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第五十五話
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「さあ、選べ。」
僕は、本のページをめくった。本には、武器の絵と性質や特徴などがかかれていた。
「この剣は、少しイメージと違うな。次のページは...ん?あれ絵しか書かれてない。」
「ん?ああ、これはダメじゃ。たっくこんなとこに入ってたんじゃの。まあ、この前のロストテクノロジーのおまけ何じゃがタダのガラクタじゃ。とばしてくれ。」
「え?」
「え?」
マリーさんと声が揃ってしまった。
「ほれ、もうちょっとしたらドラゴンの牙で作った剣があるんじゃが、これが傑作での。」
「ちょっとこの剣見せてもらえませんか?」
「こんなガラクタみてもしかたないから次のページを...」
お爺さんが、何か言おうとし時にマリーさんは本の中に手を突っ込んた。何かの魔法だろう。本から手を引き出すと白銀の剣をマリーさんは、握っていた。
「はい、少年。」
マリーさんは、僕に剣を手渡した。
「マリーお主何するんじゃ。壊れたらどうする気じゃ。」
「少年がみたいって言ってるんだから早く見せなさいよ。」
二人で口論をしている間に僕は、この剣を眺めていた。まず、特徴的なのは、刃がついていない。模造刀なのだろうか?
だが、この剣はあの場所から見つかっているのなら何かあるのかもしれない。
「この剣ください。」
「そんなガラクタどうするんじゃ。刃もついてない...」
「さて、少年も好きなもの選んだしさようならー。」
「マリーお主は、まっ...」
何かを言おうとしていたが、あっという間にどこかへ消えていった。
「さて、少年うるさいのが帰ってくる前に遺跡に飛ばすよ。あっちには、話はついてるから。準備はいいね?」
「はい。」
「まあAランカーしかいけないけどそこまで危険なとこじゃないから大丈夫だよ。本当に景色もいいし青いのどかな海が広がってるしリゾート気分を味わってきなよ。じゃあ、いってらっしゃいー。」
危険なところではない、そう聞いたその一秒後に僕は地獄を見たのだった。まず、火の玉が見えた。ユリスがふざけてぶつけてくるそんなかわいいものではなく確実に当たったら死ぬであろう赤い火の玉が僕の右側を通り過ぎ後ろの建物を吹き飛ばした。
「ドッコンカイザーエンペラーキングドラゴンだ。全員逃げろー。」
どこかで聞いたふざけた名前は、ユリスの冗談などではなく本当にそこにはいた。そして、ここから逃げなければ僕は死ぬかもしれないと思うほどの凶暴さと強さを感じた。
「マリーさん。聞こえますか!?」
「...」
どうやら聞こえていない。周りをみても青い海ではなく火の海だ。逃げる場所もない。ならば本当に仕方ないが戦うしかない。僕は、さっき手に入れた剣を両手で持った。そして、あの火の玉を消滅させるため青い封魔剣と赤い封魔剣と同時に発動した。
発動した瞬間ドラゴンと目があった。大きな声をあげると大きく息を吸い込み風船のように腹を膨らませたかと思うとさっき見た火の玉の何倍もある火の玉をこちらに向けて放ってきた。
斬りつけた剣が火の玉へぶつかると青い封魔剣は一瞬で消えてしまった。ただ、赤い封魔剣は火の玉を飲み込みあっという間に消してしまった。
その光景を見たドラゴンは、こちらの様子を伺った後、翼を広げ空へ飛んでいった。
逃げたのか?そんな感じではなかった。あれは、何かしかけてくる目だ。
「君!早く逃げるんだ。空から突進してくるぞ!」
誰かの声が聞こえた。逃げるっていっても逃げ場所がない。
「マリーさんがいれば...」
「あれ?少年よんだ?ごめんトイレいってた。なに?忘れ物?」
「マリーさん早く戻...」
僕が戻れば僕は助かるだろう。いや、僕しか助からないだろう。
「オッケーじゃあ戻...」
「まってください。マリーさんこの辺の人達を避難させたいんですけどできますか?」
「少年何の話?...状況がわからないからできないわ。」
「じゃあ、僕を10メートル上へ移動させることってできますか。」
「それなら、できるけど少年どうしたの?」
「わかりました。」
「少年、今一体どういう状況なの?」
「ドラゴンに襲われています。僕が、合図したら10メートル上へ移動させてください。」
「ドッドラゴン!?わかったわ。」
どこだ。どこにいる。神経を研ぎ澄ませ。いた!
真上からとてつもない巨体が信じられないスピードでやってきた。まだだ。まだ早い。ギリギリまで引きつける。
「今だ!」
地面へドラゴンが追突しとてつもない爆音とともに砂煙がまった。そして、僕は尻尾に乗っていた。
「少年大丈夫!?私も準備したらすぐいくから。」
「なんとか。マリーさんは、また僕を移動させる準備してください。もう、間に合いません!」
ドラゴンは、再度空高くへ浮かぼうとしていた。
「...わかったわ。」
僕は、尻尾へ剣を突き立てた。切れはしないが突き立てることはできた。ドラゴンの悲鳴が聞こえた。ドラゴンは振り解こうと尻尾を振り回したが、なんとか耐えきった。次の瞬間もうスピードで上空へ駆け上がった。下にみえる街が小さくみえた頃、突然動きが止まった。ドラゴンの魔力がつきたのだ。落下し始めた!?
「マリーさん!家に帰してください!!」
次の瞬間、マリーさんの家のテーブルをぶっ壊し潰れた蛙のようになって倒れていた。
僕は、本のページをめくった。本には、武器の絵と性質や特徴などがかかれていた。
「この剣は、少しイメージと違うな。次のページは...ん?あれ絵しか書かれてない。」
「ん?ああ、これはダメじゃ。たっくこんなとこに入ってたんじゃの。まあ、この前のロストテクノロジーのおまけ何じゃがタダのガラクタじゃ。とばしてくれ。」
「え?」
「え?」
マリーさんと声が揃ってしまった。
「ほれ、もうちょっとしたらドラゴンの牙で作った剣があるんじゃが、これが傑作での。」
「ちょっとこの剣見せてもらえませんか?」
「こんなガラクタみてもしかたないから次のページを...」
お爺さんが、何か言おうとし時にマリーさんは本の中に手を突っ込んた。何かの魔法だろう。本から手を引き出すと白銀の剣をマリーさんは、握っていた。
「はい、少年。」
マリーさんは、僕に剣を手渡した。
「マリーお主何するんじゃ。壊れたらどうする気じゃ。」
「少年がみたいって言ってるんだから早く見せなさいよ。」
二人で口論をしている間に僕は、この剣を眺めていた。まず、特徴的なのは、刃がついていない。模造刀なのだろうか?
だが、この剣はあの場所から見つかっているのなら何かあるのかもしれない。
「この剣ください。」
「そんなガラクタどうするんじゃ。刃もついてない...」
「さて、少年も好きなもの選んだしさようならー。」
「マリーお主は、まっ...」
何かを言おうとしていたが、あっという間にどこかへ消えていった。
「さて、少年うるさいのが帰ってくる前に遺跡に飛ばすよ。あっちには、話はついてるから。準備はいいね?」
「はい。」
「まあAランカーしかいけないけどそこまで危険なとこじゃないから大丈夫だよ。本当に景色もいいし青いのどかな海が広がってるしリゾート気分を味わってきなよ。じゃあ、いってらっしゃいー。」
危険なところではない、そう聞いたその一秒後に僕は地獄を見たのだった。まず、火の玉が見えた。ユリスがふざけてぶつけてくるそんなかわいいものではなく確実に当たったら死ぬであろう赤い火の玉が僕の右側を通り過ぎ後ろの建物を吹き飛ばした。
「ドッコンカイザーエンペラーキングドラゴンだ。全員逃げろー。」
どこかで聞いたふざけた名前は、ユリスの冗談などではなく本当にそこにはいた。そして、ここから逃げなければ僕は死ぬかもしれないと思うほどの凶暴さと強さを感じた。
「マリーさん。聞こえますか!?」
「...」
どうやら聞こえていない。周りをみても青い海ではなく火の海だ。逃げる場所もない。ならば本当に仕方ないが戦うしかない。僕は、さっき手に入れた剣を両手で持った。そして、あの火の玉を消滅させるため青い封魔剣と赤い封魔剣と同時に発動した。
発動した瞬間ドラゴンと目があった。大きな声をあげると大きく息を吸い込み風船のように腹を膨らませたかと思うとさっき見た火の玉の何倍もある火の玉をこちらに向けて放ってきた。
斬りつけた剣が火の玉へぶつかると青い封魔剣は一瞬で消えてしまった。ただ、赤い封魔剣は火の玉を飲み込みあっという間に消してしまった。
その光景を見たドラゴンは、こちらの様子を伺った後、翼を広げ空へ飛んでいった。
逃げたのか?そんな感じではなかった。あれは、何かしかけてくる目だ。
「君!早く逃げるんだ。空から突進してくるぞ!」
誰かの声が聞こえた。逃げるっていっても逃げ場所がない。
「マリーさんがいれば...」
「あれ?少年よんだ?ごめんトイレいってた。なに?忘れ物?」
「マリーさん早く戻...」
僕が戻れば僕は助かるだろう。いや、僕しか助からないだろう。
「オッケーじゃあ戻...」
「まってください。マリーさんこの辺の人達を避難させたいんですけどできますか?」
「少年何の話?...状況がわからないからできないわ。」
「じゃあ、僕を10メートル上へ移動させることってできますか。」
「それなら、できるけど少年どうしたの?」
「わかりました。」
「少年、今一体どういう状況なの?」
「ドラゴンに襲われています。僕が、合図したら10メートル上へ移動させてください。」
「ドッドラゴン!?わかったわ。」
どこだ。どこにいる。神経を研ぎ澄ませ。いた!
真上からとてつもない巨体が信じられないスピードでやってきた。まだだ。まだ早い。ギリギリまで引きつける。
「今だ!」
地面へドラゴンが追突しとてつもない爆音とともに砂煙がまった。そして、僕は尻尾に乗っていた。
「少年大丈夫!?私も準備したらすぐいくから。」
「なんとか。マリーさんは、また僕を移動させる準備してください。もう、間に合いません!」
ドラゴンは、再度空高くへ浮かぼうとしていた。
「...わかったわ。」
僕は、尻尾へ剣を突き立てた。切れはしないが突き立てることはできた。ドラゴンの悲鳴が聞こえた。ドラゴンは振り解こうと尻尾を振り回したが、なんとか耐えきった。次の瞬間もうスピードで上空へ駆け上がった。下にみえる街が小さくみえた頃、突然動きが止まった。ドラゴンの魔力がつきたのだ。落下し始めた!?
「マリーさん!家に帰してください!!」
次の瞬間、マリーさんの家のテーブルをぶっ壊し潰れた蛙のようになって倒れていた。
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