クリエーションランド

すぃ

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ジェミー王子はミーシャ姫に会うべく
王宮へ足を運んだ。

すでに話が広がっていた王宮内では
ジェミー王子が来るのを待っていた。

メイドたちがジェミー王子を出迎えた。

メイドたちはとても手厚く歓迎をし
ミーシャ姫のいる部屋へと案内した。


「初めまして
ネオストランドから参りました
第1皇子ジェミーと申します。」


その声を聞いて振り返るミーシャ。

その可憐な姿にジェミーは一瞬で心奪わた。

見とれてるジェミーをよそにミーシャは挨拶をした。

「ジェミー王子はじめまして
話は聞きましたわ。
ミーシャです。
わざわざお越しくださりありがとうございます。」

ほほ笑みかけるミーシャに
ジェミーは見とれていた。

その後ミーシャとジェミーは
国王と王妃を混じえ
会食を交わした。

ジェミーの心はもう既に決まっていた。

「国王陛下。
お話があります。
ミーシャ姫を私の妻として迎えたい。」

国王は

「私の国を継いでくれるのであれば
ミーシャを妻にしてやろう。
君はクリエーションランドの新王子になるのだ。
どうだ?」

「逢瀬のままに国王陛下。」

こうして婚約を果たすことになった。

その後の会食はとても和やかな雰囲気で進んだ。

その中でジェミーは
純粋な疑問をミーシャたちに聞いた。

「この国では不満を言うと者が
1人もいないと聞いている。
私が訪れた際も
国民全員が笑顔だった。
どうしたら国民たちをそこまで幸せにできるのか」

この問いにミーシャは

「国王陛下の力量が人よりもあるからですわ。」

と答えた。

ジェミーは
なんとも曖昧な回答に困惑したが
その場ではこれ以上追求することはなかった。

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