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春休みの適切な関係
晃司と綾人
しおりを挟む『………イった』
「どっちで?」
『オレ、自分で弄るときは大概前だけなんだけど……、両方いじった』
「可愛いやつだな」
『可愛いのは拓斗。……お前さ、極太ディルドとか……そんなの用意してんの?』
「綾人も使いたい?」
『……極太って、晃司のとどっちが太い?』
「俺のがでかいな」
『………なら、晃司のでいい』
「ニ輪挿しするか?」
『……オレのこと壊すつもりなのかなぁ……』
「壊さねぇよ」
『……せめて、拓斗と晃司のがいい……』
「じゃあ、明日にでもしてやるよ。ローション仕込んでこい」
『拓斗への優しさの半分くらいでいいから、オレに優しくしてくれないかなぁ。……明日?行っていいの?』
「ああ。むしろ、泊まりで。うちの親、二人ともしばらく留守になるようだから」
『え、なんで』
「遠方の親戚の不幸があって」
『あ~……、うん、そっか。喜んじゃいけないやつだ』
「綾人が来るのはもう伝えたし。ああ、でも、拓斗の制服とか、入学手続きとかもしなきゃならないから、出かけることも多いと思う」
『一緒に行くよ、もちろん。拓斗の初々しい制服姿見たいし、人目の無い外で犯すのもいいな』
「中出しして、ディルドで栓して帰宅だな」
『………………鬼畜。可哀想でしょ…、この間セックス覚えたばかりなのに…。ディルドなんていれたら、歩けないよ?拓斗…』
「まあ……、それもそうだな」
『……ローター、24時間持続……って、いつ抜くわけ?』
「充電切れたら」
『うっそ……。今、晃司挿れたよね?中綺麗にしないと……』
「ゴムつけたから問題ない。……母さんと父さんに気づかれるから、どっちにしても風呂場に行けないし」
『あー……なるほどね』
「明日、お前にも挿れてやるよ。イボつきのも買ったから」
『イボ……っ』
「二人の尻穴繋いで、眺めてるのもいいかもしれない……」
『お前……どこまで変態になるわけ?』
「恋人に変態とか失礼じゃないか?」
『オレとお前は恋人じゃない』
「へぇ?」
『う、だ、って』
「綾人」
『っ、んんっ』
「あんなにキスしたのになぁ?」
『あ、息、やめ……』
「俺のを美味そうにしゃぶってたよなぁ?」
『ん、んぅ……っ』
「なのに、俺のこと嫌いとでも言うのか…?」
『は、ぁぅ』
「お前のアナル、俺以外のもので満足できるのか…?俺のなら、お前が一番好きな直腸の奥をガンガン突きながら前立腺も擦れるぞ?……ほら、指、挿れろ。聞いててやるから」
『んっ、んんっ、や、やだっ』
「乳首も触れ。もう硬くなってるだろ?齧りつきたくなるくらいいい色してるよな…?」
『は……ぁぅ、ぁんやっ』
「……ああ。手が足りないな。俺がいればお前の先走りでどろどろになってるペニスを舐めて扱いてやれるのに。それとも、鈴口に舌を入れようか?尿道用のオモチャも用意したからな?…綾人が潮吹くところ、撮って残しておきたいなぁ?」
『も………やめ………っ』
「なあ、綾人」
『や……っ、も、やっ』
「拓斗と同じ位、お前のこと愛してるよ、俺」
『っ』
「だから、お前も俺のことも好きになれよ。今までより気持ちよくしてやるよ」
『………っ、なんでっ、こんな、ときにっ、そんなこと、言うわけ…!?』
「言いたくなった」
『……っ、ばっかじゃないの……っ。言っとくけど、オレの一番は不動の拓斗だからね!?』
「偶然だな。俺もだ」
『~~~っ、もうっ、もう…っ』
「恋人になれよ、綾人」
『~~~~~~っっ、もー……やだっ!!めんどくさい!!いいよ、恋人になる……!』
「……面倒って……、さすがの俺も傷つく……」
『……………………き』
「聞こえない。もう一回」
『やだ』
「……傷ついた」
『~~~っ』
「まあ、電話じゃだめだな。明日教えろよ。返事、待ってるから」
『え』
「覚悟決めて俺のものになれな」
『……知らないよ……もう……』
「愛してる、綾人」
『……知らない』
「知ってるだろ」
『……知らないっ』
「可愛いやつ。照れてるのか」
『照れてない!』
「明日、ぐちゃぐちゃにしてやるから、期待して今日は寝ろ」
『っ』
「俺も寝る」
『……、そういえば、拓斗の声、聞こえなくなってる……』
「イキっぱなしになって意識とんだ。そのまま寝たようだな。俺のもいれっぱなしだけど」
『………お前さぁ、そんな状況でオレに愛してるとか言ってんの…?』
「俺らしいよなぁ?」
『晃司らしくて笑えない。……とりあえず、明日。行くから』
「ああ、待ってる」
『……うん。おやすみ』
「ああ、おやすみ」
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