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カクカク
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(やっと、完結した…)
僕は小さな溜め息を吐いた。
僕の趣味は創作だ。
今まではコツコツと孤独に書くだけだったけど、ひとりで書いていても自分の実力はわからない。
創作を始めて一年程が経っていたし、作品もいくつか仕上げた。
ある程度の自信も付いて来たそんな時、あちこちで開催されているコンテストに応募してみようと思い立った。
どのコンテストにしようかと、あれこれ見ている時、僕はある広告を目にした。
『創作の強い味方。カクカク』
(なんだ、これ?)
なんとなく興味をひかれ、僕はカクカクなるものを見てみた。
それはアプリだった。
小説を書くのに便利な機能が満載で、しかも、タダ!
これは、インストールしないわけにはいかない!
僕はすぐさま、カクカクをインストールした。
(なになに?誤字・脱字チェック機能だって?)
僕は早速、その機能を使ってみることにした。
まずは、アプリに小説を読み込ませる。
100ページを超える長編もほんの数秒で読み込む。
なかなか使いやすいアプリだ。
そして、誤字・脱字チェックのスタート。
これもあっという間だった。
誤字・脱字は、赤い色で表示され、その横には、正しい文字が記載されていた。
その赤い文字の多さに、僕は落胆した。
『自動修正しますか?』
なるほど。わざわざ打ち直さなくても、自動で修正してくれるのか!
でも、とりあえず、勉強のため…
どういう字を間違えてるのか、ざっと確認して…あまりの数の多さにいやになって、途中で自動修正機能を使った。
本当に便利なアプリだと感動しながら、ことわざチェック、敬語チェック等、いろいろなチェック機能を使い、それらを根こそぎ修正した。
僕は小さな溜め息を吐いた。
僕の趣味は創作だ。
今まではコツコツと孤独に書くだけだったけど、ひとりで書いていても自分の実力はわからない。
創作を始めて一年程が経っていたし、作品もいくつか仕上げた。
ある程度の自信も付いて来たそんな時、あちこちで開催されているコンテストに応募してみようと思い立った。
どのコンテストにしようかと、あれこれ見ている時、僕はある広告を目にした。
『創作の強い味方。カクカク』
(なんだ、これ?)
なんとなく興味をひかれ、僕はカクカクなるものを見てみた。
それはアプリだった。
小説を書くのに便利な機能が満載で、しかも、タダ!
これは、インストールしないわけにはいかない!
僕はすぐさま、カクカクをインストールした。
(なになに?誤字・脱字チェック機能だって?)
僕は早速、その機能を使ってみることにした。
まずは、アプリに小説を読み込ませる。
100ページを超える長編もほんの数秒で読み込む。
なかなか使いやすいアプリだ。
そして、誤字・脱字チェックのスタート。
これもあっという間だった。
誤字・脱字は、赤い色で表示され、その横には、正しい文字が記載されていた。
その赤い文字の多さに、僕は落胆した。
『自動修正しますか?』
なるほど。わざわざ打ち直さなくても、自動で修正してくれるのか!
でも、とりあえず、勉強のため…
どういう字を間違えてるのか、ざっと確認して…あまりの数の多さにいやになって、途中で自動修正機能を使った。
本当に便利なアプリだと感動しながら、ことわざチェック、敬語チェック等、いろいろなチェック機能を使い、それらを根こそぎ修正した。
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