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第十二章 ドイツ訪問(上陸編)

船魄紹介【ザイドリッツ】

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【Seydlitz(ザイドリッツ)】
・艦として
 ・艦種:重巡洋艦
 ・艦級:アトミラール・ヒッパー級重巡洋艦四番艦
 ・前級:ドイッチュラント級
 ・次級:ラ・ペリエール級
 ・建造:AGヴェーザーブレーメン造船所
 ・進水日:1939年1月19日
 ・所属:大洋艦隊第二隊群
 ・全長:213m
 ・最大幅:21.3m
 ・基準排水量:15,000トン
 ・対艦兵装:20.3cm-SK-C/34-連装×4 533mm水上魚雷発射管3連装×4
 ・対空兵装:10.5cm-SK-C/33-連装×9 3.7cm-Flak-43-連装×12 2cm-Flak-38-×20
 ・対潜兵装:なし
 ・搭載機:約3機

 艦名は七年戦争時代にフリードリヒ大王に仕えたザイドリッツ将軍より。

 本艦は1939年に進水はしたものの、水上艦艇より潜水艦に予算が振られたことから建造が遅延し、また1942年8月には空母に改装することが決定された。が、決定はされたもののドイツ海軍にその余裕はなく、1943年1月には建造が中止された。その後はグラーフ・ツェッペリンが活躍する中で、ケーニヒスベルクに放置されていた。

 戦後、グラーフ・ツェッペリンという正規空母が完成したことや、後続の空母の建造も決定されたことで、あえて本艦を空母にする必要はなくなり、重巡洋艦として完成させることが決まったが、中途半端に空母として改装されかけていたが故に竣工が遅れ、最終的にアトミラール・ヒッパー級四番艦として竣工したのは1947年2月のことである。また、工事に際しては船魄化を前提にした改造も施されている。


・船魄として
 ・技術系統:独式第二・五世代
 ・身長:158cm
 ・体重:64kg
 ・血液型:O型
 ・髪:赤
 ・目:碧眼
 ・好きなもの:バウムクーヘン・自己判断
 ・嫌いなもの:ソ連・中途半端

 いつもプリンツ・オイゲンに従っている物静かな少女。しかし命令そのものに従うのではなく命令者の利益を最大化するべしという思想を持っているので、勝手な行動に出ることがしばしばである。オイゲンとしてはそれに助けられているので文句はないようだ。また新世代型船魄の実験体として両腕を機械にされており、多少は動かせるが人間の腕や手のように器用なことはできない。
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