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対面
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座ると柔和な笑みを浮かべて、合格おめでとうございますと言った。結菜はありがとうございますと言った。
「それでは条件面の契約といきましょうか」
「はい」
「まず最低保証の金額は月40万円です。そこから個人の売り上げによって上がってきます」
月40万か、結構もらえるな。高校生でこの金額は金遣いが荒くなんないか心配だが。結菜は色んな服を着るし。まぁハイブランドは着ないから大丈夫か。
「それで大丈夫です」
「それでちょっと聞きたいことあるのですが、隣にいる人は彼氏ですか?ばれるとアイドル生命に関わるので別れてほしいんですが」
事前に言ってなかったのかよ。俺達が兄妹だってこと。ジト目で結菜を見るとペロット舌を出しておどけた。
「はぁー俺達は兄妹なのでご安心を」
「そうでしたか、過去に付き合った人は?」
「いないですよぉー」
ブロデューサ相手にもあざとく返事するって大丈夫なのか?まぁ様子を見る感じだと問題ないと思うが。あのあざとさを食らっても顔色一つ変えないとはさすがアイドルのプロデューサーだ。
「それならよかったです。そういえば名乗ってなかったですね。私代理プロデュサーを務める島津義博と申します」
そう言って名刺を渡してきた。この年でプロデューサー代理をやっているってことは相当優秀なんだろう。イケメンだからアイドルから好意を持たれてそうだ。
ちっアイドルから好意を持たれるとはけしからん。だが他の男に対して好意を持たれるよりかは落ちないから安全なんだろうけど。
「島津さんですか。自分はこいうものです」
一応俺も株をやっていると、社長と関係を持ったりするから名刺を持っている。まぁ最近立ち上げた塾の名前の代表取締役と書いてある。
「その年で社長をしてるんんですね。しかも塾とは。道理で結菜さんも頭がいいわけです」
「俺は結菜ほど頭はよくありませんよ。それに社長と言っても直接教えてませんし、経営と進め方を考えてるぐらいですよ。それにこの塾も売って働かなくても生きていけるようにするので」
そう将来働かないために今はお金を稼いでいるのだ。親父に文句をいわれてもすぐでれるようにな。俺は働かない。
「売るために会社大きくするのですか。珍しいタイプですね。アトこの契約書を見た後サインをください」
「わかりましたよぉー」
そう言って俺に契約書を見せながら自分でも見ていく。そして特に問題はなかったのでサインをした。
「はいこれで契約完了です。明後日からレッスンに参加してください。あ、そうだ今日は何人かレッスンをしてるので対面しましょう」
え?それってアイドル見れるってことか。しかもダンスをしてるところ見れるってファンからしたら最高すぎる。
「是非お願いします」
「それじゃ行きましょうか」
エレベーターで下に降りると、2階に止まり、そこで降りた。緊張するな。推しと対面できるなんて。
そしてある部屋の扉を開けると、一生懸命に踊ってるねるとるんがいた。その表情は真剣そのものだ。
これが生のアイドルのダンスキレがその辺のアイドルと違う。迫力たっぷりでオーラがある。
「ねるさんひかるさんちょっといいですか?」
「いいですよー」
「はい大丈夫です」
生のねるとるん。握手会はよく行っているが、間近て見るとやっぱりかなりの美少女だ。めちゃくちゃ緊張するよ。
ねるとるんはおれをみてパッと明るい表情になった。
「もしかして勇気くん?」
「え?俺のこと認知してるのか?」
「そりゃよく握手会来るしね。高校生で制服で来るから目立つんだよね」
ヤバイめちゃくちゃ嬉しい。これが天使に認知される喜びか。結菜はプクーとほほをあざとく膨らませてるが無視だ。
「ありがとな。ああ後結菜が櫻坂に入ることになったからよろしく」
するとねる達は隣にいる結菜に目を向ける。結菜はペコリと頭を下げたがまだ不服そうだ。
「よろしくね。結菜ちゃん」
「よろしく結菜」
二人とも笑顔で歓迎してくれた。アイドルスマイルで大神田倒れそうになったが。どんたけ可愛いんだよ。まさしく天使だ。無敵のアイドルだな。
「筆箱にサインしてくれないか?」
「いいよー」
「私もいいですよ」
俺はリュックから筆箱をとりだし、それをねるに渡した。ねるはすらすらとサインを書き、るんに渡しるんもサインを書いた。これで毎日勉強が頑張れそうだ。それで筆箱を渡され大事に筆箱をしまった。
「お兄さんは結菜ちゃんと同じ学校なんですか?」
「そうだぞ。渋谷学園幕張って知っているか?そこに通っているんだよ」
「すごい進学校じゃないですか。頭いいんですね」
「そこ私が転校する学校だね」
え?ねるがうちの学校に来るの?最高じゃん。ねると放課後どっか行くこともできるんじゃないか。嬉しすぎる。
「そうだせっかくだし連絡先交換しようよ」
そして俺と結菜はねる達と連絡先を交換した。ぼっちの俺アイドルの連絡先が一気に増えるなんて最高かよ。
「それジャーそろそろレッスン始まるからじゃあね」
そう言ってレッスンに戻った。俺達はレッスン場を出て、島津さんに帰ることを伝えて、俺達は事務所をでた。
「それにしてもオーラがすごかったですねぇー」
「さすが芸能人と言ったところだな」
ねるなんて二次元のヒロイン感がでていた。声優とかやったら人気でそうだよな。あの声とかも声優向きだ。
そんなことを考えていると結菜は私だって負けないですよぉーと言ってきたのでまぁ頑張れと言った。
ねるとるんと並び立つ日が結菜には来るのだろうか?もし来ることを目指してるなら俺は一番のファンとして応援しよう。
「それでは条件面の契約といきましょうか」
「はい」
「まず最低保証の金額は月40万円です。そこから個人の売り上げによって上がってきます」
月40万か、結構もらえるな。高校生でこの金額は金遣いが荒くなんないか心配だが。結菜は色んな服を着るし。まぁハイブランドは着ないから大丈夫か。
「それで大丈夫です」
「それでちょっと聞きたいことあるのですが、隣にいる人は彼氏ですか?ばれるとアイドル生命に関わるので別れてほしいんですが」
事前に言ってなかったのかよ。俺達が兄妹だってこと。ジト目で結菜を見るとペロット舌を出しておどけた。
「はぁー俺達は兄妹なのでご安心を」
「そうでしたか、過去に付き合った人は?」
「いないですよぉー」
ブロデューサ相手にもあざとく返事するって大丈夫なのか?まぁ様子を見る感じだと問題ないと思うが。あのあざとさを食らっても顔色一つ変えないとはさすがアイドルのプロデューサーだ。
「それならよかったです。そういえば名乗ってなかったですね。私代理プロデュサーを務める島津義博と申します」
そう言って名刺を渡してきた。この年でプロデューサー代理をやっているってことは相当優秀なんだろう。イケメンだからアイドルから好意を持たれてそうだ。
ちっアイドルから好意を持たれるとはけしからん。だが他の男に対して好意を持たれるよりかは落ちないから安全なんだろうけど。
「島津さんですか。自分はこいうものです」
一応俺も株をやっていると、社長と関係を持ったりするから名刺を持っている。まぁ最近立ち上げた塾の名前の代表取締役と書いてある。
「その年で社長をしてるんんですね。しかも塾とは。道理で結菜さんも頭がいいわけです」
「俺は結菜ほど頭はよくありませんよ。それに社長と言っても直接教えてませんし、経営と進め方を考えてるぐらいですよ。それにこの塾も売って働かなくても生きていけるようにするので」
そう将来働かないために今はお金を稼いでいるのだ。親父に文句をいわれてもすぐでれるようにな。俺は働かない。
「売るために会社大きくするのですか。珍しいタイプですね。アトこの契約書を見た後サインをください」
「わかりましたよぉー」
そう言って俺に契約書を見せながら自分でも見ていく。そして特に問題はなかったのでサインをした。
「はいこれで契約完了です。明後日からレッスンに参加してください。あ、そうだ今日は何人かレッスンをしてるので対面しましょう」
え?それってアイドル見れるってことか。しかもダンスをしてるところ見れるってファンからしたら最高すぎる。
「是非お願いします」
「それじゃ行きましょうか」
エレベーターで下に降りると、2階に止まり、そこで降りた。緊張するな。推しと対面できるなんて。
そしてある部屋の扉を開けると、一生懸命に踊ってるねるとるんがいた。その表情は真剣そのものだ。
これが生のアイドルのダンスキレがその辺のアイドルと違う。迫力たっぷりでオーラがある。
「ねるさんひかるさんちょっといいですか?」
「いいですよー」
「はい大丈夫です」
生のねるとるん。握手会はよく行っているが、間近て見るとやっぱりかなりの美少女だ。めちゃくちゃ緊張するよ。
ねるとるんはおれをみてパッと明るい表情になった。
「もしかして勇気くん?」
「え?俺のこと認知してるのか?」
「そりゃよく握手会来るしね。高校生で制服で来るから目立つんだよね」
ヤバイめちゃくちゃ嬉しい。これが天使に認知される喜びか。結菜はプクーとほほをあざとく膨らませてるが無視だ。
「ありがとな。ああ後結菜が櫻坂に入ることになったからよろしく」
するとねる達は隣にいる結菜に目を向ける。結菜はペコリと頭を下げたがまだ不服そうだ。
「よろしくね。結菜ちゃん」
「よろしく結菜」
二人とも笑顔で歓迎してくれた。アイドルスマイルで大神田倒れそうになったが。どんたけ可愛いんだよ。まさしく天使だ。無敵のアイドルだな。
「筆箱にサインしてくれないか?」
「いいよー」
「私もいいですよ」
俺はリュックから筆箱をとりだし、それをねるに渡した。ねるはすらすらとサインを書き、るんに渡しるんもサインを書いた。これで毎日勉強が頑張れそうだ。それで筆箱を渡され大事に筆箱をしまった。
「お兄さんは結菜ちゃんと同じ学校なんですか?」
「そうだぞ。渋谷学園幕張って知っているか?そこに通っているんだよ」
「すごい進学校じゃないですか。頭いいんですね」
「そこ私が転校する学校だね」
え?ねるがうちの学校に来るの?最高じゃん。ねると放課後どっか行くこともできるんじゃないか。嬉しすぎる。
「そうだせっかくだし連絡先交換しようよ」
そして俺と結菜はねる達と連絡先を交換した。ぼっちの俺アイドルの連絡先が一気に増えるなんて最高かよ。
「それジャーそろそろレッスン始まるからじゃあね」
そう言ってレッスンに戻った。俺達はレッスン場を出て、島津さんに帰ることを伝えて、俺達は事務所をでた。
「それにしてもオーラがすごかったですねぇー」
「さすが芸能人と言ったところだな」
ねるなんて二次元のヒロイン感がでていた。声優とかやったら人気でそうだよな。あの声とかも声優向きだ。
そんなことを考えていると結菜は私だって負けないですよぉーと言ってきたのでまぁ頑張れと言った。
ねるとるんと並び立つ日が結菜には来るのだろうか?もし来ることを目指してるなら俺は一番のファンとして応援しよう。
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