27 / 31
白鳥とアプリコット・ムーン 本編
怪盗アプリコット・ムーンと憲兵団長ウィルバーと救国の乙女
しおりを挟む西の塔の最上部にある小部屋に閉じ込められていたウィルバーは、窓の向こうから見える満月を見てにやりとほくそ笑む。
――今宵、怪盗アプリコット・ムーンが俺を攫いに来るらしい。
けれど、その前に自分はスワンレイク王国の憲兵団長として、自分を閉じ込めている男を捕縛しなくてはいけない。
空っぽのシチュー皿を見たオリヴィアに扮したタイタスは、何も言わないウィルバーを見て、怪訝そうな表情をしている。
薬を飲んで無気力になったふりをしていたウィルバーは、タイタスの顔色をうかがうことなく、夢見るように満月を眺めている。
「怪盗に、攫われるって、どんな気分だろうなぁ……タイタス・スケイルよ」
ぎょっとするタイタスを見て、ウィルバーはふい、と顔を背ける。
そこへ、ひとすじのひかりが舞い降りる。
「ごきげんよう、憲兵団長ウィルバー・スワンレイク」
「怪盗アプリコット・ムーン……!」
何もないところから突然現れた怪盗アプリコット・ムーンを見て、ウィルバーはなぜかダドリーに召喚されたときのことを思い出してしまった。そうか、こんな風に突然現れたら、誰だって驚くに違いない。現にタイタスも何事かと表情を凍らせ、その場で身体を硬直させている。
「助けに来たわよ、灰色の白鳥さん!」
「別に助けろとは言ってない……俺だってな、オリヴィアのふりをしていたタイタスをどうにかして捕らえようと考えていたんだ。君だって王城の地下牢に捕らえられていたんじゃ」
「その話はあとで。“烏羽の懐中時計”は彼が持っているのかしら?」
黒装束の美しい女性がタイタスに向き直る。古民族のなかでも使える人間が限られているという“稀なる石”をつかった転移の魔法でウィルバーの前へ颯爽と現れ、女神のような雰囲気を醸し出す彼女の姿を前に、タイタスはここにきてようやく自分の分が悪いことに気づく。
「お前……何者だ!?」
「怪盗アプリコット・ムーン。スワンレイク王国憲兵団長ウィルバー・スワンレイクの、妻よ」
キラリとヴェールの向こうの緑柱石のような瞳が煌く。
その瞬間、怪盗アプリコット・ムーンの背後で護られていたウィルバーが飛び出し、タイタスに体当たりをする。
「ぐふっ……」
「あったぞ、“烏羽の懐中時計”……! マイケル・コルブスを従わせていたのは、これを持っていたからか!」
受け取れ! と放り投げられた白銀の塊を、怪盗アプリコット・ムーンが両手で受け取り、窓の向こうの満月に向けて、蓋をひらき、文字盤を翳す。
「――や、やめろぉおおお!」
背後でじたばた抵抗するタイタスを無視し、怪盗アプリコット・ムーンはウィルバーの前で魔法を詠唱する。歌うように、軽やかに囁かれた言葉は、怪盗アプリコット・ムーンがローザベル・ノーザンクロスの存在をやり直したときとは違い、穏やかで、怖いくらいに凪いでいた。
「かのもののときよいままきもどれ……」
その言葉が引き金になったのか、文字盤のなかの“稀なる石”たちが輝きだし、室内に無数の光の精霊が生まれだす。
まぶしくて、思わずタイタスを拘束していた手を緩めてしまったウィルバーは、彼が断末魔に似た悲鳴をあげながら怪盗アプリコット・ムーンへ、なんらかの液体をふりかけたことに気づいていない。
「っ!」
ひかりの洪水がおさまり、ウィルバーが瞳をひらいたときには、すべてが終わっているように見えた。シュウシュウという異様な音さえ聞こえなければ。
「怪盗、アプリコット・ムーン……?」
西の塔の小部屋にいるのは、ウィルバーと、タイタスと、怪盗アプリコット・ムーンの三人のはず。
だが、ウィルバーがそこで見たのは……
タイタスが持っていた薬を浴びて気を失い床に突っ伏している怪盗アプリコット・ムーンと。
さきほどまでタイタスが着ていたスカートのなかですやすやと眠っている見知らぬ赤ん坊の姿だった――……
* * *
「つまり、彼女はタイタス・スケイルに向けて“やりなおしの魔法”を放った、ということだな」
「人生そのものをやりなおさせるみたいです」
「……やることなすこと極端だなあ、怪盗アプリコット・ムーン」
仮死状態の薬の効果が切れて覚醒した国王アイカラスが、苦笑を浮かべながら第一皇太子で国王名代の任を担っていた長男フェリックスの報告を聞いている。目覚めた際にフェリックスが戴冠し終えていることも想像していたが、どうやらアイカラスが起きるまで待っていてくれたようだ。
ふたたび怪盗アプリコット・ムーンが暗躍し、想定外の事態に陥っていたものの、ウィルバーを含む王家の人間が一丸となってタイタスの悪巧みを阻止したと知って、国王陛下は安心している。
「まさかここにきて孫が増えるとはな……ライナス、いい名前だ」
フェリックスの隣で生後間もない赤ん坊と化したタイタスを抱っこしているのは、かつての姉であるオリヴィアだ。彼女はこんな奴殺してもいいのにと毒づいていたが、金髪栗目の無垢な赤ん坊の姿を目にして以来、「この子はダドリーの弟として立派に育てますわ!」とフェリックスとともに親の名乗りをあげ、あっさりその座を射止めている。
さすがにタイタスという名前は受け入れられないからと、フェリックスとオリヴィアは息子ダドリーとも相談して新たにライナスと名付けた。
王家を憎み傀儡の王を据えて国を乗っ取ろうと画策した男は、皮肉にもこうして王家の一員になったのである。
記憶だけでなく人生をやりなおす魔法をかけた怪盗アプリコット・ムーンはいま、王城にいない。
「それにしてもオリヴィアよ。怪盗をあのままにして良かったのかね」
「彼女が最後にかけられた薬は、リヴラの秘薬には劣るけど、呪いの類に近いものよ。わたくしの手にはおえませんわ」
ウィルバーと怪盗アプリコット・ムーンがタイタスと対峙した満月の夜。
タイタスは“烏羽の懐中時計”によって“やりなおしの魔法”をかけられ、赤ん坊になった。
その際に、手に持っていた液体の薬を怪盗アプリコット・ムーンへふりかけていたらしい。らしい、というのはウィルバーが何も見ていなかったからだ……本人は魔法の発動でひかりが眩しすぎて何も見えなかったんだと弁解しているが、こういうときこそ愛する女性を護るべきだろうが、とアイカラスは脱力する。
すべてが終わったとき、怪盗アプリコット・ムーンは薬をかけられ、意識を失っていた。憲兵団と懇意の宮廷医に診てもらったところ、死に至る猛毒ではないと判断されたが、黒装束についていた薬品をオリヴィアに確認させたところ、媚薬効果のある眠り薬……催淫睡眠剤という厄介なものだと判明した。眠りつづける彼女を起こすには、繰り返し性交し、胎内に子種を蒔きつづけることが必要なのだという。
タイタスは怪盗アプリコット・ムーンを薬で眠らせた後に犯そうとでも考えていたのだろう。だからこのようなふざけた薬を隠し持っていて、最後のあがきでぶちまけたのだ。薬が何かわからない限り、永遠に眠りつづけるという、リヴラの一族でなければまず知らない、特殊な薬を。
アイカラスは解析された薬の結果を知ってふたたび花の離宮へ閉じこもったウィルバーと眠りつづける怪盗アプリコット・ムーンを想い、彼なら任せて大丈夫だろう、ついでに孕ませて今度こそ捕まえてしまえと心の中でどこか投げやりに叫ぶ。透視術をつかえるジェイニーとダドリーがこの場にいなかったのが救いである。
「……ところで、この事態をどう収束させるのですか」
「憲兵団長ウィルバーを攫い監禁し謀反を企んだたタイタス・スケイルは怪盗アプリコット・ムーンによって成敗された。ウィルバーによってタイタスは王城へ連行されたが、その場で実の姉オリヴィアによるリヴラの秘薬を飲まされ廃人となった後死亡、とでもしとけ。ついでに怪盗アプリコット・ムーンもその際タイタスによる攻撃で命を落とした、ということにしよう」
怪盗アプリコット・ムーンの処刑を望んでいた国民には申し訳ないが、彼女は国家の危機を救った救国の乙女なのだ。名誉の死を国民に伝え、国家を愚弄したという彼女の汚名を雪がせればよい。
恩赦という考えもあったが、それまでの時間が惜しいし、怪盗を生かしたままにすることを快く思わない人間たちの反発も考えられる。
「ひとまず、退位の件は保留にする。フェリックスには引き続き国王名代を勤めてもらうがな」
「と、いいますのは?」
「夢を見たのだよ……エセルの」
「王妃さまの、夢をですか?」
スワンレイク王国王妃エセル・スワンレイクは二年前に馬車の事故で亡くなった悲劇の王妃である。怪盗アプリコット・ムーンがいつぞやに盗んだ“六月の紫”と呼ばれるティアラは、そもそも誰のあたまを飾ることもなく埃に埋もれる運命にあったのだ。それをわざわざ美術館に飾らせたのは、彼女を偲ぶ意味があったのだが……いま思えばそれだけではなかったのかもしれない。
怪盗アプリコット・ムーンが捕まった際に、盗まれた品は勝手にもとあった場所へと戻された。王妃のティアラも例外ではない。
王の手元へ戻ってきた王妃のティアラは、どこか嬉しそうに見えた。その理由はわからなかったが、仮死状態になる眠り薬を飲んで夢を見ている際に、真実は判明する。
「わしはまだ、生きてやるべきことがある、と叱咤された」
そして懇願されたのだ、夢のなかで。
「“六月の紫”を、ウィルバーの嫁さんのあたまに飾れ……と」
誰のあたまを飾る予定のないままアルヴスで作成された王妃のティアラ。魔力をつかさどる“稀なる石”がつかわれていたことによって怪盗アプリコット・ムーンに盗み出されたそれは、女怪盗のあたまを飾れたことが嬉しかったのだと、エセルが告げた。
アイカラスは夢占などできないが、愛した妻が夢にでてきて説明してくれたことだからと、この夢は信じられるとフェリックスたちに力説する。
「いまの彼女はノーザンクロスの娘ではない。ただの怪盗アプリコット・ムーンだった。その正体は、憲兵団長ウィルバーが愛してやまない恋人のローザベルで、そう遠くない未来に妻になる……フェリックス、オリヴィア、スワンレイク王家の危機を救った娘は、王家の一員として羽ばたく白鳥になるのだよ」
0
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
働かないつもりでしたのに、気づけば全部うまくいっていました ――自由に生きる貴族夫人と溺愛旦那様』
鷹 綾
恋愛
前世では、仕事に追われるだけの人生を送り、恋も自由も知らないまま終わった私。
だからこそ転生後に誓った――
「今度こそ、働かずに優雅に生きる!」 と。
気づけば貴族夫人、しかも結婚相手は冷静沈着な名門貴族リチャード様。
「君は何もしなくていい。自由に過ごしてくれ」
――理想的すぎる条件に、これは勝ち確人生だと思ったのに。
なぜか気づけば、
・屋敷の管理を改善して使用人の待遇が激変
・夫の仕事を手伝ったら経理改革が大成功
・興味本位で教えた簿記と珠算が商業界に革命を起こす
・商人ギルドの顧問にまで祭り上げられる始末
「あれ? 私、働かない予定でしたよね???」
自分から出世街道を爆走するつもりはなかったはずなのに、
“やりたいことをやっていただけ”で、世界のほうが勝手に変わっていく。
一方、そんな彼女を静かに見守り続けていた夫・リチャードは、
実は昔から彼女を想い続けていた溺愛系旦那様で――。
「君が選ぶなら、私はずっとそばにいる」
働かないつもりだった貴族夫人が、
自由・仕事・愛情のすべてを“自分で選ぶ”人生に辿り着く物語。
これは、
何もしないはずだったのに、幸せだけは全部手に入れてしまった女性の物語。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます
沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる