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アウトレットモールデート2
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H&Mをでると、俺達は次の場所に向かった。次はバックである。ねるのバックを見ると、安いのを使い古してる感があるから、そろそろ買い時だろう。バックは少しお高めの物を買おうと思っている。バック長く使えた方がいいしな。
そして店に着くと、ねるは口をパクパクさせた。
「COACH!?こんなブランドもの買ってもらうのは悪いよ。店変えよう?」
「いやここにするぞ、ちょうど株優待券をもらっていて、十万までぐらいなら安くできるからな。優待券をこのまま腐らせるのはもったいないからな」
そう親の遺産で株も持っているのだ。まぁ俺が稼いだお金で買っている株もあるけど。本当は冬優花に買おうと思ったんだが、ガンが見つかって、結局使い損ねたし。ひかるはそもそも稼いでいるから、ハイブランドのバックを持っているだろうし、このくらいじゃなんとも思わないだろ。
「優待券あるんだ。株までやってるなんてすごいね」
「普通の遺産でやってるだけだから、儲けようと思ってはやってないぞ。すごいマイナスにならない限り売るつもりはないしな」
この遺産も冬優花に行くはずだ。まぁこれからどうするかは冬優花か次第だな。まぁ冬優花のことだから、めんどくさいから売らないとかありそうだが。
「遺産かー。それじゃ株主総会にはでないの?」
「それには一応でてるぞ。両親にも株主総会にはでておけと言われていたからな。今後の知見を広げるためにな。それより入るか」
「ブランドの店なんて、物心ついてから、始めてだから、緊張するよ」
「あまり緊張しなくてもいいと思うぞ。普通の大学生もいるし」
「今の大学生ってブランドもの買うんだね」
「むしろ流行になっているぞ。今日のトレンドはこれだ!みたいな感じで」
流行に敏感な人は大体お金持ちだがな。そもそもお金を親からもらってないと、ブランドものは買えないし。都内にはいっぱいいるが。しかももれなく美人だしな。首都圏から外れると憧れはしても、実際に買うやつはいない。
「それじゃ選ぶか、やっぱり高級感があって、おしゃれなものがいいよな」
「どれも輝いて見えるよー」
「まぁどれも十万は越えているからな。それなりのものが多い」
「じゅ、十万!それは高すぎでしょ」
「ブランドものは大体そんなもんだぞ。これとかいいんじゃないか」
黒のショルダーバックを渡した。ねるはそれを丁重に受け取った。そしてバックを掲げて、いろんな角度から見ていた。
「すごい高級感が。しかもエレガントだし、これこそまさにブランドもののバックって感じがするね。これを本当に買ってもらえるの?」
「いいぞ優待券があるしな。それにそのバックを気に入ってもらってるなら、何があっても買うぞ」
ねるはまだこいうブランドもののよさが分かっていないだろうから、ちょうどいい機会だ。ブランドものは長く使えるってことを知れば何年か経つと、ブランドものの味がでてくる。
「それなら買ってもらおうかな」
「それじゃ買ってくるな」
万券を十枚だして、それを店員に渡した。店員はそれ見て驚いているみたいだ。まぁこんなに優待券をだすやつはいないだろうしな。親は相当な金額を投資しているみたいなんだよな。だからこれだけの株主優待券が集まる。
払うのは一万だけだ。それわカードで支払い、袋にいれてもらって、それをねるに渡した。周りから見たら、貢いでいるように見えるかもな。まぁ俺がそう見られても構わないと思ってるから、何にも思わないが。
そして払い終えると、俺はバックを持って、ねるに渡した。ねるは大事そうにショルダーバックを抱えた。
「大切にするね。これからもずっとこの事は忘れないよ」
ずっとねるの記憶の中にいるのは嬉しいな。死ぬまでねると青春を紡いでいこう。きっと俺の遺作は今までよりも売れるだろう。それだけこの青春は最高のものになるからだ。
「それだけ大事にしてくれるなら、買っただけはあるな。だがねるなら、もっと稼いでいいバック買えると思うぞ」
ねるは頭がいいから、大企業に入れるだろう。まぁ大学に行くつもりがないなら、転職ってことになるだろうが。
「これは使い続けるよー。こんなに高い物を買ってくれたことに意味があるんだよ。それにデザインもすごく気に入ったし。これは男の子にもらった最初のプレゼントして、大事にしていたいの」
「ねるなら、誰かしらの男にプレゼントをもらってそうだが」
「私は下心ある人からのプレゼントはどんなにいいものでも受け取らないよ」
イケメンでもかね。まぁねると接していると、顔だけで人を判断しないことが分かるが。だがお金に困っているのにプレゼントは受け取らないは驚いたな。
「まぁ何を要求してきたりしてくるのか分からないし、勘違いをする可能性もあるからな」
男は逆上すると何をしてくるか分からない。こんなに高いものあげたのに、何もないのかと。襲ってくるケースもある。だから非常に面倒なことになることもあるからな。
「そうなんだよねー。でも近衛くんのは純粋にプレゼントしてくれると分かってるから受け取るんだよ」
それだけ評価が高いのは嬉しいな。これからもっと好かれるように努力するか。天使の笑顔は見ていたいし、最後の青春は楽しいものにしたい。
そして店に着くと、ねるは口をパクパクさせた。
「COACH!?こんなブランドもの買ってもらうのは悪いよ。店変えよう?」
「いやここにするぞ、ちょうど株優待券をもらっていて、十万までぐらいなら安くできるからな。優待券をこのまま腐らせるのはもったいないからな」
そう親の遺産で株も持っているのだ。まぁ俺が稼いだお金で買っている株もあるけど。本当は冬優花に買おうと思ったんだが、ガンが見つかって、結局使い損ねたし。ひかるはそもそも稼いでいるから、ハイブランドのバックを持っているだろうし、このくらいじゃなんとも思わないだろ。
「優待券あるんだ。株までやってるなんてすごいね」
「普通の遺産でやってるだけだから、儲けようと思ってはやってないぞ。すごいマイナスにならない限り売るつもりはないしな」
この遺産も冬優花に行くはずだ。まぁこれからどうするかは冬優花か次第だな。まぁ冬優花のことだから、めんどくさいから売らないとかありそうだが。
「遺産かー。それじゃ株主総会にはでないの?」
「それには一応でてるぞ。両親にも株主総会にはでておけと言われていたからな。今後の知見を広げるためにな。それより入るか」
「ブランドの店なんて、物心ついてから、始めてだから、緊張するよ」
「あまり緊張しなくてもいいと思うぞ。普通の大学生もいるし」
「今の大学生ってブランドもの買うんだね」
「むしろ流行になっているぞ。今日のトレンドはこれだ!みたいな感じで」
流行に敏感な人は大体お金持ちだがな。そもそもお金を親からもらってないと、ブランドものは買えないし。都内にはいっぱいいるが。しかももれなく美人だしな。首都圏から外れると憧れはしても、実際に買うやつはいない。
「それじゃ選ぶか、やっぱり高級感があって、おしゃれなものがいいよな」
「どれも輝いて見えるよー」
「まぁどれも十万は越えているからな。それなりのものが多い」
「じゅ、十万!それは高すぎでしょ」
「ブランドものは大体そんなもんだぞ。これとかいいんじゃないか」
黒のショルダーバックを渡した。ねるはそれを丁重に受け取った。そしてバックを掲げて、いろんな角度から見ていた。
「すごい高級感が。しかもエレガントだし、これこそまさにブランドもののバックって感じがするね。これを本当に買ってもらえるの?」
「いいぞ優待券があるしな。それにそのバックを気に入ってもらってるなら、何があっても買うぞ」
ねるはまだこいうブランドもののよさが分かっていないだろうから、ちょうどいい機会だ。ブランドものは長く使えるってことを知れば何年か経つと、ブランドものの味がでてくる。
「それなら買ってもらおうかな」
「それじゃ買ってくるな」
万券を十枚だして、それを店員に渡した。店員はそれ見て驚いているみたいだ。まぁこんなに優待券をだすやつはいないだろうしな。親は相当な金額を投資しているみたいなんだよな。だからこれだけの株主優待券が集まる。
払うのは一万だけだ。それわカードで支払い、袋にいれてもらって、それをねるに渡した。周りから見たら、貢いでいるように見えるかもな。まぁ俺がそう見られても構わないと思ってるから、何にも思わないが。
そして払い終えると、俺はバックを持って、ねるに渡した。ねるは大事そうにショルダーバックを抱えた。
「大切にするね。これからもずっとこの事は忘れないよ」
ずっとねるの記憶の中にいるのは嬉しいな。死ぬまでねると青春を紡いでいこう。きっと俺の遺作は今までよりも売れるだろう。それだけこの青春は最高のものになるからだ。
「それだけ大事にしてくれるなら、買っただけはあるな。だがねるなら、もっと稼いでいいバック買えると思うぞ」
ねるは頭がいいから、大企業に入れるだろう。まぁ大学に行くつもりがないなら、転職ってことになるだろうが。
「これは使い続けるよー。こんなに高い物を買ってくれたことに意味があるんだよ。それにデザインもすごく気に入ったし。これは男の子にもらった最初のプレゼントして、大事にしていたいの」
「ねるなら、誰かしらの男にプレゼントをもらってそうだが」
「私は下心ある人からのプレゼントはどんなにいいものでも受け取らないよ」
イケメンでもかね。まぁねると接していると、顔だけで人を判断しないことが分かるが。だがお金に困っているのにプレゼントは受け取らないは驚いたな。
「まぁ何を要求してきたりしてくるのか分からないし、勘違いをする可能性もあるからな」
男は逆上すると何をしてくるか分からない。こんなに高いものあげたのに、何もないのかと。襲ってくるケースもある。だから非常に面倒なことになることもあるからな。
「そうなんだよねー。でも近衛くんのは純粋にプレゼントしてくれると分かってるから受け取るんだよ」
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