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病院での朝
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そして小説を書き終わって、今はアニメを観ている。今やっているアニメは観れるが、続編が観れないのは残念だ。まぁ死ぬんだから、仕方ないか。
「それにしてもラブコメの完成度が日に日に上がっているな」
ラブコメだけだったら、アニメはかなりレベルが上がってきている。それだけラブコメの好んでいる層の粗野が広くなってきてるんだろう。いつかアニメは日本で一番有名な文化になるだろう。
そして一通りアニメを観終わって、俺は寝ることにした。そして目を瞑り、寝た。
そして朝の陽射しで起きる。
「薬品の匂いがするな。そう言えば俺は入院をしてるんだったな」
朝ご飯を作らなくていいのはやっぱりいいよな。夜はねるがいっつも作ってくれるが。ねるの手作りを食べれないのは残念だが、まぁすぐに退院するし、少しの我慢だ。
俺はそれからネットでニュースを見ていると、襲ってきたヤクザが逮捕されたというニュースを見た。どうやら恐喝の疑いもあるらしい。
これでこの組織を一網打尽してくれれば助かるんだが。お礼参りをしてくることに怯えなくてすむからな。
問題は俺が死んだ後だが、式神をねるに、俺が持っている最強の式神を渡しておけば、ねるは多分無事でいられるだろう。
そんなことを考えていると、看護婦さんが朝食を持ってきた。病院の料理は味が薄いと言われているが、実際はどうなんだろうな。まぁ今から分かるだろう。そして俺はいただきますと言って食べ始めた。
生姜焼だが、やっぱり味は薄かった。これを一ヶ月以上食べ続けるのは辛いな。三日で退院で来てよかったよ。辛いラーメンが食べたい気分だな。長くはないし、好きなものは食べたいだけ食べれる。だから早く退院して、辛いラーメンを食べに行こう。
そして朝食を食べ終わると、俺は着替えて、散歩をしようと思った。病院の中を回ることって滅多にないからな。
俺は着替えを終えると、病院内を歩いていた。
やっぱりおじさんおばさんが多いな。高校生ぐらいの人もいるが、みんな可愛かったりするのはこの辺の美形度合いを表している。
まぁナンパしはしないけどね。すぐ死ぬのに付き合うとか無理だし、それに今の俺には付き合ってないとはいえねるがいる。レンタル青春をやっているし、ねると少しでも長くいたいから、誰かと付き合うことはない。
そして外に出ると、暖かい陽射しが当たる。
「なかなか気持ちいいな。やっぱり外にでるのは悪くないな。紅葉を見れないのは残念だ」
俺は少し遠い目をしてこれからのことを考える。ねると青春をして、残りの人生を楽しむ。きっとねるからしたら、数多いうちのひとつの思い出にしかならないだろう。ただ俺はなにかをやってるときにふと思い出してくれればいい。あの頃は楽しかったと。そうすれば俺は生きてた価値がある。
「ちょっと感傷的になりすぎたか。たが死ぬならこんなことは日常茶飯事だ」
きっとこれからも生きることにたいして、思うことがあるだろう。死が近づいてきたとき、俺は後悔なく死ねるだろうか。ねるとの青春をやりきればきっと後悔はないはずだ。
「そろそろ戻るか、ねるは多分午後に来るよな。お菓子だけでも買っておくかね」
俺は病院に併設されているコンビニで、お菓子とジュースを買った。俺用にもちろんマッカンも買っておいた。まさか病院という健康的な生活を進める場所でマッカンが売ってるとはな。それだけ医者はストレスを感じてるんだろうか。ブラックだと聞くし。俺が長生きできて、頭がよくても医者だけにはならなかっただろう。
俺はマッカンをちびちびと飲みながら、自分の病室に向かう。それにしても骨折してたから、歩くだけでも少し違和感があるな。まぁ違和感があるだけで、どこかが痛いとこがあったりする訳じゃないから、いいんだが。
そんなことを考えていると、病室に着いた。だが着いたはいいがやることがない。小説は進めるとこまでは進めたし、元々一作しか書かないから、他の小説を書くことはないし。
「暇だ。勉強はしても意味ないし、一人だとこんなに暇になるんだな。ねると出会って、よかったわ」
とりあえず病院の中にある本屋にでも行くか。小さいから、好みの本があるか分からないが。本屋には行ったばっかしだしな。
俺はマッカンを飲み干して再び病室をでて、本屋に向かった。
周りは美少女が多く、若い男は珍しいのか、視線を浴びる。そこまでイケメンじゃない俺がこうなんだから、イケメンが来たらもっとキャーキャーいいそうだな。別に俺にはねるがいるから、そうなっても気にしないが。
視線を浴びながら本屋にたどり着いた。やっぱりラノベは少ないな。まぁ仕方ない俺ぐらいの年齢の男が少ないからな。俺の書いているラノベは一つだけ置いてあるが。
ラノベは諦めるとして、何を買うか。純文学かロマンス小説か学問かライト文芸か。学問とライト文芸にしよう。どこかで役に立つかもしれないし。俺は心理学の本を何冊かとり、ライト文芸の小説も何冊か購入した。これで暇潰しはできるだろう。
「それにしてもラブコメの完成度が日に日に上がっているな」
ラブコメだけだったら、アニメはかなりレベルが上がってきている。それだけラブコメの好んでいる層の粗野が広くなってきてるんだろう。いつかアニメは日本で一番有名な文化になるだろう。
そして一通りアニメを観終わって、俺は寝ることにした。そして目を瞑り、寝た。
そして朝の陽射しで起きる。
「薬品の匂いがするな。そう言えば俺は入院をしてるんだったな」
朝ご飯を作らなくていいのはやっぱりいいよな。夜はねるがいっつも作ってくれるが。ねるの手作りを食べれないのは残念だが、まぁすぐに退院するし、少しの我慢だ。
俺はそれからネットでニュースを見ていると、襲ってきたヤクザが逮捕されたというニュースを見た。どうやら恐喝の疑いもあるらしい。
これでこの組織を一網打尽してくれれば助かるんだが。お礼参りをしてくることに怯えなくてすむからな。
問題は俺が死んだ後だが、式神をねるに、俺が持っている最強の式神を渡しておけば、ねるは多分無事でいられるだろう。
そんなことを考えていると、看護婦さんが朝食を持ってきた。病院の料理は味が薄いと言われているが、実際はどうなんだろうな。まぁ今から分かるだろう。そして俺はいただきますと言って食べ始めた。
生姜焼だが、やっぱり味は薄かった。これを一ヶ月以上食べ続けるのは辛いな。三日で退院で来てよかったよ。辛いラーメンが食べたい気分だな。長くはないし、好きなものは食べたいだけ食べれる。だから早く退院して、辛いラーメンを食べに行こう。
そして朝食を食べ終わると、俺は着替えて、散歩をしようと思った。病院の中を回ることって滅多にないからな。
俺は着替えを終えると、病院内を歩いていた。
やっぱりおじさんおばさんが多いな。高校生ぐらいの人もいるが、みんな可愛かったりするのはこの辺の美形度合いを表している。
まぁナンパしはしないけどね。すぐ死ぬのに付き合うとか無理だし、それに今の俺には付き合ってないとはいえねるがいる。レンタル青春をやっているし、ねると少しでも長くいたいから、誰かと付き合うことはない。
そして外に出ると、暖かい陽射しが当たる。
「なかなか気持ちいいな。やっぱり外にでるのは悪くないな。紅葉を見れないのは残念だ」
俺は少し遠い目をしてこれからのことを考える。ねると青春をして、残りの人生を楽しむ。きっとねるからしたら、数多いうちのひとつの思い出にしかならないだろう。ただ俺はなにかをやってるときにふと思い出してくれればいい。あの頃は楽しかったと。そうすれば俺は生きてた価値がある。
「ちょっと感傷的になりすぎたか。たが死ぬならこんなことは日常茶飯事だ」
きっとこれからも生きることにたいして、思うことがあるだろう。死が近づいてきたとき、俺は後悔なく死ねるだろうか。ねるとの青春をやりきればきっと後悔はないはずだ。
「そろそろ戻るか、ねるは多分午後に来るよな。お菓子だけでも買っておくかね」
俺は病院に併設されているコンビニで、お菓子とジュースを買った。俺用にもちろんマッカンも買っておいた。まさか病院という健康的な生活を進める場所でマッカンが売ってるとはな。それだけ医者はストレスを感じてるんだろうか。ブラックだと聞くし。俺が長生きできて、頭がよくても医者だけにはならなかっただろう。
俺はマッカンをちびちびと飲みながら、自分の病室に向かう。それにしても骨折してたから、歩くだけでも少し違和感があるな。まぁ違和感があるだけで、どこかが痛いとこがあったりする訳じゃないから、いいんだが。
そんなことを考えていると、病室に着いた。だが着いたはいいがやることがない。小説は進めるとこまでは進めたし、元々一作しか書かないから、他の小説を書くことはないし。
「暇だ。勉強はしても意味ないし、一人だとこんなに暇になるんだな。ねると出会って、よかったわ」
とりあえず病院の中にある本屋にでも行くか。小さいから、好みの本があるか分からないが。本屋には行ったばっかしだしな。
俺はマッカンを飲み干して再び病室をでて、本屋に向かった。
周りは美少女が多く、若い男は珍しいのか、視線を浴びる。そこまでイケメンじゃない俺がこうなんだから、イケメンが来たらもっとキャーキャーいいそうだな。別に俺にはねるがいるから、そうなっても気にしないが。
視線を浴びながら本屋にたどり着いた。やっぱりラノベは少ないな。まぁ仕方ない俺ぐらいの年齢の男が少ないからな。俺の書いているラノベは一つだけ置いてあるが。
ラノベは諦めるとして、何を買うか。純文学かロマンス小説か学問かライト文芸か。学問とライト文芸にしよう。どこかで役に立つかもしれないし。俺は心理学の本を何冊かとり、ライト文芸の小説も何冊か購入した。これで暇潰しはできるだろう。
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