上 下
18 / 21

足は国宝だ

しおりを挟む
ガラスを割れを聞き終わり、やる気をだしたところで、さらに星座百景のこの世で一番強いやつでを聞いた。この曲は努力すれば夢は叶うと言う気持ちにさせられるのと、挑戦しなきゃなにも始まらないという思いを掻き立てる。これは好きな曲のひとつだ。これを聞き終わったら、ウォークマンで、フランス語単語話流すか。

フランス語はリスニングが難しい。だが発音さえ覚えれば、英語よりかはましだ。まぁテストではリスニングをやらないんだけど。聞き分けれれば、長文も楽に読めるようになるだろうという推測をして、聞いている。

この世で一番強いやつを聞き終わり、携帯から、ウォークマンに変えて、耳に神経を尖らせながら、聞いた。

数分聞いていると、駅に着いた。俺は改札をスイカで通り、電車に乗った。すると女子高生がガヤガヤしながら、入ってきた。お、あの子足なかなかいいな。スベスベそうだ。思わず俺の視線は健康そうですべすべしてそうな女子高生の足に向かう。だって男の子だもん仕方ないよね! 

あんなにスカートを短いのも見られることを見越してるだろうしね。つまり変態的な視線を向けるのも俺は悪くない。スカートが短くして見せびらかせてるなら、仕方ないだろう。女子は視線に敏感だというし、俺の視線にも気づいているだろうか。ガッツリ見てはないが。

楽しそうにガヤガヤ話してるな。それあるーとか、まじ卍とか現代語を使って、盛り上がっているようだ。なんで現代人ってやたらと省略したり適当な相づちを打つのだろう。電車が北松戸に着くと、女子高生は降りたり家がこの辺なんだろう。あの健康的な足を少ししか見れなかったのは残念だ。あの足は理想の足だった。まぁもちろん長濱さんが一番いい足をしてるけど。むっちりしていて、肌はスベスベそうで陶磁器のように白く、柔らかそうなのは最高だ。

しかも美少女だし、丸顔だが、鼻はスッと通っていて、髪はさらさらそうで、
何よりも目が垂れていてでかいのが、最高だ。

おっと途中から、長濱さんの可愛さについて力説してしまった。まぁ長濱さんが俺の理想だから仕方ないよね。彼女に何がなんでもしたいくらいに。

そんなことを考えながら、長濱さんに正弘くんと名前で呼ばれるところを想像して、一人でにやけていると、電車は松戸駅に着いたりなにか変な視線を感じたが、きのうせいだろう。

俺は改札をスイカで通った。そう言えばフランス語を聞いているの途中で、忘れていたわ。俺はフランス語を止めて、イヤホンを耳から離して、ウォークマンをリュックにしまった。

どこに行こうかね。やっぱ勉強をしながらなら。マックかサイゼだな。サイゼはこの間行ったし、マックにするか。俺は駅の近くにあるマックに入った。

俺は並んでいることに、うんざりしながらも並び順番を待った。十分ぐらい待って、順番が回って来たので、シャカシャカチキンとビックマックセットを頼んだ。

シャカシャカチキンはピリッとした辛さで美味しい。必ずマックに来たら、頼んでいるくらい好きだ。

このまま待っているのも仕方ないし、席を見つけるか。そう思い周囲を見渡すと、テーブル席が空いたので、そこに荷物を置いた。そして大型テレビジョンの前で、番号を呼ばれるのを待った。

それにしても長濱さんはどこで勉強してるんだろう。図書館か?でも松戸の図書館だと喋れないから違うか。だとするとおしゃれなカフェとかかね。想像してみると、似合いすぎていた。あれだけ可愛ければおしゃれな空間にいると、美しさが際立つ。

そんなことを考えていると、番号を呼ばれたので、俺は注文したものを受け取って、席に座った。まず腹ごしらえをしてから、勉強するか。俺はビックマックを食べながら、周囲を観察していた。あの女子大生の集団、いかにもリア充ぽいな。だが女子は本当に仲がいいか謎だが。女子高生同士はふざけあいながらで、本当に仲が良く見えるんだけど。女子大生は付き合いで、来てそうな雰囲気をだしてるんだよ。女子の世界って分からない。仲が良さそうに見えても、裏で悪口言ったりしてることもあるし。そして近くにいる女子高生が目に入った。あの女子高生本当に美味しそうに食べるなーと思いながら、チラッも見ていた。どうやら一人のようだ。珍しいな女子高生が、一人でマックに来るなんて。見た感じ勉強しに来てるわけでもなさそうだし。 

それにしてもすごい美少女だよなー。チラチラ見てる人もいるし、いい顔で食べてるのもあるだろうけど。ナンパされないか心配だ。マックだとウェイウェイしてるやつも結構いるからな。

俺はそんなことを思いながらもフランス語単語帳を開いて、単語を覚えていると、女子高生が座っているところから、ナンパしてるような声が聞こえた。俺はうるさいなと鬱陶しく思いながら、前を向いた。

「いいじゃん、俺と一緒に楽しいことしようぜ」

「だから行かないって言ってるじゃないですか。その頭は飾りですか?早くポテトを楽しみたいんでどっか行ってください」

はぁーしつこそうだな。面倒さいが、助けに行くか。俺は席を立ち女子高生の元に向かった。

「ここに座っていたのか。待たせて悪いな。デートがあるので、他の人に当たってください」

俺はまるで約束をしたかのような言い方をして、男をどっか行かせようとした。
これが最適解だと、俺は思っている。なぜなら付き合っていると分かれば、空気が読めるやつは去るからだ。だが俺は念のために目を腐らせて、睨んだ。俺の十八番の目を腐らせるだ。これなら相手に恐怖を植え付けることができる。ちなみに自然に疲れるとこの目になったりするからり妹からはゾンビ呼ばわりされたりする。せめて生きてる人間にしてほしいわ。

「ひっすみません。どっか行きます」

男は小走りで、店内から出た。俺はふぅーと息を吐いたあと、目を元に戻し、自分の席に戻ろうとしたら、ちょっと待ってと、女子高生に話しかけらた。

「なんだ?これから勉強しなきゃいけないから、早めに用件があるなら言ってくれ」

「勉強してるんだね。お礼がしたいから、勉強教えるよ。これでも学年首席なんだよね」
 
俺は明日勉強教えてもらおうと思って、数学の参考書は持ってきてないんだが。フランス語は教えてもらいたいが、普通の学校じゃ教えてないから、教えることはできないだろうしな。数学の参考書を持ってきてるなら、教えるのはうまいか分からないが、教えてもらったがな。俺は教えてもらう科目がないから、大丈夫ということを言って席に戻った。

しおりを挟む

処理中です...