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なぜか会う
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ナンパしそうな人をひと睨みして俺の彼女だという圧を加えて、退散させた。ナンパしはよほど自分に自信がない限り男がいたら退散する。ヤりたいという目的しかないからなナンパは。だから男連れだと無理だと判断する。
駅前に来ると雷に着いた。ここは味噌が美味しい。まぁ俺は辛味噌だが。
「いい香りがするね」
ラーメン屋っていい香りか?それだけラーメンが好きってことか。まぁにんにく臭くはないがなここは。
「中に入りましょう。口が激辛ラーメンを求めています」
「激辛が好きなの?体に悪いからあんまり食べすぎないようにね」
そう微笑んだ。うおー美少女の微笑みヤバイな。今俺の顔は赤くなっていることだろう。彼女になったらこれを真正面で受けれるってことか。キュン死しそう。
「なにでれでれしてるのですかぁー。私の時はあざといとかゆって流すくせにぃー」
この声は結香か。なんでいるの?修羅場間違いなしじゃん。一方的に結香が嫉妬するだけだが。
「結香はあざといんだよ。計算された男の落とし方とかな。最初はドキドキしたがもう慣れたわ」
「ぶぅー私だって人気者なんですよぉー。血が繋がってないから結婚できるのになんで落ちないんですかぁー」
「血が繋がってなくても妹に変わりはない。妹に欲情したら親父に勘当される」
まぁ何度かこのあざとさにやられて付き合うのも悪くないんじゃないかと思ったこともあるが。美少女だし、顔はるんに似てるし。声も声優のようなアニメ声だ。
「大丈夫ですよぉー。私が説得すればすぐに首を縦に振りますよぉー」
そうゆって上目遣いで、目をうるうるさせて私じゃダメ?と言ってきて思わずダメじゃないといいそうになる。だが結菜のあざとさに負けてはいけない。これは計算なのだから思いどおりにはいかないぞ。
「あざといあざとい」
「あざとくないですよぉー。というか隣の女狐誰ですか?」
いきなり声低くなるなよ。びびっちゃうだろう。結菜は結構腹黒いからな。後嫉妬深くてちょっとヤンデレもある。
「部活の先輩だ」
「お兄ちゃん部活なんて入ってましたっけ?ていうか二人きりとか美少女だなぁー付き合いたいなぁーとか思ってません?」
図星をつかれ俺は視線をずらすと目のハイライトをなくして結菜が俺をジーと見てくる。ヤバイヤンデレがきた。
「ひっ」
中条先輩が怯えている。まぁ無理もない。中条先輩は小動物ぽくってすぐにびびりそうだからな。それに向けられているのが自分だと分かると無意識に怖いと感じるものだ。
「へぇー私というものがありながら他の女子と二人きりで部活ですか、そこで絆を深めてあわよくばってことですか」
「いや家康も一緒の部活だよ」
「あの人は論外です。あの人のせいで入ることになったんですよねぇー。あの中二病め余計なことして」
おいあざとさはどこいった。低い声が漏れてるぞ。ハイライトも仕事をしてない。まぁ家康のせいで入部することになったが、家康お陰で、中条先輩に出会えたし、ついてきてよかったとは思っている。
「落ち着け中条先輩とはなにもない。俺は結菜を愛してるからな」
妹としてだが。これで恋愛的だったら、親に勘当されかねないしな。それに中条先輩はどっちかというと俺より家康の方が気になってるみたいだし。あいつ太ってるけどまあまあイケメンだからな。
結菜は腰をくねくねさせて照れていた。こうなったら誉めればヤンデレは解消される。どうやってヤンデレが治るか試した結果こうなった。女子と話してるだけても嫉妬するからな。女子は嫉妬深いというが結菜を見てれば分かる。
「ふふ、キスをなんで恥ずかしがってるんですかぁー。まぁ可愛いですけどねぇー。え?結婚嬉しいですぅ」
なんか妄想し始めた。結婚って話が飛躍しすぎだ。なんで誉めただけで結婚に繋がるんだよ。これだと当分彼氏はできなそうで心配なんだが。まぁイケメンでお金持ち以外に結菜はやらんが。
とりあえずこの妄想を止めるか。俺は頭を叩いた。
「今いいところなのになにするんですかぁー」
「妄想をして結婚はないだろう」
「お兄ちゃんだってよくアイドルで妄想して付き合っているじゃないですかぁー」
くっそれを言われたら何も言えねぇー。だってねるとの付き合ってるのが楽しすぎるんだから仕方ないだろう。服を選んでもらったり服を選んだり。間接キスをしてお互いに恥ずかしくなったり。手を繋いで寝るの体温を感じたり最高なんだ。
「あれは空想みたいなものだこらいいんだよ。俺を使うとかリアル感があるんだよ」
「リアルだからいいんじゃないですかぁ。リアル美少女が近くにいるんですよ。今なら付き合えますよぉ」
「誰が妹と付き合うんだよ。どこの高坂さんだよ。俺は養ってくれる経済力のある女性と付き合うんだ。そのために進学校に入ったんだからな」
「それで勉強頑張れたのってすごいね。目標がダメ人間だけどね」
ぐは、中条先輩に言われるとダメージがハンパない。美少女のダメ人間発言は効く。妹からのダメ人間は慣れたからダメージは受けない。
「まだそんなこと言ってるんですかぁー。それなりに仕事できるんですから働いてくださいよぉー。それで私を養ってください」
「兄妹でダメ人間発言してるよ。どっちも働きなよ」
『いやですよ』
「ハモってるし。どんだけ働きたくないの」
「そりゃサラリーマンを見てると働きなくなりますよ。あんな毎日残業で理不尽に上司に怒られますし」
「可愛いと周りから嫉妬されて嫌がらせで仕事と振ってきますしぃ。セクハラ発言されますしねぇー」
「ほらアリだって働かない奴はいるんですよ。働いてる奴が働けなくなったら変わりに働けるように。いつでも替わりがいるから首にならないように頑張るんですよ。つまり俺はいつでも働けますよと準備するのが仕事です」
「理由がそれっぽいけど、働くのがめんどくさいだけだよね」
いや違う今は女性も働く世の中だ。だとすれば安心して奥さんが仕事をできるように家を守りながらスキルを磨くのも男女平等世界には必要だろう。スキルを磨けばいつでも働けるからな。奥さんが妊娠したときだけ働くのいいだろう。
駅前に来ると雷に着いた。ここは味噌が美味しい。まぁ俺は辛味噌だが。
「いい香りがするね」
ラーメン屋っていい香りか?それだけラーメンが好きってことか。まぁにんにく臭くはないがなここは。
「中に入りましょう。口が激辛ラーメンを求めています」
「激辛が好きなの?体に悪いからあんまり食べすぎないようにね」
そう微笑んだ。うおー美少女の微笑みヤバイな。今俺の顔は赤くなっていることだろう。彼女になったらこれを真正面で受けれるってことか。キュン死しそう。
「なにでれでれしてるのですかぁー。私の時はあざといとかゆって流すくせにぃー」
この声は結香か。なんでいるの?修羅場間違いなしじゃん。一方的に結香が嫉妬するだけだが。
「結香はあざといんだよ。計算された男の落とし方とかな。最初はドキドキしたがもう慣れたわ」
「ぶぅー私だって人気者なんですよぉー。血が繋がってないから結婚できるのになんで落ちないんですかぁー」
「血が繋がってなくても妹に変わりはない。妹に欲情したら親父に勘当される」
まぁ何度かこのあざとさにやられて付き合うのも悪くないんじゃないかと思ったこともあるが。美少女だし、顔はるんに似てるし。声も声優のようなアニメ声だ。
「大丈夫ですよぉー。私が説得すればすぐに首を縦に振りますよぉー」
そうゆって上目遣いで、目をうるうるさせて私じゃダメ?と言ってきて思わずダメじゃないといいそうになる。だが結菜のあざとさに負けてはいけない。これは計算なのだから思いどおりにはいかないぞ。
「あざといあざとい」
「あざとくないですよぉー。というか隣の女狐誰ですか?」
いきなり声低くなるなよ。びびっちゃうだろう。結菜は結構腹黒いからな。後嫉妬深くてちょっとヤンデレもある。
「部活の先輩だ」
「お兄ちゃん部活なんて入ってましたっけ?ていうか二人きりとか美少女だなぁー付き合いたいなぁーとか思ってません?」
図星をつかれ俺は視線をずらすと目のハイライトをなくして結菜が俺をジーと見てくる。ヤバイヤンデレがきた。
「ひっ」
中条先輩が怯えている。まぁ無理もない。中条先輩は小動物ぽくってすぐにびびりそうだからな。それに向けられているのが自分だと分かると無意識に怖いと感じるものだ。
「へぇー私というものがありながら他の女子と二人きりで部活ですか、そこで絆を深めてあわよくばってことですか」
「いや家康も一緒の部活だよ」
「あの人は論外です。あの人のせいで入ることになったんですよねぇー。あの中二病め余計なことして」
おいあざとさはどこいった。低い声が漏れてるぞ。ハイライトも仕事をしてない。まぁ家康のせいで入部することになったが、家康お陰で、中条先輩に出会えたし、ついてきてよかったとは思っている。
「落ち着け中条先輩とはなにもない。俺は結菜を愛してるからな」
妹としてだが。これで恋愛的だったら、親に勘当されかねないしな。それに中条先輩はどっちかというと俺より家康の方が気になってるみたいだし。あいつ太ってるけどまあまあイケメンだからな。
結菜は腰をくねくねさせて照れていた。こうなったら誉めればヤンデレは解消される。どうやってヤンデレが治るか試した結果こうなった。女子と話してるだけても嫉妬するからな。女子は嫉妬深いというが結菜を見てれば分かる。
「ふふ、キスをなんで恥ずかしがってるんですかぁー。まぁ可愛いですけどねぇー。え?結婚嬉しいですぅ」
なんか妄想し始めた。結婚って話が飛躍しすぎだ。なんで誉めただけで結婚に繋がるんだよ。これだと当分彼氏はできなそうで心配なんだが。まぁイケメンでお金持ち以外に結菜はやらんが。
とりあえずこの妄想を止めるか。俺は頭を叩いた。
「今いいところなのになにするんですかぁー」
「妄想をして結婚はないだろう」
「お兄ちゃんだってよくアイドルで妄想して付き合っているじゃないですかぁー」
くっそれを言われたら何も言えねぇー。だってねるとの付き合ってるのが楽しすぎるんだから仕方ないだろう。服を選んでもらったり服を選んだり。間接キスをしてお互いに恥ずかしくなったり。手を繋いで寝るの体温を感じたり最高なんだ。
「あれは空想みたいなものだこらいいんだよ。俺を使うとかリアル感があるんだよ」
「リアルだからいいんじゃないですかぁ。リアル美少女が近くにいるんですよ。今なら付き合えますよぉ」
「誰が妹と付き合うんだよ。どこの高坂さんだよ。俺は養ってくれる経済力のある女性と付き合うんだ。そのために進学校に入ったんだからな」
「それで勉強頑張れたのってすごいね。目標がダメ人間だけどね」
ぐは、中条先輩に言われるとダメージがハンパない。美少女のダメ人間発言は効く。妹からのダメ人間は慣れたからダメージは受けない。
「まだそんなこと言ってるんですかぁー。それなりに仕事できるんですから働いてくださいよぉー。それで私を養ってください」
「兄妹でダメ人間発言してるよ。どっちも働きなよ」
『いやですよ』
「ハモってるし。どんだけ働きたくないの」
「そりゃサラリーマンを見てると働きなくなりますよ。あんな毎日残業で理不尽に上司に怒られますし」
「可愛いと周りから嫉妬されて嫌がらせで仕事と振ってきますしぃ。セクハラ発言されますしねぇー」
「ほらアリだって働かない奴はいるんですよ。働いてる奴が働けなくなったら変わりに働けるように。いつでも替わりがいるから首にならないように頑張るんですよ。つまり俺はいつでも働けますよと準備するのが仕事です」
「理由がそれっぽいけど、働くのがめんどくさいだけだよね」
いや違う今は女性も働く世の中だ。だとすれば安心して奥さんが仕事をできるように家を守りながらスキルを磨くのも男女平等世界には必要だろう。スキルを磨けばいつでも働けるからな。奥さんが妊娠したときだけ働くのいいだろう。
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