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二度もヤクザに遭遇するとか意味分からん
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まさか一日二回もヤクザに関わることになるとはな。しかもあれ、幹部ぽい雰囲気だしてるし、かなり面倒な相手だな。まぁ知り合ったから、助けるんだけど。
「ねるはどっかに隠れてくれ。バレると他に面倒なことになりそうだ」
「分かった。あまり無理はしないでね?」
「分かったよ。それじゃ行ってくる」
俺はるなもが恐怖の表情を見せていた。俺は少し圧を加えて、ヤクザに話しかけた。
「すみません俺の彼女の腕を離してくれませんかね」
「ちっ誰だよ。こいつは俺の女にするんだよ。こいつの親戚はうちの組に借金があるから、こいつを好きにしていいって言っていたからな」
その親戚、自分の身内を好きにしていいとかふざけているな。今は顔も知らない親戚より、るなもを助けるか。それにこいつはゲーセンであったやつの組だな。俺はねるに電話しろと合図を送った。するとねるは電話をしだした。
「それで俺の彼女を取るつもりなのか。ふざけてんじゃねーぞ。お前らには渡さねーよ。こんな可愛くて、優しい子をお前らの好きにさせてたまるか」
すると男はフッと笑った。
「なら力づくで奪うまでだ」
そう言って拳を振るってきた。だが俺はそれ一歩後ずさりながら避けた。幹部もやはりヤクザパンチのスピード半端ないな。お陰で少しかすったわ。あの雑魚ヤクザとはやはり幹部だから、全然違う。
「ほぅー俺の拳を避けるか。今の若い奴らに組でもやりがいはなかったが、ここで面白いやつを発見したな」
うわ、反撃しようにも隙がねーわ。どうするか、避け続けてもいいが、埒があかなくなったら、人数いるし、るなもを強制的に連れていきそうだ。
「これでも一応避けるのは得意なんでね」
どうやって反撃するか。教えてもらった呪術でも使うしかないか。一般人に使っちゃダメと法律で決まっているが、ヤクザは問題ないだろう。気絶させる呪術を使うか。これは陰陽師とか霊気が強い人には通用しないが、それ以外の素人には通用するからな。
するとさっきよりも強いパンチを繰り出してきた。俺はそれを間一髪避けて呪文唱えた。
「意識よ落ちよ。その魂閉じよ。急急如律令」
「なに?意識が急に朦朧と」
そう言って男達は気絶した。ふぅーこれ思ったより霊気を使うな。多分人数が多かったからだろう。六人以上いたら、俺自身も気絶してただろうな。ちょっと疲れたわ。
るなもは急に気絶したから、驚いた表情をしている。素人からしたら、驚くよな。
「これで片付いたから、あとは警察を待つだけだな」
「ありがとう、近衛くん。本当に怖かったの」
そう言ってるなもは俺の胸元顔を埋めた。ヤクザに連れてかれそうになったらそりゃ怖いよな。俺は頭を優しく撫でた。
「もう大丈夫だからな。るなもは安心してアイドルをやってくれ」
「うん、ありがとう」
「それで近衛くんはどうやってあの人達を気絶させたの?ゲーセンでも殴ってくるものが予測できたように避けていたけど」
「避けれたのは霊気を読んでいたからだ。気絶をさせたのは呪術だ。まぁ陰陽師からしたら、初歩的で、霊気が強い相手には効かないがな」
10人以上相手にするときはまた違う術を身に付けないとな。これは10人以上だと全く通用しないからな。
るなもは俺の胸元からは離れた。するとアイドルスマイルをした。
「今度ライブ来てね。招待するから、だからライン交換しよ」
「いいぞ、これだ」
俺はQRコードをだした。それをるなもが読み込みラインをしてきたので、登録をした。るなもは携帯を見てにこにこしている。そんなに嬉しいか?俺のラインをもらって。ねるは少し膨れっ面をしている。
「今の一番は私だからね!」
「例えねるちゃんでも負けないから」
なんかバチバチしてるんだが。二人は仲がいいはずだよな?まぁいいやとりあえず持続時間が分からないから、男達を凝視しておこう。
しばらく経つと、警察がきた。警察はゲーセンにいた人達だった。田舎って警察の範囲も広いのね。
「また君か、一日に二回もヤクザに遭遇するってある意味すごいよ。しかもどっちも撃退してるんだから」
「たまたまですよ。それよりいつ目覚めるか分からないので、早く連れていってください」
警察にそう言うと、そうだねと言って、複数の警察官が、ヤクザ達を抱っこして、パトカーに乗せた。そして敬礼をした。
「それでは協力感謝します。それでは我々はこれから調査に入らせてもらうから、これで失礼するよ」
「調査頑張ってください。できればそいつらをださないで、刑務所に長い時間入れてもらえると助かります」
そうできるように頑張るよと言うと、警察官はパトカーに乗り、ヤクザ達を連れていった。頼むよ。マジでこれで復讐だーとかいって、攻めてきたら、俺だけで対応するのは無理だからな。あいつに一応頼んでおくか。ひかる達には他言無用で。まぁあいつは星読みが得意だから、俺の現在の状態については分かっているだろう。
そう思いながら、ラインで協力を頼むと送った。すると分かったと言って、そっちに2ヶ月住むと返信がきた。やっぱりこっちの状況は理解してるようだ。話が早くて助かる。
そしてるなもに見送られながら、ねるを家に送ることにした。
「ねるはどっかに隠れてくれ。バレると他に面倒なことになりそうだ」
「分かった。あまり無理はしないでね?」
「分かったよ。それじゃ行ってくる」
俺はるなもが恐怖の表情を見せていた。俺は少し圧を加えて、ヤクザに話しかけた。
「すみません俺の彼女の腕を離してくれませんかね」
「ちっ誰だよ。こいつは俺の女にするんだよ。こいつの親戚はうちの組に借金があるから、こいつを好きにしていいって言っていたからな」
その親戚、自分の身内を好きにしていいとかふざけているな。今は顔も知らない親戚より、るなもを助けるか。それにこいつはゲーセンであったやつの組だな。俺はねるに電話しろと合図を送った。するとねるは電話をしだした。
「それで俺の彼女を取るつもりなのか。ふざけてんじゃねーぞ。お前らには渡さねーよ。こんな可愛くて、優しい子をお前らの好きにさせてたまるか」
すると男はフッと笑った。
「なら力づくで奪うまでだ」
そう言って拳を振るってきた。だが俺はそれ一歩後ずさりながら避けた。幹部もやはりヤクザパンチのスピード半端ないな。お陰で少しかすったわ。あの雑魚ヤクザとはやはり幹部だから、全然違う。
「ほぅー俺の拳を避けるか。今の若い奴らに組でもやりがいはなかったが、ここで面白いやつを発見したな」
うわ、反撃しようにも隙がねーわ。どうするか、避け続けてもいいが、埒があかなくなったら、人数いるし、るなもを強制的に連れていきそうだ。
「これでも一応避けるのは得意なんでね」
どうやって反撃するか。教えてもらった呪術でも使うしかないか。一般人に使っちゃダメと法律で決まっているが、ヤクザは問題ないだろう。気絶させる呪術を使うか。これは陰陽師とか霊気が強い人には通用しないが、それ以外の素人には通用するからな。
するとさっきよりも強いパンチを繰り出してきた。俺はそれを間一髪避けて呪文唱えた。
「意識よ落ちよ。その魂閉じよ。急急如律令」
「なに?意識が急に朦朧と」
そう言って男達は気絶した。ふぅーこれ思ったより霊気を使うな。多分人数が多かったからだろう。六人以上いたら、俺自身も気絶してただろうな。ちょっと疲れたわ。
るなもは急に気絶したから、驚いた表情をしている。素人からしたら、驚くよな。
「これで片付いたから、あとは警察を待つだけだな」
「ありがとう、近衛くん。本当に怖かったの」
そう言ってるなもは俺の胸元顔を埋めた。ヤクザに連れてかれそうになったらそりゃ怖いよな。俺は頭を優しく撫でた。
「もう大丈夫だからな。るなもは安心してアイドルをやってくれ」
「うん、ありがとう」
「それで近衛くんはどうやってあの人達を気絶させたの?ゲーセンでも殴ってくるものが予測できたように避けていたけど」
「避けれたのは霊気を読んでいたからだ。気絶をさせたのは呪術だ。まぁ陰陽師からしたら、初歩的で、霊気が強い相手には効かないがな」
10人以上相手にするときはまた違う術を身に付けないとな。これは10人以上だと全く通用しないからな。
るなもは俺の胸元からは離れた。するとアイドルスマイルをした。
「今度ライブ来てね。招待するから、だからライン交換しよ」
「いいぞ、これだ」
俺はQRコードをだした。それをるなもが読み込みラインをしてきたので、登録をした。るなもは携帯を見てにこにこしている。そんなに嬉しいか?俺のラインをもらって。ねるは少し膨れっ面をしている。
「今の一番は私だからね!」
「例えねるちゃんでも負けないから」
なんかバチバチしてるんだが。二人は仲がいいはずだよな?まぁいいやとりあえず持続時間が分からないから、男達を凝視しておこう。
しばらく経つと、警察がきた。警察はゲーセンにいた人達だった。田舎って警察の範囲も広いのね。
「また君か、一日に二回もヤクザに遭遇するってある意味すごいよ。しかもどっちも撃退してるんだから」
「たまたまですよ。それよりいつ目覚めるか分からないので、早く連れていってください」
警察にそう言うと、そうだねと言って、複数の警察官が、ヤクザ達を抱っこして、パトカーに乗せた。そして敬礼をした。
「それでは協力感謝します。それでは我々はこれから調査に入らせてもらうから、これで失礼するよ」
「調査頑張ってください。できればそいつらをださないで、刑務所に長い時間入れてもらえると助かります」
そうできるように頑張るよと言うと、警察官はパトカーに乗り、ヤクザ達を連れていった。頼むよ。マジでこれで復讐だーとかいって、攻めてきたら、俺だけで対応するのは無理だからな。あいつに一応頼んでおくか。ひかる達には他言無用で。まぁあいつは星読みが得意だから、俺の現在の状態については分かっているだろう。
そう思いながら、ラインで協力を頼むと送った。すると分かったと言って、そっちに2ヶ月住むと返信がきた。やっぱりこっちの状況は理解してるようだ。話が早くて助かる。
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