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七章 争いの兆し
Ⅵ 弱る力
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徐々に迫る七将が見える崖へ、ジェイク、ビンセント、ムイ、キュラの四人は到着した。
「ごめん……ちょっと、休憩」
身体能力が人間より高いカミツキのキュラでも、全力疾走で城から崖まではさすがに呼吸を乱すまで疲れる。
他の三人もキュラ同様に疲れており休憩には同意した。
「さぁて。どうするよ、アレ」
七将は、死獣デルバより二回りほど小さいが禍々しい気を垂れ流している。キュラの識別では魔力にミジュナと呪いが混ざっているとあった。
力の分析力は四人の中でキュラが一番秀でているとムイは推している。
「ベルメア様はああいったのに近づいても大丈夫なの?」
キュラの意見にベルメアは「問題なし」と親指を立てて返すも、接近するに当たっての問題点を口にする。
「けど距離が離れすぎてるわ。あたし達守護神は転生、いえ、ガーディアンと離れられる距離が決まってるのよ」
その距離を聞いたムイは崖下から七将までの大地を見て悟った。
「ベルメア様に近づいて調べて貰うのはどの道無理だな。ミジュナが危険な密度をしている。カミツキは大丈夫だがジェイクには悪影響だろ」
それはビンセントも崖下へと降りられないと意味していた。
「じゃあムイとキュラなら何処まで近づけるの? いくらカミツキでも呪いは身体に毒でしょ?」
ベルメアの質問にキュラが指差して答えたのは、崖下に降りてもあまり近づけない所であった。
結論、七将と対峙するなら遠距離攻撃しか手段はない。現時点でキュラの投擲技しか為す術はない。
ジェイクは、以前にデグミッドで放ったカムラを思い出してベルメアへ提言するも、それは切り札でしかないと返される。力を一気に放ち、気を失うほど身体への負担が大きい技は標的が反撃でもしたら一巻の終わりだ。
「じゃあ、剣の力しかあとはねぇな」
古代の剣の力を知らないムイとキュラへ、ベルメアが説明した。
「それも切り札として置いておこう。回数に限りがあるならいよいよ手段がなくなった時の方がいいからな」
尤もなムイの意見にベルメアも賛成した。
話合いの最中、急にビンセントは目尻辺りが痺れる感覚に陥った。
「どうしたの?」
「ああ、なんか、――!?」
キュラの方を向いた途端異変が起きた。
三人の姿が唐突に消えた。
「おい、皆どこだ!」
周囲を見回すも無駄だとすぐに分かる。これほどの異常事態を起こせる存在は、ビンセントが知る限りでは一人しかいない。
「出てこい“運命”! 何か用があるんだろ!」
叫ぶと濃霧から現われるように、髪型と表情の印象が違うビンセントが現われた。
「先に誤解を訂正して頂こう」
「誤解?」
「貴殿への異変は私がしたのではない」
「はぁ? だって」
矢先、“運命”の視線はビンセントの背後へと注がれる。
「その様子、どうやら立ち回りを間違えたようだな。“調整”」
黒いローブ姿に不穏な表情の“調整”が現われ、ビンセントは「ルバート」と呟いてしまう。
「力の生存競争、そちらは有利に事を進めると踏んでいたのだがな」
「皮肉か。だが何も言えんのは歯痒いところだ。“運命”の言うとおり、俺は行く先を間違えてしまったようだ」
「虚しい顛末だな。力を温存しての敗北とは」
まるで展開が分からないビンセントは「おい」と先に口を挟み、「分かるように説明してくれ」と続けた。
「“調整”は力を分割する性質を備えている。本体である“調整”から離れた力は役目を与えられこの世界に存在する力として存在する」
「役目ってなんだよ」
「貴殿にも理解できる存在というなら、魔女がそれに当たる」
混乱してしまうほどにビンセントは衝撃を受けた。
今まで誰もが苦しめられ、各国多くの人命を賭して討伐にあたった脅威の象徴。魔女が“調整”の分裂体。
静かに憤りが湧き。ビンセントの身体は震えた。
「お前、どれだけの人間が」
「早合点するな」
すかさず“調整”が口を挟むも、ビンセントの怒りは怒声を発した。
「ふざけるな! お前のやったことは虐殺と同じだぞ!」
「偏りが過ぎる認識で全てを語るなよ」
「ああっ!!」
「虐殺が生き甲斐である存在を野放しとすれば、人間などとうの昔に絶滅している。俺から離れた力は調整の役目を担ったのだ。この世界に存在する善悪の調整だ」
「虐殺のどこに調整がある!」
応えたのは“運命”である。
「人間は平和を望むがどうしても善悪の仕切りを設けたがる生き物だ。故に人間同士での争いや諍いはいつの時代でも起きる。魅力ある物、金や土地の奪い合いなど代表的だろ」
“調整”が続く。
「魔女なる共通の悪を設けることで視線がそちらへ注がれる。多くの人命が消えたといえ、繋がりと絆が深まり強固な結束は得ていった。魔女が動くとき、人間に優位性が偏らんためにすることだ」
「なら、どうして俺等や他の英雄達が魔女に勝てる」
「昔は人間の希望を育むためだ。一切の対抗を許さぬ対象と分かれば絶望するだろ」
人間の結束を見下しているような発言がビンセントを不快にする。
「しかし近年は違う。ゾアの災禍が関係しているからな」
「なぜゾアの災禍がここで出てくる」
「六の力の生存競争は知っているだろ。”調整”が勝利するため、ここいらで魔女討伐の成果を上げ、集団を先導する存在。お前達『英雄』を残すことに尽力した」
英雄と聞いてルバートの存在が気になった。
「俺は魔女となったルバートが憑いたんだ。なぜ他の魔女にもルバートのような存在がいないんだ」
「ルバートは魔女とは別に俺が分裂させた存在だからな。そしてお前がゾアと称した存在も」
頭が痛くなる。
魔女、ルバート、ゾア。それぞれが“調整”の分裂体である真実が受け入れられない。理解に苦しむ。
「……ゾアが……けど、奴は災禍を起こす大元だぞ。それに、ランディスに憑いた」
「“調整”よ、続きは私がしよう。これ以上は会話とて消耗であろう」
“運命”とビンセントは向かい合った。
「元々ゾアは封印された存在として“調整”が保存していたのだよ。来るべき時に動き出す存在としてな。しかし事態は変わった。得体の知れぬ歪みが生じてしまった。ゾアが動き出した時点で誰かが動いていたかもしれんがな」
「本当ならゾアがランディスに憑かなかったということか」
「そうだ。さらにランディス=ルーガーが時の狂渦に飲まれることもなかった」
「じゃあ、さっさとお前か“調整”か、他の連中が、その歪みとか、動いた誰かを突き止めて手を打てば良かったんじゃないのか。なんでほったらかしにしてんだよ!」
「私たちはそれぞれの力の条件を元に動いている。狂いが生じたからと力でねじ曲げることができん。他の力が起こした狂いとて大きな流れの一端として受け入れ動いていくしかないからな」
「じゃあ、ランディスはどうなるんだ? 時の狂渦に飲まれる前に異変が起きて、それでゾアに。……あいつは死んでるのか?」
「生きている。特異な存在としてな」
「特異?」
「不本意とはいえ時の狂渦に飲まれ、ゾアに憑かれた。これほど異種の力に関係し、いまだに生きているのだ。来るゾアの災禍にて何かが起こるかもしれんな」
それがランディスの死の運命とビンセントは結び点けて考えてしまう。十英雄は全員死ぬ運命に。
不安を余所に“運命”は続ける。相手は“調整”に向かって。
「さて、このままでは敗北となる運命は目に見えているだろ」
負け惜しみのように軽く笑って返される。
まだ受け入れきれないビンセントは、現状でゾアが消えた場合が気になる。
「おい、“調整”が消えたらゾアはどうなるんだよ」
「本体が消えれば分裂した力は他の力が回収可能となる。言い換えれば争奪できる武器だ」
「じゃあ、ゾアは残りの力の誰かに回収されるのか!」
「すぐにではない。それにあれはあれで泳がせるほうが良いと考える力は多いだろうな」
理由を求めるも”今は答えられない”とされた。
「では、このまま消えるとあるなら止めはせんが、こちらの話に乗ってくれるとありがたい」
「なんだ?」
“運命”の提案、“調整”は少し間を置いて決断した。
「ごめん……ちょっと、休憩」
身体能力が人間より高いカミツキのキュラでも、全力疾走で城から崖まではさすがに呼吸を乱すまで疲れる。
他の三人もキュラ同様に疲れており休憩には同意した。
「さぁて。どうするよ、アレ」
七将は、死獣デルバより二回りほど小さいが禍々しい気を垂れ流している。キュラの識別では魔力にミジュナと呪いが混ざっているとあった。
力の分析力は四人の中でキュラが一番秀でているとムイは推している。
「ベルメア様はああいったのに近づいても大丈夫なの?」
キュラの意見にベルメアは「問題なし」と親指を立てて返すも、接近するに当たっての問題点を口にする。
「けど距離が離れすぎてるわ。あたし達守護神は転生、いえ、ガーディアンと離れられる距離が決まってるのよ」
その距離を聞いたムイは崖下から七将までの大地を見て悟った。
「ベルメア様に近づいて調べて貰うのはどの道無理だな。ミジュナが危険な密度をしている。カミツキは大丈夫だがジェイクには悪影響だろ」
それはビンセントも崖下へと降りられないと意味していた。
「じゃあムイとキュラなら何処まで近づけるの? いくらカミツキでも呪いは身体に毒でしょ?」
ベルメアの質問にキュラが指差して答えたのは、崖下に降りてもあまり近づけない所であった。
結論、七将と対峙するなら遠距離攻撃しか手段はない。現時点でキュラの投擲技しか為す術はない。
ジェイクは、以前にデグミッドで放ったカムラを思い出してベルメアへ提言するも、それは切り札でしかないと返される。力を一気に放ち、気を失うほど身体への負担が大きい技は標的が反撃でもしたら一巻の終わりだ。
「じゃあ、剣の力しかあとはねぇな」
古代の剣の力を知らないムイとキュラへ、ベルメアが説明した。
「それも切り札として置いておこう。回数に限りがあるならいよいよ手段がなくなった時の方がいいからな」
尤もなムイの意見にベルメアも賛成した。
話合いの最中、急にビンセントは目尻辺りが痺れる感覚に陥った。
「どうしたの?」
「ああ、なんか、――!?」
キュラの方を向いた途端異変が起きた。
三人の姿が唐突に消えた。
「おい、皆どこだ!」
周囲を見回すも無駄だとすぐに分かる。これほどの異常事態を起こせる存在は、ビンセントが知る限りでは一人しかいない。
「出てこい“運命”! 何か用があるんだろ!」
叫ぶと濃霧から現われるように、髪型と表情の印象が違うビンセントが現われた。
「先に誤解を訂正して頂こう」
「誤解?」
「貴殿への異変は私がしたのではない」
「はぁ? だって」
矢先、“運命”の視線はビンセントの背後へと注がれる。
「その様子、どうやら立ち回りを間違えたようだな。“調整”」
黒いローブ姿に不穏な表情の“調整”が現われ、ビンセントは「ルバート」と呟いてしまう。
「力の生存競争、そちらは有利に事を進めると踏んでいたのだがな」
「皮肉か。だが何も言えんのは歯痒いところだ。“運命”の言うとおり、俺は行く先を間違えてしまったようだ」
「虚しい顛末だな。力を温存しての敗北とは」
まるで展開が分からないビンセントは「おい」と先に口を挟み、「分かるように説明してくれ」と続けた。
「“調整”は力を分割する性質を備えている。本体である“調整”から離れた力は役目を与えられこの世界に存在する力として存在する」
「役目ってなんだよ」
「貴殿にも理解できる存在というなら、魔女がそれに当たる」
混乱してしまうほどにビンセントは衝撃を受けた。
今まで誰もが苦しめられ、各国多くの人命を賭して討伐にあたった脅威の象徴。魔女が“調整”の分裂体。
静かに憤りが湧き。ビンセントの身体は震えた。
「お前、どれだけの人間が」
「早合点するな」
すかさず“調整”が口を挟むも、ビンセントの怒りは怒声を発した。
「ふざけるな! お前のやったことは虐殺と同じだぞ!」
「偏りが過ぎる認識で全てを語るなよ」
「ああっ!!」
「虐殺が生き甲斐である存在を野放しとすれば、人間などとうの昔に絶滅している。俺から離れた力は調整の役目を担ったのだ。この世界に存在する善悪の調整だ」
「虐殺のどこに調整がある!」
応えたのは“運命”である。
「人間は平和を望むがどうしても善悪の仕切りを設けたがる生き物だ。故に人間同士での争いや諍いはいつの時代でも起きる。魅力ある物、金や土地の奪い合いなど代表的だろ」
“調整”が続く。
「魔女なる共通の悪を設けることで視線がそちらへ注がれる。多くの人命が消えたといえ、繋がりと絆が深まり強固な結束は得ていった。魔女が動くとき、人間に優位性が偏らんためにすることだ」
「なら、どうして俺等や他の英雄達が魔女に勝てる」
「昔は人間の希望を育むためだ。一切の対抗を許さぬ対象と分かれば絶望するだろ」
人間の結束を見下しているような発言がビンセントを不快にする。
「しかし近年は違う。ゾアの災禍が関係しているからな」
「なぜゾアの災禍がここで出てくる」
「六の力の生存競争は知っているだろ。”調整”が勝利するため、ここいらで魔女討伐の成果を上げ、集団を先導する存在。お前達『英雄』を残すことに尽力した」
英雄と聞いてルバートの存在が気になった。
「俺は魔女となったルバートが憑いたんだ。なぜ他の魔女にもルバートのような存在がいないんだ」
「ルバートは魔女とは別に俺が分裂させた存在だからな。そしてお前がゾアと称した存在も」
頭が痛くなる。
魔女、ルバート、ゾア。それぞれが“調整”の分裂体である真実が受け入れられない。理解に苦しむ。
「……ゾアが……けど、奴は災禍を起こす大元だぞ。それに、ランディスに憑いた」
「“調整”よ、続きは私がしよう。これ以上は会話とて消耗であろう」
“運命”とビンセントは向かい合った。
「元々ゾアは封印された存在として“調整”が保存していたのだよ。来るべき時に動き出す存在としてな。しかし事態は変わった。得体の知れぬ歪みが生じてしまった。ゾアが動き出した時点で誰かが動いていたかもしれんがな」
「本当ならゾアがランディスに憑かなかったということか」
「そうだ。さらにランディス=ルーガーが時の狂渦に飲まれることもなかった」
「じゃあ、さっさとお前か“調整”か、他の連中が、その歪みとか、動いた誰かを突き止めて手を打てば良かったんじゃないのか。なんでほったらかしにしてんだよ!」
「私たちはそれぞれの力の条件を元に動いている。狂いが生じたからと力でねじ曲げることができん。他の力が起こした狂いとて大きな流れの一端として受け入れ動いていくしかないからな」
「じゃあ、ランディスはどうなるんだ? 時の狂渦に飲まれる前に異変が起きて、それでゾアに。……あいつは死んでるのか?」
「生きている。特異な存在としてな」
「特異?」
「不本意とはいえ時の狂渦に飲まれ、ゾアに憑かれた。これほど異種の力に関係し、いまだに生きているのだ。来るゾアの災禍にて何かが起こるかもしれんな」
それがランディスの死の運命とビンセントは結び点けて考えてしまう。十英雄は全員死ぬ運命に。
不安を余所に“運命”は続ける。相手は“調整”に向かって。
「さて、このままでは敗北となる運命は目に見えているだろ」
負け惜しみのように軽く笑って返される。
まだ受け入れきれないビンセントは、現状でゾアが消えた場合が気になる。
「おい、“調整”が消えたらゾアはどうなるんだよ」
「本体が消えれば分裂した力は他の力が回収可能となる。言い換えれば争奪できる武器だ」
「じゃあ、ゾアは残りの力の誰かに回収されるのか!」
「すぐにではない。それにあれはあれで泳がせるほうが良いと考える力は多いだろうな」
理由を求めるも”今は答えられない”とされた。
「では、このまま消えるとあるなら止めはせんが、こちらの話に乗ってくれるとありがたい」
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