オタクの青春

希望

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アイドルのライブに行けることになった

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ゆっかーからサインをもらった俺は気分が上がった。家康は我の幼女がと嘆いている。虜にできなかったから嘆いているのだろう。保護者か見つかったことに喜べよ。

「今日のお礼としてチケットあげるよ」

まじか、関係者のはずだからアリーナだよな。ヤバイ嬉しすぎる。今日は幸運な日だ。幸せすぎてとんでもない不幸がまっているんじゃないかと疑うレベル。

「我達もいいのか?」

「みんなで助けてくれたからね」

「美少女がいっぱいのライブか、楽しみすぎるわ」
  
ねるとるんを近くで見れるって最高だな。ゆっかーはモデルみたいな笑みを溢した。あの方ほうだけ口元が上がるのは結構好きなんだよな。

「ゆっかーの美しい姿楽しみにしてるぞ」
 
「ふふありがとう。それじゃ私は用はすんだし帰るよ」

そう言ってあずきの手を握って店をでた。俺もあんなお姉さんほしかったな-。甘やかせてもらえそうだし。それに美人で優しいし、頭を撫でられたい。結菜も可愛いがそれは別だ。

「よかったね。チケットもらえて」

「あまり大きな会場じゃないとはいえそれなりに人は入りますからね。浅草講堂なんで」

1000人規模のライブ。売り出す前だがそこそこ人気はあるから完売にはなるだろう。チケットを買おうと思ってたからちょうどよかった。生のねるのライブは最高だからな。

「アイドルのライブ始めてだから楽しみだなぁー」

「きっと虜になりますよ。あのパフォーマンスはアイドルのなかでも群を抜いているので」

あまり笑ったりしないアイドルらしい曲は少ないが、その分ダンスはキレキレだ。特にセンターのるんはなかなかレベル。
小さい体なのにダイナミックなダンスをして表情もいろんな表情をして可愛かったりカッコよかったり色ぽかったり色々だ。

「それは楽しみだのう。しかも美少女が一同に集まるとはこれは目に焼き付けるしかあるまい」

「オタ芸はするなよ。周りの迷惑になるから」
 
声優のライブに行ったときこいつオタ芸し始めて、周囲の人から俺まで白い目で見られたからな。文化祭でオタ芸をよく目にするようになったが、現地でするのは邪魔でしかない。

「アイドルといえばオタ芸だろ」

「そんなのねーよ。合いの手はいれるがあんな狭い空間でオタ芸をやられたら迷惑だ。お前のせいで俺まで変人扱いされたんだからな。頼むからやるなよ。なんだこいつという視線は耐えられない」

オタ芸は文化祭でやるから盛り上がるんだ。ライブでやられても戸惑うだけだ。まぁこいつは恥ずかしいという感情をもっていないからできるんだが。なのにもて始めてきてるんだからイケメンはずるい。

「くそ家康めくだけ散れ」

「いきなりひどいではないか!」

「うるせ面はいいだけの変人め。なんで俺は一向にモテないんだよ」

「勇気だってイケメンだと思うが」

俺がイケメンだったら今ごろ彼女の一人くらいできてるはずだ。なのにできてないってことはその程度なんだろう。まぁ家康のせいで避けられてるっていうのもあるが。あれ、それって結局家康のせいじゃね。

「お前のせいて彼女できないんだよ。これはこいつの中二病を治すしかないか」

まぁそうすると余計にモテるが、俺は彼女ができる。つまり問題はないわけだ。

「はははは勇気は面白いことゆうのう。我は中二病じゃなくて本気だぞ」

はぁーやっぱ自覚なしか。これは俺が彼女を作るのには先が遠そうだ。猛攻なったらしゃべらせないようにするしかないか?
喋んなければモテるだろうし。太っているが。

「はいよチケット。声優のイベントがあるって言ってドタキャンなしだからな」

そんなことしたらゆっかーが悲しむ。ゆっかーのは笑顔が似合うから悲しい表情はしないでほしい。

「分かっておる。それじゃ声優のCDコーナに行くぞ」

それから俺たちは上って声優のCDが売っているコーナに来た。ナナブンノニジュウイチか、これも秋元さんのプロデュースしてるアイドルグループだな。興味あるし買ってみるか。

家康は、、、、めちゃくちゃ異論なの買っているんじゃん。戸松遥に夏目の声優役にラブライブ!か。中城先輩は何を買うか迷っているな。俺のおすすめを教えるか。

「中城先輩おすすめを教えますよ」

「助かるよ。声優はよく分からないからどれをかっていいか悩んでいたんだー。頼みの家康くんはすぐにいろんなコーナに行ったし」

まぁあいつは好きなものを見ると周りが見えなくなるからな。それでぐへへなんて言うもんだから周りに引かれて、しかも俺まで敬遠されたような感じになったからな。

あ、あいつまた興奮してるわ。知らないふりしておこう。

「これなんかおすすめですね。君が笑む夕暮れ、ライジングホープです。君が笑む夕暮れはしっとりとしていて幼馴染みが大切なのが伝わってくる曲です。ライジングホープはどんなことが起きても守ってやるという曲です。これはテンポは速いですね」

「それじゃこれにしようかな」

家康のほうはドン引きされているが気づいてなさそうだ。あいつが買い終わるまで待つか。本当は知らないふりをして帰りたいが後々面倒だし。

それから中城先輩がCDを買って、家康が買い終わるのを待っていた。








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