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ふと、織都の唸り声で目が覚めた龍揮…
「んだ…どう、した…?」
『やだっ、ごめ、なさ、いっ、いい子に、する、からっ、変わる、っから…』
『愛、され、たか、ったっ…』
織都がうなされて泣いていた。
愛されたかった…
と…
龍揮「織都…?大丈夫…か?」
『うっ、やだっ、や、な夢、見だっ… 龍揮っ… 1人に、しないでっ…』
「大丈夫だ、1人にしない。だから安心しろっ」
『うっ、はぁっはぁっ…ふぅー…』
すぅー…
龍揮「大丈夫、そばにいるからな」
龍揮は織都を抱きしめた。そして織都の弱々しい背中をさすり、織都は安心したのか再び眠りについた。
龍揮は織都がもし、過去の夢を見ていたとしたら…
愛されたかったという言葉やひとひにしないでという弱々しい声に守りたいと強く思った。
織都の抱えてるものが重苦しいものか自分は知らない。それでも支えてあげたいと思うほどに今の織都は弱々しかった…
翌朝織都は申し訳なさそうに言った。
『龍揮…その、昨日はありがとう… 』
『秋さんの件が解決したらちゃんと私の事みんなに話すからっ、だから!待ってて…!』
龍揮「わかった。だけど無理はするなよ?」
と織都の頭を優しく撫でる龍揮は安心したように心配したように微笑んだ。
『ありがと!じゃあ、そろそろリビング行こうか!』
龍揮「そうだな、みんなもう起きてるだろうから。」
2人は寝室から出てリビングへと行った。
「んだ…どう、した…?」
『やだっ、ごめ、なさ、いっ、いい子に、する、からっ、変わる、っから…』
『愛、され、たか、ったっ…』
織都がうなされて泣いていた。
愛されたかった…
と…
龍揮「織都…?大丈夫…か?」
『うっ、やだっ、や、な夢、見だっ… 龍揮っ… 1人に、しないでっ…』
「大丈夫だ、1人にしない。だから安心しろっ」
『うっ、はぁっはぁっ…ふぅー…』
すぅー…
龍揮「大丈夫、そばにいるからな」
龍揮は織都を抱きしめた。そして織都の弱々しい背中をさすり、織都は安心したのか再び眠りについた。
龍揮は織都がもし、過去の夢を見ていたとしたら…
愛されたかったという言葉やひとひにしないでという弱々しい声に守りたいと強く思った。
織都の抱えてるものが重苦しいものか自分は知らない。それでも支えてあげたいと思うほどに今の織都は弱々しかった…
翌朝織都は申し訳なさそうに言った。
『龍揮…その、昨日はありがとう… 』
『秋さんの件が解決したらちゃんと私の事みんなに話すからっ、だから!待ってて…!』
龍揮「わかった。だけど無理はするなよ?」
と織都の頭を優しく撫でる龍揮は安心したように心配したように微笑んだ。
『ありがと!じゃあ、そろそろリビング行こうか!』
龍揮「そうだな、みんなもう起きてるだろうから。」
2人は寝室から出てリビングへと行った。
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