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デート5
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なかなかに美味しい。さすが人気店なだけはあるな。程よい甘さだ。するとねるはこっちに向かってフォークを付き出してきた。
「はいあーん」
そんなカップルみたいなことをねるとやっていいのか?ファンに殺されない?ばれたら一貫のおしまいだがまぁたぶん大丈夫か。アイドルオタクがいると言ってもまさかここにいるとは思わないだろう。
俺は寝るが付き出したフォークをかじり食べた。間接キスじゃん。ねるはどう?といった感じで小首を傾げている。
普通にあざといんだが。だが美少女がやると効果抜群だ。男がやったらうざいがな。いろはみたいなあざとさではなく自然に見えるあざとさなんだよな。
「美味しかったぞ。ここの常連になるレベル」
いや本当今まで食べたパンケーキのなかで一番美味しい。甘すぎないのがポイント高い。これでマッカンがあったら最高だろう。
「フフ私の店の味は気に入りましたか?」
「ああ、こんな可愛い店員がいてこのパンケーキは常連にならないとおかしいな。ところでマッカンは置いてないか?」
「ありますよ。裏メニューなんですけどね。飲む人が少ないので。私は好きですけどね」
「あるのか。それならそれをお願い」
まさかマッカンが東京の店にあるとはな。秋葉だからか。よくアニメにでてくるし。それにしても葵がマッカン好きだとはこれは友達にならないとな。マッカン好きに悪い奴はいない。
「よかったら友達にならないか葵」
「いいですよー。これラインのIDです。それじゃ私は仕事に戻りますね」
そう言って葵は他の客の注文を取りに行った。アイドルの連絡先がこんなに増えるとは。ファンにばれたら発狂するな。
俺もねるが知らない男と知り合う分はいいんだが、親しくなったら発狂するな。それだけ応援しに熱をいれてるからな。だから距離感はちゃんととるか。
「さすがだねー。あおたんの連絡先をゲットできるなんて」
「マッカンの知り合いは多い方がいいからな。あの甘さについて語り合えるし」
「そんなにマッカンって美味しいの?」
「神の飲み物だ。これ以上美味しいものも知らない。千葉県の誇るべきものだ」
千葉県民はみんなこれを飲んで育つ。まさしく千葉の飲み物と言っても過言じゃない。それだけ千葉県民に愛されているのだ。
「へぇー飲んでみようかな。店員さん」
「はいなんでしょうか?」
「マックスコーヒをひとつ」
「かしこまりました」
ねるはどんな飲み物なのかワクワクしてるように見える。マッカンの素晴らしさに感動するだろう。
「ねるって親しい男っているのか?」
「いないよーアイドルをしてからそこそこだからね。その辺は気を付けてるんだよ」
俺はホット胸を撫で下ろす。親しい男がいたらそいつをやつ焼きにするところだった。一時期ガチ恋をしてたからな。唯菜にアピールされ始めたのもその辺だっただろうか。
「それならいいんだが、男と付き合って引退は勘弁してくれよ」
「その辺は細心の注意をはらってるから大丈夫だよ」
「お待たせしましたマックスコーヒ二つです」
氷が入っていてキンキンに冷えてる。これは相当美味しいだろう。マックスコーヒは冷やすほど美味しいからな。
ひとくち飲むと甘さが喉に染み込む。ああこの喉に絡む甘さが最高だ。もはや依存するレベル。そしてこのパンケーキとよく合う。
「甘い。でもこの甘さが癖になりそう。これはあまり飲みすぎるのは控えた方がいいね」
まぁこれは練乳か大量に入っているしな。飲みすぎると間違いなく糖尿病になる。マッカンが飲めなくなるのは死活問題だから控えるか。
「そうだな、まぁこれより美味しい神の飲み物の代わりを探すしかないか。酸っぱいのとかいいな」
俺はレモンをなまで食べるほど酸っぱいのが好きだ。甘さの代わりは酸っぱさしかないだろう。
「それならCCレモンとかだね」
CCレモンか、あれは確かに酸っぱい。めっちゃ甘いカフェラテを飲むよりはましか。むしろ健康的なまである。クエン酸を大量に接種できるからな。
それにしてもほんと合うよな。このパンケーキとマッカンフォークが進む。これでマッカンのホットケーキとかあったら最高なんだが。
まぁさすがにないか、あの味を再現するとか大分難しいし。まぁ剃れてもこのパンケーキは相当美味しいんだが。恐らく常連になるだろう。
「マッカンとパンケーキって意外に合うんだね。どっちも甘いから合わないと思ったんだけど」
「マッカンに合わない料理はない」
ご飯でもパンでもなんでも合うからな。マッカンこそ無敵の飲み物だ。これより美味しい飲み物は存在しない。
「どんだけマッカン好きなの」
「千葉県民になれば分かるぞ。千葉県民の水だからな」
しばらく経ち俺達は食べ終わった。そして少し雑談をしたあと、混んできたので俺達は会計をして店をでた。もちろん葵にもちゃんと挨拶はしたぞ。
「もうひとつのアイドルショップに行くか」
「なんか緊張するな。自分のグッツが売っているって」
驚くぞ。ねるのグッツは高いからな。そんなことを考えながら俺達はアイドルショップに向かった。
「はいあーん」
そんなカップルみたいなことをねるとやっていいのか?ファンに殺されない?ばれたら一貫のおしまいだがまぁたぶん大丈夫か。アイドルオタクがいると言ってもまさかここにいるとは思わないだろう。
俺は寝るが付き出したフォークをかじり食べた。間接キスじゃん。ねるはどう?といった感じで小首を傾げている。
普通にあざといんだが。だが美少女がやると効果抜群だ。男がやったらうざいがな。いろはみたいなあざとさではなく自然に見えるあざとさなんだよな。
「美味しかったぞ。ここの常連になるレベル」
いや本当今まで食べたパンケーキのなかで一番美味しい。甘すぎないのがポイント高い。これでマッカンがあったら最高だろう。
「フフ私の店の味は気に入りましたか?」
「ああ、こんな可愛い店員がいてこのパンケーキは常連にならないとおかしいな。ところでマッカンは置いてないか?」
「ありますよ。裏メニューなんですけどね。飲む人が少ないので。私は好きですけどね」
「あるのか。それならそれをお願い」
まさかマッカンが東京の店にあるとはな。秋葉だからか。よくアニメにでてくるし。それにしても葵がマッカン好きだとはこれは友達にならないとな。マッカン好きに悪い奴はいない。
「よかったら友達にならないか葵」
「いいですよー。これラインのIDです。それじゃ私は仕事に戻りますね」
そう言って葵は他の客の注文を取りに行った。アイドルの連絡先がこんなに増えるとは。ファンにばれたら発狂するな。
俺もねるが知らない男と知り合う分はいいんだが、親しくなったら発狂するな。それだけ応援しに熱をいれてるからな。だから距離感はちゃんととるか。
「さすがだねー。あおたんの連絡先をゲットできるなんて」
「マッカンの知り合いは多い方がいいからな。あの甘さについて語り合えるし」
「そんなにマッカンって美味しいの?」
「神の飲み物だ。これ以上美味しいものも知らない。千葉県の誇るべきものだ」
千葉県民はみんなこれを飲んで育つ。まさしく千葉の飲み物と言っても過言じゃない。それだけ千葉県民に愛されているのだ。
「へぇー飲んでみようかな。店員さん」
「はいなんでしょうか?」
「マックスコーヒをひとつ」
「かしこまりました」
ねるはどんな飲み物なのかワクワクしてるように見える。マッカンの素晴らしさに感動するだろう。
「ねるって親しい男っているのか?」
「いないよーアイドルをしてからそこそこだからね。その辺は気を付けてるんだよ」
俺はホット胸を撫で下ろす。親しい男がいたらそいつをやつ焼きにするところだった。一時期ガチ恋をしてたからな。唯菜にアピールされ始めたのもその辺だっただろうか。
「それならいいんだが、男と付き合って引退は勘弁してくれよ」
「その辺は細心の注意をはらってるから大丈夫だよ」
「お待たせしましたマックスコーヒ二つです」
氷が入っていてキンキンに冷えてる。これは相当美味しいだろう。マックスコーヒは冷やすほど美味しいからな。
ひとくち飲むと甘さが喉に染み込む。ああこの喉に絡む甘さが最高だ。もはや依存するレベル。そしてこのパンケーキとよく合う。
「甘い。でもこの甘さが癖になりそう。これはあまり飲みすぎるのは控えた方がいいね」
まぁこれは練乳か大量に入っているしな。飲みすぎると間違いなく糖尿病になる。マッカンが飲めなくなるのは死活問題だから控えるか。
「そうだな、まぁこれより美味しい神の飲み物の代わりを探すしかないか。酸っぱいのとかいいな」
俺はレモンをなまで食べるほど酸っぱいのが好きだ。甘さの代わりは酸っぱさしかないだろう。
「それならCCレモンとかだね」
CCレモンか、あれは確かに酸っぱい。めっちゃ甘いカフェラテを飲むよりはましか。むしろ健康的なまである。クエン酸を大量に接種できるからな。
それにしてもほんと合うよな。このパンケーキとマッカンフォークが進む。これでマッカンのホットケーキとかあったら最高なんだが。
まぁさすがにないか、あの味を再現するとか大分難しいし。まぁ剃れてもこのパンケーキは相当美味しいんだが。恐らく常連になるだろう。
「マッカンとパンケーキって意外に合うんだね。どっちも甘いから合わないと思ったんだけど」
「マッカンに合わない料理はない」
ご飯でもパンでもなんでも合うからな。マッカンこそ無敵の飲み物だ。これより美味しい飲み物は存在しない。
「どんだけマッカン好きなの」
「千葉県民になれば分かるぞ。千葉県民の水だからな」
しばらく経ち俺達は食べ終わった。そして少し雑談をしたあと、混んできたので俺達は会計をして店をでた。もちろん葵にもちゃんと挨拶はしたぞ。
「もうひとつのアイドルショップに行くか」
「なんか緊張するな。自分のグッツが売っているって」
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