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松戸でご飯を食べる
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ラノベコーナに着くと、まずは出版社を探してから、それでタイトルで探していき、見つかった。モテないからナンパをするである。主人公が脇役で苦しんでいて、彼女を作るにはナンパしかないと考え、ナンパをしながら成長していく物語だ。
「へぇータイトルは結構斬新だね」
「まぁな、中はこてこてのラノベだが」
まぁ降られたりして数少ない成功した相手と青春をしていくんだが、成功する相手が美少女が多いから、思いっきりラノベだろう。
「それでも興味を持つタイトルだよ。さすが売れっ子作家なだけはあるね。これは買おうっと」
俺もなんか買うかな。館山のイオンが品揃えがいいとしても、ここほどじゃないからな。あそこじゃ買えないものもここにはあるだろう。俺は興味があるラノベをタイトルとあらすじで判断し何冊か手に取った。
そしてレジで会計して、袋は俺が持つことになった。そりゃ俺は男だしな。男なら荷物くらいは持つべきだろう。これは差別ではなく区別だ。
俺達は本屋をでて、松戸駅に向かうことにした。
「結月くんってあまり王道のラノベは選ばないんだね」
「読まないことはないが、やっぱり小説家として勉強になるのは斬新な設定だったりストーリだったりするからな」
だから一般小説も純文学以外は読んでいる。純文学も堀辰雄さんの作品は読んでいるが、それ以外はそもそも合わないのもあって、読んでいない。堀辰雄さんのはフランス文学影響と現在の小説に近い感じが読みやすいのだ。文体も読みやすいし。
「やっぱり他の小説で勉強したりするんだね。何事も努力と勉強だね」
「そいうことだな。松戸駅着いたみたいだぞ」
気づいたら、松戸駅に着いていた。そもそも快速だし、次の駅だったから、遠くないんだが。
「そうみたいだね、冨田って全国的な有名なラーメン店だよね?」
千葉県の南の方でも知られているんだな。しかもラーメンを食べる機会がないねるにも。やっぱりラーメンは正義だな。
「そうだな、松戸でもっとも有名な店と言っても過言じゃない」
まぁ松戸は有名なものが少ないんだが。有名になりそうなものは多いんだが。戸定邸とか、徳川家の邸宅が見れる唯一のところだし。あそこほど徳川家の歴史を感じるところはないだろう。部屋も高級感に溢れていて、家具も徳川の家紋が入っているし。もっと有名でもおかしくないが、松戸がPR下手なせいなのか、興味をもたれにくいのか、知られていない。
「そうなんだね、私はるなもちゃんに教えてもらったんだー」
るなもはねるに色んな知識と、物を与えているんだな。るなもには感謝しないと。もしかしてこのバイトもるなもに教えてもらったのかね。そうなら、るなも足を向けて寝れないな。
「そうか、それじゃ行くか」
俺達は改札をでて、冨田の方に向かった。あの女子は無事戸定邸にたどり着いただろうか。あそこは看板もないから、マップで検索するしかないが、駅から少しはなれているし坂の頂上に門が立っているだけで、一見人が住んでいるようにも見えるから、分かりにくいんだよな。
「結月くんって、松戸と聞いた瞬間戸定邸がでてきたけど、よく行っていたの?」
「松戸に来たら、毎回行っているな。あそこで勉強すると捗るんだよ。特に外国語は効果があったな。あそこがフランスの庭園をモデルにしてるかもしれないからだが」
海外にルーツがあるから、捗る的な感じだ。まぁ庭以外は日本的な家だが。それでも明治時代に作られたから、モダンな要素もあって、中々にいいからな。
「フランスの庭をモデルにしてるんだ。いつか言ってみたいなぁー」
「今は閉まってるから、いつか行こうな」
「うん、楽しみにしてるね」
ついでに秋葉とかでも行くかね。近いし、最後のグッツを買いに。ひかるのグッツは一通り揃えたいからな。
「冨田に着いたみたいだな。相変わらず並んでるなぁー」
まあ予約してるから、何時間待ちはないが、それでも二十分は待つからな。まぁラーメン屋だから、回転率が早いから、並んでるほど待ったりはしないが。
「すごい並んでいるね」
「人気店だからな。俺は魚介つけ麺にするが、ねるはどうする?」
「私も同じのにしようかな。やっぱり来た人と同じなのだと、外れは少ないしね」
俺達は列に並んだ。ねるはふんふんと言いながら、楽しみにしてる様子だ。そんなこんなで、雑談をしながら、列に並んでいると、あっという間に順番が回ってきて、食券を買って、店員に食券を渡して、カウンター席に座った。
「楽しみだなぁー。魚介つけ麺なんて初めて食べるけど、ずっと食べてみたかったんだよねー」
「魚介系好きなのか?」
さっきも寿司とか魚介系だし。それならここを予約しておいてよかったな。最後に冨田を食べれて俺もよかったし。
「そうだね、魚系は好きかな」
「それならここのつけ麺は気に入るはずだ。魚介系が美味しいからな」
俺達はつけ麺が来る間、ねるの学校での出来事を話していた。それで思ったことはねるってモテるのに鈍感なんだなってことだ。
そんなこんなしてるうちに魚介つけ麺が運ばれてきた。そのつけ麺を見て、ねるは写真を撮った後、匂いを楽しんでいた。撮った写真はXかインスタに投稿でもするのかね。無料だし。女子高生ならやっていてもおかしくない。
「へぇータイトルは結構斬新だね」
「まぁな、中はこてこてのラノベだが」
まぁ降られたりして数少ない成功した相手と青春をしていくんだが、成功する相手が美少女が多いから、思いっきりラノベだろう。
「それでも興味を持つタイトルだよ。さすが売れっ子作家なだけはあるね。これは買おうっと」
俺もなんか買うかな。館山のイオンが品揃えがいいとしても、ここほどじゃないからな。あそこじゃ買えないものもここにはあるだろう。俺は興味があるラノベをタイトルとあらすじで判断し何冊か手に取った。
そしてレジで会計して、袋は俺が持つことになった。そりゃ俺は男だしな。男なら荷物くらいは持つべきだろう。これは差別ではなく区別だ。
俺達は本屋をでて、松戸駅に向かうことにした。
「結月くんってあまり王道のラノベは選ばないんだね」
「読まないことはないが、やっぱり小説家として勉強になるのは斬新な設定だったりストーリだったりするからな」
だから一般小説も純文学以外は読んでいる。純文学も堀辰雄さんの作品は読んでいるが、それ以外はそもそも合わないのもあって、読んでいない。堀辰雄さんのはフランス文学影響と現在の小説に近い感じが読みやすいのだ。文体も読みやすいし。
「やっぱり他の小説で勉強したりするんだね。何事も努力と勉強だね」
「そいうことだな。松戸駅着いたみたいだぞ」
気づいたら、松戸駅に着いていた。そもそも快速だし、次の駅だったから、遠くないんだが。
「そうみたいだね、冨田って全国的な有名なラーメン店だよね?」
千葉県の南の方でも知られているんだな。しかもラーメンを食べる機会がないねるにも。やっぱりラーメンは正義だな。
「そうだな、松戸でもっとも有名な店と言っても過言じゃない」
まぁ松戸は有名なものが少ないんだが。有名になりそうなものは多いんだが。戸定邸とか、徳川家の邸宅が見れる唯一のところだし。あそこほど徳川家の歴史を感じるところはないだろう。部屋も高級感に溢れていて、家具も徳川の家紋が入っているし。もっと有名でもおかしくないが、松戸がPR下手なせいなのか、興味をもたれにくいのか、知られていない。
「そうなんだね、私はるなもちゃんに教えてもらったんだー」
るなもはねるに色んな知識と、物を与えているんだな。るなもには感謝しないと。もしかしてこのバイトもるなもに教えてもらったのかね。そうなら、るなも足を向けて寝れないな。
「そうか、それじゃ行くか」
俺達は改札をでて、冨田の方に向かった。あの女子は無事戸定邸にたどり着いただろうか。あそこは看板もないから、マップで検索するしかないが、駅から少しはなれているし坂の頂上に門が立っているだけで、一見人が住んでいるようにも見えるから、分かりにくいんだよな。
「結月くんって、松戸と聞いた瞬間戸定邸がでてきたけど、よく行っていたの?」
「松戸に来たら、毎回行っているな。あそこで勉強すると捗るんだよ。特に外国語は効果があったな。あそこがフランスの庭園をモデルにしてるかもしれないからだが」
海外にルーツがあるから、捗る的な感じだ。まぁ庭以外は日本的な家だが。それでも明治時代に作られたから、モダンな要素もあって、中々にいいからな。
「フランスの庭をモデルにしてるんだ。いつか言ってみたいなぁー」
「今は閉まってるから、いつか行こうな」
「うん、楽しみにしてるね」
ついでに秋葉とかでも行くかね。近いし、最後のグッツを買いに。ひかるのグッツは一通り揃えたいからな。
「冨田に着いたみたいだな。相変わらず並んでるなぁー」
まあ予約してるから、何時間待ちはないが、それでも二十分は待つからな。まぁラーメン屋だから、回転率が早いから、並んでるほど待ったりはしないが。
「すごい並んでいるね」
「人気店だからな。俺は魚介つけ麺にするが、ねるはどうする?」
「私も同じのにしようかな。やっぱり来た人と同じなのだと、外れは少ないしね」
俺達は列に並んだ。ねるはふんふんと言いながら、楽しみにしてる様子だ。そんなこんなで、雑談をしながら、列に並んでいると、あっという間に順番が回ってきて、食券を買って、店員に食券を渡して、カウンター席に座った。
「楽しみだなぁー。魚介つけ麺なんて初めて食べるけど、ずっと食べてみたかったんだよねー」
「魚介系好きなのか?」
さっきも寿司とか魚介系だし。それならここを予約しておいてよかったな。最後に冨田を食べれて俺もよかったし。
「そうだね、魚系は好きかな」
「それならここのつけ麺は気に入るはずだ。魚介系が美味しいからな」
俺達はつけ麺が来る間、ねるの学校での出来事を話していた。それで思ったことはねるってモテるのに鈍感なんだなってことだ。
そんなこんなしてるうちに魚介つけ麺が運ばれてきた。そのつけ麺を見て、ねるは写真を撮った後、匂いを楽しんでいた。撮った写真はXかインスタに投稿でもするのかね。無料だし。女子高生ならやっていてもおかしくない。
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