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五章 反動と侵蝕
Ⅰ クーラスポラの塔
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料理対決の二日後、境界の三国の一国・バースルより使者が訪れた。フーゼリアとディロである。
昔から境界の三国と伝手があるアードラは、魔力壁解消後に報せを送っていた。そしてこの度、バルブラインを完全に解放する為の大がかりな動きに出たのであった。
アードラの働きは、今までのバルブラインではない新しい国としてあろうとする活動でもあった。すでにミルシェビスとは以前のような関係ではなくなり、少しずつだが結びつきを強めつつあった。
フーゼリアとディロを会議室へ案内する担当はノーマであった。
「……あ、あの」
ディロが恐る恐る訊くと、ノーマは無駄な力がない普段の様子で返す。
「ん?」
「こ、ここにガーディアンの人が居るって」
「ディロ」声を潜めてフーゼリアは止めに入る。
気にせずノーマは答えた。
「ああ。二人いるけど二人とも用事で出てるよ。知り合い?」
緊張感がまるで無いノーマの雰囲気に、ディロは余計な緊張が抜けた。
「オ、オイラもガーディアンの仲間がいるんです」
興奮したディロは何を言っても聞かない。フーゼリアは止めるのを諦めた。
「バルブラインのガーディアンは、どんな人ですか?」
「一人は鈍感騎士。もう一人は変人の天才」
どう反応して良いか分からない返答に二人は戸惑った。
「それより、二人とも変わった魔力してんだね」
ノーマの細められた目が向けられる。初めから瞼の半分が閉じたような目だったので、少し細くなってもそれほど気にならない。
「君は硬い感じ。けど柔軟で、弾力がある感じかな」
余計な魔力を発していないか、ディロは確認した。
「んで、あんたは……、鋭くてしなやか、けど刺々しい……か? 無数の刃を布で隠した感じだけど、なかなか出せない状態」
血の縛りの性質を見抜かれた気がしてならなかった。
「あの、どうしてそのように?」
「仕事柄、とりあえず”動いてるもん”の魔力は見る癖ついただけ」
”人間”と言わず”動いてるもん”と言われると、その辺の野獣や魔獣、虫なども見るのかと二人は思った。
案内された場所は会議室。
二人が並んで席に座りしばらく待っていると、アードラと付き人の騎士の男性が一人入室してきた。
それぞれ簡単な挨拶を済ませ、アードラは本題に入る。
現在、バルブラインではあちこちでゾグマ溜まりや魔力の異常変動が起き、小規模な魔力壁まで現われる始末であった。ビンセント、ジェイク、エベックは諸々の異変を解消しに向かい、ミゼルは別件でデグミッドへ向かっている。
「では、我々は何をすれば」
「しばらくはこの町の護衛に徹して頂きたいが、すぐに別件で動いてもらうかもしれん。それほどまでにバルブラインは狂ってるからな」
「なにかそうなる原因とかがあるんですか?」
ディロの質問にアードラは答えて良いかと迷うも、ノーマが「ああ」と口を開いた。
「ノーマ君」
「これ位は構いませんよ。確証は乏しく、日々在り方が変わるのでしたら、もうすでにこの形も変わってるかもしれません」
それは、禁術は四つの話を下に影響を及ぼすというものである。
『クーラスポラの戦士』『ゼヴァの五旗』『グメスの魔女』『死獣デルバ』。
グメスの魔女の経緯と顛末、ゼヴァの五旗の全容を説明し終えた。
「クーラスポラって、星見の塔、ですか?」
ディロの質問にフーゼリアは驚いた。
「知ってるのか?」
「全然。けど何かでクーラスポラって言葉が、星を眺めるから建った塔って事ぐらい」
反応は薄めだが感心したノーマは、名前の由来から説明を始めた。
遙か昔、ドルポラという地域がバルブラインにはあった。この地域はもともと気流が乱れていてどの術師にも流れを読むことは不可能なほどである。
生活に困難なドルポラには昔から住む民族達がいた。彼らがドルポラで生きていけたのは崇拝する神・クーリュの加護があったからとされていた。
ある年、大嵐が頻発し、地形が変わる程の災害が発生し、クーリュを崇拝する民族達も多く被災した。しかし被災地全体を見るとその民族がいる場所は被害が弱かった。
彼らはクーリュ様の加護の賜物と思い、巨大な塔を建てた。
その塔には頂上から天に向かって祈りを捧げる儀式と、遠方と天気や星を見る展望の用途があった。
塔を建て終えてしばらくすると、気流が安定しだした。
これはまさしくクーリュ様のお力だと、崇拝する民族達はさらに信仰を強め、塔の名をクーリュ様がドルポラに救った塔として、クーラスポラの塔となった。
尚、童話では災害で苦しんでいる人々の前に神・クーリュが現われて救い、災害の下をクーリュの加護を与えられた戦士達によって根絶する内容となっている。
これがクーラスポラの戦士であった。
「と、こんな所だけど、実際にドルポラには神性の力がやたらと強いのは事実でね。この童話も事実を下に作られたって噂もあるんだ」
フーゼリアとディロは感心した。
アードラは話を戻した。
「しかし現状ではバルブライン各地の神性な力は薄れつつある」
「それって、禁術と関係してるんですか?」ディロが訊いた。
「まだ確証は無い。だが無関係でもないだろう。ただ、神性な力はただ薄れて消えるだけならまだいい」
匂わせる発言の続きをノーマに目線を向けて任せた。
「強い力ってのは、良くも悪くも転ぶ危険を孕んでんのさ」
フーゼリアは手を上げて意見する。
「つまり、ドルポラの力はバルブラインの脅威になる危険があると?」
「ああ。ゾグマや悪性の強い力を転じさせるのはかなり困難なのに、神性な力とかはコロリと悪性に変わりやすい。タチが悪いこと悪性三昧な国になるつつあるのさ。それに、調べようにも遠いからすぐには行けないときたから勘弁してほしい。とりあえず調査に行ってもらってるから報告待ちなんだけどな」
ディロは来る時に遭遇したパルドを思い出す。
「ここへ来る前、変な形した操り人形みたいな」”魔獣”と言うか迷う。「……魔獣? に襲われました。あれも、クーラスポラの塔と関係が?」
答えはアードラがした。
「あれは禁術発動時から現われた化け物だ。バルブライン全体を覆っていた魔力壁が消えて以降、勢力が不思議と衰え、全盛期より素早くはなくなった。けど油断は出来ん、強く頑丈であることに変わりはないからな。もし護衛時に大群で襲われれば、優先順位をそちらで決めて行動してほしい」
話が終わるとノーマが補足した。
「何かあったら空に向かって魔力放てば誰か気づくから試すといいよ」
重要な救援要請を、ついでの注文のように言われると、本当に危機なのか疑わしく思った。
会議が終わると、アードラは護衛の騎士と部屋に残った。
「あの二人は大丈夫でしょうか?」
「ノーマ君があそこまで信用して話したんだ。大丈夫な証拠だろ。それより問題はミゼルだ」
デグミッドへはジェイクもミゼルからの誘いはあったが、嫌悪感むき出しで同行を拒まれた。
「あやつは探究心が擽られると、本気で重要な案件と向き合えているか不明で疑わしい部分が目立つ。とりわけ王城に近い場所だ」
「ですが、魔力の災いと向き合う姿勢は慎重で丁寧です。信用する者が多いのも事実ですが」
まっとうな意見を告げられる。それはアードラも分かっているが、気持ちはまだ不安が残る。
溜息を漏らし、別件の話を進めた。
昔から境界の三国と伝手があるアードラは、魔力壁解消後に報せを送っていた。そしてこの度、バルブラインを完全に解放する為の大がかりな動きに出たのであった。
アードラの働きは、今までのバルブラインではない新しい国としてあろうとする活動でもあった。すでにミルシェビスとは以前のような関係ではなくなり、少しずつだが結びつきを強めつつあった。
フーゼリアとディロを会議室へ案内する担当はノーマであった。
「……あ、あの」
ディロが恐る恐る訊くと、ノーマは無駄な力がない普段の様子で返す。
「ん?」
「こ、ここにガーディアンの人が居るって」
「ディロ」声を潜めてフーゼリアは止めに入る。
気にせずノーマは答えた。
「ああ。二人いるけど二人とも用事で出てるよ。知り合い?」
緊張感がまるで無いノーマの雰囲気に、ディロは余計な緊張が抜けた。
「オ、オイラもガーディアンの仲間がいるんです」
興奮したディロは何を言っても聞かない。フーゼリアは止めるのを諦めた。
「バルブラインのガーディアンは、どんな人ですか?」
「一人は鈍感騎士。もう一人は変人の天才」
どう反応して良いか分からない返答に二人は戸惑った。
「それより、二人とも変わった魔力してんだね」
ノーマの細められた目が向けられる。初めから瞼の半分が閉じたような目だったので、少し細くなってもそれほど気にならない。
「君は硬い感じ。けど柔軟で、弾力がある感じかな」
余計な魔力を発していないか、ディロは確認した。
「んで、あんたは……、鋭くてしなやか、けど刺々しい……か? 無数の刃を布で隠した感じだけど、なかなか出せない状態」
血の縛りの性質を見抜かれた気がしてならなかった。
「あの、どうしてそのように?」
「仕事柄、とりあえず”動いてるもん”の魔力は見る癖ついただけ」
”人間”と言わず”動いてるもん”と言われると、その辺の野獣や魔獣、虫なども見るのかと二人は思った。
案内された場所は会議室。
二人が並んで席に座りしばらく待っていると、アードラと付き人の騎士の男性が一人入室してきた。
それぞれ簡単な挨拶を済ませ、アードラは本題に入る。
現在、バルブラインではあちこちでゾグマ溜まりや魔力の異常変動が起き、小規模な魔力壁まで現われる始末であった。ビンセント、ジェイク、エベックは諸々の異変を解消しに向かい、ミゼルは別件でデグミッドへ向かっている。
「では、我々は何をすれば」
「しばらくはこの町の護衛に徹して頂きたいが、すぐに別件で動いてもらうかもしれん。それほどまでにバルブラインは狂ってるからな」
「なにかそうなる原因とかがあるんですか?」
ディロの質問にアードラは答えて良いかと迷うも、ノーマが「ああ」と口を開いた。
「ノーマ君」
「これ位は構いませんよ。確証は乏しく、日々在り方が変わるのでしたら、もうすでにこの形も変わってるかもしれません」
それは、禁術は四つの話を下に影響を及ぼすというものである。
『クーラスポラの戦士』『ゼヴァの五旗』『グメスの魔女』『死獣デルバ』。
グメスの魔女の経緯と顛末、ゼヴァの五旗の全容を説明し終えた。
「クーラスポラって、星見の塔、ですか?」
ディロの質問にフーゼリアは驚いた。
「知ってるのか?」
「全然。けど何かでクーラスポラって言葉が、星を眺めるから建った塔って事ぐらい」
反応は薄めだが感心したノーマは、名前の由来から説明を始めた。
遙か昔、ドルポラという地域がバルブラインにはあった。この地域はもともと気流が乱れていてどの術師にも流れを読むことは不可能なほどである。
生活に困難なドルポラには昔から住む民族達がいた。彼らがドルポラで生きていけたのは崇拝する神・クーリュの加護があったからとされていた。
ある年、大嵐が頻発し、地形が変わる程の災害が発生し、クーリュを崇拝する民族達も多く被災した。しかし被災地全体を見るとその民族がいる場所は被害が弱かった。
彼らはクーリュ様の加護の賜物と思い、巨大な塔を建てた。
その塔には頂上から天に向かって祈りを捧げる儀式と、遠方と天気や星を見る展望の用途があった。
塔を建て終えてしばらくすると、気流が安定しだした。
これはまさしくクーリュ様のお力だと、崇拝する民族達はさらに信仰を強め、塔の名をクーリュ様がドルポラに救った塔として、クーラスポラの塔となった。
尚、童話では災害で苦しんでいる人々の前に神・クーリュが現われて救い、災害の下をクーリュの加護を与えられた戦士達によって根絶する内容となっている。
これがクーラスポラの戦士であった。
「と、こんな所だけど、実際にドルポラには神性の力がやたらと強いのは事実でね。この童話も事実を下に作られたって噂もあるんだ」
フーゼリアとディロは感心した。
アードラは話を戻した。
「しかし現状ではバルブライン各地の神性な力は薄れつつある」
「それって、禁術と関係してるんですか?」ディロが訊いた。
「まだ確証は無い。だが無関係でもないだろう。ただ、神性な力はただ薄れて消えるだけならまだいい」
匂わせる発言の続きをノーマに目線を向けて任せた。
「強い力ってのは、良くも悪くも転ぶ危険を孕んでんのさ」
フーゼリアは手を上げて意見する。
「つまり、ドルポラの力はバルブラインの脅威になる危険があると?」
「ああ。ゾグマや悪性の強い力を転じさせるのはかなり困難なのに、神性な力とかはコロリと悪性に変わりやすい。タチが悪いこと悪性三昧な国になるつつあるのさ。それに、調べようにも遠いからすぐには行けないときたから勘弁してほしい。とりあえず調査に行ってもらってるから報告待ちなんだけどな」
ディロは来る時に遭遇したパルドを思い出す。
「ここへ来る前、変な形した操り人形みたいな」”魔獣”と言うか迷う。「……魔獣? に襲われました。あれも、クーラスポラの塔と関係が?」
答えはアードラがした。
「あれは禁術発動時から現われた化け物だ。バルブライン全体を覆っていた魔力壁が消えて以降、勢力が不思議と衰え、全盛期より素早くはなくなった。けど油断は出来ん、強く頑丈であることに変わりはないからな。もし護衛時に大群で襲われれば、優先順位をそちらで決めて行動してほしい」
話が終わるとノーマが補足した。
「何かあったら空に向かって魔力放てば誰か気づくから試すといいよ」
重要な救援要請を、ついでの注文のように言われると、本当に危機なのか疑わしく思った。
会議が終わると、アードラは護衛の騎士と部屋に残った。
「あの二人は大丈夫でしょうか?」
「ノーマ君があそこまで信用して話したんだ。大丈夫な証拠だろ。それより問題はミゼルだ」
デグミッドへはジェイクもミゼルからの誘いはあったが、嫌悪感むき出しで同行を拒まれた。
「あやつは探究心が擽られると、本気で重要な案件と向き合えているか不明で疑わしい部分が目立つ。とりわけ王城に近い場所だ」
「ですが、魔力の災いと向き合う姿勢は慎重で丁寧です。信用する者が多いのも事実ですが」
まっとうな意見を告げられる。それはアードラも分かっているが、気持ちはまだ不安が残る。
溜息を漏らし、別件の話を進めた。
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