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六章 二国を結ぶ動き
Ⅵ 開戦の火柱
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空に雲はあまりない。夜明け間近の、まだ周囲が濃紺色に暗い最中に見える空だ。日が昇れば清々しい快晴の、気持ち良い朝となる筈だった。
明朝、ロウアの部屋を中心に、広範囲が激しく燃えさかる炎の柱が巻き上がった。とぐろを巻いて昇る火柱を合図に、城内は騒がしくなった。
「何事だ!?」
「あそこはロウア様の!」
城内の兵達が気づいた隙を見計らい、内乱を企てる者達は次々に兵達を斬っていく。意表を突かれた混乱の中、兵達は今際の際まで何が起きたのか分からないまま息絶えた。
内乱の情報を知る者達もいるが、報せては賊軍の兵達に気づかれるのを恐れて報せなかった。仕方ない犠牲を悔しく思い、生きている兵達は堪え、賊軍と向かい合う。
自分達の内乱騒動に気づき冷静に対峙する兵達を見ても賊軍達は止まらない。こうなるであろうことは察していたからだ。
時間を食ってられないと、誰かが指示した。
「構わん、呪いを使え!」
賊軍達は紫色の宝石が埋め込まれた銀色の腕輪をはめており、刀の柄頭を当てると刀身に紫色の火が纏った。
呪いを帯びた刀の一振りは、鍔迫り合いなどさせないとばかりにスッパリと対峙した兵の刀を断つ。そのまま肉体も。
窮地に立たされる兵達は臆するも警戒して対応を考える。まもなく士気が削がれる事態となる。斬られた兵達が起き上がり、切っ先を自分達へ向けたのだ。
寸断された体は紫色の炎が纏わりつき、まるで糊のように身体を着ける。身体の動きにも無駄はない。目に生気は無く賊軍の命令に忠実。
斬った相手を味方につける戦略。
兵達は退散を余儀なくされた。
「押し切れぇぇ!! このままヒューガの首をとるぞぉぉ!!」
賊軍内で咆哮が上がり、ヒューガのいる大部屋へと向かう。
◇
クーロ城にはグルザイア王国とを隔てる巨大な岩山と接する箇所がある。岩山の大部分はニルドに接しているが、僅かなこの部分だけがクーロとグルザイア王国を隔てる国境である。
既に身支度を整え、岩山前の大庭にいたバッシュはロウアの部屋を燃やす火柱を悠長に眺めた。
「こそこそと立ち回ってる割りには派手ですねぇ」
封印とあるが、火柱を見るからに燃やそうという意思は明確であった。
「言ってる場合ですか?」
レモーラスも焦ることなく斜め上から告げた。
「敵と貴方、二種類の封印を施されているとはいえ、アレはどう見ても燃やそうとしているのでは? 運良く貴方の封印が機能してますが、身代わりさん、このままでは空気が無くなって窒息死しませんか」
「試作段階とはいえ、私の封印を勝るというなら作戦変更してでもあの火柱を調べますよ。ですがあれは大がかりに見せている魔術にすぎません。封印、としての機能はお粗末。まだまだあの程度に劣りはしませんよ。彼女は、恐らくはまだ寝入ってるかと」
話をしていると、騒がしく賊軍がバッシュを取り囲む。
すかさずレモーラスはバッシュの中へと入った。
「ガーディアンメイズ、大人しく我らについてくるなら危害は加えん」
「やれやれ、ヒューガ様に脅され、大勢の前で恥を晒され、心を痛めたガーディアンへさらなる暴力の追い打ちとは」
「何を言ってる! 来るのか来んのか!」
(本当に何を言ってるのですか。さっさと終わらせましょう)
(まあまあ、急ぐものでもないでしょうに)
念話のやりとりでも表情を崩さずにバッシュは賊軍を見た。殺気が高まっているのは容易に判断出来る。
「お前、何を見ている」
聞かれ、「ん?」と退屈そうに返す。「いえね。私の相手が十五人というのは、安く見られたのかどうかと思いまして。やはりあの恥ずかしい茶番は功を奏したのかもと、考えていた次第で」
雑談で時間を稼ぐ。そして術で一掃。
兵達はバッシュの思惑を読んだ。
「見え透いた時間稼ぎ! 無駄だぁぁ!!」
二人が斬り込んだ。
絶命させなければ、重傷でも特殊な治癒術で出血と痛みを抑えれば問題ない。しかしバッシュを弱者と侮らず、本気の斬りつけである。
「――何?!」
二人は予想だにしない事態を目の当たりに焦る。
「ああ、無理ですよ」
刃がバッシュへ届かない。分厚い透明な板に阻まれたように。
「これなら!」
瞬時に背後へ回る一人が呪いを帯びた一太刀を見舞った。しかしバッシュが小太刀を抜いて刀身を斬ると呪いを帯びた刀は刃を失った。
驚愕する三人はバッシュから飛び退き、全員が警戒を強めた。
「貴様ぁ……、謀っていたのか」
「ええ。暗躍を企てる輩が多い城内ですからね、念のために。油断して一気に攻めてくると思ってましたが意外と冷静なのは想定外でした。そして私とヒューガ様を仕留めるための戦力配分。頭が回るのは褒めて差し上げます」
全ての対応が嘘であるなら、人数も読まれていると想像に容易だ。
「あの謁見、我らの人数も」
「四十八名」
断言が賊軍達を緊張させる。
「私に十五名とは、ヒューガ様の恵眼か、公にしていない実力か。そちらを警戒したのでしょう。それで、どう感じましたか? 私を、たった十五名の雑兵風情が遇えるという愚かな読みは」
逃げに徹すると数名が動くも、またも見えない壁に阻まれる。
「逃がしませんよ。これも船乗り達を助ける為ですので」
死が近くに感じ始める兵達は恐れだした。呪いも効かない相手を前にどう立ち回ろうかと。
「呪いは城に蔓延らせたものだけだ。なぜ対処出来る」
仕切る兵が刀を右手で持ち身体を横に向けて構え、バッシュから死角となる左手で後ろの兵に合図を送った。呪いの術で一掃すると。現状、彼らの持ち合わせる最強の術で。この術は唱術を使用するので数名がかなり声を潜めて唱え始めた。
バッシュは大凡だが次の手を読み、刀を向ける兵の質問に答えた。
「ああも堂々と呪いを使用しているのです。軽く一掬いの呪いを得て調べましたよ」
「ふざけるな! 呪いを人間如きが扱える筈は無い! それはガーディアンとて同じだ!」
「おやその言動、既にあなた方ゾーゴル内で試したのですね。ガーディアンと呪いを接触させればどういった反応を示すか」
失言を焦り、兵は口を噤んだ。
「ああ大丈夫ですよ、そうだろうとは思ってましたし、だからと言って深く追求するほどでもありません。私は他のガーディアンに無い力を扱えるだけでして、それを匙代わりに」
右手の甲を見せ、烙印を見せた。
「見覚えがある方もいらっしゃるかと。模様は業魔の肌に記されるものと同じだとか。私の前世では業魔の烙印と称されていたものです。扱い方はまるで違いますがね。先ほどはこれを使い呪いを断ちました。便利でしょ?」
「侮れぬ男だ。我らが全力を持って成敗する!」
男が呪いの腕輪に柄頭を当て、再び刀に呪いの火を纏わせると地面に突き刺した。すると大庭を超える大がかりな円陣が浮き上がった。
呪いを用いた唱術と陣術と紋章術を会わせた禁断の秘術。下手をすれば自分達の身も危ない大技である。
「殺さずに回収する筈だったのだ。だが生け捕りは諦めよう。無駄にある自らの実力を恨めよ」
術が発動すると円陣が黄金色に眩く発光した。
まるで太陽の光の如き眩い光が、全員を包み込んだ。
◇
クーロ城から火柱が立ち上った。その後に発された魔力の波を浴びたジェイク達は飛び起き、城の様子をうかがった。
「これが……一騒動かよ」
明らかに戦争でも起きそうな事態である。
「とりあえず援護に向かおう。ゾーゴルの連中から救ったとあらば、今後の話もしやすいからな」
ジェイクとミゼルを先頭に、戦士達はクーロ城へと向かった。
「おいビンセント、どうしたよ」
ビダが不穏な表情のビンセントに聞く。
昨夜の話をするにも、今はそれどころではない。まずは目の前の問題を解決してからだ。時間はまだまだある。
頭では分かっている。今は悩み時ではないと。しかし、まだ揺らぐ気持ちが治まらない。平静を装えているが、まだもどかしくある。
「……ああ。すまん」
「なにかあったのかよ」
ビダはどうしても気になっていた。
「忘れてくれ。今は」
突如、城から太陽の光の如き眩い発光があった。
ジェイク達のいる所まで広がっては来ないが、確実に何か大きな騒動が起きていると全員が感じた。
「すまないビダ。後で皆に話す」
ビンセントの気持ちがようやく落ち着いた。今は目の前の大問題を解決することを優先する。
明朝、ロウアの部屋を中心に、広範囲が激しく燃えさかる炎の柱が巻き上がった。とぐろを巻いて昇る火柱を合図に、城内は騒がしくなった。
「何事だ!?」
「あそこはロウア様の!」
城内の兵達が気づいた隙を見計らい、内乱を企てる者達は次々に兵達を斬っていく。意表を突かれた混乱の中、兵達は今際の際まで何が起きたのか分からないまま息絶えた。
内乱の情報を知る者達もいるが、報せては賊軍の兵達に気づかれるのを恐れて報せなかった。仕方ない犠牲を悔しく思い、生きている兵達は堪え、賊軍と向かい合う。
自分達の内乱騒動に気づき冷静に対峙する兵達を見ても賊軍達は止まらない。こうなるであろうことは察していたからだ。
時間を食ってられないと、誰かが指示した。
「構わん、呪いを使え!」
賊軍達は紫色の宝石が埋め込まれた銀色の腕輪をはめており、刀の柄頭を当てると刀身に紫色の火が纏った。
呪いを帯びた刀の一振りは、鍔迫り合いなどさせないとばかりにスッパリと対峙した兵の刀を断つ。そのまま肉体も。
窮地に立たされる兵達は臆するも警戒して対応を考える。まもなく士気が削がれる事態となる。斬られた兵達が起き上がり、切っ先を自分達へ向けたのだ。
寸断された体は紫色の炎が纏わりつき、まるで糊のように身体を着ける。身体の動きにも無駄はない。目に生気は無く賊軍の命令に忠実。
斬った相手を味方につける戦略。
兵達は退散を余儀なくされた。
「押し切れぇぇ!! このままヒューガの首をとるぞぉぉ!!」
賊軍内で咆哮が上がり、ヒューガのいる大部屋へと向かう。
◇
クーロ城にはグルザイア王国とを隔てる巨大な岩山と接する箇所がある。岩山の大部分はニルドに接しているが、僅かなこの部分だけがクーロとグルザイア王国を隔てる国境である。
既に身支度を整え、岩山前の大庭にいたバッシュはロウアの部屋を燃やす火柱を悠長に眺めた。
「こそこそと立ち回ってる割りには派手ですねぇ」
封印とあるが、火柱を見るからに燃やそうという意思は明確であった。
「言ってる場合ですか?」
レモーラスも焦ることなく斜め上から告げた。
「敵と貴方、二種類の封印を施されているとはいえ、アレはどう見ても燃やそうとしているのでは? 運良く貴方の封印が機能してますが、身代わりさん、このままでは空気が無くなって窒息死しませんか」
「試作段階とはいえ、私の封印を勝るというなら作戦変更してでもあの火柱を調べますよ。ですがあれは大がかりに見せている魔術にすぎません。封印、としての機能はお粗末。まだまだあの程度に劣りはしませんよ。彼女は、恐らくはまだ寝入ってるかと」
話をしていると、騒がしく賊軍がバッシュを取り囲む。
すかさずレモーラスはバッシュの中へと入った。
「ガーディアンメイズ、大人しく我らについてくるなら危害は加えん」
「やれやれ、ヒューガ様に脅され、大勢の前で恥を晒され、心を痛めたガーディアンへさらなる暴力の追い打ちとは」
「何を言ってる! 来るのか来んのか!」
(本当に何を言ってるのですか。さっさと終わらせましょう)
(まあまあ、急ぐものでもないでしょうに)
念話のやりとりでも表情を崩さずにバッシュは賊軍を見た。殺気が高まっているのは容易に判断出来る。
「お前、何を見ている」
聞かれ、「ん?」と退屈そうに返す。「いえね。私の相手が十五人というのは、安く見られたのかどうかと思いまして。やはりあの恥ずかしい茶番は功を奏したのかもと、考えていた次第で」
雑談で時間を稼ぐ。そして術で一掃。
兵達はバッシュの思惑を読んだ。
「見え透いた時間稼ぎ! 無駄だぁぁ!!」
二人が斬り込んだ。
絶命させなければ、重傷でも特殊な治癒術で出血と痛みを抑えれば問題ない。しかしバッシュを弱者と侮らず、本気の斬りつけである。
「――何?!」
二人は予想だにしない事態を目の当たりに焦る。
「ああ、無理ですよ」
刃がバッシュへ届かない。分厚い透明な板に阻まれたように。
「これなら!」
瞬時に背後へ回る一人が呪いを帯びた一太刀を見舞った。しかしバッシュが小太刀を抜いて刀身を斬ると呪いを帯びた刀は刃を失った。
驚愕する三人はバッシュから飛び退き、全員が警戒を強めた。
「貴様ぁ……、謀っていたのか」
「ええ。暗躍を企てる輩が多い城内ですからね、念のために。油断して一気に攻めてくると思ってましたが意外と冷静なのは想定外でした。そして私とヒューガ様を仕留めるための戦力配分。頭が回るのは褒めて差し上げます」
全ての対応が嘘であるなら、人数も読まれていると想像に容易だ。
「あの謁見、我らの人数も」
「四十八名」
断言が賊軍達を緊張させる。
「私に十五名とは、ヒューガ様の恵眼か、公にしていない実力か。そちらを警戒したのでしょう。それで、どう感じましたか? 私を、たった十五名の雑兵風情が遇えるという愚かな読みは」
逃げに徹すると数名が動くも、またも見えない壁に阻まれる。
「逃がしませんよ。これも船乗り達を助ける為ですので」
死が近くに感じ始める兵達は恐れだした。呪いも効かない相手を前にどう立ち回ろうかと。
「呪いは城に蔓延らせたものだけだ。なぜ対処出来る」
仕切る兵が刀を右手で持ち身体を横に向けて構え、バッシュから死角となる左手で後ろの兵に合図を送った。呪いの術で一掃すると。現状、彼らの持ち合わせる最強の術で。この術は唱術を使用するので数名がかなり声を潜めて唱え始めた。
バッシュは大凡だが次の手を読み、刀を向ける兵の質問に答えた。
「ああも堂々と呪いを使用しているのです。軽く一掬いの呪いを得て調べましたよ」
「ふざけるな! 呪いを人間如きが扱える筈は無い! それはガーディアンとて同じだ!」
「おやその言動、既にあなた方ゾーゴル内で試したのですね。ガーディアンと呪いを接触させればどういった反応を示すか」
失言を焦り、兵は口を噤んだ。
「ああ大丈夫ですよ、そうだろうとは思ってましたし、だからと言って深く追求するほどでもありません。私は他のガーディアンに無い力を扱えるだけでして、それを匙代わりに」
右手の甲を見せ、烙印を見せた。
「見覚えがある方もいらっしゃるかと。模様は業魔の肌に記されるものと同じだとか。私の前世では業魔の烙印と称されていたものです。扱い方はまるで違いますがね。先ほどはこれを使い呪いを断ちました。便利でしょ?」
「侮れぬ男だ。我らが全力を持って成敗する!」
男が呪いの腕輪に柄頭を当て、再び刀に呪いの火を纏わせると地面に突き刺した。すると大庭を超える大がかりな円陣が浮き上がった。
呪いを用いた唱術と陣術と紋章術を会わせた禁断の秘術。下手をすれば自分達の身も危ない大技である。
「殺さずに回収する筈だったのだ。だが生け捕りは諦めよう。無駄にある自らの実力を恨めよ」
術が発動すると円陣が黄金色に眩く発光した。
まるで太陽の光の如き眩い光が、全員を包み込んだ。
◇
クーロ城から火柱が立ち上った。その後に発された魔力の波を浴びたジェイク達は飛び起き、城の様子をうかがった。
「これが……一騒動かよ」
明らかに戦争でも起きそうな事態である。
「とりあえず援護に向かおう。ゾーゴルの連中から救ったとあらば、今後の話もしやすいからな」
ジェイクとミゼルを先頭に、戦士達はクーロ城へと向かった。
「おいビンセント、どうしたよ」
ビダが不穏な表情のビンセントに聞く。
昨夜の話をするにも、今はそれどころではない。まずは目の前の問題を解決してからだ。時間はまだまだある。
頭では分かっている。今は悩み時ではないと。しかし、まだ揺らぐ気持ちが治まらない。平静を装えているが、まだもどかしくある。
「……ああ。すまん」
「なにかあったのかよ」
ビダはどうしても気になっていた。
「忘れてくれ。今は」
突如、城から太陽の光の如き眩い発光があった。
ジェイク達のいる所まで広がっては来ないが、確実に何か大きな騒動が起きていると全員が感じた。
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