7 / 22
第 二 章 虚構と言う名の現実
第七話 ライヴァル登場?
しおりを挟む
~ 2002年9月9日、月曜日 ~
今月でもうあれから一年も経つのか、昨日久しぶりに涼崎さんの見舞いに行ってきたが変化ナッシング。
生きているけど眠ったまま。植物人間とは違うって医者は言っていた。
俺から見たらなんら植物人間と変わり無い。
彼女はいつ覚醒するのだろうな?目覚めた時、彼女は変わってしまった現実をしっかりと受け止められるのだろうか?
彼女は隼瀬を許せるのだろうか?彼女じゃない、俺がそんな事を分かるはずが無い。
今、宏之は隼瀬なしじゃダメなくらいべったりしている。
奴もやっと立ち直った。
一年も掛けて。
貴斗の奴は相変わらず記憶喪失のままだ。
最近、色々な意味でヤツの記憶が戻らない方がいいのではと思い始めた。
今、藤宮さんと一緒に居て幸せそうに見えるアイツ、過去の悲惨な記憶などいらなくてもいい。
別に彼女が幼馴染みだって覚えてなくたっていい。
今が上手く言っていれば。
これ以上、この現実を壊したくない。
貴斗にとっては記憶が無い方が非現実なのかもしれないけどな。
この広いキャンパス内を歩きながらそんな風に近状について考えていた。
「ヘイッ、ユーっ!」
誰かが俺を呼んでいる、だが無視だ。
知らない人について行っては駄目だと両親にも姉貴にも言われている。
今後、可愛く成長するだろう俺の妹にも言われそうだから無視する。・・・妹の右京は絶対姉貴を見習わないで成長して欲しいと願いながら振り向かず歩く。
「ユー、ストップ、ストップ、プリーズ!」
聞こえない、聞こえない、理解できない、判らない、無視して歩く速度を上げた。
何故か俺の足音と同じく、シカトを決め込んだやつの足音も早くなっていた。
「ハァ~~~、二ホン人ツメタイですネェ。ミーは二ホン人ミナ、カインドだとキキしていました。オーマイッガッ、ジィーズッ!」
「オイッ、先入観だけで日本人をみんなそうと思うな!お前の国のやつらは皆クリスチャンか?」
〈しっ、しまったつい受け答えをしてしまった〉
「Answer is NOです、それにミーはオマエなんてネームでないです。Clife Ford、ミーをクライフってヨバレてください」
「俺はヤガミ・シンジ、しょうがないから付きやってやる、クライフって言ったけ?」
「やっと、ミーのコト、キにしてくれました。サンクス!ミスター・ヤぁガぁ~~~ミっ!」
「でっ、クライフとやら、何か用事か?」
「ミーは〝クライフトヤラ〟でないクライフ、OK、ミスター・ヤガミ?」
〈コイツ、もう俺の苗字、覚えやがった、なかなかやるな!〉
だが、しかし、まだ日本語に順応しきれていないだけなのかボケを言っているのかこのクライフとやらは解析不能。
「クライフ、俺に何か用か?」
「ワタシ、マヨッテしまいまシタ。キャンパスはラージ。SSCはドコです」
「SSC?何だ、そりゃ?」
聞きなれない言葉を耳にした俺の顔は変に崩れたと・・・、思う。
「スチューデント・サービス・センターでSSCデス。ザ・デパートメント・オブ・エデュケーショナル・アフェアーズともいいますです。ミー、マダニホンごヨクわからないデス。クラス・スケジュールなどをキイタリするトコロデス。ミーのクニではそこでクレジット、チェックします」
彼の言っている事を要約して見る?・・・分からん、貴斗に聞いて見た方が早い。
何故そう思ったかは秘密。
「クライフ、3分くれ!」
「インスタント・ヌードル、イートデスか?」
「ちがう!」
「ミーのクニでも大人気デス」
やつを無視して貴斗の携帯に電話!
「もしもし、貴斗か?」
「ハイ、あなたの仰るとおり藤原貴斗デス。ちら様でしょうか?」
変な事を言えば即切られるのを学習済み、素直に名前と用件を言った。
「八神慎治、貴斗に聞きたい英単語がある」
「俺の知っている言葉だったら、答えられる」
「SSCかザ・デパートメント・オブ・エデュケーショナル・アホヤーズ。分かるか?」
クライフが言った言葉を間違えず貴斗に伝えた。多分・・・、間違っていないはず。
「SSC?・・・、学生課か?ザ・デパートメント・オブ・エデュケーショナル・アホ?・・・、アフェアーズ・・・・・・たしか、教務課の筈」
ヤツSSCだけで何の訳か分かったのか?凄い。
「貴斗、サンキュ!」
「イギリスでは学生課と教務課別々に存在するが米国は一緒にする事が多い。レジストレーション・オフィス、大学内では学科登録・会計課をさす。アドミニストレーションオフィスは学部の教諭管理課、職員室の方があっているかも」
とヤツはさらにそう補足まで付け加えてくれた。
「今、どこにいる?」
「バイトに向かっている途中」
こいつ、また藤宮さんをほっぽりだして、仕事に行く気だな?またっく、どうしてくれよう?・・・、やっぱここは言うべきだろうな、彼女のためにも。
「お前、少しは藤宮さんともっと居てやろうと思わないのか?」
『ブッ、ツゥーーーっ!』
余計な事を言えば直ぐこれだ。
マアいいや、用件はバッチリ、聞いたし。しかし、なんだぁな、記憶喪失で失語症になることもあるようだけど。
大抵、言語関係と体に染み付いた行動や技術、っていうのは忘れる事は少ないらしいんだよな、同じ記憶でも。だが、奴にとってアメリカ英語は第二外国語、そこまで容易に覚えているものだろうか?、まあいいや。
「クライフ、分かったぜ」
「ユぅー、ノー?Good!プリーズ、テイク、ミー、ゼアーっ!」
多分、連れて行けといっているんだろう。
ショウガナイここでこいつをほったらかしにしても可哀想だ。
それに、こんな所でさよならしたら他の連中にも同じ様にしつこく付きまといそうだし、俺が貧乏くじ引いてやるか?
サークルは遅れても大丈夫だから連れて行ってやるとする。
「OK、レッツ、ゴーっ!」とクライフに言ってやった。
学生課に着くまでクライフに色々聞いたし聞かれた。
奴はアメリカ生まれでミシガン州と言う州で育ったと言っていた。
母方の父親は日本人。クウォーターってやつ。
学部はなんと同じ国際経済学部。
この国と自分の国の経済を回復したいそうだ。
夢がでかい。
学生課に着いた時、俺の時間割を聞かれたので答えてやったが・・・言わなかった方が良かったかも。
俺と全部同じ時間割にしやがった。
学生課、会計課、教務課、最後に取るクラスの講師たちに挨拶したいって言ったから学部の職員室につれて行ってやった。
結構律儀なやつ。
「ミスター・ヤガミ、サンクス!アイ、リアリー、アプリシエイチュー」
「オーケー、オーケー、ノープロブレムだ」
最後クライフが言った言葉の意味は分からなかったけど俺はそう返してやった。
「ウェル、ミスター・ヤガミ、ミーはクラブにジョインしたいです。ハウ、ドゥー、ザット?」
「・・・?!」
わからネェ~~~英語勉強しなおしか?国際経済学部だから英語は必修。
こいつにまともな日本語を教える代わりに英語を習おう。
即そう決めた。
「ミスター・ヤガミ、アイ、ウォンナ、ジョイン、ザ、クラブ!」
「分かった、分かった、おちつけ、で何のクラブだ?」
「レッツ、プレイ、テニス」
クライフはラケットを振る動作をして見せた。
かなり様になっている。
こやつ出来るッ!はぁ~、サークルまで同じかよ!
即座にコイツを連れて行くか悩んでしまった。
人生の分岐点!
「ミスター、プリーズ、プリ~ズっ!」
やつはアメリカン・スマイルをしながら訴えてくる。しかも強引な感じでだ。
「サークルまで一緒かよ、全く」
「サークル?ファッツ?」
英語ではクラブとサークルって違う意味なのか?と疑問に思った。
「サークルとクラブは一緒の意味」
「ニホン語ムズカしいデス」
これ以上コイツと話していたら精神疲労が溜まる一方だ。
ササッと部室に連れて行って事無きに収めよう。
こうしてクライフ・フォードと言う留学生と知りあるようになった。
腐れ縁で大学卒業後も付き合うようになる要注意人物。
まあ、こんなやつが友達にいてもいいかな?
貴斗と違って交友関係を広めたいからな。
広めたいと思うだけで誰とでも深く付き合うわけじゃない。
これから先も野郎は宏之や貴斗の様に深く付き合って行きたいと思うのは馬が合うやつだけだ。
女の子は別だけどね。
こんな事を思ってはいるけど今でもあいつの事を変わらず想っている俺がそこにいた。・・・・・・・・・なぁ~~~んって思っては見るが俺には似合わない。
今月でもうあれから一年も経つのか、昨日久しぶりに涼崎さんの見舞いに行ってきたが変化ナッシング。
生きているけど眠ったまま。植物人間とは違うって医者は言っていた。
俺から見たらなんら植物人間と変わり無い。
彼女はいつ覚醒するのだろうな?目覚めた時、彼女は変わってしまった現実をしっかりと受け止められるのだろうか?
彼女は隼瀬を許せるのだろうか?彼女じゃない、俺がそんな事を分かるはずが無い。
今、宏之は隼瀬なしじゃダメなくらいべったりしている。
奴もやっと立ち直った。
一年も掛けて。
貴斗の奴は相変わらず記憶喪失のままだ。
最近、色々な意味でヤツの記憶が戻らない方がいいのではと思い始めた。
今、藤宮さんと一緒に居て幸せそうに見えるアイツ、過去の悲惨な記憶などいらなくてもいい。
別に彼女が幼馴染みだって覚えてなくたっていい。
今が上手く言っていれば。
これ以上、この現実を壊したくない。
貴斗にとっては記憶が無い方が非現実なのかもしれないけどな。
この広いキャンパス内を歩きながらそんな風に近状について考えていた。
「ヘイッ、ユーっ!」
誰かが俺を呼んでいる、だが無視だ。
知らない人について行っては駄目だと両親にも姉貴にも言われている。
今後、可愛く成長するだろう俺の妹にも言われそうだから無視する。・・・妹の右京は絶対姉貴を見習わないで成長して欲しいと願いながら振り向かず歩く。
「ユー、ストップ、ストップ、プリーズ!」
聞こえない、聞こえない、理解できない、判らない、無視して歩く速度を上げた。
何故か俺の足音と同じく、シカトを決め込んだやつの足音も早くなっていた。
「ハァ~~~、二ホン人ツメタイですネェ。ミーは二ホン人ミナ、カインドだとキキしていました。オーマイッガッ、ジィーズッ!」
「オイッ、先入観だけで日本人をみんなそうと思うな!お前の国のやつらは皆クリスチャンか?」
〈しっ、しまったつい受け答えをしてしまった〉
「Answer is NOです、それにミーはオマエなんてネームでないです。Clife Ford、ミーをクライフってヨバレてください」
「俺はヤガミ・シンジ、しょうがないから付きやってやる、クライフって言ったけ?」
「やっと、ミーのコト、キにしてくれました。サンクス!ミスター・ヤぁガぁ~~~ミっ!」
「でっ、クライフとやら、何か用事か?」
「ミーは〝クライフトヤラ〟でないクライフ、OK、ミスター・ヤガミ?」
〈コイツ、もう俺の苗字、覚えやがった、なかなかやるな!〉
だが、しかし、まだ日本語に順応しきれていないだけなのかボケを言っているのかこのクライフとやらは解析不能。
「クライフ、俺に何か用か?」
「ワタシ、マヨッテしまいまシタ。キャンパスはラージ。SSCはドコです」
「SSC?何だ、そりゃ?」
聞きなれない言葉を耳にした俺の顔は変に崩れたと・・・、思う。
「スチューデント・サービス・センターでSSCデス。ザ・デパートメント・オブ・エデュケーショナル・アフェアーズともいいますです。ミー、マダニホンごヨクわからないデス。クラス・スケジュールなどをキイタリするトコロデス。ミーのクニではそこでクレジット、チェックします」
彼の言っている事を要約して見る?・・・分からん、貴斗に聞いて見た方が早い。
何故そう思ったかは秘密。
「クライフ、3分くれ!」
「インスタント・ヌードル、イートデスか?」
「ちがう!」
「ミーのクニでも大人気デス」
やつを無視して貴斗の携帯に電話!
「もしもし、貴斗か?」
「ハイ、あなたの仰るとおり藤原貴斗デス。ちら様でしょうか?」
変な事を言えば即切られるのを学習済み、素直に名前と用件を言った。
「八神慎治、貴斗に聞きたい英単語がある」
「俺の知っている言葉だったら、答えられる」
「SSCかザ・デパートメント・オブ・エデュケーショナル・アホヤーズ。分かるか?」
クライフが言った言葉を間違えず貴斗に伝えた。多分・・・、間違っていないはず。
「SSC?・・・、学生課か?ザ・デパートメント・オブ・エデュケーショナル・アホ?・・・、アフェアーズ・・・・・・たしか、教務課の筈」
ヤツSSCだけで何の訳か分かったのか?凄い。
「貴斗、サンキュ!」
「イギリスでは学生課と教務課別々に存在するが米国は一緒にする事が多い。レジストレーション・オフィス、大学内では学科登録・会計課をさす。アドミニストレーションオフィスは学部の教諭管理課、職員室の方があっているかも」
とヤツはさらにそう補足まで付け加えてくれた。
「今、どこにいる?」
「バイトに向かっている途中」
こいつ、また藤宮さんをほっぽりだして、仕事に行く気だな?またっく、どうしてくれよう?・・・、やっぱここは言うべきだろうな、彼女のためにも。
「お前、少しは藤宮さんともっと居てやろうと思わないのか?」
『ブッ、ツゥーーーっ!』
余計な事を言えば直ぐこれだ。
マアいいや、用件はバッチリ、聞いたし。しかし、なんだぁな、記憶喪失で失語症になることもあるようだけど。
大抵、言語関係と体に染み付いた行動や技術、っていうのは忘れる事は少ないらしいんだよな、同じ記憶でも。だが、奴にとってアメリカ英語は第二外国語、そこまで容易に覚えているものだろうか?、まあいいや。
「クライフ、分かったぜ」
「ユぅー、ノー?Good!プリーズ、テイク、ミー、ゼアーっ!」
多分、連れて行けといっているんだろう。
ショウガナイここでこいつをほったらかしにしても可哀想だ。
それに、こんな所でさよならしたら他の連中にも同じ様にしつこく付きまといそうだし、俺が貧乏くじ引いてやるか?
サークルは遅れても大丈夫だから連れて行ってやるとする。
「OK、レッツ、ゴーっ!」とクライフに言ってやった。
学生課に着くまでクライフに色々聞いたし聞かれた。
奴はアメリカ生まれでミシガン州と言う州で育ったと言っていた。
母方の父親は日本人。クウォーターってやつ。
学部はなんと同じ国際経済学部。
この国と自分の国の経済を回復したいそうだ。
夢がでかい。
学生課に着いた時、俺の時間割を聞かれたので答えてやったが・・・言わなかった方が良かったかも。
俺と全部同じ時間割にしやがった。
学生課、会計課、教務課、最後に取るクラスの講師たちに挨拶したいって言ったから学部の職員室につれて行ってやった。
結構律儀なやつ。
「ミスター・ヤガミ、サンクス!アイ、リアリー、アプリシエイチュー」
「オーケー、オーケー、ノープロブレムだ」
最後クライフが言った言葉の意味は分からなかったけど俺はそう返してやった。
「ウェル、ミスター・ヤガミ、ミーはクラブにジョインしたいです。ハウ、ドゥー、ザット?」
「・・・?!」
わからネェ~~~英語勉強しなおしか?国際経済学部だから英語は必修。
こいつにまともな日本語を教える代わりに英語を習おう。
即そう決めた。
「ミスター・ヤガミ、アイ、ウォンナ、ジョイン、ザ、クラブ!」
「分かった、分かった、おちつけ、で何のクラブだ?」
「レッツ、プレイ、テニス」
クライフはラケットを振る動作をして見せた。
かなり様になっている。
こやつ出来るッ!はぁ~、サークルまで同じかよ!
即座にコイツを連れて行くか悩んでしまった。
人生の分岐点!
「ミスター、プリーズ、プリ~ズっ!」
やつはアメリカン・スマイルをしながら訴えてくる。しかも強引な感じでだ。
「サークルまで一緒かよ、全く」
「サークル?ファッツ?」
英語ではクラブとサークルって違う意味なのか?と疑問に思った。
「サークルとクラブは一緒の意味」
「ニホン語ムズカしいデス」
これ以上コイツと話していたら精神疲労が溜まる一方だ。
ササッと部室に連れて行って事無きに収めよう。
こうしてクライフ・フォードと言う留学生と知りあるようになった。
腐れ縁で大学卒業後も付き合うようになる要注意人物。
まあ、こんなやつが友達にいてもいいかな?
貴斗と違って交友関係を広めたいからな。
広めたいと思うだけで誰とでも深く付き合うわけじゃない。
これから先も野郎は宏之や貴斗の様に深く付き合って行きたいと思うのは馬が合うやつだけだ。
女の子は別だけどね。
こんな事を思ってはいるけど今でもあいつの事を変わらず想っている俺がそこにいた。・・・・・・・・・なぁ~~~んって思っては見るが俺には似合わない。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
三年で人ができること
桃青
ライト文芸
もし三年後に死ぬとしたら。占いで自分にもう三年しか生きられないと告げられた男は、死を感じながら、平凡な日常を行き尽くそうとする。壮大でもなく、特別でもなく、ささやかに生きることを、残された時間で模索する、ささやかな話です。
冥界区役所事務官の理不尽研修は回避不可能 〜甘んじて受けたら五つの傷を負わされた〜
田古みゆう
ライト文芸
不慮の事故に巻き込まれた僕。
目覚めた場所は、黄泉の国への入り口だった。
このままでは、地獄行き決定!!
目の前にいる小鬼と事務官は楽しそうにそう言い放つ。
あんまりだ!
何も悪いことなんてしていないのに、そんなのってないだろう〜!!
光のもとで1
葉野りるは
青春
一年間の療養期間を経て、新たに高校へ通いだした翠葉。
小さいころから学校を休みがちだった翠葉は人と話すことが苦手。
自分の身体にコンプレックスを抱え、人に迷惑をかけることを恐れ、人の中に踏み込んでいくことができない。
そんな翠葉が、一歩一歩ゆっくりと歩きだす。
初めて心から信頼できる友達に出逢い、初めての恋をする――
(全15章の長編小説(挿絵あり)。恋愛風味は第三章から出てきます)
10万文字を1冊として、文庫本40冊ほどの長さです。
Pop Step ☆毎日投稿中☆
慰弦
BL
「私のために争うのは止めて!」
と声高々に教室へと登場し、人見知りのシャイボーイ(自称)と自己紹介をかました、そんな転校生から始まるBL学園ヒューマンドラマ。
彼から動き出す数多の想い。
得るものと、失うものとは?
突然やってきた転校生。
恋人を亡くした生徒会長。
インテリ眼鏡君に片想い中の健康男児。
お花と妹大好き無自覚インテリ眼鏡君。
引っ掻き回し要因の俺様わがまま君。
学校に出没する謎に包まれた撫子の君。
子供達の守護神レンタルショップ店員さん。
イケメンハーフのカフェ店員さん。
様々な人々が絡み合い、暗い過去や性への葛藤、家族との確執や各々の想いは何処へと向かうのか?
静創学園に通う学生達とOBが織り成す青春成長ストーリー。
よろしければご一読下さい!
女子に間違えられました、、
夜碧ひな
青春
1:文化祭で女装コンテストに強制的に出場させられた有川 日向。コンテスト終了後、日向を可愛い女子だと間違えた1年先輩の朝日 滉太から告白を受ける。猛アピールをしてくる滉太に仕方なくOKしてしまう日向。
果たして2人の運命とは?
2:そこから数ヶ月。また新たなスタートをきった日向たち。が、そこに新たな人物が!?
そして周りの人物達が引き起こすハチャメチャストーリーとは!
ちょっと不思議なヒューマンラブコメディー。
※この物語はフィクション作品です。個名、団体などは現実世界において一切関係ありません。
真実の愛に目覚めたら男になりました!
かじはら くまこ
ライト文芸
結婚式の日に美月は新郎に男と逃げられた。
飲まなきゃやってらんないわ!
と行きつけの店で飲むところに声をかけてきたのはオカマの男だったが、、
最後はもちろんハッピーエンドです!
時々、中学生以下(含む)は読ませたくない内容ありです。
パドックで会いましょう
櫻井音衣
ライト文芸
競馬場で出会った
僕と、ねえさんと、おじさん。
どこに住み、何の仕事をしているのか、
歳も、名前さえも知らない。
日曜日
僕はねえさんに会うために
競馬場に足を運ぶ。
今日もあなたが
笑ってそこにいてくれますように。
カメリア・シネンシス・オブ・キョート
龍騎士団茶舗
ファンタジー
異世界に召喚された5人。性別・年齢も違うそれぞれは、異世界の“キョート”の、5つの国の命運を問う旅へと出発する。
魔法の発達した国『シュロッス・イン・デル・ゾーネ』
サイバーパンクな科学技術大国『United Japanese tea varieties of Iratsuko』
清廉な武士たちが住まう『南山城国』
スチームパンクな北方の大国『テラ・ドス・ヴェルメロス』
ポストアポカリプス後の自然豊かな『バクエット・ド・パクス』
それぞれの国、それぞれの旅人たちの運命は?
異世界系ジャンル越境メタフィクション日本茶ファンタジー、開幕!
※ ※ ※
日本茶を擬人化した物語です。
異世界に召喚される人物以外は皆、日本茶です。
“キョート”は異世界ですが、登場するそれぞれの国は実際の京都府内の、日本茶の著名な産地をモチーフにしています。
旅をする物語ですが、旅や物語の背景も、実際の日本茶に関する歴史を下敷きにしています。
とは言え勿論、この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
Fate、刀剣乱舞、艦これ、ウマ娘などの日本茶ver.とでも思っていただければ。
ちなみに筆者は日本茶問屋ですので、日本茶に関する知識についてはガチですが、この物語自体はサブカル成分6:日本茶4です。悪しからず。
ゲーム化を目指し、その分野に強いということでアルファポリス様にて、連載を開始させていただきました!
ひぐらしや東方のようにメディアミックスもしたい! 絵師さまも募集中です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる