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第二章 第五艦隊

船魄紹介【峯風】

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【峯風(みねかぜ)】
・艦として
 ・艦種:駆逐艦
 ・艦級:島風型駆逐艦五番艦
 ・前級:秋月型
 ・次級:なし(最新)
 ・建造:横須賀海軍工廠
 ・進水日:1948年8月3日
 ・所属:第五艦隊
 ・全長:129m
 ・水線幅:11.2m
 ・基準排水量:2,600トン
 ・対艦兵装:五十口径三年式十二糎センチ七連装砲×1 九八式十糎高角砲×2 零式五連装魚雷発射管×3
 ・対空兵装:九六式二十五ミリ三連装機銃×8 同連装機銃×4 同単装機銃×16 
 ・対潜兵装:九四式爆雷投射器×2 六式墳進爆雷砲×2
 ・搭載機:なし

 艦名は峰を抜ける風を意味する。この名の使用は2回目。島風型駆逐艦は建造に手間がかかるので、ハワイ沖海戦後に国力の余裕が生まれて初めて量産が開始された。峯風自体は大東亜戦争の後に建造された。場合によっては改島風型または灘風型と呼ばれることもある。

 島風型と言えば帝国海軍最速の駆逐艦として高名だが、その上で重雷装であり、生産性を度外視すれば、帝国海軍最良の駆逐艦と言っても過言ではない。また戦後の駆逐艦全般に言えることだが、駆逐艦の主砲による対艦戦闘というのが現実的ではなくなってきているので、島風と比べると、後部の主砲2門が両用砲(対空砲としても使える砲)である長10cm砲に置き換えられている。

 大東亜戦争には当然参戦していないものの、アメリカ方面で数々の実戦を経験し、戦後世代としては経験豊富な方である。


・船魄として
 ・技術系統:日本式第三世代
 ・身長:157cm
 ・体重:52kg
 ・血液型:A型
 ・髪:灰色
 ・目:灰色
 ・好きなもの:涼月・風の荒い日の風に当たること
 ・苦手なもの:甘いもの・偉い人

 口調は堅苦しく表情も険しいが、実際のところはのんびりしているし冗談が好きな少女。大東亜戦争を経験していない世代の船魄は記憶のないところから始まる為、どうしても能力が劣りがちであるが、彼女は歴戦の艦達にも負けない精神性と技術を獲得するに至っている。なお自分の艦級については島風型駆逐艦を自認している。誰に対しても同じようなぶっきらぼうな態度で接するが、同艦隊に所属する涼月とだけは大の仲良しである。
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