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第八章 帝都襲撃
船魄紹介【大鷹】
しおりを挟む【大鷹(たいよう)】
・艦として
・艦種:航空母艦
・艦級:大鷹型航空母艦一番艦
・前級:隼鷹型
・次級:龍鳳
・建造:三菱造船長崎造船所・佐世保海軍工廠
・進水日:1940年9月19日
・全長:180m
・最大幅:24m
・所属:ハワイ警備艦隊
・基準排水量:18,000噸
・対艦兵装:なし
・対空兵装:九八式十糎高角砲×8 九六式二十五粍3連装機銃×20 同単装機銃×15
・対潜兵装:六式墳進爆雷砲×4
・搭載機:A9N1瓢風(艦戦)×18 D6Y2明星(艦爆)×14 C7N6祥雲(艦偵)×4
元は日本郵船の新田丸級貨客船の三番船「春日丸」であったが、建造中に徴用され空母に改装された過去を持つ。空母に改装されても暫くは春日丸という名のままで輸送任務などに従事していたが、1942年8月に正式に軍艦籍に入れられ「大鷹」と改名された。
元々は民間船ということで速力は低く、飛行甲板も短かったことから大型機の運用は困難であり、空母として運用するとしても哨戒用の旧型機を使うか、単に航空機の輸送に利用されることがほとんどであった。陸軍機の輸送を担当させられたこともある。2度の米潜水艦の襲撃を受けて生き延びるも、1944年8月18日、船団護衛中に米潜水艦の雷撃を受けて撃沈された。
戦後は再建造されると同時にカタパルトを装備され、そもそもの艦内容積の不足から多くはないものの最新鋭の機体を運用する軽空母として運用されることになった。現在はハワイで唯一の航空戦力であるが、本格的な戦闘を行うことはまず想定されていない。
また船魄には全く不要だが、元は貨客船ということで居住性がよく、外国の使節などを迎える際に利用されている。
・船魄として
・技術系統:日本式第二世代
・身長:165cm
・体重:70kg
・血液型:B型
・髪:灰色
・目:灰色
・好きなもの:旅行・将棋
・嫌いなもの:輸送任務・海上護衛総司令部
変わり者揃いのハワイ警備艦隊ではかなり話しやすい理知的な少女。温厚で礼儀正しく、非の打ち所がないと評されている優秀な船魄。実務能力に長けており、何事にもあまりやる気のない艦隊旗艦土佐に代わって旗艦の業務の大半を行っている。不満を漏らすことはないが、内心ではそれなりに不満に思っている。戦闘能力についてはあまり高くはなく、偵察や哨戒を主に担当している。
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