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ヤクザとの戦い
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「それで遺言はどうするんだ?」
「はははこの人数相手にただの高校生が遺言を要求するとはな。はったりか?面白すぎるぜ。バカなのか自信過剰なのか知らないが、その口が開かないようにしてやるよ」
そう言って殴りかかってきたが、俺はそれを霊気を読んで避けた。こいつは雑魚だな。問題は後ろにいる幹部の一人だな。あいつだけ冷静にことの成り行きを見守っているし、明らかに他のやつと雰囲気が違う。どう考えても幹部だと分かる。
「ちっ避けるんじゃねーよ」
「殴りかかってきて、それはないんじゃないか?それとはったりなのかは試すか」
「ちっお前らやるぞ」
こいつもそれなりの地位にはおるみたいだな。雑魚だけど。そして手下と思わしき奴らが一斉に、殴りかかってきた。それを霊気を読んでかわすが、何分人数が多い分何人かのものは受ける。
早く来てくれ凛。さすがにこの人数はきつい。そう思っていると、凛の霊気を感じた。
ようやく来たか。それじゃこいつらは凛に任せて、俺はあの幹部叩くか。そして探知してから、数分後凛が回りにいるヤクザどもを炎の術で焼いていた。
「やあやあ遅くなったね。結月」
「遅すぎて、血はまぁまぁ流したんだが」
「それにしては余裕そうじゃないか、まだまだ戦えるね」
いや結構ボロボロなんですけど。まぁあいつだけは俺が倒す。
「他の奴らは任せた」
「任されたよ。それじゃパーティーをしようじゃないか」
そう言って雷を落としていたりしてた。あいつ素人相手に容赦ねーな。さすが戦闘狂。あいつ笑いながら、雷とか炎とかを出して戦っている。相手が可愛そうになってくるな。
「それじゃ俺もやるか」
「俺はそう簡単にはやらねーぞ」
俺達互いの間合いを詰めた。そして拳を繰り出すが、ヤクザは歴戦の勘ともいえるもので、避けられたりした。俺は霊気は読めるが、呪術は少ししか使えないし、使いすぎて、ぶっ倒れるのも不味いからな。
それなら俺は自分の特技である霊気を手に纏い倒しに行く。これが一発当たれば相当なダメージを与えることができる。
たが危険性を察知したのか、その拳に掠りもしないように避けられる。こうなったら、加速呪術式でも使うか。
「我を俊敏にしたもう。音速になりたまえ急急如律令」
体が軽くなった。スピードも大分上がっただろう。俺はそのまんまヤクザの懐に入る。そして右ストレートを腹に当てる。するとヤクザは苦痛の表情を浮かべる。
「ぐはぁ!いいパンチだな。思わず内蔵が飛び出るかと思ったぜ」
「カッコつけてるみたいだが、ダメージはでかいだろ」
霊気を纏った拳を受けたんだ。そこら辺のやつなら倒れても、おかしくないぐらいのダメージを受けてるはず。
「はっこんなの銃弾に比べれば大したことないぜ」
銃弾受けたことあるのかよ。道理で耐えられると思ったわ。まぁ何発か食らわせれば、ゲームオバーだろ。
「呪術は幹部の嗜みでもあるから、こっちだって使えないことはないぜ」
そう言って雷撃を繰り出してきた。俺は咄嗟のことで、反応が遅れて、それを受けた。その後包丁で刺してきた。包丁は反則だろうが。俺は包丁で刺してきた場所を見てそう思った。
「ぐは、はぁはぁまさか呪術を使えるとは」
今ので倒れないとはな。結構な霊気を流したんだが。まぁいいこれで互いに傷をおった状態になったな。
互いにボロボロだ。どちらも呪術が使えるとなれば、枯渇するか、殴り合いだな。俺は後者を選ぶ。霊気の量は互角ぽいしな。それなら、殴り合いで、決着をつける。
俺達は互いの距離を潰し、ひたすら殴りあった。これはもう根性の勝負だ。俺は霊気を纏っているから、少し有利だと思ったが、ヤクザも霊力を当たったところに集めて、防御している。それにヤクザの繰り出すストレートもそれに劣らず強い。
これがヤクザの幹部まで上り詰めた男の実力か。さすがにこのまんまの状態だと、基礎体力が劣っている俺が負ける。
「はぁはぁさすが幹部だな。あれだけ攻撃を受けておきながら、立っているなんて」
「こっちだって幹部やってるんだから、弱っちくはいられねーんだよ」
このタイミングで止めをさしておかないと負ける。やったことないが、挑戦してみる。俺は目をつぶり拳に身体中の霊気を集めるようにイメージして集まった瞬間、それを放つようにヤクザに向ける。すると霊気のか溜まりがヤクザに飛んでいった。ヤクザは驚いて回避しようとしたが、間に合わずその攻撃を心臓付近に受けた。そしてヤクザは一瞬で、気絶した。
俺はそれを確認して、ぶっ倒れた。傷が深すぎるな。頭がくらくらする。そしてねるが悲痛な表情で駆け寄ってきた。
「結月くん!しっかりして!」
「はぁはぁこれは血を流しすぎたな。まぁガンになった部位に刺してこなかったのが、唯一の救いか」
もしそこに刺してきたら、折るは今ごろ死んでいるだろう。心臓も充分ヤバイが。凛も片付いたようでこっちに来た。
「大丈夫ではないですわね。傷を塞ぐ呪術は苦手などで、死なない程度の応急処置しかできないですが、やらだけやってみましょう。ねるさんは救急車を呼んでくださいな」
「分かったよ。結月くんを任せたよ」
「それじゃとりあえず傷口だけは塞ぎますわ」
その声を聞いて俺は痛みから、意識が朦朧としてきた。ねるが無事でなによりだ。やはり凛を呼んで正解だったな。俺はそう思いながら、意識を手放した。
「はははこの人数相手にただの高校生が遺言を要求するとはな。はったりか?面白すぎるぜ。バカなのか自信過剰なのか知らないが、その口が開かないようにしてやるよ」
そう言って殴りかかってきたが、俺はそれを霊気を読んで避けた。こいつは雑魚だな。問題は後ろにいる幹部の一人だな。あいつだけ冷静にことの成り行きを見守っているし、明らかに他のやつと雰囲気が違う。どう考えても幹部だと分かる。
「ちっ避けるんじゃねーよ」
「殴りかかってきて、それはないんじゃないか?それとはったりなのかは試すか」
「ちっお前らやるぞ」
こいつもそれなりの地位にはおるみたいだな。雑魚だけど。そして手下と思わしき奴らが一斉に、殴りかかってきた。それを霊気を読んでかわすが、何分人数が多い分何人かのものは受ける。
早く来てくれ凛。さすがにこの人数はきつい。そう思っていると、凛の霊気を感じた。
ようやく来たか。それじゃこいつらは凛に任せて、俺はあの幹部叩くか。そして探知してから、数分後凛が回りにいるヤクザどもを炎の術で焼いていた。
「やあやあ遅くなったね。結月」
「遅すぎて、血はまぁまぁ流したんだが」
「それにしては余裕そうじゃないか、まだまだ戦えるね」
いや結構ボロボロなんですけど。まぁあいつだけは俺が倒す。
「他の奴らは任せた」
「任されたよ。それじゃパーティーをしようじゃないか」
そう言って雷を落としていたりしてた。あいつ素人相手に容赦ねーな。さすが戦闘狂。あいつ笑いながら、雷とか炎とかを出して戦っている。相手が可愛そうになってくるな。
「それじゃ俺もやるか」
「俺はそう簡単にはやらねーぞ」
俺達互いの間合いを詰めた。そして拳を繰り出すが、ヤクザは歴戦の勘ともいえるもので、避けられたりした。俺は霊気は読めるが、呪術は少ししか使えないし、使いすぎて、ぶっ倒れるのも不味いからな。
それなら俺は自分の特技である霊気を手に纏い倒しに行く。これが一発当たれば相当なダメージを与えることができる。
たが危険性を察知したのか、その拳に掠りもしないように避けられる。こうなったら、加速呪術式でも使うか。
「我を俊敏にしたもう。音速になりたまえ急急如律令」
体が軽くなった。スピードも大分上がっただろう。俺はそのまんまヤクザの懐に入る。そして右ストレートを腹に当てる。するとヤクザは苦痛の表情を浮かべる。
「ぐはぁ!いいパンチだな。思わず内蔵が飛び出るかと思ったぜ」
「カッコつけてるみたいだが、ダメージはでかいだろ」
霊気を纏った拳を受けたんだ。そこら辺のやつなら倒れても、おかしくないぐらいのダメージを受けてるはず。
「はっこんなの銃弾に比べれば大したことないぜ」
銃弾受けたことあるのかよ。道理で耐えられると思ったわ。まぁ何発か食らわせれば、ゲームオバーだろ。
「呪術は幹部の嗜みでもあるから、こっちだって使えないことはないぜ」
そう言って雷撃を繰り出してきた。俺は咄嗟のことで、反応が遅れて、それを受けた。その後包丁で刺してきた。包丁は反則だろうが。俺は包丁で刺してきた場所を見てそう思った。
「ぐは、はぁはぁまさか呪術を使えるとは」
今ので倒れないとはな。結構な霊気を流したんだが。まぁいいこれで互いに傷をおった状態になったな。
互いにボロボロだ。どちらも呪術が使えるとなれば、枯渇するか、殴り合いだな。俺は後者を選ぶ。霊気の量は互角ぽいしな。それなら、殴り合いで、決着をつける。
俺達は互いの距離を潰し、ひたすら殴りあった。これはもう根性の勝負だ。俺は霊気を纏っているから、少し有利だと思ったが、ヤクザも霊力を当たったところに集めて、防御している。それにヤクザの繰り出すストレートもそれに劣らず強い。
これがヤクザの幹部まで上り詰めた男の実力か。さすがにこのまんまの状態だと、基礎体力が劣っている俺が負ける。
「はぁはぁさすが幹部だな。あれだけ攻撃を受けておきながら、立っているなんて」
「こっちだって幹部やってるんだから、弱っちくはいられねーんだよ」
このタイミングで止めをさしておかないと負ける。やったことないが、挑戦してみる。俺は目をつぶり拳に身体中の霊気を集めるようにイメージして集まった瞬間、それを放つようにヤクザに向ける。すると霊気のか溜まりがヤクザに飛んでいった。ヤクザは驚いて回避しようとしたが、間に合わずその攻撃を心臓付近に受けた。そしてヤクザは一瞬で、気絶した。
俺はそれを確認して、ぶっ倒れた。傷が深すぎるな。頭がくらくらする。そしてねるが悲痛な表情で駆け寄ってきた。
「結月くん!しっかりして!」
「はぁはぁこれは血を流しすぎたな。まぁガンになった部位に刺してこなかったのが、唯一の救いか」
もしそこに刺してきたら、折るは今ごろ死んでいるだろう。心臓も充分ヤバイが。凛も片付いたようでこっちに来た。
「大丈夫ではないですわね。傷を塞ぐ呪術は苦手などで、死なない程度の応急処置しかできないですが、やらだけやってみましょう。ねるさんは救急車を呼んでくださいな」
「分かったよ。結月くんを任せたよ」
「それじゃとりあえず傷口だけは塞ぎますわ」
その声を聞いて俺は痛みから、意識が朦朧としてきた。ねるが無事でなによりだ。やはり凛を呼んで正解だったな。俺はそう思いながら、意識を手放した。
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