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俺にもモテ期が来た
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すると女子高生はニヤッと笑い俺のとなりに移動して、腕に抱きついてきた。柔けーマシュマロかよ。
「やっぱり胸が大好きなんだね~。私と付き合えば触り放題だよ~」
なんとこれを触り放題だと!だが長濱さんの変態とジト目で言われたのを想像し、理性が甦ってきた。ふぅー危なかったわ。思わずお願いしますと、欲求に負けるところだった。
「やめろ、俺がそれで付き合っても体目当てで、愛はないぞ」
「これでもダメか~。ならやっぱりじっくりやるしかないか~」
まぁうなずきそうにはなったが。俺にとって長濱さんが一番だから、長濱さんに嫌われるようなら、どんなに可愛いこに誘われてもうなずかん。というか名前すら知らないし。
「あ、自己紹介してなかったね~。私は菅井雪穂だよ~」
菅井様と同じ名字か。育ち良さそうだし、お嬢様か?菅井ってつくのはみんなお嬢様なのかね。それになんかに美少女で顔も似てる気がするし。姉妹だったりしてな。
「俺は尾関正弘だ」
「正弘くんね~。なんかアニメ好きそうだね~」
雰囲気でオタクって分かるのかよ。まぁアニメ好きだけど。だって現実にあまりない理想が詰まっているからな。現実は色々残酷だからな。綺麗な世界を見たいのは人間誰しも思うことだ。
「ああ、好きだぞ。よく分かったな」
まじで勘よすぎだろ。俺だってオタクかどうかなんてそれっぽいやつしか分からないぞ。俺はパッと見背は低いが顔は悪くないし。
「私も好きだから何となく分かるんだ~」
そんなこと話していると、誰かが近くの席に座った。俺はそっちを好奇心で見ると、長濱さんと森田が座っていた。長濱さんは俺といるときと違ってすごく笑顔だった。それを見て俺は胸を痛くした。これが恋の痛みか。アニメやアイドル以外だと初恋だから、手が届きそうなのに届かないのは始めてだから、結構きつい。
ちなみに俺はメガネをかけているから、長濱さんは気づかないだろう。長濱さんが気になって仕方ないが、勉強を再開するか、下手にいま動くと、ばれる可能性があるし。俺はなにもないことを祈りながら勉強を再開した。
「あ~これはこうだよ~」
今は菅井に教わりながら、フランス語の勉強をしている。菅井の教え方は非常に分かりやすいな。相当頭がいいんだろう。長濱さん並みに。ちなみに長濱さんは東大に受かるレベルっていわれているほどだ。
「こうか、菅井の教え方分かりやすいな」
「そうかな~?まぁ教師目指そうかな~って思っていたからね~。後はよく人に教えてたからね~」
あれだけ学力あるのに大手企業じゃなくて、教師なのか。確かに菅井が教師になったら、人気になるだろう。主に男に。このルックスなら、生徒や同僚に告白たくさんされそう。気になったんだが、菅井って誰かと付き合ったことあるのだろうか?ボーディータッチはしてくるのに、どこか男慣れしてない感じがするんだよなー。
「菅井って彼氏いたことあるか?」
「いたことないよ~。人を好きになったことないからね~。まぁ正弘くんのことは気になってるけどね~。この感情って始めてだから、好きかどうかは分からないんだよね~。告白はよくされるけど~」
それ本人の前で言うか。照れちゃうんだが。まぁ結構正直者なのか。思ったことを口にだしちゃうって悪いことではない。
「ちょくちょく近くの席の人を見てるけど、知り合いなの~?」
「ああ友達だ。あの男はほとんどしゃべったことないが」
「なんかあの男にたいして刺々しいね~。もしかしてあの子のこと好きなのかな~?」
なんでそんなに勘がいいんだよ。勘のいいガキは嫌いだよ。心のなかで言ってみたいアニメの台詞を言ってみた。
「よく分かったな」
「だってすごい正弘くん悔しそうに唇を噛み締めたような顔をしてたからね~」
顔にでてたか。テコとは長濱さんのとの会話してたときは満面の笑みを浮かべていたんだろうなぁー。長濱さんが引いてなければいいが。
「俺って分かりやすいのか。これからは気を付けよう」
「それにしてもあの二人仲いいね~。あれで恋人じゃないって、ビックリだよ~」
まぁあの二人は特別な幼馴染みだからな。あの二人の中に入るのは容易じゃない。二人だけの世界観をだしてるからな。それにしてもなんで森田は振ったんだろうか?俺から見ても長濱さんを好きになようにしか見えないんだが。それとも俺の恋愛経験値が少なすぎてそう見えるだけか。
「あの二人は幼馴染みなんだよ」
「へぇ~特別な関係ってやつだね~。あの中に割って入ろうとしてるなんてすごいね~」
だって好きだからな。俺は諦めが悪いんだ。どんなに可能性が低かろうが、諦めないのが俺だ。もしかしたら、森田が長濱さんを好きかもしれないが、それに気づく前に俺が長濱さんに好かれる。
「こんな諦め悪い俺でも、菅井は興味あるのか?」
「私はどんな状況だろうと、やると決めたらやるんだよ~」
俺も人のこと言えないが、かなり諦めが悪いようだ。まぁ俺の性格に魅力があると思えないから、そのうち離れるだろう。あれでもそれって、長濱さんにも魅力にうつらないってことだよね?それは困るな。頑張って魅力的な性格にしないといけないわ。長濱さんに好かれるために。
「やっぱり胸が大好きなんだね~。私と付き合えば触り放題だよ~」
なんとこれを触り放題だと!だが長濱さんの変態とジト目で言われたのを想像し、理性が甦ってきた。ふぅー危なかったわ。思わずお願いしますと、欲求に負けるところだった。
「やめろ、俺がそれで付き合っても体目当てで、愛はないぞ」
「これでもダメか~。ならやっぱりじっくりやるしかないか~」
まぁうなずきそうにはなったが。俺にとって長濱さんが一番だから、長濱さんに嫌われるようなら、どんなに可愛いこに誘われてもうなずかん。というか名前すら知らないし。
「あ、自己紹介してなかったね~。私は菅井雪穂だよ~」
菅井様と同じ名字か。育ち良さそうだし、お嬢様か?菅井ってつくのはみんなお嬢様なのかね。それになんかに美少女で顔も似てる気がするし。姉妹だったりしてな。
「俺は尾関正弘だ」
「正弘くんね~。なんかアニメ好きそうだね~」
雰囲気でオタクって分かるのかよ。まぁアニメ好きだけど。だって現実にあまりない理想が詰まっているからな。現実は色々残酷だからな。綺麗な世界を見たいのは人間誰しも思うことだ。
「ああ、好きだぞ。よく分かったな」
まじで勘よすぎだろ。俺だってオタクかどうかなんてそれっぽいやつしか分からないぞ。俺はパッと見背は低いが顔は悪くないし。
「私も好きだから何となく分かるんだ~」
そんなこと話していると、誰かが近くの席に座った。俺はそっちを好奇心で見ると、長濱さんと森田が座っていた。長濱さんは俺といるときと違ってすごく笑顔だった。それを見て俺は胸を痛くした。これが恋の痛みか。アニメやアイドル以外だと初恋だから、手が届きそうなのに届かないのは始めてだから、結構きつい。
ちなみに俺はメガネをかけているから、長濱さんは気づかないだろう。長濱さんが気になって仕方ないが、勉強を再開するか、下手にいま動くと、ばれる可能性があるし。俺はなにもないことを祈りながら勉強を再開した。
「あ~これはこうだよ~」
今は菅井に教わりながら、フランス語の勉強をしている。菅井の教え方は非常に分かりやすいな。相当頭がいいんだろう。長濱さん並みに。ちなみに長濱さんは東大に受かるレベルっていわれているほどだ。
「こうか、菅井の教え方分かりやすいな」
「そうかな~?まぁ教師目指そうかな~って思っていたからね~。後はよく人に教えてたからね~」
あれだけ学力あるのに大手企業じゃなくて、教師なのか。確かに菅井が教師になったら、人気になるだろう。主に男に。このルックスなら、生徒や同僚に告白たくさんされそう。気になったんだが、菅井って誰かと付き合ったことあるのだろうか?ボーディータッチはしてくるのに、どこか男慣れしてない感じがするんだよなー。
「菅井って彼氏いたことあるか?」
「いたことないよ~。人を好きになったことないからね~。まぁ正弘くんのことは気になってるけどね~。この感情って始めてだから、好きかどうかは分からないんだよね~。告白はよくされるけど~」
それ本人の前で言うか。照れちゃうんだが。まぁ結構正直者なのか。思ったことを口にだしちゃうって悪いことではない。
「ちょくちょく近くの席の人を見てるけど、知り合いなの~?」
「ああ友達だ。あの男はほとんどしゃべったことないが」
「なんかあの男にたいして刺々しいね~。もしかしてあの子のこと好きなのかな~?」
なんでそんなに勘がいいんだよ。勘のいいガキは嫌いだよ。心のなかで言ってみたいアニメの台詞を言ってみた。
「よく分かったな」
「だってすごい正弘くん悔しそうに唇を噛み締めたような顔をしてたからね~」
顔にでてたか。テコとは長濱さんのとの会話してたときは満面の笑みを浮かべていたんだろうなぁー。長濱さんが引いてなければいいが。
「俺って分かりやすいのか。これからは気を付けよう」
「それにしてもあの二人仲いいね~。あれで恋人じゃないって、ビックリだよ~」
まぁあの二人は特別な幼馴染みだからな。あの二人の中に入るのは容易じゃない。二人だけの世界観をだしてるからな。それにしてもなんで森田は振ったんだろうか?俺から見ても長濱さんを好きになようにしか見えないんだが。それとも俺の恋愛経験値が少なすぎてそう見えるだけか。
「あの二人は幼馴染みなんだよ」
「へぇ~特別な関係ってやつだね~。あの中に割って入ろうとしてるなんてすごいね~」
だって好きだからな。俺は諦めが悪いんだ。どんなに可能性が低かろうが、諦めないのが俺だ。もしかしたら、森田が長濱さんを好きかもしれないが、それに気づく前に俺が長濱さんに好かれる。
「こんな諦め悪い俺でも、菅井は興味あるのか?」
「私はどんな状況だろうと、やると決めたらやるんだよ~」
俺も人のこと言えないが、かなり諦めが悪いようだ。まぁ俺の性格に魅力があると思えないから、そのうち離れるだろう。あれでもそれって、長濱さんにも魅力にうつらないってことだよね?それは困るな。頑張って魅力的な性格にしないといけないわ。長濱さんに好かれるために。
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