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ぬらりひょん
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「ぬらりひょん、ここは君の家じゃないよ。ほら、家主が困っているでしょ?」
ぬ、ぬらりひょん!?この人が!?ぬらりひょんってもっと頭がツルツルで、おじいさんだと思ってた…
「そんな事言わずに、お茶でも飲みません?」
れいさんのいうことを聞かず、勝手にお茶を入れていくぬらりひょん。
「おい。ぬらりひょん。家主が困っているんだ。やめてあげろ」
禅さんがそう言うと、ぬらりひょんはあからさまに嫌な顔をした。すると
ここの家主の女性が少しくらいならいいですよっときを聞かしてそう言ってくれた
「ほら、いいと言ってるじゃないですか。ね?ということで座ってください。とびきり美味しいお茶用意しましたから」
そう言って早く座れと急かすぬらりひょん。
今思ったんだけどさ、ぬらりひょんの名前ってのらりくらりしてるからっていう意味でも付けられたって聞いたことあるんだけど…
のらりくらりしてないよね…
「ちょっとだけだよ?」
そう言って椅子に座るれんさん。続いて鈴さん、涼さん、禅の順で座った。
しばらくして持ってこられたのは、高級そうなカップに入った紅茶だった。
「どうぞお飲みください」
そう言われるとそれぞれ少し飲む。猫又の鈴さんだけは、やっぱり熱いのは無理なのか、ふーっふーっと、頑張って冷ましていた。
ぬ、ぬらりひょん!?この人が!?ぬらりひょんってもっと頭がツルツルで、おじいさんだと思ってた…
「そんな事言わずに、お茶でも飲みません?」
れいさんのいうことを聞かず、勝手にお茶を入れていくぬらりひょん。
「おい。ぬらりひょん。家主が困っているんだ。やめてあげろ」
禅さんがそう言うと、ぬらりひょんはあからさまに嫌な顔をした。すると
ここの家主の女性が少しくらいならいいですよっときを聞かしてそう言ってくれた
「ほら、いいと言ってるじゃないですか。ね?ということで座ってください。とびきり美味しいお茶用意しましたから」
そう言って早く座れと急かすぬらりひょん。
今思ったんだけどさ、ぬらりひょんの名前ってのらりくらりしてるからっていう意味でも付けられたって聞いたことあるんだけど…
のらりくらりしてないよね…
「ちょっとだけだよ?」
そう言って椅子に座るれんさん。続いて鈴さん、涼さん、禅の順で座った。
しばらくして持ってこられたのは、高級そうなカップに入った紅茶だった。
「どうぞお飲みください」
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