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第二章 第五艦隊
船魄紹介【信濃】
しおりを挟む【信濃(しなの)】
・艦として
・艦種:航空母艦
・艦級:同型艦なし・旧大和型戦艦三番艦
・前級:大鳳・雲龍型
・次級:蒼鳳型
・建造:横須賀海軍工廠
・進水日:1944年10月08日
・所属:第五艦隊
・全長:266m
・最大幅:38.9m
・基準排水量:63,000噸
・対艦兵装:なし
・対空兵装:四十口径八九式十二糎七連装高角砲×16 九六式二十五粍三連装機銃×48 同単装機銃×40
・対潜兵装:なし
・搭載機:A9N1瓢風(艦戦)×24 D6Y2明星(艦爆)×16 B9M1霊山(艦攻)×26 C7N6祥雲(艦偵)×4
元は大和型戦艦三番艦として建造されていた為、艦名は戦艦の基準に則り信濃国による。初使用。帝国海軍がミッドウェー海戦で空母を一気に喪失した影響で急遽空母に改造されることとなった。空母としては段違いの排水量を誇るが、これは戦艦由来の装甲によるもので、特に艦載機の運用能力が高い訳ではない。また大東亜戦争に参加した空母の中では最も排水量の大きい空母であった。
1944年6月の大鳳・翔鶴の喪失を受け、工期を5ヶ月短縮するという突貫工事で完成させられた。その為に殉職者を10人以上出す羽目になっている。また内装なども粗雑なものであった。こうして無理やり完成させられた信濃であったが、11月に海軍に引き渡された時点でフィリピン沖海戦は終了しており、信濃の必要性は大幅に薄れていた。
その後、大東亜戦争においては1945年6月のニューギニア沖海戦に参加。8月のハワイ沖海戦ではエンタープライズの攻撃を受け大破するが生き残り、呉で修理を受けている間に終戦を迎えた。
戦後は内装を完成させられた他、空母に最適化するよう改造を受けて艦載機を少し多く搭載出来るようになった。主力艦の喪失による国威の低下を恐れる連合艦隊司令部によってその防御力を買われ、最前線に投入され続けている。
・船魄として
・技術系統:日本式第二世代
・身長:146cm
・体重:58kg
・血液型:A型
・髪:桜色
・目:桃色
・好きなもの:大和・孫子
・嫌いなもの:潜水艦・未熟者
いつも上の空で、心ここにあらずぼんやりとした少女。戦艦になれなかったその身を恨んでおり、なれるものなら戦艦に戻してもらいたいと思っているが、無理なことも承知している。本来の長姉である大和に並々ならぬ執着を持ち、いつか会えることを願っている。長門など一部の艦としか親交を持たず、近寄り難さに拍車をかけている。
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