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式神になる
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学校を無事でた後、俺は中条先輩を送るために中条先輩の家に向かっている。家康は考えることがあると言って先に帰った。ゆっかーは近いからということでそのまま帰った。
「中条先輩今日は怖くなかったですか?」
いきなり非現実的な現状に直面して、異能の力を使う俺を見て恐れてもおかしくないことだ。
「私は怖くなかったよ。むしろ土御門くんがいてよかったと思ったよ」
まぁあのまんま陰陽師がいなかったらお陀仏になっていたからな。だが恐れていなくてよかった。このまま部活を続けられなくなって中条先輩と仲良くなれなくなる。
「それならよかったです」
陰陽師を異質な存在として認識するやつもいる。まぁ超能力じみた術を使っているから分からなくもないが。
やがて中条先輩の家に着き、見送ったあと結菜と帰る。
「本当にあの幽霊を成仏される気なんですかぁー」
「それは家康次第だな」
女の幽霊は嫉妬深いから日常に支障をきたす可能性がある。それでも式神にしたいならそれをしよう。
「式神ですか」
まぁ陰陽師の家の者なら誰でもそこにたどり着けるよな。あの式神は霊力はめちゃくちゃ高い訳じゃないからコントロールは普通の陰陽師ならできるが、家康は素人だ。はたしてどこまでできるだろうか。
俺たちは電車に乗り最寄り駅で降りて、家に着くと、明日の準備を始めた。式符に儀式を行うための道具。
ある程度集まり終わったので、俺は神社から家に戻った。
そう俺の家は陰陽師をやりながら神官もやっているのだ。だから祝詞も唱えることはできる。まぁ大体の以来が幽霊関連で、陰陽師としてでる方が多いが。
俺は家に帰るとすぐに寝た。霊気を安定させるために。
次の日いつもより早く起きると、希が朝食を作っていた。
「おはーなに作ってるんだ?」
「はよー。味噌汁と目玉焼きとサラダとウィンナーですよぉ」
これからのことを考えるとなかなかにいい朝食だ。栄養バランスが整っていて、集中しやすい。
やがて朝食ができ終わり、結菜はトレーにごはんとかを乗せたので、俺は結菜からトレーを受けとり、運んで、机に並べた。
『いただきます』
やはり結菜の味噌汁はで汁から取っているから美味しいな。その他も店にだしてる並みに美味しい。こんな美少女が料理していて尚且つ美味しかったら人が殺到するだろう。
朝食を堪能して食べ終わるとそろそろ家康が来る時間になったので、俺は神社に向かった。結菜もここと成り行きを見守るためについてきた。
俺は神社に入ると霊力を高める。いつあの幽霊が襲ってきてもいいように。幽霊は少しのことで感情が爆発するから細心の注意を払っとくべきだ。
「勇気いるかー。入るぞ」
「いいぞ」
家康が決意を固めた顔で入ってきた。やはり祓ってもらいたくないのだろう。始めて自分に興味を抱いたやつだからな。
家康は俺の正面に座ると、土下座をした。幽霊はなぜと驚いている。
「どうか薫を祓わないでくれることはできないか?」
「できるがいつ問題を起こすか分からないぞ。家康も生きてるか分からない」
「我は既に覚悟を決めておる。だから祓わないでくれ」
「分かった。知り合いのよしみで薫を家康の式神にする。だから常時幽霊を見えるようにする」
まぁもう薫ガイルからやたらと女子に話しかけないと思うから大丈夫たと思う。幽霊を怒らせるのと命の危険まで及ぶ。しかも嫉妬深いしな。
「よろしくお願いする」
俺は指の皮を歯で切って、その血を呪符に滴し、それを家康の目にはり呪文を唱えた。
すると家康は目が驚嘆に変わった。まぁ一時的に見えるよりも見えるからな。人によっては霊気まで見えたりもする。家康は恐らく見えるのだろう。元々名家のでだし、陰陽師の血が混じっていてもおかしくないからな。
「ふむこれが勇気の見てるけ世界か。なかなか美しいぞ」
「霊子は形が変わったりまるで生き物ように感じることもある」
これを使って不思議な呪術を使う。陰陽道は異論なのが混じっているからある意味ハイブリットとも言える。うちの神社は地元ではそれなりでかい。
「我も鍛練を積み薫を守れくらい強くなるぞ」
その前に梵字を覚えなきゃいけないが、渋幕の生徒なら覚えるのは問題ないだろう。問題は霊力のコントロールをできるかどうかだ。
「家康これから悪意ある例に襲われる可能性があるから覚悟しろよ」
陰陽師は幽霊に成仏させてほしいと懇願されることがある。だが大体が何を見れんしてるか分からないから成仏できない。それで逆上して襲ってくる。そうすると強制成仏をさせなきゃいけない。
「我の覚悟は生半可なものではない」
「それならまずは梵字を覚えろ。呪術はそれからだ。っとその前に式神の契約を交わすか」
俺は呪符に家康の血を垂らして、呪文を俺の行った通りに唱えろと家康に言って最後に幽霊の霊気をいれて式神になった。
「霊力の繋がりを感じるぞ」
「それが式神だ。薫の霊力は高いみたいだな。ちゃんときたえないとのみこまれるそちゃんと鍛えないとの見込まれるそちゃんと鍛えないと飲み込まれるぞ」
「分かっておる。我の霊力はどうだ?」
「平均の陰陽師より多い感じだ」
これならうまくいくだろう。俺は梵字の教科書を取り出しそれを家康に貸した。すると家康はそれをさっと読む。
「ふむ、これかなら二ヶ月あれば完璧にマスターできるぞ」
さすが渋幕って所だな。家康を本をリュックにいれて、神社を嬉しそうにでた。
「中条先輩今日は怖くなかったですか?」
いきなり非現実的な現状に直面して、異能の力を使う俺を見て恐れてもおかしくないことだ。
「私は怖くなかったよ。むしろ土御門くんがいてよかったと思ったよ」
まぁあのまんま陰陽師がいなかったらお陀仏になっていたからな。だが恐れていなくてよかった。このまま部活を続けられなくなって中条先輩と仲良くなれなくなる。
「それならよかったです」
陰陽師を異質な存在として認識するやつもいる。まぁ超能力じみた術を使っているから分からなくもないが。
やがて中条先輩の家に着き、見送ったあと結菜と帰る。
「本当にあの幽霊を成仏される気なんですかぁー」
「それは家康次第だな」
女の幽霊は嫉妬深いから日常に支障をきたす可能性がある。それでも式神にしたいならそれをしよう。
「式神ですか」
まぁ陰陽師の家の者なら誰でもそこにたどり着けるよな。あの式神は霊力はめちゃくちゃ高い訳じゃないからコントロールは普通の陰陽師ならできるが、家康は素人だ。はたしてどこまでできるだろうか。
俺たちは電車に乗り最寄り駅で降りて、家に着くと、明日の準備を始めた。式符に儀式を行うための道具。
ある程度集まり終わったので、俺は神社から家に戻った。
そう俺の家は陰陽師をやりながら神官もやっているのだ。だから祝詞も唱えることはできる。まぁ大体の以来が幽霊関連で、陰陽師としてでる方が多いが。
俺は家に帰るとすぐに寝た。霊気を安定させるために。
次の日いつもより早く起きると、希が朝食を作っていた。
「おはーなに作ってるんだ?」
「はよー。味噌汁と目玉焼きとサラダとウィンナーですよぉ」
これからのことを考えるとなかなかにいい朝食だ。栄養バランスが整っていて、集中しやすい。
やがて朝食ができ終わり、結菜はトレーにごはんとかを乗せたので、俺は結菜からトレーを受けとり、運んで、机に並べた。
『いただきます』
やはり結菜の味噌汁はで汁から取っているから美味しいな。その他も店にだしてる並みに美味しい。こんな美少女が料理していて尚且つ美味しかったら人が殺到するだろう。
朝食を堪能して食べ終わるとそろそろ家康が来る時間になったので、俺は神社に向かった。結菜もここと成り行きを見守るためについてきた。
俺は神社に入ると霊力を高める。いつあの幽霊が襲ってきてもいいように。幽霊は少しのことで感情が爆発するから細心の注意を払っとくべきだ。
「勇気いるかー。入るぞ」
「いいぞ」
家康が決意を固めた顔で入ってきた。やはり祓ってもらいたくないのだろう。始めて自分に興味を抱いたやつだからな。
家康は俺の正面に座ると、土下座をした。幽霊はなぜと驚いている。
「どうか薫を祓わないでくれることはできないか?」
「できるがいつ問題を起こすか分からないぞ。家康も生きてるか分からない」
「我は既に覚悟を決めておる。だから祓わないでくれ」
「分かった。知り合いのよしみで薫を家康の式神にする。だから常時幽霊を見えるようにする」
まぁもう薫ガイルからやたらと女子に話しかけないと思うから大丈夫たと思う。幽霊を怒らせるのと命の危険まで及ぶ。しかも嫉妬深いしな。
「よろしくお願いする」
俺は指の皮を歯で切って、その血を呪符に滴し、それを家康の目にはり呪文を唱えた。
すると家康は目が驚嘆に変わった。まぁ一時的に見えるよりも見えるからな。人によっては霊気まで見えたりもする。家康は恐らく見えるのだろう。元々名家のでだし、陰陽師の血が混じっていてもおかしくないからな。
「ふむこれが勇気の見てるけ世界か。なかなか美しいぞ」
「霊子は形が変わったりまるで生き物ように感じることもある」
これを使って不思議な呪術を使う。陰陽道は異論なのが混じっているからある意味ハイブリットとも言える。うちの神社は地元ではそれなりでかい。
「我も鍛練を積み薫を守れくらい強くなるぞ」
その前に梵字を覚えなきゃいけないが、渋幕の生徒なら覚えるのは問題ないだろう。問題は霊力のコントロールをできるかどうかだ。
「家康これから悪意ある例に襲われる可能性があるから覚悟しろよ」
陰陽師は幽霊に成仏させてほしいと懇願されることがある。だが大体が何を見れんしてるか分からないから成仏できない。それで逆上して襲ってくる。そうすると強制成仏をさせなきゃいけない。
「我の覚悟は生半可なものではない」
「それならまずは梵字を覚えろ。呪術はそれからだ。っとその前に式神の契約を交わすか」
俺は呪符に家康の血を垂らして、呪文を俺の行った通りに唱えろと家康に言って最後に幽霊の霊気をいれて式神になった。
「霊力の繋がりを感じるぞ」
「それが式神だ。薫の霊力は高いみたいだな。ちゃんときたえないとのみこまれるそちゃんと鍛えないとの見込まれるそちゃんと鍛えないと飲み込まれるぞ」
「分かっておる。我の霊力はどうだ?」
「平均の陰陽師より多い感じだ」
これならうまくいくだろう。俺は梵字の教科書を取り出しそれを家康に貸した。すると家康はそれをさっと読む。
「ふむ、これかなら二ヶ月あれば完璧にマスターできるぞ」
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