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第十七章 大西洋海戦
船魄紹介【鳳翔】
しおりを挟む【鳳翔(ほうしゃう)】
・艦として
・艦種:航空母艦(原子力航空母艦とも)
・艦級:同型艦なし
・前級:蟠竜型
・次級:なし
・建造:大神海軍工廠
・進水日:1954年10月19日
・所属:連合艦隊直属部隊
・全長:324m
・最大幅:78m
・基準排水量:62,000噸
・対艦兵装:なし
・対空兵装:五式十二糎七連装高角砲×14 五式四十粍4連装機関砲×46
・対潜兵装:六式墳進爆雷砲×4
・搭載機:A9N1瓢風(艦戦)×64 D6Y2明星(艦爆)×46 B9M1霊山(艦攻)×34 C7N6祥雲(艦偵)×12 T1K4七式螺旋翼機×4
名前は「鳳が翅を伸ばして上空を飛び舞う」と言った意味であり、三代目。初代は幕府時代の砲艦であり、二代目は世界初の正規空母である。
本艦は帝国海軍初の原子力艦であり、かつ帝国海軍で最大の全長を誇る艦である。排水量も空母でありながら大和型に迫るものを持っている。その圧倒的な容積を活かして翔鶴型の約2倍の艦載機を搭載することが可能。飛行甲板は蟠竜型に引き続き斜め甲板を採用しており、2つのレーンから同時に発艦を行うことで、従来型空母の倍の速度で艦載機を搭載することができる。
原子力艦ということで無補給で世界のどこへでも赴くことが可能であり、戦略的な価値は非常の大きい。またその性質を活かして有事の際には連合艦隊司令部として運用できる設備も整っている。
個艦戦闘能力としては、帝国海軍では本艦の他には蟠竜型しか装備していない長12.7cm高角砲と40mm4連装機関砲を多数装備しているが、それ以外に目立った装備はない。
総じて、本艦は帝国海軍最大の軍艦ではあるものの、設計は保守的なものに収まっていると言え、機関を除けば蟠竜型の拡大発展型と言っていいだろう。アメリカのエンタープライズに世界初の原子力空母の座は奪われてしまったが、鳳翔の方が大型で高性能である。
・船魄として
・技術系統:日本式第四世代
・身長:164cm
・体重:85kg
・血液型:O型
・髪:黒
・目:黒
・好きなもの:お茶会・夕風(駆逐艦)
・嫌いなもの:内ゲバ・台風
世界初の第四世代型船魄であり、背中の巨大の翼が特徴的である。また両腕と両脚も制御装置に置き換えられており、人間のそれらしい見た目にはなっているが義手や義足としての機能はなく、自分で歩くことも食事を取ることもできない。その為に日常生活は常に夕風の介護の下で行っている。また左目も義眼である。どうやら砲艦時代や通常空母時代の記憶をぼんやりと受け継いでいるようであり、生まれてすぐの船魄ながらその性格はまるで保母のような温和なものである。
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