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優花を案内する
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中庭に着くと、先約は誰もいなく、告白してるやつもいないので、安心して食べれた。そうして食べてあるとキョロキョロしながら、みたことあるやつが来た。なんでお前がいるんだよ優花。
「あ、お兄ちゃんじゃん。クラスにいないから、ここかなと思ったよ」
「なんで優花がいるんだよ。中学校はどうした?」
今日は創立記念日でもないはずだ。もしそうだとしてもうちの学校にいるのはおかしい。だって高校にわざわざ来る意味が分からないからだ。
「うちの学校は志望校に一日体験入学できるっていう制度があってね。それならここにしようと思ったんだ。だけどあまりにも体験入学したクラスメイトの人達が案内しようと下心があって、来るからどうしよう悩んでいたんだ。だからと言って感想文を書かなきゃいけないから、適当に過ごすこともできなくてね。お兄ちゃんに案内してもらえばいいじゃんと思ってここに来たんだよ」
優花の通っている学校は公立で進学校だが、高校がないから、そんな制度があるのね。高校を作ればもっと人気がでそうだが。公立の小中一貫校だから、難しいのか。だから進学校へ送り出すためにモチベーションを維持させるためにこんな制度があるんだろう。うちのクラスは誰も来てないが。進学校とはいえ千葉市からじゃ遠いから、あまりこないんだよな。
「案内か、これを食べてからなら、してもいいぞ。暇だしな」
「本当?助かるぅー。さすがお兄ちゃん隆俊くんがいなかったら、好きになっていたよ」
優花は少しぶらこんだが
ブラコンだが、好きな人がいるから、そこまでひどくない。むしろ俺に早く彼女を作ってもらわなきゃ、心配だと思っているくらいだ。
ちなみに優花は義理だから、美少女だ。だからクラスメイトがから、下心ありで誘われているのだろう。うちの学校は進学校の癖に下半身で生きてるやつ多すぎるからな。
俺はパンを急いで食べて、お茶を飲み終わった。ここは進学校にしては設備がぼろいから、紹介できるようなところは少ないが。まあ元々進学校じゃないしな。10年前に天才が同時に現れて、難関私立大学や難関国立大学にたくさん受かったらしい。それで進学実績がすごいとなって、地元の人を中心に集まりだして、進学校になったらしい。
「それでどこから見たいんだ?」
「図書館かな?やっぱりどんな本があるか気になるし」
図書館か、ここは俺を含め図書委員が本を決めてるから、そこそこ面白いのが多い。それに参考書も豊富だ。進学校というのもあるが。俺の書いた小説も置いてある。俺が選んだ訳じゃないが。それに俺がここの学校に通っているのは知っていても、誰かは知られてないから、俺が書いていると知っているのは義孝や優花や楓くらいだ。
「そうか、なら行くか」
「レッツゴー!」
そう言って手を上げた。相変わらずテンション高いな。それが優花のいいところでもあるんだが。
俺達は図書館に向かった。道中見慣れない制服を着ている美少女を見て、注目が集まる。優花はふんふんと鼻歌を歌って、気にしてないようだ。話しかけようとする男もいるが、俺がにらみを効かせると、悔しそうにどっか行った。
義孝に何かしてこないように俺が身に付けた目を腐らせて、睨むやり方だ。これをやると大半のやつがびびって逃げ出す。不良には通用しないが。その時は義孝が何とかしてしまうから、さすが主人公と言ったところだ。
「お兄ちゃんまた腐り目具合増したんじゃない?」
「振られて、また傷ついたからな。心の闇が深まったんだろうな。これは心の闇を表にだしてるだけだからな」
「また振られたんだ。また義孝さんのことを好きな人なの?」
「そうだ。これで十連敗だよ。いつになったら彼女ができるんだか、これじゃ色んな人の好意に義孝が気づく方が早いんじゃね」
ほんとなんで俺の好きになる女子はみんな義孝が好きなんだよ。まぁ恨みはしないがな。それと美少女を好きになるから、義孝を好きな人が多いのだろう。
「義孝さんモテるねー。まあモテる理由も分からなくはないけど。フラグ立つイベントが多すぎるんだよね」
「神様は義孝を主人公として、作ったからな。そこなまぁ仕方ない」
脇役である俺は義孝を支えるしかないからな。まぁでも義孝が好きで振られたとはいえ、美少女と接点を持てるのはよかったことだな。普通じゃ美少女とは話せないしな。俺一人じゃ女子も一人も近づいてこなかっただろうしな。義孝が近くにいるから、いやがらせもされることもなかったし。
「お兄ちゃんって人を恨むことないよね。例えどんなひどい振られ方をしても」
「恨んだって仕方ないからな。義孝はいいやつだし。俺が告白してきた奴らも、俺の勘違いだからなんとも思わない。言ってることは確かで、気づけない俺が悪いんだからな」
義孝を好きな美少女に振られてきたやつは逆恨みをするやつもいるだろう。だが俺は一番近くで、義孝を見てきたから、モテることは分かるから、たいして気にならない。まぁイベントが多すぎないかと思うことはあるが。そこは主人公だから多いってことで納得している。
「お兄ちゃんはやっぱり優しいよ。その優しさを理解してくれる人に会えるといいね」
そんなことを話していると、図書館に着いた。やっぱりあんまりでかくないよな。優花の学校の図書館のほうがでかいんじゃね?次週席があるのは助かる。だ
が早く行かないとすぐに埋まるが。そこは進学校だから仕方ない。大体が受験とかテストには本気で取り組むからな。
「あ、お兄ちゃんじゃん。クラスにいないから、ここかなと思ったよ」
「なんで優花がいるんだよ。中学校はどうした?」
今日は創立記念日でもないはずだ。もしそうだとしてもうちの学校にいるのはおかしい。だって高校にわざわざ来る意味が分からないからだ。
「うちの学校は志望校に一日体験入学できるっていう制度があってね。それならここにしようと思ったんだ。だけどあまりにも体験入学したクラスメイトの人達が案内しようと下心があって、来るからどうしよう悩んでいたんだ。だからと言って感想文を書かなきゃいけないから、適当に過ごすこともできなくてね。お兄ちゃんに案内してもらえばいいじゃんと思ってここに来たんだよ」
優花の通っている学校は公立で進学校だが、高校がないから、そんな制度があるのね。高校を作ればもっと人気がでそうだが。公立の小中一貫校だから、難しいのか。だから進学校へ送り出すためにモチベーションを維持させるためにこんな制度があるんだろう。うちのクラスは誰も来てないが。進学校とはいえ千葉市からじゃ遠いから、あまりこないんだよな。
「案内か、これを食べてからなら、してもいいぞ。暇だしな」
「本当?助かるぅー。さすがお兄ちゃん隆俊くんがいなかったら、好きになっていたよ」
優花は少しぶらこんだが
ブラコンだが、好きな人がいるから、そこまでひどくない。むしろ俺に早く彼女を作ってもらわなきゃ、心配だと思っているくらいだ。
ちなみに優花は義理だから、美少女だ。だからクラスメイトがから、下心ありで誘われているのだろう。うちの学校は進学校の癖に下半身で生きてるやつ多すぎるからな。
俺はパンを急いで食べて、お茶を飲み終わった。ここは進学校にしては設備がぼろいから、紹介できるようなところは少ないが。まあ元々進学校じゃないしな。10年前に天才が同時に現れて、難関私立大学や難関国立大学にたくさん受かったらしい。それで進学実績がすごいとなって、地元の人を中心に集まりだして、進学校になったらしい。
「それでどこから見たいんだ?」
「図書館かな?やっぱりどんな本があるか気になるし」
図書館か、ここは俺を含め図書委員が本を決めてるから、そこそこ面白いのが多い。それに参考書も豊富だ。進学校というのもあるが。俺の書いた小説も置いてある。俺が選んだ訳じゃないが。それに俺がここの学校に通っているのは知っていても、誰かは知られてないから、俺が書いていると知っているのは義孝や優花や楓くらいだ。
「そうか、なら行くか」
「レッツゴー!」
そう言って手を上げた。相変わらずテンション高いな。それが優花のいいところでもあるんだが。
俺達は図書館に向かった。道中見慣れない制服を着ている美少女を見て、注目が集まる。優花はふんふんと鼻歌を歌って、気にしてないようだ。話しかけようとする男もいるが、俺がにらみを効かせると、悔しそうにどっか行った。
義孝に何かしてこないように俺が身に付けた目を腐らせて、睨むやり方だ。これをやると大半のやつがびびって逃げ出す。不良には通用しないが。その時は義孝が何とかしてしまうから、さすが主人公と言ったところだ。
「お兄ちゃんまた腐り目具合増したんじゃない?」
「振られて、また傷ついたからな。心の闇が深まったんだろうな。これは心の闇を表にだしてるだけだからな」
「また振られたんだ。また義孝さんのことを好きな人なの?」
「そうだ。これで十連敗だよ。いつになったら彼女ができるんだか、これじゃ色んな人の好意に義孝が気づく方が早いんじゃね」
ほんとなんで俺の好きになる女子はみんな義孝が好きなんだよ。まぁ恨みはしないがな。それと美少女を好きになるから、義孝を好きな人が多いのだろう。
「義孝さんモテるねー。まあモテる理由も分からなくはないけど。フラグ立つイベントが多すぎるんだよね」
「神様は義孝を主人公として、作ったからな。そこなまぁ仕方ない」
脇役である俺は義孝を支えるしかないからな。まぁでも義孝が好きで振られたとはいえ、美少女と接点を持てるのはよかったことだな。普通じゃ美少女とは話せないしな。俺一人じゃ女子も一人も近づいてこなかっただろうしな。義孝が近くにいるから、いやがらせもされることもなかったし。
「お兄ちゃんって人を恨むことないよね。例えどんなひどい振られ方をしても」
「恨んだって仕方ないからな。義孝はいいやつだし。俺が告白してきた奴らも、俺の勘違いだからなんとも思わない。言ってることは確かで、気づけない俺が悪いんだからな」
義孝を好きな美少女に振られてきたやつは逆恨みをするやつもいるだろう。だが俺は一番近くで、義孝を見てきたから、モテることは分かるから、たいして気にならない。まぁイベントが多すぎないかと思うことはあるが。そこは主人公だから多いってことで納得している。
「お兄ちゃんはやっぱり優しいよ。その優しさを理解してくれる人に会えるといいね」
そんなことを話していると、図書館に着いた。やっぱりあんまりでかくないよな。優花の学校の図書館のほうがでかいんじゃね?次週席があるのは助かる。だ
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