Rotkäppchen und Wolf

4話

龍揮と叶汰くんと色々まわったり日用品買って私の衣服買って近くのカフェでお茶しています。


『実は私魔法じゃないけど夜に綺麗になる日があるの…満月の夜…』



叶汰「え？ファンタジーすぎない？」


龍揮「意味わからん。ファンタジーかよ」



まぁ、いきなりそんな訳分からんこと言われてもってなるわな。



叶汰くんにファンタジー過ぎると言われたが叶汰くん達から衝撃の事実を聞かされた。


叶汰「織都の話は信じるよ。このご時世最近は現実いいないものまでいるんだからね。」


『悪魔とか？怪物とか？あと…』


満月といえば…



そうだ、例えば…


龍揮「オオカミとかだ」


と叶汰に続けて龍揮が言った。


狼…


もし狼が存在するとして彼らが仮にそうだとしたら、運命…かもしれない


弱い私を変えるカギに…



『とりあえず話があるから一旦帰ろう』



私は家に帰って話の続きをした。


夜に咲く赤ずきんと狼の絵本の話。


ざっくり言うとこの話は、主人公の赤ずきん（正確には赤い帽子の少女）が寂しさのあまり愛情を求めすぎて男達に愛情を求め捨てられ、友人関係も壊れかけて、心が荒んでたところを心優しい狼男達に出会い、困難に共に立ち向かい、赤ずきんがだんだん優しく強くなっていき輝き始め人生を変えていくストーリーである。


たった一度しか読んだことがないのに何故か昔からこの話がこびりついて頭から離れなかった。



叶汰「どう思う？僕らが狼だったら」



『なら私は赤ずきんかな？どおって好都合だなーって』



龍揮「俺達は狼だ」



やっぱり、なんとなく分かってた。


狼男が存在するとか噂が流れてきてファンタジーかよって思ったけど私の周りで不思議な現象が多々起きていた。


よく夢で語りかけていたうさぎさんは正夢…？



兎【変わるための鍵は魔物とウルフだよ】



『私、ね…赤ずきんの適正が、出てるの…運命を告げるうさぎも来た…』



夢に何度も…



叶汰「じゃあ、話は早いね」



龍揮「それじゃあ、今夜会議だな…」


そう、運命を告げるうさぎに選ばれた者は昔から物語の人物適正と言うのが与えられ自分の向き合うべきものと言う何らかの超えるべき壁があるといわれている。





運命にかけたら変わるための鍵が見つかりますか？


苦手なもの克服できますか？