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五章 数奇な巡り会い
Ⅶ 密談の場で
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二日後、ミゼルは手紙に指示された場所へと一人で向かった。途中、三度背後を気にしながらも。
手紙は二枚あり、一つは所定の場所と時間を記したもの。もう一つは紙一面に複雑な模様を描いている。咄嗟に印術か紋章術だと結び点けた。
指示された場所は、少なからず神性な気が大気に混ざり、魔獣の気配もミジュナも感じられない。
(よくこんな所を)
誰かから聞いたか、偶然見つけたか。とにかく、現地人ではない手紙の差出人を考えるとそれしか思いつかなかった。
「ねぇミゼル、本当にいいの? ちょっと揉めそうじゃない?」
浮遊するラドーリオがこれから起こる事態を想定し、耳元で聞く。それはミゼルも同じである。
「仕方ないさ。上手く誤魔化せたとは思ったのだが、油断も隙もないものだ。分かってもらえるように伝えるしかないさ。それに向こうの情報も欲しいところだ、あいつならかなり重要な所まで知っているだろうからね。この場は修羅場の一つや二つ、我々で協力して止めようではないか」
我々。その一言にラドーリオは表情が曇る。
「え、ボクも?」
「神のご加護を期待するよ。それに女神様も協力してくれるだろうし。おそらくは」
話を終えると、大樹の太い根で足場がしっかりしている段差に模様が描かれた紙を置いた。そして魔力を籠めると、紫色に発光する。
しばらくして紙の上にバッシュが現われた。現われて間もなく、視線を流し、事態を把握した。
「やれやれ、”一人で”と記しているのだが」
「ミゼルてめぇ! そいつと」
突如背後の木陰からジェイクが現われた。
「落ち着け。これは」
説得する前にバッシュから「相変わらずだな」と声がかかり、ジェイクは「ああ?」と喧嘩腰で睨む。
「状況を理解出来ず、己の感情に身を任せ、仲間の声すら耳に入らんなど。教養乏しいガキと同じだというのだよ」
「ちょっと待ったぁぁ!!」
今にも怒り心頭で斬りかかりそうなジェイクとバッシュの間にベルメアが入った。
「邪魔すんなベル!」
「あんたは黙ってなさい! 今この場であいつに敵意をむき出すのは間違ってるわよ! なんでミゼルが一人で来たか考えなさい!」
ここぞとばかりにラドーリオが寄り添う。
「ジェイクに気遣って来たんだよ。それなのに後を付けて、それであいつ見たら怒るのは違うよ」
二柱の行動に感心したレモーラスが現われる。両手を後ろ手にし、姿勢を正して浮遊している。
「守護神達の言うとおりですよ。盗み聞きの挙げ句、バッシュを見て激怒。話の場を悉くぶち壊して己の意見を押し通す。知能が壊滅しているその辺の魔獣ですか、あなた」
「あんたも黙ってなさい!」
煽りを入れるレモーラスへベルメアが怒鳴る。初対面だが”あんた”呼ばわりは必死な証拠である。
話が進まなそうなのでミゼルが間に入った。
「秘密にしていたのはすまんかった。私がここへ来た理由はラオが説明したとおりだ。そして本心として、バッシュに会える機会を失いたくはなかった」
「なんでこんな奴に」
「彼は今、クーロの王城にいる」手紙を揺らして見せ、記されていたと示す。「我々とは違い、俯瞰してリブリオスの情報を得ているだろう。この男が上辺だけの情報で満足はせんからな。もっと深い情報まで入手していると私は呼んでいるよ。今の我々はその情報すら必要だからだ」
歯を食いしばるジェイクは何も言えない。
業魔、標の鍵、ゾーゴル、ルダ。さらにはクーロにおける自分達が知らない情報。それらを得る手がかりになるかもしれないと、少し冷静になった頭で理解した。
「……少しでも敵意むき出せばすぐに斬る」
睨みはバッシュへ向けられている。
「なら黙ってろ。お前が出しゃばると話が大いに逸れる」
鼻を鳴らし、ジェイクは傍の木に腕を組んで凭れた。
「あたしは代わりに参加させてもらうわよ」
ベルメアが許可を取ると、「好きにしろ」とジェイクから返された。
ひとまず想定していた難所を越えたと安堵するミゼルは、仕切り直してバッシュと向かい合う。
「先に言っておくが、そちらも余計な煽りは控えて頂こう」
「するとでも?」「しませんよ」バッシュとレモーラスとは同時に返した。
やや不安が残る中、ミゼルは話を進める。
「先にこちらの腹の内を明かそう。私はお前の知るリブリオスの情報を知りたい」
「それはこちらも同じ。まずはどういう経緯でリブリオスへ入り、今まで起きた事を話して貰えるか」
ミゼルは素直に今までの経緯を話した。
バルブラインでのモムロの説明。
リブリオスへ入国してクーロへ移動。
初めてのオニを倒す前に夢幻洞に飲まれた。
ジェイクと約一日遅れでニルドへ到着。その際のエベックとの再会は黙った。
ヌブル族、カイネの一族、業魔と烙印に似た模様、舞い手の封印が禁術である可能性が高い。
新種のオニ、レンザと融合されたオニ。
ゾーゴルの幹部と思われるルダの存在。
最後に再び夢幻洞へ飲まれてクーロへ来た経緯で締めくくった。
「随分と充実した日々を過ごせて羨ましいですね」
「何処がよ!」ベルメアが反応した。
続いてバッシュが自分の経緯を説明する。
大湖を渡る途中で緑の霧に飲まれ、クーロの大海へ。捕縛され、ヒューガとの勝負で船乗り達は人質扱いとなっている。
後は詳細を省かれているがクーロの城下町と周辺の森を徘徊したと話した。
「そちらもなかなか刺激ある日々を過ごせているではないか。緑の霧に飲まれるなど、なぜそのような奇跡を体験できるのだ?」
「私が知りたいところです」雑談をこの辺で止め、本題へと戻る。「クーロの城内で見せて頂いた資料とは業魔の在り方がやはり違いますねぇ。クーロでは禁術を必要としないでしょう。貴方も仮説の一つや二つは立っているのではないですか?」
「本当に証明のしようがない憶測だがね。おそらく、ニルドではなく、リブリオス全土を一括りに考えれば、本来脅威とされる業魔はニルドの業魔であろう」
驚くベルメアとラドーリオを余所に、バッシュが「同意見ですね」と返す。
「ちょっとぉ! 後出しで合せてんじゃないでしょうね!」
ついついベルメアが反論する。
「本心ですよ。そもそもこの国は三国に分かれている点から妙なのですよ。その原因へ着目しなければ話が進みません」
「どういうことよ」
「その前に話を七国に広げます。それぞれの国には王が一人、バリオットが一つ、封じられている存在が一つ。そうなっています。それらを失ったゼルドリアスは魔力壁に囲まれた国として成ってしまった。では、この国はなぜ三国で成り立っているのだ?」
ベルメアもラドーリオも悩むが目が点の状態で返事も出来ない。代わりにミゼルが答えた。
「封じられている存在とバリオットが三国とは関係の無い所で存在し、機能しているのだろう。三国もそれぞれの王も形としてあれば良い。バリオットの所有云々は関係なくね」
「ちょっと待ってよ」ラドーリオが反論した。「王様はなんでいらないの?」
「バッシュの話だと、王の存在も一国に一人と固定されているが、国を成り立たせるのはバリオットの封印が機能して封じられている存在を抑え込めばそれでいいのだ。後は人間で王を立ち上げ国としてあれば良いだけだ。だがバリオットに指名された王は存在しなければ封印が機能しない」
「王と称する存在として皆が認識しているが、要はバリオットを扱える存在であれば良いだけのこと。話を戻すが、三国は訳あってこの形になったに過ぎない」
頭を押さえながらもベルメアは質問を絞り出す。
「じゃあ何? 業魔は三国になったからそれぞれの国で種類が変わったの?」
「たしかミゼルの話だと、ジュダはミジュナが濃いから業魔が弱いってなってたよね。それでニルドは薄いからって」
ラドーリオの言葉にレモーラスが「主観は業魔ではないですよ」と返す。
二柱の守護神がますます分からないといった表情でバッシュを見る。
「業魔だけを見ればそうなります。しかしミゼルの話にある、ニルドの業魔は脅威性が異常です。ではなぜそこまで強いのか。私の見解ですが、リブリオスにカミツキが出来たことが大元の原因でしょう」
守護神達は驚くも、ミゼルは口元が緩んだ。
手紙は二枚あり、一つは所定の場所と時間を記したもの。もう一つは紙一面に複雑な模様を描いている。咄嗟に印術か紋章術だと結び点けた。
指示された場所は、少なからず神性な気が大気に混ざり、魔獣の気配もミジュナも感じられない。
(よくこんな所を)
誰かから聞いたか、偶然見つけたか。とにかく、現地人ではない手紙の差出人を考えるとそれしか思いつかなかった。
「ねぇミゼル、本当にいいの? ちょっと揉めそうじゃない?」
浮遊するラドーリオがこれから起こる事態を想定し、耳元で聞く。それはミゼルも同じである。
「仕方ないさ。上手く誤魔化せたとは思ったのだが、油断も隙もないものだ。分かってもらえるように伝えるしかないさ。それに向こうの情報も欲しいところだ、あいつならかなり重要な所まで知っているだろうからね。この場は修羅場の一つや二つ、我々で協力して止めようではないか」
我々。その一言にラドーリオは表情が曇る。
「え、ボクも?」
「神のご加護を期待するよ。それに女神様も協力してくれるだろうし。おそらくは」
話を終えると、大樹の太い根で足場がしっかりしている段差に模様が描かれた紙を置いた。そして魔力を籠めると、紫色に発光する。
しばらくして紙の上にバッシュが現われた。現われて間もなく、視線を流し、事態を把握した。
「やれやれ、”一人で”と記しているのだが」
「ミゼルてめぇ! そいつと」
突如背後の木陰からジェイクが現われた。
「落ち着け。これは」
説得する前にバッシュから「相変わらずだな」と声がかかり、ジェイクは「ああ?」と喧嘩腰で睨む。
「状況を理解出来ず、己の感情に身を任せ、仲間の声すら耳に入らんなど。教養乏しいガキと同じだというのだよ」
「ちょっと待ったぁぁ!!」
今にも怒り心頭で斬りかかりそうなジェイクとバッシュの間にベルメアが入った。
「邪魔すんなベル!」
「あんたは黙ってなさい! 今この場であいつに敵意をむき出すのは間違ってるわよ! なんでミゼルが一人で来たか考えなさい!」
ここぞとばかりにラドーリオが寄り添う。
「ジェイクに気遣って来たんだよ。それなのに後を付けて、それであいつ見たら怒るのは違うよ」
二柱の行動に感心したレモーラスが現われる。両手を後ろ手にし、姿勢を正して浮遊している。
「守護神達の言うとおりですよ。盗み聞きの挙げ句、バッシュを見て激怒。話の場を悉くぶち壊して己の意見を押し通す。知能が壊滅しているその辺の魔獣ですか、あなた」
「あんたも黙ってなさい!」
煽りを入れるレモーラスへベルメアが怒鳴る。初対面だが”あんた”呼ばわりは必死な証拠である。
話が進まなそうなのでミゼルが間に入った。
「秘密にしていたのはすまんかった。私がここへ来た理由はラオが説明したとおりだ。そして本心として、バッシュに会える機会を失いたくはなかった」
「なんでこんな奴に」
「彼は今、クーロの王城にいる」手紙を揺らして見せ、記されていたと示す。「我々とは違い、俯瞰してリブリオスの情報を得ているだろう。この男が上辺だけの情報で満足はせんからな。もっと深い情報まで入手していると私は呼んでいるよ。今の我々はその情報すら必要だからだ」
歯を食いしばるジェイクは何も言えない。
業魔、標の鍵、ゾーゴル、ルダ。さらにはクーロにおける自分達が知らない情報。それらを得る手がかりになるかもしれないと、少し冷静になった頭で理解した。
「……少しでも敵意むき出せばすぐに斬る」
睨みはバッシュへ向けられている。
「なら黙ってろ。お前が出しゃばると話が大いに逸れる」
鼻を鳴らし、ジェイクは傍の木に腕を組んで凭れた。
「あたしは代わりに参加させてもらうわよ」
ベルメアが許可を取ると、「好きにしろ」とジェイクから返された。
ひとまず想定していた難所を越えたと安堵するミゼルは、仕切り直してバッシュと向かい合う。
「先に言っておくが、そちらも余計な煽りは控えて頂こう」
「するとでも?」「しませんよ」バッシュとレモーラスとは同時に返した。
やや不安が残る中、ミゼルは話を進める。
「先にこちらの腹の内を明かそう。私はお前の知るリブリオスの情報を知りたい」
「それはこちらも同じ。まずはどういう経緯でリブリオスへ入り、今まで起きた事を話して貰えるか」
ミゼルは素直に今までの経緯を話した。
バルブラインでのモムロの説明。
リブリオスへ入国してクーロへ移動。
初めてのオニを倒す前に夢幻洞に飲まれた。
ジェイクと約一日遅れでニルドへ到着。その際のエベックとの再会は黙った。
ヌブル族、カイネの一族、業魔と烙印に似た模様、舞い手の封印が禁術である可能性が高い。
新種のオニ、レンザと融合されたオニ。
ゾーゴルの幹部と思われるルダの存在。
最後に再び夢幻洞へ飲まれてクーロへ来た経緯で締めくくった。
「随分と充実した日々を過ごせて羨ましいですね」
「何処がよ!」ベルメアが反応した。
続いてバッシュが自分の経緯を説明する。
大湖を渡る途中で緑の霧に飲まれ、クーロの大海へ。捕縛され、ヒューガとの勝負で船乗り達は人質扱いとなっている。
後は詳細を省かれているがクーロの城下町と周辺の森を徘徊したと話した。
「そちらもなかなか刺激ある日々を過ごせているではないか。緑の霧に飲まれるなど、なぜそのような奇跡を体験できるのだ?」
「私が知りたいところです」雑談をこの辺で止め、本題へと戻る。「クーロの城内で見せて頂いた資料とは業魔の在り方がやはり違いますねぇ。クーロでは禁術を必要としないでしょう。貴方も仮説の一つや二つは立っているのではないですか?」
「本当に証明のしようがない憶測だがね。おそらく、ニルドではなく、リブリオス全土を一括りに考えれば、本来脅威とされる業魔はニルドの業魔であろう」
驚くベルメアとラドーリオを余所に、バッシュが「同意見ですね」と返す。
「ちょっとぉ! 後出しで合せてんじゃないでしょうね!」
ついついベルメアが反論する。
「本心ですよ。そもそもこの国は三国に分かれている点から妙なのですよ。その原因へ着目しなければ話が進みません」
「どういうことよ」
「その前に話を七国に広げます。それぞれの国には王が一人、バリオットが一つ、封じられている存在が一つ。そうなっています。それらを失ったゼルドリアスは魔力壁に囲まれた国として成ってしまった。では、この国はなぜ三国で成り立っているのだ?」
ベルメアもラドーリオも悩むが目が点の状態で返事も出来ない。代わりにミゼルが答えた。
「封じられている存在とバリオットが三国とは関係の無い所で存在し、機能しているのだろう。三国もそれぞれの王も形としてあれば良い。バリオットの所有云々は関係なくね」
「ちょっと待ってよ」ラドーリオが反論した。「王様はなんでいらないの?」
「バッシュの話だと、王の存在も一国に一人と固定されているが、国を成り立たせるのはバリオットの封印が機能して封じられている存在を抑え込めばそれでいいのだ。後は人間で王を立ち上げ国としてあれば良いだけだ。だがバリオットに指名された王は存在しなければ封印が機能しない」
「王と称する存在として皆が認識しているが、要はバリオットを扱える存在であれば良いだけのこと。話を戻すが、三国は訳あってこの形になったに過ぎない」
頭を押さえながらもベルメアは質問を絞り出す。
「じゃあ何? 業魔は三国になったからそれぞれの国で種類が変わったの?」
「たしかミゼルの話だと、ジュダはミジュナが濃いから業魔が弱いってなってたよね。それでニルドは薄いからって」
ラドーリオの言葉にレモーラスが「主観は業魔ではないですよ」と返す。
二柱の守護神がますます分からないといった表情でバッシュを見る。
「業魔だけを見ればそうなります。しかしミゼルの話にある、ニルドの業魔は脅威性が異常です。ではなぜそこまで強いのか。私の見解ですが、リブリオスにカミツキが出来たことが大元の原因でしょう」
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