すきなひと。

星野ノア

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日々

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○季節は5月 緑で生い茂る 心地よい季節
4月は 入学、クラス発表 体育祭の種目決め
などで多忙な日々だった。
体育祭は 中間テストを挟んで次の週にある。
テストにはまだ少し時間があるので
体育祭の練習が中心の学校生活が始まる。

朝は少し早めに起き 
ナチュラルメイクを施し
服を着替えパンを食べて
余裕を持って出るのが
いつものスタイルだ。
電車の兼ね合いもあり
少し早く出る。

「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
必ず出るときは家族に
行ってきますと伝える。



「緑が増えたな~。」
電車に揺られながら外の景色を
眺める。
今日は体育がメインの日
ポニーテールをしてるので
気も少し引き締まったように感じる。

「おはよ凛」
「おはよう彩」
彩と真由香は同じ中学だけど
最寄駅が違うから
時間も違うくて
朝は別々に登校してる。

今日は真由香が見当たらない。
「真由香は?」
「先輩に朝誘われたらしくてさ」
「そうなんだ真由香先輩受けいいしね~」
真由香はかわいいしかも
先輩への愛嬌の振りまき方は
私も本当憧れるくらい すごく可愛い。
だから年上の人が比較的多いみたい。

【ガラッ】

「あ、おはよっ」
ゆうくんがうつむきながら
挨拶してきたので
「おはよっ」
って返したらぱっと
女子がこちらを見る、
いつものことだ。

今日は、二人三脚くっつくの
やだな、女子からの目が、 
ゆうくんに非はないんだし
頑張るけどね。


そして体育の時間

ゆうくんと目があう
『練習しよっか』
声が重なって
二人とも微笑む。


ある程度練習して
休憩の時間に入る、
この前買ってきてくれたし
今回くらいは、
「ジュース買ってくるけど
何がいい?」

「んー、」
ゆうくんが考えてる。


「俺も行く。」
この答えにはびっくりした。

なんか周りの人はびっくりした
顔でいる。
まあ、いいか

「いいよ、一緒にいこ」

自動販売機の前にはやはり人が多い

「え、ゆうくんなんでそのこといるの?」
「立花さんに無理矢理誘われたのか♪」
うっとおしい。
正直こういうのやめてほしい。
するとゆうくんはすごく怒った顔で


「俺が凛についてくっていったんだ
お前らに関係ない。」
ゆうくんが
珍しく怒っている。いつもは
無視してるのに、

女子達はゆうくんに申し訳そうな、
私に対しては嫉妬の顔を
残し 去っていった。 



「ありがとう。」
「いや、本当こっちがごめん。」 
「ジュース買えたし戻ろっか」


何事もなく練習を再開し
続けていく。


そしてそのまま帰りだ。


「ただいま」
「おかえり凛」

今日はなんか疲れたな。
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