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二章 魔女の巣くう塔
Ⅵ 怪しい転生者
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二人が馬を走らせて林の中を進んでいくと、焚火に当たりながら妙な魔力を流していると思われる人物を遠景で見つけた。
少し離れた所で馬を止め、歩いて近づく。
「ジェイクさん。多分……あの人」
「ああ……。いくぞ」
焚火に当たっていた男は足音のする方を向いた。
「おやおや……これは、なんとも」
男は二人を眺めて呟く。その呟きはジェイクとトウマに聞こえていない。
「夜分遅くにすまねぇな」
いつ何が起きても良いように警戒するが、剣の柄に手はかけない。
傍らに男のものであろう馬が、手綱を木に括りつけて置いてある。”いざという時は馬を殺して男の逃亡を阻害する”と、ジェイクは密かに計画した。
「あんた、ここがどういう場所か知ってるのか?」
「ああ。ベルゲバの塔の近くだろ」
平然と返される。さらに怯えた雰囲気も恐れる様子もない。
トウマが続いて訊く。
「危ないですよ。魔女や配下が攻めてくるかもしれない」
「知ってるさ。けど現状、それ程心配はない」
男の謎めいた余裕に、二柱の神が気になり姿を現した。
(ビィ、この人から何か感じる?)
トウマと同じ質問をジェイクもベルメアへかけた。
「何かと言われても……何も」
(何も、ってなんだよ)
今度はベルメアが答える。二人は繋がりを結んだことで念話が連携でき、一同に念話出来る状態となった。しかしこれは守護神の判断次第で遮断する事も出来る。
「普通ではないわね。悪辣な環境下における常人特有の気の淀みがない。とても綺麗に均一された流れ。それに、人間の気のようでそうでない感じよ」
(つまりどういう事だ)
「つまり……」
二人と二柱の会話の最中、男が仄かに笑みを浮かべて口を挟んだ。
「話しかけた相手を放置して、守護神達と雑談というのは些か失礼ではないか?」
一同は驚きのあまり身構えた。
「おいおい、それ程警戒しないでくれるか? 私は悪人ではないのだから」
「お前何者だ? どうしてベル達が見える」
男は余裕の表情を崩さず、徐に立ち上がった。
「ほう、その女神様はベルと言うのか。何者と言われても、傍の神が見える人間と言えば、説明の必要はないだろ?」
“転生者”
一同、共通の答えが浮かんだ。
「どうあれ、それぞれ名前を知らないままだと話はしにくいだろ? まずは自己紹介といこうか。私はミゼル=ウォード」
斜め上に少年風の守護神が現れた。
「そして私を守護する神。ラドーリオだ。私は言いやすく“ラオ”と呼ばせてもらってる」
一同は自己紹介を口頭で済ませ、ジェイクとトウマはミゼルと握手する。
「それで、あんたはどうしてこんな所で? まさか当て所ない旅の最中、野宿……ってわけでもなさそうだが?」
「ははは。このような気が滅入りそうな場所でそんな事をする奴は正気じゃないさ。私は君らのような存在を待っていたのだよ」
あからさまな嘘くさい返答。当然ジェイク達は不信感を募らせた。
「この状況で揶揄うたぁいい度胸だ。そもそも、どうして触れてもねぇあんたが俺達の守護神を見れたのかが気になる」
「おっと、それを教える前にこちらの質問にも答えてもらおうか?」
トウマは反射的に「何を?」と返した。
「君達の特定加護を聞かせてほしい。そうすれば私が君達を待っていた理由、ベルゲバの塔に関する情報、目的を教えようではないか」
ジェイク達は思念で話した。
(どう見ても怪しいぞ。どうする?)
(どうもこうも、ビィ達は情報が無さすぎるから情報開示が妥当じゃない?)
(けど罠とも考えられますよ。サラが魔女に操られてる例もあります。何でもない風を装ってるとも)
(けどさっき、トウマが感じたこいつの魔力は魔女の放つものとは別物だったんでしょ? だったら)
それぞれ疑心暗鬼を生じていた。
色んな憶測と迷いが生じる中、ジェイクはミゼルに訊いた。
「俺らが嘘を吐かない保証はないぜ」
「ここは勇ましく、「君達を信じる」とでも言ってやり過ごしたいが……。性分ではないからなぁ。タネ明かしをするなら、私は転生者同士での嘘を見破れる」
「はぁ?! んな都合のいい力あんのか?」
「無論、嘘を見破るのが特定加護ではないがね。試してみるといい」
「じゃあ……」
ジェイクとトウマは目を合わせ、次々に思いつく加護を言い合った。
力向上、体力強化、千里眼、超回復、魔力の防衛、神通力、神隠し、縁結び、術の連続使用、底なし体力、魔獣除け、野獣除け。
あまりに多い思い付きの数々が可笑しくなり、ミゼルは笑った。
「ははは、素晴らしい。よくそこまで色々と思いつけるものだ。まあ、その辺にしておいて……」
ベルメアを指差した。
「縁結び」
次にビィトラを指差した。
「魔力の防衛。どうだい? 当たったかな」
見事な的中。二人は表情で正解と示した。
「縁結びと自己防衛。なかなかいい加護じゃないか。では、私も手の内を明かすとしよう約束だからね。私の特定加護は“共鳴”だよ」
といわれても、名称からどういったものか想像つかない。
「何が起こんだ? 何も鳴ってねぇぞ」
「なにも名称通り”鳴り響く”というものではない。それに共鳴というがその実、『同調』という表現が近いかもしれんな。要するに、自ら発する気の波長を感じ合い、寄せ付け合わせるようなものだと思っていただければ分かりやすいかと」
トウマが訊いた。
「じゃあ、ミゼルさんの気に僕たちが寄せ付けられたというのですか?」
「正確にはラオとそちらの二柱の守護神達だ。我々は面識が無いから同調が難しい。運のいい事に、縁結びの加護を備えた女神様が居て助かったよ。君達が悪人かどうかを見定める事は出来ないからね」
説明を聞いても、守護神が見えた理由が分からない。
「なんでベル達が見えたんだ?」
「タネ明かしをするなら見えておらんよ」
ジェイク達は「はぁ!?」と声が揃った。
「共鳴で反応を知り、君たちの反応と魔力の具合から推理しただけさ。自己紹介で握手してようやく姿形をね」
すかさずビィトラが反応した。
「この人、絶対警戒対象だよ」
「ははは。神様に言われてしまってはお手上げだ」
背後にしがみつくラドーリオが言い返す。
「こんなことしてていいの?」
「それもそうだ」返してジェイク達を見た。「本題に戻ろう。ベルゲバの塔の魔女退治を手伝ってほしい」
「いいのかよ。俺らが強いか弱いか分からんだろ」
「そこまで贅沢は言わないさ。少なくとも魔女とやり合いに向かおうというのなら、それなりに強いとは伺えるが」
それもそうだ。と、ジェイクは納得した。
「さて、私がこうやって協力者を待っていたのは他でもない。魔女退治とサラという転生者を救いたいのだよ」
一同に驚きを与えた。
◇◇◇◇◇
不自然なまでに円形を築いた広大な荒野の中心に、円筒形の巨大な塔がある。
ベルゲバの塔と呼ばれるそれは、元々この地域にあった小国に伝わる神話に登場する、邪心を持つ者の魂を喰らう魔獣の名から用いらている。
塔の屋上から、ミライザはジェイク達の気を感じ取り、彼らがいる方を眺めた。
『そうやって見ていても何も出来んであろう』
何処からともなく”声”だけがミライザへ届く。
「はい。ですが動向を確認するだけでも有意義ではあります」
『この荒野において、我々は優勢でしかない。其方の魔力も段違いに向上するであろう。次こそ失敗は出来んぞ』
「承知しております」
ミライザが了承すると、”声”と気配が消えた。
(あの紋章技……次こそは必ず手中に収める。そして、その足で魔女を)
ミライザは、手筈を幾つも想像し、最善の手を考察し続けた。
少し離れた所で馬を止め、歩いて近づく。
「ジェイクさん。多分……あの人」
「ああ……。いくぞ」
焚火に当たっていた男は足音のする方を向いた。
「おやおや……これは、なんとも」
男は二人を眺めて呟く。その呟きはジェイクとトウマに聞こえていない。
「夜分遅くにすまねぇな」
いつ何が起きても良いように警戒するが、剣の柄に手はかけない。
傍らに男のものであろう馬が、手綱を木に括りつけて置いてある。”いざという時は馬を殺して男の逃亡を阻害する”と、ジェイクは密かに計画した。
「あんた、ここがどういう場所か知ってるのか?」
「ああ。ベルゲバの塔の近くだろ」
平然と返される。さらに怯えた雰囲気も恐れる様子もない。
トウマが続いて訊く。
「危ないですよ。魔女や配下が攻めてくるかもしれない」
「知ってるさ。けど現状、それ程心配はない」
男の謎めいた余裕に、二柱の神が気になり姿を現した。
(ビィ、この人から何か感じる?)
トウマと同じ質問をジェイクもベルメアへかけた。
「何かと言われても……何も」
(何も、ってなんだよ)
今度はベルメアが答える。二人は繋がりを結んだことで念話が連携でき、一同に念話出来る状態となった。しかしこれは守護神の判断次第で遮断する事も出来る。
「普通ではないわね。悪辣な環境下における常人特有の気の淀みがない。とても綺麗に均一された流れ。それに、人間の気のようでそうでない感じよ」
(つまりどういう事だ)
「つまり……」
二人と二柱の会話の最中、男が仄かに笑みを浮かべて口を挟んだ。
「話しかけた相手を放置して、守護神達と雑談というのは些か失礼ではないか?」
一同は驚きのあまり身構えた。
「おいおい、それ程警戒しないでくれるか? 私は悪人ではないのだから」
「お前何者だ? どうしてベル達が見える」
男は余裕の表情を崩さず、徐に立ち上がった。
「ほう、その女神様はベルと言うのか。何者と言われても、傍の神が見える人間と言えば、説明の必要はないだろ?」
“転生者”
一同、共通の答えが浮かんだ。
「どうあれ、それぞれ名前を知らないままだと話はしにくいだろ? まずは自己紹介といこうか。私はミゼル=ウォード」
斜め上に少年風の守護神が現れた。
「そして私を守護する神。ラドーリオだ。私は言いやすく“ラオ”と呼ばせてもらってる」
一同は自己紹介を口頭で済ませ、ジェイクとトウマはミゼルと握手する。
「それで、あんたはどうしてこんな所で? まさか当て所ない旅の最中、野宿……ってわけでもなさそうだが?」
「ははは。このような気が滅入りそうな場所でそんな事をする奴は正気じゃないさ。私は君らのような存在を待っていたのだよ」
あからさまな嘘くさい返答。当然ジェイク達は不信感を募らせた。
「この状況で揶揄うたぁいい度胸だ。そもそも、どうして触れてもねぇあんたが俺達の守護神を見れたのかが気になる」
「おっと、それを教える前にこちらの質問にも答えてもらおうか?」
トウマは反射的に「何を?」と返した。
「君達の特定加護を聞かせてほしい。そうすれば私が君達を待っていた理由、ベルゲバの塔に関する情報、目的を教えようではないか」
ジェイク達は思念で話した。
(どう見ても怪しいぞ。どうする?)
(どうもこうも、ビィ達は情報が無さすぎるから情報開示が妥当じゃない?)
(けど罠とも考えられますよ。サラが魔女に操られてる例もあります。何でもない風を装ってるとも)
(けどさっき、トウマが感じたこいつの魔力は魔女の放つものとは別物だったんでしょ? だったら)
それぞれ疑心暗鬼を生じていた。
色んな憶測と迷いが生じる中、ジェイクはミゼルに訊いた。
「俺らが嘘を吐かない保証はないぜ」
「ここは勇ましく、「君達を信じる」とでも言ってやり過ごしたいが……。性分ではないからなぁ。タネ明かしをするなら、私は転生者同士での嘘を見破れる」
「はぁ?! んな都合のいい力あんのか?」
「無論、嘘を見破るのが特定加護ではないがね。試してみるといい」
「じゃあ……」
ジェイクとトウマは目を合わせ、次々に思いつく加護を言い合った。
力向上、体力強化、千里眼、超回復、魔力の防衛、神通力、神隠し、縁結び、術の連続使用、底なし体力、魔獣除け、野獣除け。
あまりに多い思い付きの数々が可笑しくなり、ミゼルは笑った。
「ははは、素晴らしい。よくそこまで色々と思いつけるものだ。まあ、その辺にしておいて……」
ベルメアを指差した。
「縁結び」
次にビィトラを指差した。
「魔力の防衛。どうだい? 当たったかな」
見事な的中。二人は表情で正解と示した。
「縁結びと自己防衛。なかなかいい加護じゃないか。では、私も手の内を明かすとしよう約束だからね。私の特定加護は“共鳴”だよ」
といわれても、名称からどういったものか想像つかない。
「何が起こんだ? 何も鳴ってねぇぞ」
「なにも名称通り”鳴り響く”というものではない。それに共鳴というがその実、『同調』という表現が近いかもしれんな。要するに、自ら発する気の波長を感じ合い、寄せ付け合わせるようなものだと思っていただければ分かりやすいかと」
トウマが訊いた。
「じゃあ、ミゼルさんの気に僕たちが寄せ付けられたというのですか?」
「正確にはラオとそちらの二柱の守護神達だ。我々は面識が無いから同調が難しい。運のいい事に、縁結びの加護を備えた女神様が居て助かったよ。君達が悪人かどうかを見定める事は出来ないからね」
説明を聞いても、守護神が見えた理由が分からない。
「なんでベル達が見えたんだ?」
「タネ明かしをするなら見えておらんよ」
ジェイク達は「はぁ!?」と声が揃った。
「共鳴で反応を知り、君たちの反応と魔力の具合から推理しただけさ。自己紹介で握手してようやく姿形をね」
すかさずビィトラが反応した。
「この人、絶対警戒対象だよ」
「ははは。神様に言われてしまってはお手上げだ」
背後にしがみつくラドーリオが言い返す。
「こんなことしてていいの?」
「それもそうだ」返してジェイク達を見た。「本題に戻ろう。ベルゲバの塔の魔女退治を手伝ってほしい」
「いいのかよ。俺らが強いか弱いか分からんだろ」
「そこまで贅沢は言わないさ。少なくとも魔女とやり合いに向かおうというのなら、それなりに強いとは伺えるが」
それもそうだ。と、ジェイクは納得した。
「さて、私がこうやって協力者を待っていたのは他でもない。魔女退治とサラという転生者を救いたいのだよ」
一同に驚きを与えた。
◇◇◇◇◇
不自然なまでに円形を築いた広大な荒野の中心に、円筒形の巨大な塔がある。
ベルゲバの塔と呼ばれるそれは、元々この地域にあった小国に伝わる神話に登場する、邪心を持つ者の魂を喰らう魔獣の名から用いらている。
塔の屋上から、ミライザはジェイク達の気を感じ取り、彼らがいる方を眺めた。
『そうやって見ていても何も出来んであろう』
何処からともなく”声”だけがミライザへ届く。
「はい。ですが動向を確認するだけでも有意義ではあります」
『この荒野において、我々は優勢でしかない。其方の魔力も段違いに向上するであろう。次こそ失敗は出来んぞ』
「承知しております」
ミライザが了承すると、”声”と気配が消えた。
(あの紋章技……次こそは必ず手中に収める。そして、その足で魔女を)
ミライザは、手筈を幾つも想像し、最善の手を考察し続けた。
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