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初めての感情②(ラヨネ視点)
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頭がふわふわする。
喉が痛くて苦しくて手を伸ばすと力強く優しい手が僕の手を握り、視界に少し白髪の混じった金のたてがみが映る。
猫特有の縦に切長の瞳孔の瞳からは優しい眼差しが注がれ、お兄様と同じで獅子の獣人なのにとても優しい柔らかな笑みをその人は浮かべる。
「ラヨネ。大丈夫かい? 熱が高いと聞いたよ。」
公務の途中で抜け出して僕のお見舞いに来てくれたお父様が僕の肩を優しく抱き寄せて水差しで、熱でカラカラになった喉を潤してくれる。
優しい眼差し。
優しい表情。
大好きだったあの温もり。
全て今も心に残っているのにもうこの世界のどこにもいないその温もり。目を瞑れば何時だってお父様の夢を見るのにもう何処にも居ない。
いっそ、夢だと気付かなければいいのに何時だってこれは夢だと気付いてしまう。
「眠れないのかい? じゃあ、御伽噺でも聞かせてあげようか。」
夢の中のお父様はあの頃何度も読み聞かせてくれた絵本を取り出し、読み始める。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
昔。昔。
この世界には獣人、魔族、人族以外にも数多の種族達が住んでいました。
しかし、彼等は皆傲慢で自身達こそが優れた種族だと主張し、争いばかりしていました。やがて争いで多くの種族達が絶滅していきました。
しかし争いは絶える事はなく、それを憂いた大魔法使いは自身が持っていた剣にある魔法を施し、岩に刺しました。
『この剣は世界の意志が宿っている。この剣を岩から抜きし者こそ、全種族をまとめ、世界の王となる者。』
その言葉に皆、その剣を抜こうと躍起になりましたが、どんな権力者でも勇猛果敢な騎士や冒険者でもその剣を抜く事は出来ませんでした。
皆がその剣を抜く事を諦め始めた頃。
一人の心優しき少年がその剣に手を掛けました。
少年は王などには興味はなく、その剣の価値も知りませんでした。
その見事な剣をどうしても騎士である自身のお兄さんにあげたいという一心で抜こうとしました。
すると全ての挑戦者を拒絶するかのように岩から抜けなかった剣が最も簡単に抜けたではありませんか。
少年は喜び剣を掲げました。
きっとこの素晴らしい剣をあげたらお兄さんも喜んでくれるに違いないと。
『優しく欲のない者よ。貴方こそ、この世界の王に相応しい。』
剣を掲げると一陣の風が吹き、剣に魔法をかけた大魔法使いが姿を現し、少年に王になるように告げました。勿論、王に興味がない少年は自身はその器ではないと断りました。
『一切の欲に溺れず、一心に誰かを思いやれるその心こそ、この世界に必要なのです。傲慢で満ち溢れてしまったこの乱世には。』
このままではこの世界から知性ある全種族が滅びるまで争いは無くならないでしょう。
それを阻止する為に力を貸してほしい。
大魔法使いの願いに心を打たれ、少年は王になる決心をしました。
この少年は後に幾多の困難を乗り越えて、大魔法使いの預言通り王となりました。
少年の後ろには何時も大魔法使いと種族の垣根を越えて少年を慕う騎士達が付き従い、支えていました。
少年の自身の為ではなく、一心に誰かを思える心が自身達こそが一番だと傲慢に争っていた種族達の心を変えたのです。
争っていた全種族が手を取り合い、世界は平和になったのでした。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
絵本がパタリとしまり、お父様は優しく絵本の背表紙を撫でた。
とても穏やかで優しい眼差しを絵本の中の少年に向けていた。
「これはもう何百年も前からある物語の一部でね。この少年の、王の名は、皆から忘れ去られてしまっても決して誰の心からも消えなかった《彼の王》の話。……ラヨネも決してこの物語を忘れてはいけないよ。」
これは受け継がれなければいけないものなんだ。
お父様はそう僕に言い聞かせる。
「私達の先祖は彼の王に騎士として仕えた隻腕の騎士ベディヴィア。隻腕であっても戦場で獅子奮迅の活躍をして《彼の王》を支えた者のひとり。時代が流れ、世代が、立場が、変わってもこの忠義だけは忘れてはならない。」
ぼんやりと夢の世界が徐々に遠のく。
お父様の姿も声も掠れ、世界が崩れていく。
「ラヨネ。お前は……だ。」
優しい夢は消え去り、何時も残るのは暗い感情ばかり。
何故。いなくなってしまったの?
お父様はあの時なんて言ったの?
ねぇ、お父様。
お父様が呼んでくれた絵本の通りこの世界は本当に平和になったの?
平和になった世界でも人族の血が混ざっている僕達は許されざる存在なの?
ねぇ。お父様…。お父様……。
…………。
…………………。
シトシトと雨の降る音がする。
意識が浮上し、目を開けようとしたが雨の音に一人になった日を思い出して、目を開けるのが怖くなった。
目を開けたらまたあの場所に居たらどうしよう。そんなありえない事が頭を駆け巡り、恐怖で手に力を入れると誰かの手の感触がした。
それはお父様のものとは違い、ふさふさの毛はなくつるっとした肌で、指一つ一つが細長い。
「コタ? 」
目を開けるとそこにはすぅすぅと寝息を立てて幸せそうに眠る大好きな人の顔があった。
その姿を見た途端、恐怖は消え去り、心に残るどうしようもない暗い感情はその身体に抱きついている間は何処かへ消えてしまう。
「ねぇ。コタは世界から要らない存在の僕でも一緒に居てくれる? 」
そう寝てて答える筈のないコタに問い、ほんのり桃色に染まるコタの血色のいい頰を撫でる。すると頰を撫でる手をギュッとコタが抱き寄せ、更に幸せそうな寝顔を浮かべる。
それだけで必要とされている気分になり、心が満たされる。
「コタ。僕の世界にはもうコタだけでいい。…コタだけがいいんだ。」
コタは半獣人で草食階級の僕でも助けてくれた。孤独にしないと言ってくれた。
コタの隣は心強くてとても温かい。
だけどコタの隣以外の世界は僕には冷たく、僕を拒絶する。
そんな世界なら要らない。
僕にはもうコタしか要らない。他の奴なんて居なくていい。
「君は《彼の王》への忠義を捨てるのかな? 」
ふと二人だけの世界に余計な声が響いた。
その声はまるで僕の全てを分かっているかのように一番聞きたくない、忘れたい言葉を忘れるなと言わんばかりに吐く。
振り向くとそこにはコタに毎日セクハラ行為をする今、この世で僕が最も煩わしく思っているエルフが薬の乗ったお盆を持ち立っていた。
喉が痛くて苦しくて手を伸ばすと力強く優しい手が僕の手を握り、視界に少し白髪の混じった金のたてがみが映る。
猫特有の縦に切長の瞳孔の瞳からは優しい眼差しが注がれ、お兄様と同じで獅子の獣人なのにとても優しい柔らかな笑みをその人は浮かべる。
「ラヨネ。大丈夫かい? 熱が高いと聞いたよ。」
公務の途中で抜け出して僕のお見舞いに来てくれたお父様が僕の肩を優しく抱き寄せて水差しで、熱でカラカラになった喉を潤してくれる。
優しい眼差し。
優しい表情。
大好きだったあの温もり。
全て今も心に残っているのにもうこの世界のどこにもいないその温もり。目を瞑れば何時だってお父様の夢を見るのにもう何処にも居ない。
いっそ、夢だと気付かなければいいのに何時だってこれは夢だと気付いてしまう。
「眠れないのかい? じゃあ、御伽噺でも聞かせてあげようか。」
夢の中のお父様はあの頃何度も読み聞かせてくれた絵本を取り出し、読み始める。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
昔。昔。
この世界には獣人、魔族、人族以外にも数多の種族達が住んでいました。
しかし、彼等は皆傲慢で自身達こそが優れた種族だと主張し、争いばかりしていました。やがて争いで多くの種族達が絶滅していきました。
しかし争いは絶える事はなく、それを憂いた大魔法使いは自身が持っていた剣にある魔法を施し、岩に刺しました。
『この剣は世界の意志が宿っている。この剣を岩から抜きし者こそ、全種族をまとめ、世界の王となる者。』
その言葉に皆、その剣を抜こうと躍起になりましたが、どんな権力者でも勇猛果敢な騎士や冒険者でもその剣を抜く事は出来ませんでした。
皆がその剣を抜く事を諦め始めた頃。
一人の心優しき少年がその剣に手を掛けました。
少年は王などには興味はなく、その剣の価値も知りませんでした。
その見事な剣をどうしても騎士である自身のお兄さんにあげたいという一心で抜こうとしました。
すると全ての挑戦者を拒絶するかのように岩から抜けなかった剣が最も簡単に抜けたではありませんか。
少年は喜び剣を掲げました。
きっとこの素晴らしい剣をあげたらお兄さんも喜んでくれるに違いないと。
『優しく欲のない者よ。貴方こそ、この世界の王に相応しい。』
剣を掲げると一陣の風が吹き、剣に魔法をかけた大魔法使いが姿を現し、少年に王になるように告げました。勿論、王に興味がない少年は自身はその器ではないと断りました。
『一切の欲に溺れず、一心に誰かを思いやれるその心こそ、この世界に必要なのです。傲慢で満ち溢れてしまったこの乱世には。』
このままではこの世界から知性ある全種族が滅びるまで争いは無くならないでしょう。
それを阻止する為に力を貸してほしい。
大魔法使いの願いに心を打たれ、少年は王になる決心をしました。
この少年は後に幾多の困難を乗り越えて、大魔法使いの預言通り王となりました。
少年の後ろには何時も大魔法使いと種族の垣根を越えて少年を慕う騎士達が付き従い、支えていました。
少年の自身の為ではなく、一心に誰かを思える心が自身達こそが一番だと傲慢に争っていた種族達の心を変えたのです。
争っていた全種族が手を取り合い、世界は平和になったのでした。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
絵本がパタリとしまり、お父様は優しく絵本の背表紙を撫でた。
とても穏やかで優しい眼差しを絵本の中の少年に向けていた。
「これはもう何百年も前からある物語の一部でね。この少年の、王の名は、皆から忘れ去られてしまっても決して誰の心からも消えなかった《彼の王》の話。……ラヨネも決してこの物語を忘れてはいけないよ。」
これは受け継がれなければいけないものなんだ。
お父様はそう僕に言い聞かせる。
「私達の先祖は彼の王に騎士として仕えた隻腕の騎士ベディヴィア。隻腕であっても戦場で獅子奮迅の活躍をして《彼の王》を支えた者のひとり。時代が流れ、世代が、立場が、変わってもこの忠義だけは忘れてはならない。」
ぼんやりと夢の世界が徐々に遠のく。
お父様の姿も声も掠れ、世界が崩れていく。
「ラヨネ。お前は……だ。」
優しい夢は消え去り、何時も残るのは暗い感情ばかり。
何故。いなくなってしまったの?
お父様はあの時なんて言ったの?
ねぇ、お父様。
お父様が呼んでくれた絵本の通りこの世界は本当に平和になったの?
平和になった世界でも人族の血が混ざっている僕達は許されざる存在なの?
ねぇ。お父様…。お父様……。
…………。
…………………。
シトシトと雨の降る音がする。
意識が浮上し、目を開けようとしたが雨の音に一人になった日を思い出して、目を開けるのが怖くなった。
目を開けたらまたあの場所に居たらどうしよう。そんなありえない事が頭を駆け巡り、恐怖で手に力を入れると誰かの手の感触がした。
それはお父様のものとは違い、ふさふさの毛はなくつるっとした肌で、指一つ一つが細長い。
「コタ? 」
目を開けるとそこにはすぅすぅと寝息を立てて幸せそうに眠る大好きな人の顔があった。
その姿を見た途端、恐怖は消え去り、心に残るどうしようもない暗い感情はその身体に抱きついている間は何処かへ消えてしまう。
「ねぇ。コタは世界から要らない存在の僕でも一緒に居てくれる? 」
そう寝てて答える筈のないコタに問い、ほんのり桃色に染まるコタの血色のいい頰を撫でる。すると頰を撫でる手をギュッとコタが抱き寄せ、更に幸せそうな寝顔を浮かべる。
それだけで必要とされている気分になり、心が満たされる。
「コタ。僕の世界にはもうコタだけでいい。…コタだけがいいんだ。」
コタは半獣人で草食階級の僕でも助けてくれた。孤独にしないと言ってくれた。
コタの隣は心強くてとても温かい。
だけどコタの隣以外の世界は僕には冷たく、僕を拒絶する。
そんな世界なら要らない。
僕にはもうコタしか要らない。他の奴なんて居なくていい。
「君は《彼の王》への忠義を捨てるのかな? 」
ふと二人だけの世界に余計な声が響いた。
その声はまるで僕の全てを分かっているかのように一番聞きたくない、忘れたい言葉を忘れるなと言わんばかりに吐く。
振り向くとそこにはコタに毎日セクハラ行為をする今、この世で僕が最も煩わしく思っているエルフが薬の乗ったお盆を持ち立っていた。
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