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4:水泳男子+水属性♀

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俺は清水・平生しみず・ひらお
その名の通り平たい人生を歩んできた
一般男子高校生だ。

平たくも充実した青春を送っていると
いえど、まだ物足りずにいた。

「ぷはぁっ!」

俺は水面から顔を出し束の間の休息に入る。

「平生、今日もいい感じじゃねえか。」

ゴーグルを外し、横を向くと
水泳部仲間の瀬尾せおが褒めてくる。

「あぁ、確かにモチベも悪かねぇ。
けど俺は、劣等感から逃れる為にしか
やってねぇんだよ。
だから、本気で水泳を楽しんでるとは
言えねぇ。」

水の中は心地が良い。
外の音を完全にシャットアウトし、
別の世界に全身が包み込まれた気分になる。

そこにあるのは自分だけの安らぎ。
この時間だけは何も考えずにいられる。
そんな、微かな幸福を抱いていた。

「まだそんな事言ってんのか。
実力はあるんだからいいじゃねえか。」

「それでも、やっぱ俺。納得行ってねーよ。」

「おーい平くーん! いるー?」

「あ、姉貴!?」

ただでさえ何でも出来ちゃう姉貴が
何故ここに来る。
スク水って事はそういう事なのか。

「いいなー、平生は。
あんな美人な姉ちゃんと同じ屋根の下だろ。」

「そんなんじゃねぇよ。
俺は何でも出来ちまう姉貴に劣等感を
抱いてここに入部したのによ。
あっちから来られたらこっちが困るぜ。」

「何故に? 
姉弟仲良く泳げばいいじゃんか。」

「今更、上手くなんかいかねぇよ。
この劣等感はどうしたって消えねぇんだ。」

「おーい! 何コソコソしてんのよー平君! 
もう私勝手に泳ぐからねー!」

「どうぞ!!」
   
姉貴は頷いてから、
ひとりでに準備体操を始める。

その姿をボーッと眺めている内に、
彼女は飛び込み台へと乗る。

「いっくよー!」

ザバンと水飛沫を上げて水面に飛び込む。
速すぎるクロールで、目で追って捉えた
時にはもう俺の隣レーンで頭を上げている。

「くーっ、水泳久々だけどスッキリするなぁ。
トビウオになった気分よ!」

「いや、今の動きマジで
トビウオしてたぞ優姉ゆうねぇ
つーか、どうして始めようと思ったのさ。」

「あはは、私ちょっと太っちゃてさ。
このままじゃ体型維持が出来なくなっちゃうし
全体的に身体を動かして痩せたいと
思ってたから、ここが最適かなって。

それで私は仮入部することにしたんだ!」

確かに優姉は食べ盛りな節がある。
巷で話題の痩せ菌とやらを
どんなに持っていようとそこは人間。
昨年や一昨年に比べて代謝が低下してる
可能性だってある。

普段から優姉のボディラインを
凝視する事はないので、
今の姿ですら充分引き締まってる
ように見える。

「何よ、私のスク水じっくり見て。
……平君のシスコン。」

ジト目で冷めるように見る優姉に
俺はそっぽを向く。

「ちげーよ。太ってる風に見えねぇから
気になっただけだ。勘違いすんじゃねぇ。」

「そーゆー事にしてあげる!
その代わり私と水泳勝負しなさい!」

いや、ビシッと指さされてもなぁ。
さっきの人間離れした泳ぎ見せられて
挑む方が馬鹿のやる事だ。

「遠慮しとくよ。
瀬尾、俺今日バックレるから
先輩達によろしくな。」

「おい、ちょっと待てよ平生!」

「平君! 私置いてどこいくのー!」

俺は二人の静止を無視して逃げた。
我ながら勝手で臆病で最低だ。

自己嫌悪に苛まれながらも、
制服に戻った俺は
一人になれる場所を求めて屋上へ向かう。

夕日が優しく包むこの時間帯。
屋上ベンチに誰かしら先客がいても
可笑しくないが、いないのであれば
何も考えずに夕空を眺めていたい。

そんな事を考えた矢先、
ベンチの方から聞き覚えのある
クラスメートの会話が聞こえる。

クラスの人気者で白ギャルの美少女JK。
陽菜さんだ。あんなに明るい子でも
こんな所に来るんだな。

連れとタピったりしてるもんだと
思うんだが俺の偏見なのだろうか。
まぁ考察したところで
何の意味もないし。
大人しく盗み聞きでもすっか。

「いやぁー、やっぱり面白ね光谷少年。
TSアルラウネちゃんに触手プレイの
餌食にされて、
更に3穴同時にTSメスイキした
気分はどうだい?」

「最悪だっつーの。
快感としては三百点満点だけど、
初見でアレはやり過ぎだって。
アイツTS女王の才能確実に持ってるよ。」

「点数が限界突破してんじゃん☆」 

「………ちょっと待ってね。」

光谷少年? 陽菜には弟もいるのか。
それに触手プレイ? TSメスイキ?
さっきから何を電話越しで話し合ってんだ。
エロゲ制作でもしているのか。

と、疑問を浮かばせたところで
背後から肩を掴まれる。
不意の事態に振り向くとそこにはーー

「白ギャル魔王ッ!?」 

「クラスメートをいきなり
魔王呼ばわりは酷くないッスか!?」

「あっ、済まない陽菜さん。 
急すぎてつい
教団の通り名で呼んでしまったんだ。」

「教団? 何それ面白そうッスね。
良かったら私に詳しく
教えてくれると嬉しいッス!」

「…………。」

「 どしたんすか黙り込んで、
教えてくれたらご褒美あげるっすよぉ♡」

彼女は蠱惑的こわくてきな笑みを浮かべて
俺の秘部に華奢な手を乗せる。

美少女JKに
こんなんされて我慢出来る男なんて
俺は知らない。

知られたらドン引きされるだろうが、
彼女のご褒美という言葉には
ソレを言わせる程の
何かがある気がしてならない。

要するに、俺は白旗を上げた。

「………超絶美少女崇拝教。
我が校に潜む影の教団。今年は歴代でも
最も信仰対象が豊作なんです。」

「非公式の美少女ファンクラブっすか。
これはこれは面白いこと聞きましたっすね。
とゆーかぁ、この学校は美少女多すぎて
信仰なんて纏まるんすかねぇ。」

「美少女と超絶美少女は『格』が違うんで。
この校内だと片手で数えるほどしか居ません。
我が校の信仰派閥としては5派ですね。」   

「………5派。」

「はい。《白ギャル魔王》の陽菜。
俺の姉、《絶対勇者》の優香。
体育教師、《ダークエルフ》の厚田。
白峰財閥令嬢の新入生、《大天使》の白峰。
生徒会長、《火炎阿修羅》の焔岸。
ざっと言うとこうなります。」

「うん! イイねぇ!
私も入信してイイっすか!」

「ダメですよ! 
5派で均衡を保ちながらも
ピリピリしてるんですよ!
アンタが入ったら死者を招く内乱に
なりかねません!!」

「とんだ狂信徒ッスね。
やっぱり遠慮しとくっす。
ちなみにぃ、清水っちは誰派閥なんすか?」

「………魔王。」

「嘘でも嬉しいッス。
だからぁ、約束通りご褒美あげるっすよぉ♡」

彼女はウキウキで俺のベルトを外し、
緩くなったズボンに手を入れて肉棒を握る。

「あっれれぇ? 勃ってますねぇ♡
えっちぃご褒美、期待してたんすか?」

「そ、そうだよ。悪いかよ。
いいのか、彼氏さん居るんだろ。」

「手コキなんてノーカンっすよ。
おっ、我慢汁も充分っすねぇ。
ぬりぃぬりぃしますよぉ♡」

我慢汁を丁寧に纏わせていく。
その手付きは手慣れている。流石彼氏持ち。

「いっきますよぉ。
しゅこしゅこしゅこぉ!」

女の子の手で手コキされるのって
こんなに気持ちいいのかよ。
しかもその女の子は俺推しの陽菜さんで。

「ま、待ってくれ。
マジで出ちまうって! ストップストップ!」

「ご褒美位素直に受けとって下さいッス♡♡」

「ーー出るっ!!」

びゅるるぅうん!!

「私の些細なご褒美、満足してくれたっすか。
じゃあそろそろ本題に入るっすよ。」

「本題?」

「どうしてこんな所に一人で来たんすか。」

「言わなきゃだめか。」

「ご褒美貰っといてタダで逃す訳ないっすよ。
私をレイプしたって裕司君に言いますよ。」

「わ、分かったよ。」

そして俺はこれまでの経緯を事細かに
語った。

「ふーん、そっすか。
清水っちは姉っちを見返したいとか
思わないんすか。」

「どう足掻いたって越えられないしな。」

「諦め速いッスねー。
じゃあ見返してやりましょう!
このアイテムで!!」

彼女が自慢げに取り出して見せたのは
水色の全身タイツ。 
完全に罰ゲームのソレだ。

胸の膨らみとかタイツに必要か。

「あのー、陽菜さん。
これ着て泳げば速くなるとかいうアレですか。
流石にコレ着るの抵抗あるんですが。」

「ウジウジしてたらいつまで経っても
そのままッスよ。
早く更衣室で着替えるッスよ!!」

確かに彼女の言うとおりだ。
怪しさ満点だが、
何もしないよりかは遥かにマシだ。

俺は例のアイテムを受け取り、
さっさと男子更衣室に入って
着替える事にした。

急ぎで全身タイツを頭まで被り終えると、
タイツがキツく引き締まる。
その引き締めから開放され目を見開くと
身体に違和感を感じる。

まるで自分の身体じゃないような。
手を確認すると、
青色で半透明な手になっている。

その手で秘部に触れるとのっぺり
していて、男のシンボルを感じられない。

「わ、私は一体どうなってるの!?」

可笑しい、いつもの口調で喋れないし。
俺から出たのは女の子の可愛らしい声。

「スライム娘になったんすよ。
よく思い出して下さい、
自分が何者になったのかを。」

思い出す?
陽菜さんは何を言っているんだ。

「はぁ、思い出すって何を……グッ!?」

瞬間、彼女。
いや、清水・しずくとして生きてきた記憶が
頭痛と共に駆け巡る。

あぁ、俺ってそういう女の子になったのか。
確かにスライム娘だ。
人間体にも変身できる使い勝手の良い身体。

目の前には犯せそうな推しが居る。

「ち、ちょっと何をするんスかぁ!?」

俺はスライム体を駆使して陽菜を拘束。
スライム体の状態で男根を生成し、
人間体になる。

「やっぱり出来たぁ♡」

「え、スライム娘ってチンコ作れるの?
そんなの聞いてないッスよ!
しかもなんかデカイ!」

「さぁて、始めましょうよ陽菜さん。
ヌルヌルで熱々のフタナリ百合セックス。」

男根にスライム液を纒わせ、
余ったスライム液で陽菜の純白パンツを
溶かし準備万端。

「いっきますよぉ♡♡♡」

ずんっと俺の竿が挿入っていく。
陽菜さんもすっかり蕩けた雌顔になっている。

「本当にレイプするんすかぁ♡♡」

「嫌がってないので実質和姦ですよね。」

パンパンパンパンっ!

「は、激しいッスよ! 
ちょっとは相手に優しくするとか
無いんですか。」

「当り前ですよぉ、
こんな気持ちいいのに
スピードダウンなって勿体ないです。
もうイキそうなんで一緒にイキましょう♡♡」

「「ーーイクぅぅ♡♡♡」」

共鳴する二人の女子の嬌声。
それはとても聞き心地の良いものだった。

「あらまぁ、陽菜さん気絶しちゃってますね。
イキ果て体質なのかな?
まぁ、いいや。この力があれば、
お姉ちゃんだって好きにできるしね。」

俺はニヤリと黒き笑みを浮かべて、
明日の計画を練り始めた。



翌朝、スライム化して姉の部屋に忍び込む。
可愛らしい寝息を立ててる。
ならば今がチャンス。

俺は、ゆっくりと彼女の膣内に入り。
全身を入れていく。
そうそう、スライムといえばコレコレ。
液化憑依えきかひょういだよね。

脳を溶かして姉自身になるのも可能だが、
そんなじゃつまらない。
自我を残したままもっと面白い事してやるよ。

俺は優姉の身体を操り、自慰を始める。

「んっ♡ んっ♡ んっ♡
ーーハッ!? 
 私は何故寝ながらオナニーしてるの!」

『それはねぇ、私が優姉の中にいるからだよ。
凄いでしょ! 感覚も共有してるよ!』

「ちょっ、雫。止めなさい。
私のベットを濡らす気。」

『うんそうだよ♡ 
これでしっかり起きれるでしょ?』

「んあっ♡♡ そこダメぇ♡」

『ここかぁ♡ 一緒にイこ? お姉ちゃん♡』

「ふわぁぁっ♡♡♡」

俺の言う通り、見事に潮を吹き出した。
はぁ、射精もいいけどメスイキも堪んねぇな。

けど今回はオスイキして貰うぜ。優姉。



俺は液化憑依したまま、優姉を貶める
タイミングを見計らう。

どうやらそれは思いの外早く来た。

2時限目の体育。
強制的に女子更衣室で
着替えなければならないタイミング。

ここが最大のチャンス。

俺は液状化した身体の一部を彼女の
膣内から男根型にして出し、
人間化状態にする。

「ふぇっ!?」

股間の違和感に思わず秘部に手を当てる優姉。
勿論これも想定内。

「どうしたの優香。」

心配そうに女友達が尋ねる。

「いや、何でもないよ。
ちょっと、変な感じがーーってうわぁ!?」

優姉は俺の出したスライム体によって
転ばされ床に尻もちをつく。
その事態に一斉に女子一同の視線を集める。

「み、見ないでぇ。」

と言われても、
皆とっくに見てしまった。
言い逃れなど既に間に合わないのだ。

桃色のショーツが張り裂けんばかりに
怒張したその巨根は。

俺は内心でガッツポーズを取りつつ、
姉の身体を操って男根を空に晒す。

「何で、優香ちゃんにおちんちんがあるの。」

「私だって分からないよぉ。」

まだこれからだ。
俺は姉の手を肉棒に握らせる。
手には既にスライム液を纒わせてヌルヌルだ。

もうここまでくれば俺の作戦は大成功。
さぁ! クラスメートの前で公開射精だぜ!

「ちょっと! 何シコシコしてんのよ!」

「違うよ由美! 私のせいじゃないの!
信じて……あっ、イクうっ♡♡」

びゅるるるぅぅうう!!

女子更衣室で豪快に射精を晒す姉。
あまりのショックと快楽で気絶したようだ。

唖然とする一同の空気を切り裂いたのは
親友と思しき少女、由美だった。

「皆、優香は私が保健室に運ぶから
今日は欠席させといて! 任せたよ!」

「えぇ、任されたわ。」

委員長らしき人物が眼鏡をクイッとして
承諾の頷きを見せる。

そして優姉は由美に運ばれていった。



暫く時が経ち。
夕日が保健室に射し込むこの頃。

俺はゆっくりと液化憑依対象を
由美へと変えていた。

カラスの鳴き声に反応してようやく
目を覚ます優姉。

「あれ? 私皆の前で射精してそれで……」

「やっと起きたのね優香。」

「由美!」

「急に驚いてどうしたの。」

「……何でもない。
私をここまで連れて来てくれてありがとう。」

「そんな感謝する必要ないよ。
困った時はお互い様だよ。親友だからね。
だからさ、私に生えたおちんちん沈めて。」

「え? でもおちんちん付いてるのは
私の方で……ない?」

「どうやら私の方に移っちやったみたい。」

「違うわ! ……コラ雫!
私の由美から出てって!
これ以上イタズラすると本気で怒るからね!」

「由美ちゃんと百合セックスしたら
終わりだから許してよ♡
じゃなきゃ由美の脳が溶けちゃうよ♡」

俺は由美の口を借りて言う。

「わ、分かったわよ。
勘違いしないで欲しいけど、
これは由美を
助ける為の行為だからね。」

承諾の言葉を聞けたので、
主導権を由美に戻す。

「ほら、沈めてあげるから
私の中に挿れなさい。由美。」

「ありがとう優香。」



あぁ、昨日といい今日といい2日連続で
竿役としてフタナリ濃厚百合セックスを
楽しめるのは最高だ。

次は第三者視点や、受けとしても鑑賞したい。

そんな感想を心で述べて、
俺は二人の一連の記憶を消す。
これにて俺の復讐劇は果たされ幕を閉じた。

後は……っと。



俺は陽菜さん家のインターホンを鳴らす。

どもっすー。
と軽い口調と挨拶を
彼女から交わされた後、部屋へと上げてもらう。

「復讐の達成報告っすか。」

「それもありますね。
おかげでとてもスッキリしました。」

「清水っちが満足で何よりッスよ。
それもって事は、まだ用事があるんすか。」

「はい。実は私、
これから貴女の中に一生住みたいです。」

「あぁ、スライムならではの
液化憑依って奴っすか。イイっすよ。」 

「ほ、本当にいいんですか!
脳とか溶かされる可能性あるんですよ!」

「違うっすよ。
実のところを言うと
私も清水っちと〈同じ〉で
女の子の皮を着た男の子なんすよ。

だから皮と一緒に存在ごと交換しましょ?
そしたら清水っちもお姉ちゃんの存在に
劣等感を抱く必要もないっすよね。」

何という衝撃の事実。
唖然とする俺に対し、彼女は後頭部から
ジッパーを下ろして本来の頭を出した。

「あ、あなたは照輝!?」

「驚いてる場合かよ。お前も脱げや。
心も存在も記憶も全部、光谷・陽菜に
なれるチャンスを逃す気か?」

俺は照輝に催促されるがまま、
清水・雫の皮を脱ぎ、平生として現れる。

「じゃ、俺待ちきれないから着るね。」

陽菜だった彼はニヤリとして、
俺の脱いだ水色タイツを着て雫になる。

俺は嬉しそうに雫になった彼を
………彼? 何を言っているんだ俺は。
というか何故裸の清水さんがここに?

なんか記憶が曖昧になってきたぞ。

「どうしたんですか、平生君。
早くそこに落ちてる皮を着ましょうよ。」

そうだった。
俺は清水さんに、この空き家に来たら
陽菜さんになれると聞いて付いてきたんだ。

「あぁ、そうだよな。」
 
俺は落ちてる皮を着る。
全身着込んだ後、
一瞬だけ視界がグラッと
二重に揺らぐのと同時に陽菜として
生きてきた記憶が頭に流れ込んで来る。

あぁ、俺。本当に陽菜さんになったんだ。

「『私』をくれて大感謝ッスよ! 
清水っち。」

「いいのいいの、
平生君が喜んでくれて私も嬉しいわ。
陽菜ちゃんとしての人生、
しっかり楽しんでね。ばいばーい!」

清水さんは満足気な表情で
女子制服に着替え、
俺の家を去っていった。


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