47 / 47
四十三話 シュジンとしてのケジメ
しおりを挟む
今、裁決を取れば確実に『松川死刑』だ。
でもこいつはテスタ裁判長と楜澤を殺しただけの罪ではない。
『忘れさせた2日間の記憶』
それが俺のこの裁判での本番だった。
二月十八日。その朝、俺は松川の罠にまんまとハマり投獄された。
そしてその夜、松川が面会に来た時やつはたしかに『三日後を楽しみにしている』と言った。
なのに今日、テスタ裁判長に成りすました松川は裁判の始まりに『二月十九日』と日にちを述べた。
そして今日の正確な日時はナズザーリン国王が言った『二月 二十一日』であることをご理解願いたい。
松川にとってこの『空白の2日間』──いや、訂正。松川と鈴木にとっての『空白の2日間』。
俺は二人のこの2日間の全ての記憶を復讐者を使って奪ったのだ。
つまり俺は昨日──二月 二十日、王との謁見前に松川と鈴木と会っている。
会いに来たと言った方が正確で、奴らは俺に対しての嫌味とさらに衝撃的なことを本人からベラベラと話した。
その場にエキソンが透明になっているとも知らず、松川は放心状態の演技をしている俺に分身でなく、本人で来た。
話が終わり、俺から背中を向けたところで暴れた演技をして二人に無理矢理触ったのだ。
馬鹿な奴ら。と本気で思った。
『放心状態』『食事も出来ていない無関心状態』という看守の声を本気で聞き入れて、分身ではなく『本物』で来ると言うバカさに笑わなかった俺を褒めてくれ。
その時既に看守にも例の動画を見せていて、協力してくれていた。そんなこと気付かずに来た奴ら。
全くの『無能』だった。
ルエルの言った『信頼』はこの裁判で最も有効な武器だった。『証拠』なんかよりも全く比べ物にならない武器。
それをこの世界で何十、何百の人と培っていたルエルとエキソン。その二人に『信頼』された俺──最初から負ける要素はなかった。
そして今、この裁判において松川への『信頼』は無。
対して『人殺し組の復讐隊』への『信頼』は最大だ。
「エキソン。これは本物なのか? ルエル、スキルで確認しなさい。」
王は確認のために再度聞く。それに応えたのは『エキソンの口』ではなく、場内に響いた『エキソンの心の声』だった。
『王への忠誠に誓って、私の命を差し出してでも本物であります。』
ルエルのスキルの力──と言いたいところだが答えは『否』だ。
これは録音音声。だがそれは裁判長である国王がよくわかっていること。
ルエルは確かにスキルを発動している。
『対象者の心の声を一定範囲内にいる他者に聞かせることができる』
とスキル説明をしたが、どの範囲の『一定範囲内』に心の声が聞こえるかは言っていない。
更にいえばナズザーリン国王は『精霊族のように人の本音を口に出さずとも聞ける』と言っただけで、どう聞こえて、発動内容は何なのかも言っていない。
が、この場にいる者たちはルエルのスキルを使用することを承諾した。
そして何も気づかないままに先程のエキソンの発言は『ルエルのスキルによるもの』と勝手に解釈している。
この裁判は大体の"シナリオ"が昨日の国王との面談で完成していた。
録音音声を流すことも決まっていた。
なぜこんなことをしなければならなかったのかはルエルのスキルの限界があるから。
『自身から近い位置にいる最大5人と口に喋らずとも本音で話ができる』
というもの。
これでは確実に5人以上いる裁判の場ではスキルは使えない。
だからあの場で"弁護側"と"容疑者側"だけでも本音で語り合った。
俺、国王、ルエル、エキソンの四名で擦り合わせを行い、重要な証言を録音する。
松川が『黒』。それはそこで完全確定した。
その"心の声"で一気に冷たい視線が松川に向く。富川もだ。多分無罪になってもここでは生きていけないな。
「松川、この映像に対して反論は?」
「………」
この世界にも黙秘権は存在する。でもこの黙秘は本当のことだと言っているようにしか見えない。
「何も答えない、か。──では次にいく。」
『部外者』達は"次"という言葉に引っかかったであろう。
「松川、鈴木は齋藤が捕まってからこの裁判が始まるまでの2日間。この事件の一件で最もしてはならないことをしていた。
異世界召喚者に部屋での待機命令が下った一日目。ある人物を『部屋の中に監禁』し、更に『性的暴力、凄惨な行為』を行った。
その女性は今日未明、酷い有様で彼女の部屋の外に放置されているのを巡回中の兵士が見つけた──。
彼女は『犯罪者の齋藤』と仲がよかったというだけで汚されたのだ。そして彼女は満身創痍ながらもこの場に出席をしてくれると言った。
ベッドに寝た姿での『証人』だ。」
そう言った後に運ばれてきたのは、無惨に傷つけられた碓氷 千鶴の姿だった。
回復魔法や回復薬を投与してもなかなか治ることの無い傷の深さ。
これが『家畜の運命』だと言ってしまえば簡単だが、傷つけられた『家畜』の傷は決して癒えることはない。
碓氷が酷い目に遭っているのを聞いたのは捕まった日の夜。その時にエキソンが撮ってきた映像だった。
テスタ裁判長殺害と楜澤の自殺の映像のあと見せられたそれには富川、松川、瀧澤、鈴木。そして鈴木のスキルで映し出された映像の中には拷問されている碓氷の姿があった。
見るに堪えないその映像。
俺が体験してきたどの暴力にも勝る程の一方的な拷問だった。
そして王との謁見前に松川が尋ねてきたのもその件だった。
松川は碓氷に施した胸糞悪い拷問の詳細を事細かに説明してきた。
『碓氷、お前なんかに懐いちゃってかわいそうに。』
いや違う。
俺があいつをモノにした。俺に逆らえない都合のいい所有物に。
『齋藤のためなら何があっても口を割らない。』
それも違う。
"口を割らない"じゃなくて"割れない"だけだ。
でも、この一件が片付いたら言ってあげたい。
『ありがとう』ってさ。
俺は碓氷の所有者として、"完璧な復讐者"として果たすべき使命がある。
「──しかし皆、見ての通り、ウスイはとても喋れる状況ではない。
そのため事前に容疑者、齋藤からある決定的な証拠の提示をされた。この証拠は王である儂が、そして嘘を見破るルエルが"本物"だと位置づけたものだ。
昨日の夜、齋藤の元に面会に訪れた際、彼がマツカワ及びスズキに言われたこと。その"記憶映像"だ。そしてその場に同席した衛兵との記憶とも擦り合わせた結果、"100パーセント事実"である証拠として今この場で音声のみを聞かせたい。」
これは俺の願いだった。
碓氷に俺のせいで酷い目にあわせた、俺の精一杯の『償い』だった。
でも俺は決して碓氷に傷つけられたことは忘れることは無い。
でもこれをやり遂げなければ、俺は"復讐者"ではなく、俺の大嫌いな"クラスメイトと同等になってしまう──それは「死んでもいや」なんだ。
「王の忠誠により、この記憶が正しいものだと誓います!」
────────
でもこいつはテスタ裁判長と楜澤を殺しただけの罪ではない。
『忘れさせた2日間の記憶』
それが俺のこの裁判での本番だった。
二月十八日。その朝、俺は松川の罠にまんまとハマり投獄された。
そしてその夜、松川が面会に来た時やつはたしかに『三日後を楽しみにしている』と言った。
なのに今日、テスタ裁判長に成りすました松川は裁判の始まりに『二月十九日』と日にちを述べた。
そして今日の正確な日時はナズザーリン国王が言った『二月 二十一日』であることをご理解願いたい。
松川にとってこの『空白の2日間』──いや、訂正。松川と鈴木にとっての『空白の2日間』。
俺は二人のこの2日間の全ての記憶を復讐者を使って奪ったのだ。
つまり俺は昨日──二月 二十日、王との謁見前に松川と鈴木と会っている。
会いに来たと言った方が正確で、奴らは俺に対しての嫌味とさらに衝撃的なことを本人からベラベラと話した。
その場にエキソンが透明になっているとも知らず、松川は放心状態の演技をしている俺に分身でなく、本人で来た。
話が終わり、俺から背中を向けたところで暴れた演技をして二人に無理矢理触ったのだ。
馬鹿な奴ら。と本気で思った。
『放心状態』『食事も出来ていない無関心状態』という看守の声を本気で聞き入れて、分身ではなく『本物』で来ると言うバカさに笑わなかった俺を褒めてくれ。
その時既に看守にも例の動画を見せていて、協力してくれていた。そんなこと気付かずに来た奴ら。
全くの『無能』だった。
ルエルの言った『信頼』はこの裁判で最も有効な武器だった。『証拠』なんかよりも全く比べ物にならない武器。
それをこの世界で何十、何百の人と培っていたルエルとエキソン。その二人に『信頼』された俺──最初から負ける要素はなかった。
そして今、この裁判において松川への『信頼』は無。
対して『人殺し組の復讐隊』への『信頼』は最大だ。
「エキソン。これは本物なのか? ルエル、スキルで確認しなさい。」
王は確認のために再度聞く。それに応えたのは『エキソンの口』ではなく、場内に響いた『エキソンの心の声』だった。
『王への忠誠に誓って、私の命を差し出してでも本物であります。』
ルエルのスキルの力──と言いたいところだが答えは『否』だ。
これは録音音声。だがそれは裁判長である国王がよくわかっていること。
ルエルは確かにスキルを発動している。
『対象者の心の声を一定範囲内にいる他者に聞かせることができる』
とスキル説明をしたが、どの範囲の『一定範囲内』に心の声が聞こえるかは言っていない。
更にいえばナズザーリン国王は『精霊族のように人の本音を口に出さずとも聞ける』と言っただけで、どう聞こえて、発動内容は何なのかも言っていない。
が、この場にいる者たちはルエルのスキルを使用することを承諾した。
そして何も気づかないままに先程のエキソンの発言は『ルエルのスキルによるもの』と勝手に解釈している。
この裁判は大体の"シナリオ"が昨日の国王との面談で完成していた。
録音音声を流すことも決まっていた。
なぜこんなことをしなければならなかったのかはルエルのスキルの限界があるから。
『自身から近い位置にいる最大5人と口に喋らずとも本音で話ができる』
というもの。
これでは確実に5人以上いる裁判の場ではスキルは使えない。
だからあの場で"弁護側"と"容疑者側"だけでも本音で語り合った。
俺、国王、ルエル、エキソンの四名で擦り合わせを行い、重要な証言を録音する。
松川が『黒』。それはそこで完全確定した。
その"心の声"で一気に冷たい視線が松川に向く。富川もだ。多分無罪になってもここでは生きていけないな。
「松川、この映像に対して反論は?」
「………」
この世界にも黙秘権は存在する。でもこの黙秘は本当のことだと言っているようにしか見えない。
「何も答えない、か。──では次にいく。」
『部外者』達は"次"という言葉に引っかかったであろう。
「松川、鈴木は齋藤が捕まってからこの裁判が始まるまでの2日間。この事件の一件で最もしてはならないことをしていた。
異世界召喚者に部屋での待機命令が下った一日目。ある人物を『部屋の中に監禁』し、更に『性的暴力、凄惨な行為』を行った。
その女性は今日未明、酷い有様で彼女の部屋の外に放置されているのを巡回中の兵士が見つけた──。
彼女は『犯罪者の齋藤』と仲がよかったというだけで汚されたのだ。そして彼女は満身創痍ながらもこの場に出席をしてくれると言った。
ベッドに寝た姿での『証人』だ。」
そう言った後に運ばれてきたのは、無惨に傷つけられた碓氷 千鶴の姿だった。
回復魔法や回復薬を投与してもなかなか治ることの無い傷の深さ。
これが『家畜の運命』だと言ってしまえば簡単だが、傷つけられた『家畜』の傷は決して癒えることはない。
碓氷が酷い目に遭っているのを聞いたのは捕まった日の夜。その時にエキソンが撮ってきた映像だった。
テスタ裁判長殺害と楜澤の自殺の映像のあと見せられたそれには富川、松川、瀧澤、鈴木。そして鈴木のスキルで映し出された映像の中には拷問されている碓氷の姿があった。
見るに堪えないその映像。
俺が体験してきたどの暴力にも勝る程の一方的な拷問だった。
そして王との謁見前に松川が尋ねてきたのもその件だった。
松川は碓氷に施した胸糞悪い拷問の詳細を事細かに説明してきた。
『碓氷、お前なんかに懐いちゃってかわいそうに。』
いや違う。
俺があいつをモノにした。俺に逆らえない都合のいい所有物に。
『齋藤のためなら何があっても口を割らない。』
それも違う。
"口を割らない"じゃなくて"割れない"だけだ。
でも、この一件が片付いたら言ってあげたい。
『ありがとう』ってさ。
俺は碓氷の所有者として、"完璧な復讐者"として果たすべき使命がある。
「──しかし皆、見ての通り、ウスイはとても喋れる状況ではない。
そのため事前に容疑者、齋藤からある決定的な証拠の提示をされた。この証拠は王である儂が、そして嘘を見破るルエルが"本物"だと位置づけたものだ。
昨日の夜、齋藤の元に面会に訪れた際、彼がマツカワ及びスズキに言われたこと。その"記憶映像"だ。そしてその場に同席した衛兵との記憶とも擦り合わせた結果、"100パーセント事実"である証拠として今この場で音声のみを聞かせたい。」
これは俺の願いだった。
碓氷に俺のせいで酷い目にあわせた、俺の精一杯の『償い』だった。
でも俺は決して碓氷に傷つけられたことは忘れることは無い。
でもこれをやり遂げなければ、俺は"復讐者"ではなく、俺の大嫌いな"クラスメイトと同等になってしまう──それは「死んでもいや」なんだ。
「王の忠誠により、この記憶が正しいものだと誓います!」
────────
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(4件)
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転
小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。
人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。
防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。
どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
お疲れ様です。
2回目ですね。
まあ、ヘイトシーンは息が詰まりそうになり、心臓が止まりそうになりますが、やはり続きが気になります。
どんなに時間額かかっても良いので必ず完結させてください。お願いします。
二吉 亜流斗さん、二度目の感想頂きありがとうございます!
残酷描写で息が詰まりそうだったり、心臓が止まりそうになったら、休み休み読んでくださいね!
体と相談しながらコツコツと書き上げていきます。
それにこれだけ主人公をひどい目に遭わせた以上、中途半端では終われませんしね(笑)
これからもよろしくお願いします!
確かに面白いです。
壮絶なイジメを通り越した暴力はきついです、
個人的には先が読めないですが、ワクワクします。
日吉亜流斗さん、コメントありがとうございます!
そう言って頂けて嬉しいです!
暴力描写を書いている時、時々主人公に謝っています(笑)
自分でもワクワクしながら描いています。それを伝えられるように作品作り、精一杯やらせて頂きます。
これからもどうぞよろしくお願いします
!
面白い。
グリムラグナさん、コメントありがとうございます!
そう言っていただけると非常に嬉しいです!
これからもこのような評価をいただけるよう精一杯書いていきます。これからもどうぞよろしくお願いします!