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第六十話
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「マリーさんってセイン君のこと嫌い何ですか?何か当たりがきついって言うか。」
「少年、嫌いってわけじゃないのよ。ただ...」
何か言おうとした時にミリアさんが話し出した。
「あれは、5年前だったかな。当時、彼の事を女の子だと思っていたマリーがいきなり...」
「ミリアーー!少し黙りましょうね。悪いことを言おうとしてるのはこの口かな!!」
マリーさんはミリアさんの口を塞ぎだした。
「私は、ただほんっとのことを...言わないから手をのけてくれ。」
マリーさんは、様子を伺いながら手をのけた。
「マリーさん、あの何があったんですか?」
「少年、知らなくていいこともあるのよ。」
僕は、その言葉で思い出した。
「ミリアさん。この町の中心ってなにがあるんですか?」
「ああ、初代ギルド長の銅像がおいてあるよ。まぁ、レプリカだけど。」
「レプリカ何ですか?」
「昔、誰かが銅像を爆発させて粉々にしたんだ。ただ、次の週には元通りになっていた。犯人も目的もわからないまま終わった不可思議な事件だったよ。なあ、マリー。」
「へえー。」
もしかして、マリーさんが犯人なんじゃないか。マリーさんの方を向くと、マリーさんの声が頭の中で聞こえた。
「少年。それ以上話すと夜スッゴいことするからね。」
マリーさんは、すごい笑顔でこちらを見つめていた。
「はい、わかりました。」
「ほんとよね~。私も小さい頃だったからよく覚えてないけど変な事件もあるわよね。少年、何か気になることでもあったの?」
「いえ、なにもないです。」
そんなことをしているとドッコンさんをつれセイン君は帰ってきた。
「やあ、セイン君からなかなか面白い話を聞いたよ。さあ、コートをきたらいこうと思うんだが誰がいくんだい?」
ドッコンさんは、厚着のコートを着て話し出した。マリーさんは、少し考えているようだった。
「私と...少年がいくわ。ミリアとユリスちゃんとあとセインは、居残りね。まぁすぐ帰って来るから。」
「先輩、僕もですか!?」
「あんたが来てもしょうがないでしょ。早くコート脱いで少年に渡しなさい。」
「ええ!?」
セイン君は、渋々コートを脱ぎ僕にコートを手渡した。僕はあまりセイン君の顔を見ないようにコートを着た。
「さあ、出発するわよ。少年、準備はいい?」
「はい、ドッコンさんお願いします。」
「よし、準備はできたようだね。さあ、いこうか。ノイド山脈へ。」
そこは、とてつもなく寒かった。息が真っ白になり本当に氷の世界だった。本当によくこんなところ見つけたな。
「ドッコンさん。これが、壁画よね。」
マリーさんが、壁画を指差した。確かにこの祠から月に向かっているようだった。
「その通り。近年遠隔自動操作型の機械が出来てね。まぁ、各地に配置した中の一つが見つけたんだ。だが、この周囲を探してみたがこれ以上の発見はなかったよ。」
「それって月にも行けたりするのかしら?」
「それは、出来ないだろうね。空も飛べるが少ししか飛べないからね。」
「マリーさんこの辺りみてきていいですか?」
「少年、いいけど目の届く範囲にしてね。」
僕は、壁画を見ながら進んだ。確かに月にいっている。ドーム型の施設があるようだ。ん?何か落ちている。それは、指輪だった。僕は、暗がりの中しゃがみこんで試しに指輪をはめてみた。
「マリーさん、指輪見つけました。誰かが落としたんですかね?」
振り返るとそこには、誰もいなかった。僕は、周りをみた。
そこは先ほどの景色とは違い。無機質な空間だった。上を見ると青い大きな星が輝いていた。
「ここは?まさか、月?」
「そうです。ご主人様。」
僕は、声の主をみた。それは、ただの球体だった。その球体の言葉を信じるなら僕は月に来てしまったのである。
「ご主人様ってこの僕が?」
「はい。その指輪をしている方は、ご主人様です。」
球体は淡々と答え出す。こいつが観測者か?
「ここで何してるの?」
「記録をとっています。」
「何の為に?」
「ご主人様が記録をしろと命じたのです。」
「僕が?」
「いえ、違います。」
どうやら違うようだ。当たり前か。
「いつからとっているの?」
「1億1286年5カ月24日5時間25分前からです。」
そんな前から何のためにとっているんだ?さっきの質問を少し変えてみよう。
「前のご主人様は、なんで君に記録を取れっていったのかな?」
「神と悪魔の討伐の為です。」
ってことは、おじいさん?いや、時代が違う。
「悪魔と神の状態は?」
「活動停止中。」
「この星の状態は?」
そこからは、マリーさんの予想通りだった。システムだけが残り暴走している。
「以上です。」
「他にこの星を危険にしているものはないの?」
「現状では、ありません。」
言い方が気になるな。質問を変えよう。
「将来的に危険を及ぼす可能性があるものはないの?」
「悪魔は2体いましたが、そのうちの一体が突然消え1000年間存在を確認出来ません。」
やはりあの子供...僕は悪魔の魂を持っていたのかもしれない。
「その悪魔は僕か?」
「いえ、違います。」
違うのか?
「違う?」
「はい。存在を確認出来ません。」
よくわからなくなってきた。次の質問に移ろう。
「どうやったらシステムは、無害化出来るの?」
「蓄積媒体の破壊、悪魔による制御停止又は封魔剣を使用したエネルギーの循環。ただし、媒体の破壊は星の連鎖崩壊の危険性有り。」
「封魔剣は、マリーさんがいってたやつか。このままだといつ崩壊するの?」
「およそ1年後です。現在、循環があり期間が伸びました。」
1年後だって!?
僕は2つの封魔剣を発動ししばらくの間重ね合わせた。
「これでどのくらい?」
「現在2年程度と予測されます。」
「ちなみに循環してなかったらいつ崩壊してたの?」
「昨日の時点で崩壊可能領域に入っていたのでいつ崩壊してもおかしくはありませんでした。」
本当にギリギリだったんだな。
「ちなみに限界まで循環かけてどの位持つの?」
「1000年程度と予測されます。」
だからおじいさんは、僕をこの時代に飛ばしたのか?まずはマリーさんへ報告だ。
「どうやって帰ればいいの?」
「指輪を外して下さい。」
僕は、言われたとおり指輪を外した。外すと元の祠に戻っていた。
「少年、嫌いってわけじゃないのよ。ただ...」
何か言おうとした時にミリアさんが話し出した。
「あれは、5年前だったかな。当時、彼の事を女の子だと思っていたマリーがいきなり...」
「ミリアーー!少し黙りましょうね。悪いことを言おうとしてるのはこの口かな!!」
マリーさんはミリアさんの口を塞ぎだした。
「私は、ただほんっとのことを...言わないから手をのけてくれ。」
マリーさんは、様子を伺いながら手をのけた。
「マリーさん、あの何があったんですか?」
「少年、知らなくていいこともあるのよ。」
僕は、その言葉で思い出した。
「ミリアさん。この町の中心ってなにがあるんですか?」
「ああ、初代ギルド長の銅像がおいてあるよ。まぁ、レプリカだけど。」
「レプリカ何ですか?」
「昔、誰かが銅像を爆発させて粉々にしたんだ。ただ、次の週には元通りになっていた。犯人も目的もわからないまま終わった不可思議な事件だったよ。なあ、マリー。」
「へえー。」
もしかして、マリーさんが犯人なんじゃないか。マリーさんの方を向くと、マリーさんの声が頭の中で聞こえた。
「少年。それ以上話すと夜スッゴいことするからね。」
マリーさんは、すごい笑顔でこちらを見つめていた。
「はい、わかりました。」
「ほんとよね~。私も小さい頃だったからよく覚えてないけど変な事件もあるわよね。少年、何か気になることでもあったの?」
「いえ、なにもないです。」
そんなことをしているとドッコンさんをつれセイン君は帰ってきた。
「やあ、セイン君からなかなか面白い話を聞いたよ。さあ、コートをきたらいこうと思うんだが誰がいくんだい?」
ドッコンさんは、厚着のコートを着て話し出した。マリーさんは、少し考えているようだった。
「私と...少年がいくわ。ミリアとユリスちゃんとあとセインは、居残りね。まぁすぐ帰って来るから。」
「先輩、僕もですか!?」
「あんたが来てもしょうがないでしょ。早くコート脱いで少年に渡しなさい。」
「ええ!?」
セイン君は、渋々コートを脱ぎ僕にコートを手渡した。僕はあまりセイン君の顔を見ないようにコートを着た。
「さあ、出発するわよ。少年、準備はいい?」
「はい、ドッコンさんお願いします。」
「よし、準備はできたようだね。さあ、いこうか。ノイド山脈へ。」
そこは、とてつもなく寒かった。息が真っ白になり本当に氷の世界だった。本当によくこんなところ見つけたな。
「ドッコンさん。これが、壁画よね。」
マリーさんが、壁画を指差した。確かにこの祠から月に向かっているようだった。
「その通り。近年遠隔自動操作型の機械が出来てね。まぁ、各地に配置した中の一つが見つけたんだ。だが、この周囲を探してみたがこれ以上の発見はなかったよ。」
「それって月にも行けたりするのかしら?」
「それは、出来ないだろうね。空も飛べるが少ししか飛べないからね。」
「マリーさんこの辺りみてきていいですか?」
「少年、いいけど目の届く範囲にしてね。」
僕は、壁画を見ながら進んだ。確かに月にいっている。ドーム型の施設があるようだ。ん?何か落ちている。それは、指輪だった。僕は、暗がりの中しゃがみこんで試しに指輪をはめてみた。
「マリーさん、指輪見つけました。誰かが落としたんですかね?」
振り返るとそこには、誰もいなかった。僕は、周りをみた。
そこは先ほどの景色とは違い。無機質な空間だった。上を見ると青い大きな星が輝いていた。
「ここは?まさか、月?」
「そうです。ご主人様。」
僕は、声の主をみた。それは、ただの球体だった。その球体の言葉を信じるなら僕は月に来てしまったのである。
「ご主人様ってこの僕が?」
「はい。その指輪をしている方は、ご主人様です。」
球体は淡々と答え出す。こいつが観測者か?
「ここで何してるの?」
「記録をとっています。」
「何の為に?」
「ご主人様が記録をしろと命じたのです。」
「僕が?」
「いえ、違います。」
どうやら違うようだ。当たり前か。
「いつからとっているの?」
「1億1286年5カ月24日5時間25分前からです。」
そんな前から何のためにとっているんだ?さっきの質問を少し変えてみよう。
「前のご主人様は、なんで君に記録を取れっていったのかな?」
「神と悪魔の討伐の為です。」
ってことは、おじいさん?いや、時代が違う。
「悪魔と神の状態は?」
「活動停止中。」
「この星の状態は?」
そこからは、マリーさんの予想通りだった。システムだけが残り暴走している。
「以上です。」
「他にこの星を危険にしているものはないの?」
「現状では、ありません。」
言い方が気になるな。質問を変えよう。
「将来的に危険を及ぼす可能性があるものはないの?」
「悪魔は2体いましたが、そのうちの一体が突然消え1000年間存在を確認出来ません。」
やはりあの子供...僕は悪魔の魂を持っていたのかもしれない。
「その悪魔は僕か?」
「いえ、違います。」
違うのか?
「違う?」
「はい。存在を確認出来ません。」
よくわからなくなってきた。次の質問に移ろう。
「どうやったらシステムは、無害化出来るの?」
「蓄積媒体の破壊、悪魔による制御停止又は封魔剣を使用したエネルギーの循環。ただし、媒体の破壊は星の連鎖崩壊の危険性有り。」
「封魔剣は、マリーさんがいってたやつか。このままだといつ崩壊するの?」
「およそ1年後です。現在、循環があり期間が伸びました。」
1年後だって!?
僕は2つの封魔剣を発動ししばらくの間重ね合わせた。
「これでどのくらい?」
「現在2年程度と予測されます。」
「ちなみに循環してなかったらいつ崩壊してたの?」
「昨日の時点で崩壊可能領域に入っていたのでいつ崩壊してもおかしくはありませんでした。」
本当にギリギリだったんだな。
「ちなみに限界まで循環かけてどの位持つの?」
「1000年程度と予測されます。」
だからおじいさんは、僕をこの時代に飛ばしたのか?まずはマリーさんへ報告だ。
「どうやって帰ればいいの?」
「指輪を外して下さい。」
僕は、言われたとおり指輪を外した。外すと元の祠に戻っていた。
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