289 / 580
第十五章 第二次世界大戦(攻勢編)
船魄紹介【ユニコーン】
しおりを挟む【HMS Unicorn(ユニコーン)】
・艦として
・艦種:航空機補修艦
・艦級:同型艦なし
・前級:特になし
・次級:特になし
・建造:ベルファスト造船所
・進水日:1941年11月20日
・所属:本国艦隊
・全長:195m
・最大幅:28m
・基準排水量:15,000噸
・対艦兵装:なし
・対空兵装:QF-4inch 連装高角砲×12 ヴィッカース-QF-2ポンド砲(ポンポン砲) 4連装対空機関砲×5 エリコンFF20mm連装機関砲×12
・対潜兵装:なし
・搭載機: F4Fワイルドキャット(艦戦)×16 シーファイア(艦戦)×25 ソードフィッシュ(艦攻)×16
名称は伝説上の生き物ユニコーンより。本艦は航空機補修艦として前線で航空機の補給や修理を行うことを目的に建造された艦であるが、実際にはしばしば空母として運用された。
本来は空母として運用することを前提にしていなかったこともあり、船体は安定性を優先して横幅が長く、内部に修理設備がある為に甲板が高くなっている。それ故に速度が出せず、空母としての運用には難があった。なお船体の長さは160mとかなり小柄であり、飛行甲板は船の前後に突き出させることで長さを稼いでいる。
第二次世界大戦開戦後は本国周辺で訓練や対潜戦闘に従事しており、初っ端から航空機補修艦として働くことはなかった。1943年8月にはイタリア侵攻作戦に参加し、イタリア上陸を支援した。1943年12月から1944年前半は極東に派遣され対潜戦闘に従事する。
その後グラーフ・ツェッペリンの活躍によって本国が危機に晒されるとインド方面の艦隊は全て本国に戻されることとなるが、ユニコーンは将来的な船魄化を見込んで主力艦隊とは別に回航され、ベルファストで改装を受けていた。
・船魄として
・技術系統:日本式第一世代
・身長:154cm
・体重:73kg
・血液型:AB型
・髪:金髪
・目:赤
・好きなもの:下僕・紅茶
・嫌いなもの:人間・慈悲
人間を毛嫌いする猛獣のような性格をした少女。自らの下僕となる存在以外ならば殺すことにすら何の躊躇もない。自らに敵意を持つ人間であれば言うまでもない。逆に下僕相手ならばそれなりによく付き合ってくれるが。また、日本から盗んできた情報を一番参考にして生み出されたので、瑞鶴や長門と同じような角を持った日本式になっている。
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

日本の運命を変えた天才少年 -戦勝国日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1940年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、美貌と天才的な頭脳で軍部を魅了し、外交・戦略・経済・思想、あらゆる分野で革命を起こしていく。
真珠湾攻撃を再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出すレイ。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、第二次世界大戦を勝利に導き、世界一の国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
北溟のアナバシス
三笠 陣
歴史・時代
1943年、大日本帝国はアメリカとソ連という軍事大国に挟まれ、その圧迫を受けつつあった。
太平洋の反対側に位置するアメリカ合衆国では、両洋艦隊法に基づく海軍の大拡張計画が実行されていた。
すべての計画艦が竣工すれば、その総計は約130万トンにもなる。
そしてソビエト連邦は、ヨーロッパから東アジアに一隻の巨艦を回航する。
ソヴィエツキー・ソユーズ。
ソビエト連邦が初めて就役させた超弩級戦艦である。
1940年7月に第二次欧州大戦が終結して3年。
収まっていたかに見えた戦火は、いま再び、極東の地で燃え上がろうとしていた。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
蒼海の碧血録
三笠 陣
歴史・時代
一九四二年六月、ミッドウェー海戦において日本海軍は赤城、加賀、蒼龍を失うという大敗を喫した。
そして、その二ヶ月後の八月、アメリカ軍海兵隊が南太平洋ガダルカナル島へと上陸し、日米の新たな死闘の幕が切って落とされた。
熾烈なるガダルカナル攻防戦に、ついに日本海軍はある決断を下す。
戦艦大和。
日本海軍最強の戦艦が今、ガダルカナルへと向けて出撃する。
だが、対するアメリカ海軍もまたガダルカナルの日本軍飛行場を破壊すべく、最新鋭戦艦を出撃させていた。
ここに、ついに日米最強戦艦同士による砲撃戦の火蓋が切られることとなる。
(本作は「小説家になろう」様にて連載中の「蒼海決戦」シリーズを加筆修正したものです。予め、ご承知おき下さい。)
※表紙画像は、筆者が呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)にて撮影したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる