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「わぁ、すごく立派なお城だね。」
数日後、イシュダール国に着いたアラニスは、お城を見上げて呟きました。
「リュッケル王国の方ですね。さぁ、こちらへどうぞ。」
アラニスと共の者は、控えの間に通されました。
「すごい!すごい!
わぁ、なんて綺麗なシャンデリアなんだろう。
部屋だって、うちの城の何倍もあるね!」
アラニスはこれからどんなことが起きるかも知らず、部屋の中を歩き回りながら、無邪気にはしゃいでいました。
やがて、日が暮れ…
お城の大広間で、仮面舞踏会が開かれました。
「わぁ、すごく立派なお城だね。」
数日後、イシュダール国に着いたアラニスは、お城を見上げて呟きました。
「リュッケル王国の方ですね。さぁ、こちらへどうぞ。」
アラニスと共の者は、控えの間に通されました。
「すごい!すごい!
わぁ、なんて綺麗なシャンデリアなんだろう。
部屋だって、うちの城の何倍もあるね!」
アラニスはこれからどんなことが起きるかも知らず、部屋の中を歩き回りながら、無邪気にはしゃいでいました。
やがて、日が暮れ…
お城の大広間で、仮面舞踏会が開かれました。
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