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ラーメンはやはり美味しい
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「友達か?」
美少女の友達は美少女が多いのか?るなもと呼ばれた女子はボブの髪型にパッチりとした大きな目をしている。どこかひかると顔立ちが似ている。雰囲気はさすがにトップアイドルのひかるほどではないが。それでもアイドルをやっていてもおかしくないくらいの美少女だ。
「うんそうだよー。まぁ遊んだのは公園とかお金がかからない場所数回だけど」
ねるの所持しているお金と時間の余裕のなさを考えたら、そこそこ仲がいいことは分かった。
「珍しいね、ねるが男連れで食べに来るなんて、他の男は断っているのに」
「だってみんな下心満載なんだもん。あんなにエロい目線で見てくる人と一緒にでかけたくなんてないよー」
「その男の人は違うの?」
「うん、ヤクザからのナンパもびびらないで助けてくれるくらいカッコいいんだー」
少しうっとりした顔で言われると、ドキッとしちゃうんだが。その顔は反則だ。勘違いやろうになってしまう。勘違いしたら、こっちが傷つくだけだからなんとか耐えるんだ。
「へぇーそれはカッコいいね。ヤクザ相手に一歩も引かないのはポイント高い。あ、そうだメニュー何にした?」
「俺は唐辛子ラーメンで」
「私は味玉ラーメンで」
「かしこまりました。それじゃメンマもサービスしちゃうよ。それじゃゆっくりしていってねー」
そう言って厨房にるなもは行った。どうやら彼氏だとは勘違いしてないみたいだ。彼氏作る余裕がないことをるなもは知ってるんだろう。
「メンマサービスだってよ近衛くん!メンマ好きなんだよねー。それにしてもまさかバイトしてるのは知ってるけど、ラーメン屋でバイトしてるとは知らなかったよ」
田舎じゃバイトできる場所も限られてくるから、小野スト近場の店にバイトするんだろう。ラーメンが好きって可能性もあるが。それにしても可愛い店員だからか目立つな。まだラーメンが届いていなかったり、味玉も食べ終わった後のお客さんのほとんどがるなもを見ている。ねると俺は端っこにいるから目立たない。
「それでるなもはアイドルかなにかやっているのか?」
これはほぼ確信をもって言えるが、るなもはアイドルをやってるだろう。アイドル特有の雰囲気を感じる。ひかるほど強烈なオーラじゃないが、ただの美少女とは違うオーラを纏っていた。
「よく分かったね。ご当地アイドルのOLNewというアイドルグループをやってるんだよ」
地下アイドルみたいな感じか。道理であまり見たことないオーラを纏っていたのか。地下アイドルと似たような感じだろう。違いと言えば地域の人の認知度が高いって感じか。
「あの可愛さなら、櫻坂でもやっていけそうだがな。ひかると顔立ちが似てるし」
「確かにね。でも本人は今の活動で満足してるらしいよ。メジャーすぎると、いろんな所に行けないらしいし」
確かに有名になりすぎると顔バレしてるから、色んな場所には行けないな。ひかるもめちゃくちゃ変装して人が少ない場所にしか行ってなかったし。生活はしづらそうではあったな。
「メジャーすぎると、行きたい場所も行けないもんな。ひかるも俺と行きたい場所があるけど行けないとか言っていたし」
週刊紙に撮られると、まるで二人きりでデートにでも言ってるようにとらえられるからな。そうするとアイドル生命も終わりかねない。俺はひかるのアイドルをやっている姿が好きだ。だから、それを終わらせるようなことはしたくない。
「やっぱり有名人も辛いね。、、、、アイドルをするのは羨ましいけど」
なにか小声で言ったみたいだが、まぁ悪口ではないから、放置しておくか。それに小声で言ったてことは聞いてほしくないことかもしれないし。
「お待たせいたしました。唐辛子ラーメンと味玉ラーメンです」
「おー美味しそう。これがラーメンなんだね」
「唐辛子のいい香りが漂ってくるな」
見た目も辛そうで美味しそうだ。辛すぎなきゃいいが。辛すぎると美味しさは半滅するからな。
「それじゃ私の両親の店のラーメンを味わってね」
「え?るなもちゃんの両親の店だったの?」
「そうだよ。だからバイトって訳じゃなくて、手伝いでやってるんだ」
まぁアイドルやりながら、バイトはきついか。ご当地アイドルといえど、アイドルは忙しいからな。バイトする暇はないからな。
『頂きます』
俺達は麺を啜り始めた。辛すぎず旨さが凝縮されている。これこそ至高のラーメンだ。思わず箸が進む。美味しすぎるな。ねるも顔を綻ばせている。
「ふふ、うちのラーメン気に入ったみたいだね」
「ああ、最高だ。辛さもちょうどいいし」
「この味玉美味しいよ。ラーメンも出汁が聞いていて、最高だよ」
「それならよかった。それじゃ私は厨房に戻るね」
「お手伝い頑張ってね」
「頑張れよー」
「うん、じゃぁーまた明日ね」
そう言って厨房に向かった。それじゃ美味しいこの唐辛子ラーメンを味わって食べるか。
それから夢中になって、唐辛子ラーメンを食べた。ねるも頬を綻ばせながらどんどん食べていく。やがてスープも飲み食べ終わると、俺達は満足げになった。
「それじゃ行くか、ラーメン屋は回転率が重視されるから、早くでるのが暗黙了解だからな」
「そうなんだね。それじゃでようか」
「止めてください!」
俺はため息をはく。どうやら、ただでは返してくれないようだ。俺は声をだした方を向くと、いかにもヤクザぽいやつがるなもの腕を掴んでいた。
美少女の友達は美少女が多いのか?るなもと呼ばれた女子はボブの髪型にパッチりとした大きな目をしている。どこかひかると顔立ちが似ている。雰囲気はさすがにトップアイドルのひかるほどではないが。それでもアイドルをやっていてもおかしくないくらいの美少女だ。
「うんそうだよー。まぁ遊んだのは公園とかお金がかからない場所数回だけど」
ねるの所持しているお金と時間の余裕のなさを考えたら、そこそこ仲がいいことは分かった。
「珍しいね、ねるが男連れで食べに来るなんて、他の男は断っているのに」
「だってみんな下心満載なんだもん。あんなにエロい目線で見てくる人と一緒にでかけたくなんてないよー」
「その男の人は違うの?」
「うん、ヤクザからのナンパもびびらないで助けてくれるくらいカッコいいんだー」
少しうっとりした顔で言われると、ドキッとしちゃうんだが。その顔は反則だ。勘違いやろうになってしまう。勘違いしたら、こっちが傷つくだけだからなんとか耐えるんだ。
「へぇーそれはカッコいいね。ヤクザ相手に一歩も引かないのはポイント高い。あ、そうだメニュー何にした?」
「俺は唐辛子ラーメンで」
「私は味玉ラーメンで」
「かしこまりました。それじゃメンマもサービスしちゃうよ。それじゃゆっくりしていってねー」
そう言って厨房にるなもは行った。どうやら彼氏だとは勘違いしてないみたいだ。彼氏作る余裕がないことをるなもは知ってるんだろう。
「メンマサービスだってよ近衛くん!メンマ好きなんだよねー。それにしてもまさかバイトしてるのは知ってるけど、ラーメン屋でバイトしてるとは知らなかったよ」
田舎じゃバイトできる場所も限られてくるから、小野スト近場の店にバイトするんだろう。ラーメンが好きって可能性もあるが。それにしても可愛い店員だからか目立つな。まだラーメンが届いていなかったり、味玉も食べ終わった後のお客さんのほとんどがるなもを見ている。ねると俺は端っこにいるから目立たない。
「それでるなもはアイドルかなにかやっているのか?」
これはほぼ確信をもって言えるが、るなもはアイドルをやってるだろう。アイドル特有の雰囲気を感じる。ひかるほど強烈なオーラじゃないが、ただの美少女とは違うオーラを纏っていた。
「よく分かったね。ご当地アイドルのOLNewというアイドルグループをやってるんだよ」
地下アイドルみたいな感じか。道理であまり見たことないオーラを纏っていたのか。地下アイドルと似たような感じだろう。違いと言えば地域の人の認知度が高いって感じか。
「あの可愛さなら、櫻坂でもやっていけそうだがな。ひかると顔立ちが似てるし」
「確かにね。でも本人は今の活動で満足してるらしいよ。メジャーすぎると、いろんな所に行けないらしいし」
確かに有名になりすぎると顔バレしてるから、色んな場所には行けないな。ひかるもめちゃくちゃ変装して人が少ない場所にしか行ってなかったし。生活はしづらそうではあったな。
「メジャーすぎると、行きたい場所も行けないもんな。ひかるも俺と行きたい場所があるけど行けないとか言っていたし」
週刊紙に撮られると、まるで二人きりでデートにでも言ってるようにとらえられるからな。そうするとアイドル生命も終わりかねない。俺はひかるのアイドルをやっている姿が好きだ。だから、それを終わらせるようなことはしたくない。
「やっぱり有名人も辛いね。、、、、アイドルをするのは羨ましいけど」
なにか小声で言ったみたいだが、まぁ悪口ではないから、放置しておくか。それに小声で言ったてことは聞いてほしくないことかもしれないし。
「お待たせいたしました。唐辛子ラーメンと味玉ラーメンです」
「おー美味しそう。これがラーメンなんだね」
「唐辛子のいい香りが漂ってくるな」
見た目も辛そうで美味しそうだ。辛すぎなきゃいいが。辛すぎると美味しさは半滅するからな。
「それじゃ私の両親の店のラーメンを味わってね」
「え?るなもちゃんの両親の店だったの?」
「そうだよ。だからバイトって訳じゃなくて、手伝いでやってるんだ」
まぁアイドルやりながら、バイトはきついか。ご当地アイドルといえど、アイドルは忙しいからな。バイトする暇はないからな。
『頂きます』
俺達は麺を啜り始めた。辛すぎず旨さが凝縮されている。これこそ至高のラーメンだ。思わず箸が進む。美味しすぎるな。ねるも顔を綻ばせている。
「ふふ、うちのラーメン気に入ったみたいだね」
「ああ、最高だ。辛さもちょうどいいし」
「この味玉美味しいよ。ラーメンも出汁が聞いていて、最高だよ」
「それならよかった。それじゃ私は厨房に戻るね」
「お手伝い頑張ってね」
「頑張れよー」
「うん、じゃぁーまた明日ね」
そう言って厨房に向かった。それじゃ美味しいこの唐辛子ラーメンを味わって食べるか。
それから夢中になって、唐辛子ラーメンを食べた。ねるも頬を綻ばせながらどんどん食べていく。やがてスープも飲み食べ終わると、俺達は満足げになった。
「それじゃ行くか、ラーメン屋は回転率が重視されるから、早くでるのが暗黙了解だからな」
「そうなんだね。それじゃでようか」
「止めてください!」
俺はため息をはく。どうやら、ただでは返してくれないようだ。俺は声をだした方を向くと、いかにもヤクザぽいやつがるなもの腕を掴んでいた。
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