディーは椅子にかけてあった服をベッドに移して椅子に座った。
 ディーと向かい合うように足の上に降ろされて、僕を見るディーの優しい目に会う。

「キス?」

 頬をくすぐるように撫でられて、気持ちよくて口元に笑みが浮かんでしまう。

「うん……たくさんキスして」
「いいよ」

 ちゅ…って、音を立てながら、何度もしてくれる。
 ディーの手が背中を撫でて、お尻のあたりまで下がってくる。服の下、何もつけてない。

「うぅんん……」

 キスされたまま、服の裾を捲りあげられた。

「……三日も寝てたのに」

 キスの合間にこぼれた言葉。
 昨日の夜、お風呂に入れてもらったときもそうだったけど、ディーの指は何かを確かめるように僕の肌を滑っていく。
 ただ、昨日よりももっと丁寧で、時々お尻のあの場所も触られて、ビクビク身体が震えてしまう。

「んん……ぅ、キス……っ」
「ん」

 口元が笑った気がした。
 ぺろって唇を舐められて少し開いたら、すぐに舌が入ってきてかき回していく。

「はぅ……ん」

 きもちいい……っておもってたら、花の匂いがしてきた。

「まあ、ディーの言いたいことはわかるっていうか」

 エルの声と、テーブルの上でカタンて音。

「お茶入ったよ」

 耳元で、エルの声。
 項を舐められて、エルの手が後ろから伸びてきた。
 ディーの足を跨いでいる太腿をするりと撫でられて、形を変えてる僕のそこもするりと撫でる。

「ぁぅんん」
「はぁ…。固くして……可愛いなぁ、もう……。フィー、お茶、飲まないの?」
「の、む……ぅ…」
「ん。早くしないと冷めちゃうよ。……それとも、キスのほうがいいの?」

 ディーとの唾液が溢れてコクコク飲み込む。
 ちょっと口を離したら、エルに後ろから引っ張られた。ディーの脚の上で仰向けになるような感じで倒される途中の微妙な姿勢で固定されて、逆さ向きでキスされる。
 この姿勢……つらい……。

「んんう、んんぅぅ」

 エルとキスしてる間に、ディーが僕の服をまくって、胸にキスしてきた。エルの片手も、胸に伸びてきて、僕の小さな胸の粒を摘み上げる。

「あ……やぁんん」

 ディーも反対側に吸い付いてきた。
 ……おちゃ、飲みたいのに…っ。
 でも二人ともやめるつもりはないみたい。…さわって、とか、キスしてとか、言ったのは僕だけど……。

 でも、きもちくて、キスも好きで、どうしよう……って思ってたら、さっきエルに触られたそこを、今度はディーに触られた。

「ふぁっ」

 しかも、ぐしぐし擦られて、身体中熱くなってくる。

「あ、やあ……あ、ぁぁ、あ、ああっ」

 『恋人』になってから何度も経験してきたこと。恥ずかしいけど、二人がしてくれるから好き。

「ゃ……だ、ぁ……、ィくぅ………」
「いいよ」

 ぐちぐち音がする。
 口はしっかりエルに塞がれて……、その瞬間大きく体が跳ねた。

「んんんんー………っっ」

 ディーの手が濡れてく。
 僕の身体の震えが落ち着くと、ディーの手が離れて、いつの間にか用意されてたタオルで足の間を拭われた。
 服の裾も下ろされて、エルに抱き上げられた。


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