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雷の様に攻め立てろ!
軍人としてのキャリア
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やあ諸君 ソフィア シュナイダーだ。
年齢は17歳 身長は明日頃に分かるはずだ。
さて、本日をもって軟弱なヴァイマル共和政からヘンケラー総統率いる国民社会主義ドイッテスト労働者党が議会の第一党となった。そして先の大戦の空の英雄であるゲリング ベールマンがドイッテスト空軍の再編を開始。私も無論志願し、無事合格した。
正直、かなりみっちり訓練されたから色々省くが2年の歳月をかけて私は空軍パイロットとして実務に励むことになった。
訓練に励み始めて6ヶ月 総統はポーランドを蹂躙し、エルベス ロートリンゲンに進駐した。これに激怒したフレンシア共和国は我が第三帝国に宣戦布告。
しかし、エルベス ロートリンゲン付近では一切戦闘が起こらなかった。我々の優秀な指揮官の代表である、エーリッヒ メルシュタイン閣下が提案されたフレンシアと、オブレンスクとベルターとフェクセンブルクとそれらの間にあるレーベスの森に侵攻。航空機とよく取れた連携で一瞬にしてフレンシアを制圧する。
この戦いは私も出動し、無事敵機を3機撃墜することに成功した。
我々がポーランドを制圧した際、すぐ下のフールル帝国とやらがフェスタニア帝国を征服。二重帝国を復古させた。フールルとフェスタニアの間には山々が連なっているのにどうやって…ま、まぁいい。そしてフレンシアを制圧した時、奴らはいつの間にかチェロバキアを奪取していた…
_____________
「参謀本部へ伝えてくれるか?二重帝国の動向によく注視した方が良いかも知れない…と」
そう、労働者党の高級党員に伝える。二重帝国はいずれ、我々を脅かすかもしれない。警戒しておいて損は無い。
久々にきた首都のベイリンは良い。色々な人間と出会える。
カフェに入り、少し思考を巡らせる。
(総統は恐らくコミュニスト共との戦争を望んでる。が、このままだと圧倒的物量の前に屈服させられる…どうしたものか)
「速報です」
カフェ内のラジオからニュースが流れる
「先程、二重帝国はレルマニア王国を」
『征服しました』
「は?」
ラジオからレルマニア征服の知らせが届くとカフェどころか外からとどよめきが聞こえる
「あのレルマニアが!?」
「師団数は40を超えていただろう!?」
「噛ませ犬みたいな発言になるが…あのレルマニアが…」
(なぜだ…なぜ急に…1年も経っていないだろう!?)
驚きが隠せない。たった1年で3つも征服するなんて…しかもどれも強い国だったからだ。我々は確かに2ヶ月足らずで4国を征服したが、フレンシア以外、強敵ではなかった。
その時、カフェのドアが開く
「ここにソフィア中尉は居ますか?総統閣下がお呼びです」
「そ、総統閣下が!?」
思わず立ち上がる。呼びに来た党員は探す手間がはぶけて良かったとでもいうように手紙を渡す。
「りょ…了解した。すぐに向かう。」
「車を用意してあるのでご搭乗ください」
「御苦労…」
(二重帝国…厄介な相手だな)
年齢は17歳 身長は明日頃に分かるはずだ。
さて、本日をもって軟弱なヴァイマル共和政からヘンケラー総統率いる国民社会主義ドイッテスト労働者党が議会の第一党となった。そして先の大戦の空の英雄であるゲリング ベールマンがドイッテスト空軍の再編を開始。私も無論志願し、無事合格した。
正直、かなりみっちり訓練されたから色々省くが2年の歳月をかけて私は空軍パイロットとして実務に励むことになった。
訓練に励み始めて6ヶ月 総統はポーランドを蹂躙し、エルベス ロートリンゲンに進駐した。これに激怒したフレンシア共和国は我が第三帝国に宣戦布告。
しかし、エルベス ロートリンゲン付近では一切戦闘が起こらなかった。我々の優秀な指揮官の代表である、エーリッヒ メルシュタイン閣下が提案されたフレンシアと、オブレンスクとベルターとフェクセンブルクとそれらの間にあるレーベスの森に侵攻。航空機とよく取れた連携で一瞬にしてフレンシアを制圧する。
この戦いは私も出動し、無事敵機を3機撃墜することに成功した。
我々がポーランドを制圧した際、すぐ下のフールル帝国とやらがフェスタニア帝国を征服。二重帝国を復古させた。フールルとフェスタニアの間には山々が連なっているのにどうやって…ま、まぁいい。そしてフレンシアを制圧した時、奴らはいつの間にかチェロバキアを奪取していた…
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「参謀本部へ伝えてくれるか?二重帝国の動向によく注視した方が良いかも知れない…と」
そう、労働者党の高級党員に伝える。二重帝国はいずれ、我々を脅かすかもしれない。警戒しておいて損は無い。
久々にきた首都のベイリンは良い。色々な人間と出会える。
カフェに入り、少し思考を巡らせる。
(総統は恐らくコミュニスト共との戦争を望んでる。が、このままだと圧倒的物量の前に屈服させられる…どうしたものか)
「速報です」
カフェ内のラジオからニュースが流れる
「先程、二重帝国はレルマニア王国を」
『征服しました』
「は?」
ラジオからレルマニア征服の知らせが届くとカフェどころか外からとどよめきが聞こえる
「あのレルマニアが!?」
「師団数は40を超えていただろう!?」
「噛ませ犬みたいな発言になるが…あのレルマニアが…」
(なぜだ…なぜ急に…1年も経っていないだろう!?)
驚きが隠せない。たった1年で3つも征服するなんて…しかもどれも強い国だったからだ。我々は確かに2ヶ月足らずで4国を征服したが、フレンシア以外、強敵ではなかった。
その時、カフェのドアが開く
「ここにソフィア中尉は居ますか?総統閣下がお呼びです」
「そ、総統閣下が!?」
思わず立ち上がる。呼びに来た党員は探す手間がはぶけて良かったとでもいうように手紙を渡す。
「りょ…了解した。すぐに向かう。」
「車を用意してあるのでご搭乗ください」
「御苦労…」
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