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29話
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織都からのメッセージを開くと…
【寝れないから部屋行ってもいい?】
という内容だった。
織都がこんな事言うのが珍しかったので俺は【いいよ、おいで?】と返した。
コンコン
『お邪魔します…』
そう入ってきた織都は泣いたあとがあって服もはだけたままで不安げな表情をしていた。
「織都どうしたの?泣いた?」
『秋さん、抱きしめて…』
今の織都は弱々しくて寂しそうで、俺は言われるがまま織都抱きしめて背中をさすった…
『ねぇ秋さん、私を抱いて…』
何を言い出すかと思えばいきなりそんなことを言うので理由を聞いた。
「どうして?今、織都変だよ?」
『寂しいの…暖かいの苦手…』
ああ、俺と一緒だ…
生まれた環境ばかり憎んで他人の家族を見ては簡単に過去ばっか呪う…
寂しがり屋な部分が出てきて女の子を求めてた…
ああ、織都の赤ずきんはこれなのか…
秋「うん…辛かったね」
今の織都は色気が出ていて女の顔だった。
織都が俺に馬乗りになり俺の手を掴んで自分の服へ下へと入れた。
俺も織都に入れられた手で織都の体をなぞったが織都のことは傷つけたくないし今の織都は正気じゃない。
だから…
秋「織都俺には出来ない…織都が傷つくだけだよ…」
『私は今までこうしてきた…赤ずきんは男に愛情を乞うんだよ?私は赤ずきんだから…』
『それに女の子といっぱいそーゆことしてたんでしょ?それとも私じゃやだ?』
秋「そんなにしてないよ、織都が嫌なんじゃない、俺の気持ちが許さない。じゃあ、これで我慢して…」
ちゅっ
『んはっ』
秋「これでいい?」
『キスじゃ足りない…』
ずるい…
織都はいつもと違って色っぽくてほんとにこのままオオカミとして食べてしまいたいぐらいだけどそんなの俺のルールに反する。
俺はホントに大事な子にはむやみに手は出さない。
そしていつの間にか織都は泣き疲れて眠りについてしまった…
【寝れないから部屋行ってもいい?】
という内容だった。
織都がこんな事言うのが珍しかったので俺は【いいよ、おいで?】と返した。
コンコン
『お邪魔します…』
そう入ってきた織都は泣いたあとがあって服もはだけたままで不安げな表情をしていた。
「織都どうしたの?泣いた?」
『秋さん、抱きしめて…』
今の織都は弱々しくて寂しそうで、俺は言われるがまま織都抱きしめて背中をさすった…
『ねぇ秋さん、私を抱いて…』
何を言い出すかと思えばいきなりそんなことを言うので理由を聞いた。
「どうして?今、織都変だよ?」
『寂しいの…暖かいの苦手…』
ああ、俺と一緒だ…
生まれた環境ばかり憎んで他人の家族を見ては簡単に過去ばっか呪う…
寂しがり屋な部分が出てきて女の子を求めてた…
ああ、織都の赤ずきんはこれなのか…
秋「うん…辛かったね」
今の織都は色気が出ていて女の顔だった。
織都が俺に馬乗りになり俺の手を掴んで自分の服へ下へと入れた。
俺も織都に入れられた手で織都の体をなぞったが織都のことは傷つけたくないし今の織都は正気じゃない。
だから…
秋「織都俺には出来ない…織都が傷つくだけだよ…」
『私は今までこうしてきた…赤ずきんは男に愛情を乞うんだよ?私は赤ずきんだから…』
『それに女の子といっぱいそーゆことしてたんでしょ?それとも私じゃやだ?』
秋「そんなにしてないよ、織都が嫌なんじゃない、俺の気持ちが許さない。じゃあ、これで我慢して…」
ちゅっ
『んはっ』
秋「これでいい?」
『キスじゃ足りない…』
ずるい…
織都はいつもと違って色っぽくてほんとにこのままオオカミとして食べてしまいたいぐらいだけどそんなの俺のルールに反する。
俺はホントに大事な子にはむやみに手は出さない。
そしていつの間にか織都は泣き疲れて眠りについてしまった…
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