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第十一話 許されざる者

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俺は結局、メンバーの中でも績優秀である日陰ちゃんと藤香さんのサポートを受けて期末試験勉強をすることになった。
日陰ちゃんは人に教えるという行為が苦手ようで、苦戦しつつも優しく教えてくれた。
藤香さんもともと天才肌で、頭の悪い俺のような人間への教育には苦戦しているようだったが、彼女自身も教育法を勉強して頑張ってくれた。
俺は、そんな彼女達を苦しめないよう、それまでほとんどしてこなかった予習復習を欠かさないようにして勉強に励んだ。
正直、勉強をするのはめんどくさくて、集中も途切れがちだったが、かなめたちの期待を背負っている以上、がんばる外はないと心に決めた。
―――そんな時、あの”差し入れが”役に立った。
ソレのおかげで、俺の勉強もはかどり、それだけでなく日陰ちゃんたちの他者への教育スキルも見る間に上昇していったのである。
果たしてあの”差し入れ”は誰のものだったのか?
俺はそれをいつも考えていた―――、
そして―――、期末試験の日がやってきた。

「司郎大丈夫だったかな?」
「素朗君は今回頑張ってたから、何んとなかるよかなめ」
「うん…きっと」

かなめや香澄、日陰ちゃんが心配そうに、放課後帰り支度をしている俺を見る。
俺はカバンを手にすると彼女の方へと歩いていく。そして―――、

「フ!!!!」

彼女たちに向かってサムズアップした。

「!!!」

彼女たちは俺のその顔を見て満面の笑顔を向ける。
俺は今回全力を出した―――、そして―――、

その後、俺の部屋で皆と期末試験の見直しをした。
その結果は―――、

「私は完全に合格圏内だね―――」

かなめがそう言って笑う。それに対し日陰ちゃんが。

「私も…十分です」

そう言ってかなめと手を合わせて喜ぶ。
香澄は―――、

「当然! 風紀委員が退学なんて恥ずかしいからね!!
 合格確実よ!」

それをニコニコ微笑んで見ている藤香さんは、

「まあわたくしはいつもの通りですわ」

まあ、彼女に関しては当然だわな―――。

「それじゃあ―――」

女の子たちが一斉に俺を見る。
俺は思いっきり暗い顔で皆を見た。

「!!!!」

皆が顔を引きつらせる。
しかし―――、

「俺としたことが―――、あまりにいい点を取りすぎた―――、
 これじゃ”馬鹿”って言う個性を返上しないといけなくなる」

そう暗い顔で皆に言った。

ペシ!

かなめのツッコミが見事に入った。
すみません、さすがにこの冗談は不味かったです。
俺は皆の安堵の顔を見て、さすがに反省して頭をかいた。

そうして、期末テスト終了から数日後―――、



-----



「ま―――まさか」

俺の隣に立っている梶田が呆然とした表情をしている。
俺はその隣で嬉しそうに笑った。

「いや~~~、まさかクラス十位以内に入るなんて、俺としたことが本気を出し過ぎたぜ」
「く、貴様のような馬鹿がこんな成績をとれるはずがない。
 カンニングをしたんだろう?! このクズが!!」

俺はさすがに怒りの表情で抗議する。

「仮にも生徒指導がそんな事言っていいのかよ?
 いい加減にしろよ?」
「なんだと貴様!! 教師に向かってどういう口の利き方をするんだ!!」
「どういうもこういうも―――、いい加減生徒を見下すのをやめろ」
「貴様―――」

梶田は怒り心頭で俺を睨む。
そんな時―――、

「先生―――、まあ今回はそこまでにしときなよ」
「む? 小鳥遊?」
「―――そう、しろー今回頑張ったみたいだね?」

かいちょーがそう言って、いつになく真面目な表情で俺を見る。
俺はかいちょーに向かって笑顔を向けた。

「大切な”彼女たち”の応援があったからね」

その俺の言葉を神妙な顔で見つめたかいちょーは、小さく笑って言った。

「そうか―――、それこそしろーらしいのかもね」

そう言ってかいちょーは踵を返す。
かなめがその背に声をかける。

「ソラ―――」

その声にかいちょーは手をひらひらさせ、振り返らずに去っていったのである。



-----



クソ―――、
なんてことだ―――、
せっかく制度を変えてまで奴を―――、
あの馬鹿を追い出そうとしたのに―――、
なぜこうなる? 思い通りにならない―――、
全部あの馬鹿のせいだ―――、

―――あの馬鹿ガキが―――。


その夜の天城高校、闇に包まれた校舎で視聴覚室だけに明かりがともっていた。
その中で彼は目前の彼女に怒りの声をあげた―――。

「おい!!!! 柏木!!!!!
 早くそいつを脱がんか!!!!!!!」
「ひ」

柏木と呼ばれた”女生徒”は震えながら縮こまる。
その姿は下着一枚であり、目前の男を怯えた目で見ていた。

「おい?!!! 柏木!!!
 貴様、まさか私に逆らう気なのか?!!!!
 アレをばらされてもいいのか!!!!」
「せん―――せい」

女生徒は涙目で首を横に振る。
それをいやらしい目で見つめた男は満足そうに頷く。

「そうだろ? ならば早く脱げ―――。
 私の言葉は絶対だと教えたはずだよな?」
「は…はい」

女生徒は涙ながらに震えながら下着を脱ぎだす。
それを心底楽しそうな目で男は見つめた。

―――と、その時、

「いや~~~最悪だね。
 こりゃ見ていられないや~~~」
「?!!!」

気づくと視聴覚室の扉が開いていた。
―――そこに彼女はいた。

「お前は!!!! 小鳥遊?!!!!」
「そうだよ―――梶田先生」

小鳥遊空は少しも笑いもせず梶田を睨む。
そう、女生徒に恫喝していたのは梶田だったのである。

「なんで? 貴様―――」
「はは~~~、めんどくさいけどね。
 まさか私があんたみたいな教師に、何もなしに従ってたと思ってるのかい?」
「まさか―――、私の身辺を探るため?」
「そう―――、まあ親友に嫌われてまで、アンタに同調し頑張った甲斐があったよ。
 見事に隙を見せてくれたし―――」
「ぐ―――」

小鳥遊空は深くため息をつくと言った。

「あんた―――、今年に入って10人近い女生徒を食ってたみたいだね?
 それも、成績アップを見返りにして誘いこんで―――、
 いざとなったらそれをネタに強請り、肉体関係を結び―――、
 それからは蛇が獲物を締めるようにじわじわと―――、
 ―――ああ、最低だ、口に出すだけでもおぞましいや」
「く―――小鳥遊」
「臭いものに蓋はできない―――、噂を聞いた私は、
 それを確かめるために独自捜査をしていたんだな、―――これが」

梶田は憎々しげに小鳥遊空を見ると―――。


「貴様―――ここに一人で来たのか?」
「そうだけど? ソレが何?」
「馬鹿め!!!!」

梶田が小鳥遊に襲い掛かかる、そしてその襟をもって持ち上げた。

「お前も口封じすればいいだけだ」
「あら~~~本当最低。見下げ果てたクズだね?」
「なんとでも言え―――」

梶田がそう言って小鳥遊の身体を舐めるように見ていると―――。

「なあ先生? これな~~~んだ?」
「なに?」

それはスマホであった。
その電源は入って通話中になっている。

「!!!!」

梶田はそのことがどういう意味か気づいて驚愕で目を見開く。

「この向こうに人がいて、アンタのセリフを全部聞いてるんだな―――これが」
「なんだと?!!!! お前!!!!」
「残念でした―――、観念しなよ先生―――、いや、梶田―――」
「く」

梶田は憎々し気に小鳥遊を睨むが、それ以上手を出すことが出来ない。
梶田は小鳥遊をその場に降ろしてから言った。

「聞いてるのは誰だ?」
「う~~~ん? 教頭の寺田先生だよ―――」
「教頭先生?」

不意に梶田が何かを思いついた表情をする。―――そして、

「ふふ…ははははははは!!!!!!」

いきなり笑い出したのである。

「梶田? 何笑って―――、って、まさか?!」

小鳥遊はスマホを見る。
梶田はそのスマホを乱暴に奪った。

「寺田先生~~~、聞こえますか?
 ええ、大丈夫ですよ~~~、あとでこいつの味見をさせてあげます」
「な?!!!!!!」

その梶田の言葉に小鳥遊は驚愕する。その顔を楽しそうに見ながら梶田は言った。

「残念でした~~~。天才少女と言ってもやっぱり子供だな?
 大人の世界というのをわかっていない―――」
「教頭も共犯かよ―――、最低だ、腐りきってる」
「ふふ―――、教頭先生は私が危なくならないように、女生徒おんなを斡旋する代わりに、周囲の見張り役をしてもらっているんだよ」
「クソどもが―――」
「なんとでも言うがいい―――、頭のいいクソガキちゃんw」

その瞬間、梶田は小鳥遊を持ち上げて机に向かってほおり投げた。

「ぐ!!!!!!」

机に激突した小鳥遊は、苦しげに呻いて動けなくなる。

「さあ―――楽しい教育の時間だよ~~~~」

梶田が嬉しそうに小鳥遊に組みつく。
小鳥遊は何とか抵抗しようと試みるが、か弱い女の子の力では無理があった。
その間にも梶田は、小鳥遊の衣服を破いていく、その下着が明かりの下に晒された。

「さあ~~~小鳥遊~~~。
 俺がたっぷり味見をしてやるぞ~~~」

余りに下品な梶田の顔が眼前に迫る―――。

(くそ、私としたことが、しくじった―――。
 これは不味い―――)

必死に抵抗するが、小柄な小鳥遊では男相手には無理がある。
そのうちに小鳥遊は抵抗をやめた。

(ああ―――めんどくさい。
 本当にめんどくさいことをしたもんだ。
 せめて―――かなめやしろーに謝りたかったな―――)

そんなことを考えながら小鳥遊は目を瞑る。
梶田の荒い息遣いが近くに感じる。
小鳥遊は一筋の涙をこぼす。

(やだ―――、やっぱやだよ――――
 こんなのってないよ―――。
 誰か―――誰か―――)

―――誰か助けて!!!!!!!!!!!


その時、小鳥遊の上で蠢いていた梶田が横に吹っ飛んだ。



-----



「があ!!!!!!」

梶田は机に頭を打ち付けて呻く。
俺はそれを見下ろしつつ言った。

「何やってんだ梶田―――」

破れた衣服に下着をさらしたかいちょーが驚いた顔で言う。

「しろー? なんで?」
「ん? ああ―――これをかいちょーに返しに来たんだ」

それはあの”差し入れ”の袋。その中身は参考書であった。

「かいちょー、これめちゃくちゃ役に立ったぜ!
 何せどうやって勉強したらいいか、教え方はどうすればいいのかのメモも入ってたし」
「なんで―――ソレが私のだと?」
「参考書のあるページに一つ小鳥の落書きがあったからね。
 いつも暇なときにかいちょーが書いてるやつ」
「あら―――そりゃしくじった」

そう言ってかいちょーは笑った。

「本当はかいちょーの家に行ったんだが。
 まだ学校から帰ってきてないって聞いて、慌ててきたんだが―――、
 マジで間に合ったみたいだな?」

俺はそう言って、呻いている梶田を睨みつけた。

「これって―――、いまいちよくわかんないけど―――」

俺の視線の端に下着姿で震える”女生徒”の姿が映る。
その瞬間、俺の頭に震え燃えるほどの怒りが湧き上がった。

「こら―――梶田―――、
 何やってんだこのクズ!!!!!!」

その言葉にやっと痛みから解放された梶田が言う。

「くそ―――また貴様か―――。
 貴様のせいで私は―――」
「ああ? 何言ってんだ?
 俺が何したって―――」
「おまえが”女生徒おんな”の周りでウロチョロするせいで、俺は今年に入ってまだ10人も満たない”女生徒おんな”しかヤってないんだぞ!!」
「てめえ―――」

そのあまりの言動に心が沸騰する。

「なるほど―――だからあんたは制度を変更してまで、しろーを退学にしたかったと?」

かいちょーがそう言って笑う。
俺は笑えなかった。

「くそ―――ガキのくせして”女生徒おんな”を侍らせやがって―――」
「もう何も言うな―――このゴミ野郎」
「なに?! 教師に向かってなんて口の利き方を―――」
「ふざけるな―――、テメエは教師でも―――、男でも―――、人間ですらねえ―――
 ゴミ野郎だ―――!!!! いや、リサイクルできる分だけまだごみほうがマシだぜ―――」
「貴様!!!!!」

梶田は怒り心頭で立ち上がる。そして、その場にあった椅子を手にして襲い掛かってきた。

「しろー!!!!」

かいちょーの悲鳴が上がる。
大丈夫―――、

俺の右手の星は、確かにその時輝いていた。

「地!!!!!!!!!!」

その瞬間、俺は前蹴りで梶田を迎撃する。
梶田は椅子を取り落としてくの字に体を曲げる。
―――顎が突き出た。

「龍!!!!!!!!!!」

その突き出た顎にハイの前蹴りを喰らわせ―――。
梶田はその場で背を伸ばすように跳ね上がった。

「きゃああああああああああああく!!!!!!!!!!!!!!!!!」

俺は跳ね上がった梶田に向かって軽くジャンプし滞空回し蹴りをその後頭部へと叩きこむ。
―――そして、そのまま地面に向かって首を刈り落した。

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

梶田は顔面から床にたたきつけられそのまま動かなくなる。

宮守流蹴連撃法の2―――、

地龍脚ちりゅうきゃく

―――こうして、俺はかいちょーを無事に救い出すことが出来たのであった。



-----



それから、天城高校は大スキャンダルにまみれることになった。
生徒指導の梶田だけでなく、教頭の寺田すらその学校に通う”女生徒”に手を出して、無理やりに関係を結んでいたからである。
あまりの下衆な行為に日夜テレビで取り上げられ。天城高校の名は悪い意味で世間に広まった。
そのせいで、通っていた多くの名門の家の子息・子女は学校を見限り転校することが多くなり。
名門高校の名は地に落ちることになる。

「高校の理事長が変わるって話ね」

かなめが俺に向かってそう言う。

「まあ―――仕方がないわな。
 これから天城高校は大変だし―――」

俺は日陰ちゃんに向かって言う。

「日陰ちゃんの家は転校とか考えてないの?」
「司郎君がいるから…もちろん転校なんて…しませんよ?
 断りました…」
「そうか―――それじゃあ藤香さんは?」
「わたくしは、自分のお金で通っているので、自分の判断でこの学校に通っておりますわ」

香澄がそれに同調するように言う。

「私も親に転校するように言われたけど断ったわ。
 まだ試練は終わってないんだし、司郎君から離れるわけにはいかないから」

これからの天城高校がどうなるかはわからない。
でも、俺たちの生活はどうやら変わらず続いていくようだ。

―――と、その時、

「しろー、かなめ」

そこにかいちょーがやってきた。
かなめは少し笑って言う。

「めんどくさがりの癖に、いつも面倒に関わってるんだねソラ」
「ふふ~~~、ごめんねかなめ。かなめに秘密にしてて」
「いいよ―――、気持ちは分かったから」

かなめは俺からすべてを聞いた。
かなめはかいちょーに怒るよりもまず、かいちょーの真意に気づかなかった自分を責めた。

「―――謝りついでに。かなめに謝らなければならないことが出来た」
「へ? 何よそれ?」
「実は私―――」

その後の言葉にかなめは驚くと同時に、苦笑いをしてため息をついたのである。

「―――親友の好きな人を―――好きになっちゃった」



―――第四の試練・攻略完了。
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