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二章 魔女の巣くう塔
Ⅴ 転生者の適正
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翌朝、ジェイクとベルメア、トウマとビィトラは、ベルゲバの塔に潜む魔女攻略の準備にとりかかった。
トウマはビィトラの指示に従い、ミライザとサラが使用した白い石を調べ、特定の石を見つけると布袋へ入れた。
「ビィ、本当にこれで大丈夫なのか?」
「無駄口叩かずに頑張って集めてよぉ。魔力を手に込めるの忘れないでぇ」
ビィトラの作戦には”条件を満たした石”が必須である。しかし、作戦内容を知るトウマは本日中に集まる石の量を予測して、作戦が成功するか不安であった。
「……こんな博打みたいな事するより、何か役立ちそうな術書を店で買って読んだ方が……――わぁ!!」
いきなり目の前に、仰向けで浮遊するビィトラの顔が現れて驚いた。
「それ、博打どころか無謀だよ。相手の力量や手札が不明だし、敵陣で戦うんだよ。罠だったら何人潜んでいるか分からないし、誰がどう見ても悪条件でしかないのに、術を覚えて勝とうと思うなんて都合が良すぎる話しじゃん。本当だったら挑むなんてしないんだよ」
いつも通りの表情だが威圧を感じてしまいトウマは緊張した。
「ご、ごめんって。そんなに怒んないでよ」
「ビィは怒ってないし。ちょっと真剣に忠告しただけだよぉ」
いつも通り呑気に浮遊しだすと、トウマは溜息を漏らして白い石の採取を続けた。
町を出て海へ訪れたジェイクは、防具を脱ぎ捨て、剣を海に向けて構えた。
雲一つない快晴の空。
潮風と心地よい小波の音。
何も無ければ気持ちの良い浜辺だが、ジェイクとベルメアの真剣な空気はそんな雰囲気を味わう気分にさせなかった。
剣に烙印の力が込められると、ジェイクは力の維持に集中した。
ジッと力の籠る剣を見つめていると、次第に呼吸が増え、やがて激しく乱れる。やがて膝から崩れて立つことすらままならなくなった。
ジェイクが疲弊して倒れると、烙印は消えて腕に戻った。
「八十二秒。これがレベルに関係してるかどうかは分からないけど、限界まで出し続けてその有り様なら、烙印を出現させて一分ぐらいが限界って考えたほうが良いわね。戦闘中は動き続けてるわけだし」
ジェイクの息切れは激しいが、およそ十秒程で呼吸が整った。
(回復が早い。烙印の出現で使うのは体力じゃなくて魔力なの?)
魔力が枯渇して烙印が消えたなら、今のジェイクに内蔵されている魔力は空っぽだ。ベルメアがジェイクの内蔵されている魔力を視ると魔力はあまり減っていない。
(何を消費している? 守護神にも分からない何か……神力? いや、それなら嫌でも見えるわよ)
謎だけが残る。
「つーかよぉ、烙印を剣に宿し続けねぇで、その時その時で、バシィ! って使えばいいんじゃねぇのか? それか身体に宿し続けるとか。そうすりゃ自然と剣にも力の余韻とか流れてちょっと斬撃が強くなるだろ」
ミライザとの戦闘時、全身に力を纏わせた際に剣へも力が籠る、一瞬の感覚が思い出される。
「それで済むならいいんだけど。それがままならない状況とか平気で起きる筈よ。情報から推測するに『魔女』って存在は、転生者でいう所の”神力集め”に相応する存在よ。守護神が見たら神力の有無が見えてどれ程危険か分かるんだけどねぇ。それはさておき、瞬間的に使って疲弊を抑えるってのも手だけど、真剣勝負中は連発する瞬間使用の負荷が分からない。それに器用にやり熟せるかも不明よ」
「やってみなけりゃ分からんだろ」
「別にあんたを侮辱してる訳じゃないわよ。レベルと持久力から判断しての見解。仮に出来たとしても剣に力が完全に宿るのに時間がかかりすぎてしまう」
現在、烙印を剣に宿す時間は二秒かかる。
「身体に纏わせてって話もだけど、条件が色々と厳しいわ」
現在、身体に力を纏わせることが出来ない。今所持している烙印は、来る途中に遭遇した雑魚魔獣のものである。
どうやら烙印も質があるとされる。
「烙印の質が良くても実験出来ないから情報は乏しいけど、質の良さで用途が変わるような技なら、剣に宿すよりもおそらく困難な筈。そう考えればあまり長くできないと想定した方が賢明よ。剣に至っては宿すのに二秒。力抜いてまた二秒の時間を消費して使うなんて、激戦中でこの数秒は命取りになるでしょ。騎士やってたあんたなら分かるわよね」
生前、そういった力を使用していなかった為に実感は湧かないが、鍛錬の質が真剣勝負の場において重要だというのは理解している。
「まあ、烙印については最初の時より色々分かったから、今ある手札をどう活用するかで策を練りましょ。間違っても戦闘開始から無茶な大技の特攻なんてしないように」
いかにも疑っていると言わんばかりの視線を向けている。
「んだよその眼。すると思うか?」
ベルメアの表情が驚きのものと変わった。
「しねぇよ! 俺だって学習するわ!」
休憩が終わると、ベルメアの指示に従いジェイクは再び剣を構えた。
「一応、もう少し色々と知りたいから、あと何回か烙印を剣に込める練習よ」
「俺も感覚掴むのにいい練習だけどよぉ、烙印に関する事はレベルが上がんねぇんじゃねぇのか?」
「分かってる。何も掴めないかもしれないけど、何か掴めるかもしれない。そんな情けない事しか言えないのは癪だけど、やらないに越したことはないわ」
レベルが上がりにくい自信の体質から考えても、烙印技に馴れるこの鍛錬は有意義だとジェイクは思った。
「……まあ、そうだな。もしかしたら“勝利の糸口”っつーのと縁が結ばれるかもしれねぇしな」
妙にベルメアは気恥ずかしくなり、咳払いして誤魔化した。
初めは五回という約束だったが、ジェイクの要望により更に続け、昼過ぎまで烙印を宿す練習に費やした。
◇◇◇◇◇
宿に戻り、夜まで睡眠をとったジェイクとトウマは準備を整え、町の馬小屋から馬を借りてベルゲバの塔へと向かった。
馬で向かう途中二人は違和感を覚えた。夜行性の魔獣も野獣も姿を現さない事に。途中、魔力の質が変わる場所へたどり着くと馬を止めた。
「……なんだここ。妙に寒いな」
ジェイクは周囲を見渡すも、やはり魔獣と野獣の姿形も気配もない。
「きっと魔女の力の影響じゃあ。どうにも冷たい魔力が漂ってる」
「トウマ、そういうの分かんのか?」
返答したのはビィトラであった。
「一応、術師だからね。こういうのは敏感なんだよ」
「便利だな。乗馬も上々の腕前だ。生前に関係してんのか? それとも術師の特権みたいなもんか?」
これに答えたのはトウマであった。
「転生者はこの世界に適応する身体になるみたいだから、ある程度は身体がコツを掴んでるそうですよ」
「へぇ。じゃあ剣や弓持っても容易に使えんのか?」
「そんな都合よくは……。適正とかはあるそうです。僕が剣を振るっても見様見真似の素人丸出しが限界」
ビィトラがトウマの後ろから顔を覗かせた。
「トウマの適正は魔力の扱い系統だから、武器は馴れるまで時間がかかるんだよ。一対一の真剣勝負だったらジェイクが圧勝だよ」
雑談の最中、周囲の魔力とは違う、別の、生温い魔力の風が注がれた。
「――! なんだ?!」
トウマはどこか心地よい印象なのが気になった。
「どうした?」
「いえ、妙に気になる魔力が流れてきて。……何か、ここら辺の冷たい魔力と違う……」
ベルメアが何かに気付いた。
「もしかしたら良い協力者になってもらえるかも! ジェイクどうする?」
仲間となりうる人物に会えるかは不明。
魔女の罠かもしれない。
術を使える野盗かもしれない。
こういった魔力が混ざっているだけかもしれない。
不安要素が多い中、都合の良い考えで行動は出来ない。さらに、悩む時間も惜しい悪条件。
ジェイクは数秒間悩み、結論を出した。
「その魔力の場所へ行くぞ。気になるモノを放っといて後悔したくないからな。縁結びの女神様の力を信じるとしようぜ」
ベルメアは強気な表情で胸を張った。嬉しだろうと見て取れる。
生温かい魔力の方へ、トウマを先頭にして馬を走らせた。
トウマはビィトラの指示に従い、ミライザとサラが使用した白い石を調べ、特定の石を見つけると布袋へ入れた。
「ビィ、本当にこれで大丈夫なのか?」
「無駄口叩かずに頑張って集めてよぉ。魔力を手に込めるの忘れないでぇ」
ビィトラの作戦には”条件を満たした石”が必須である。しかし、作戦内容を知るトウマは本日中に集まる石の量を予測して、作戦が成功するか不安であった。
「……こんな博打みたいな事するより、何か役立ちそうな術書を店で買って読んだ方が……――わぁ!!」
いきなり目の前に、仰向けで浮遊するビィトラの顔が現れて驚いた。
「それ、博打どころか無謀だよ。相手の力量や手札が不明だし、敵陣で戦うんだよ。罠だったら何人潜んでいるか分からないし、誰がどう見ても悪条件でしかないのに、術を覚えて勝とうと思うなんて都合が良すぎる話しじゃん。本当だったら挑むなんてしないんだよ」
いつも通りの表情だが威圧を感じてしまいトウマは緊張した。
「ご、ごめんって。そんなに怒んないでよ」
「ビィは怒ってないし。ちょっと真剣に忠告しただけだよぉ」
いつも通り呑気に浮遊しだすと、トウマは溜息を漏らして白い石の採取を続けた。
町を出て海へ訪れたジェイクは、防具を脱ぎ捨て、剣を海に向けて構えた。
雲一つない快晴の空。
潮風と心地よい小波の音。
何も無ければ気持ちの良い浜辺だが、ジェイクとベルメアの真剣な空気はそんな雰囲気を味わう気分にさせなかった。
剣に烙印の力が込められると、ジェイクは力の維持に集中した。
ジッと力の籠る剣を見つめていると、次第に呼吸が増え、やがて激しく乱れる。やがて膝から崩れて立つことすらままならなくなった。
ジェイクが疲弊して倒れると、烙印は消えて腕に戻った。
「八十二秒。これがレベルに関係してるかどうかは分からないけど、限界まで出し続けてその有り様なら、烙印を出現させて一分ぐらいが限界って考えたほうが良いわね。戦闘中は動き続けてるわけだし」
ジェイクの息切れは激しいが、およそ十秒程で呼吸が整った。
(回復が早い。烙印の出現で使うのは体力じゃなくて魔力なの?)
魔力が枯渇して烙印が消えたなら、今のジェイクに内蔵されている魔力は空っぽだ。ベルメアがジェイクの内蔵されている魔力を視ると魔力はあまり減っていない。
(何を消費している? 守護神にも分からない何か……神力? いや、それなら嫌でも見えるわよ)
謎だけが残る。
「つーかよぉ、烙印を剣に宿し続けねぇで、その時その時で、バシィ! って使えばいいんじゃねぇのか? それか身体に宿し続けるとか。そうすりゃ自然と剣にも力の余韻とか流れてちょっと斬撃が強くなるだろ」
ミライザとの戦闘時、全身に力を纏わせた際に剣へも力が籠る、一瞬の感覚が思い出される。
「それで済むならいいんだけど。それがままならない状況とか平気で起きる筈よ。情報から推測するに『魔女』って存在は、転生者でいう所の”神力集め”に相応する存在よ。守護神が見たら神力の有無が見えてどれ程危険か分かるんだけどねぇ。それはさておき、瞬間的に使って疲弊を抑えるってのも手だけど、真剣勝負中は連発する瞬間使用の負荷が分からない。それに器用にやり熟せるかも不明よ」
「やってみなけりゃ分からんだろ」
「別にあんたを侮辱してる訳じゃないわよ。レベルと持久力から判断しての見解。仮に出来たとしても剣に力が完全に宿るのに時間がかかりすぎてしまう」
現在、烙印を剣に宿す時間は二秒かかる。
「身体に纏わせてって話もだけど、条件が色々と厳しいわ」
現在、身体に力を纏わせることが出来ない。今所持している烙印は、来る途中に遭遇した雑魚魔獣のものである。
どうやら烙印も質があるとされる。
「烙印の質が良くても実験出来ないから情報は乏しいけど、質の良さで用途が変わるような技なら、剣に宿すよりもおそらく困難な筈。そう考えればあまり長くできないと想定した方が賢明よ。剣に至っては宿すのに二秒。力抜いてまた二秒の時間を消費して使うなんて、激戦中でこの数秒は命取りになるでしょ。騎士やってたあんたなら分かるわよね」
生前、そういった力を使用していなかった為に実感は湧かないが、鍛錬の質が真剣勝負の場において重要だというのは理解している。
「まあ、烙印については最初の時より色々分かったから、今ある手札をどう活用するかで策を練りましょ。間違っても戦闘開始から無茶な大技の特攻なんてしないように」
いかにも疑っていると言わんばかりの視線を向けている。
「んだよその眼。すると思うか?」
ベルメアの表情が驚きのものと変わった。
「しねぇよ! 俺だって学習するわ!」
休憩が終わると、ベルメアの指示に従いジェイクは再び剣を構えた。
「一応、もう少し色々と知りたいから、あと何回か烙印を剣に込める練習よ」
「俺も感覚掴むのにいい練習だけどよぉ、烙印に関する事はレベルが上がんねぇんじゃねぇのか?」
「分かってる。何も掴めないかもしれないけど、何か掴めるかもしれない。そんな情けない事しか言えないのは癪だけど、やらないに越したことはないわ」
レベルが上がりにくい自信の体質から考えても、烙印技に馴れるこの鍛錬は有意義だとジェイクは思った。
「……まあ、そうだな。もしかしたら“勝利の糸口”っつーのと縁が結ばれるかもしれねぇしな」
妙にベルメアは気恥ずかしくなり、咳払いして誤魔化した。
初めは五回という約束だったが、ジェイクの要望により更に続け、昼過ぎまで烙印を宿す練習に費やした。
◇◇◇◇◇
宿に戻り、夜まで睡眠をとったジェイクとトウマは準備を整え、町の馬小屋から馬を借りてベルゲバの塔へと向かった。
馬で向かう途中二人は違和感を覚えた。夜行性の魔獣も野獣も姿を現さない事に。途中、魔力の質が変わる場所へたどり着くと馬を止めた。
「……なんだここ。妙に寒いな」
ジェイクは周囲を見渡すも、やはり魔獣と野獣の姿形も気配もない。
「きっと魔女の力の影響じゃあ。どうにも冷たい魔力が漂ってる」
「トウマ、そういうの分かんのか?」
返答したのはビィトラであった。
「一応、術師だからね。こういうのは敏感なんだよ」
「便利だな。乗馬も上々の腕前だ。生前に関係してんのか? それとも術師の特権みたいなもんか?」
これに答えたのはトウマであった。
「転生者はこの世界に適応する身体になるみたいだから、ある程度は身体がコツを掴んでるそうですよ」
「へぇ。じゃあ剣や弓持っても容易に使えんのか?」
「そんな都合よくは……。適正とかはあるそうです。僕が剣を振るっても見様見真似の素人丸出しが限界」
ビィトラがトウマの後ろから顔を覗かせた。
「トウマの適正は魔力の扱い系統だから、武器は馴れるまで時間がかかるんだよ。一対一の真剣勝負だったらジェイクが圧勝だよ」
雑談の最中、周囲の魔力とは違う、別の、生温い魔力の風が注がれた。
「――! なんだ?!」
トウマはどこか心地よい印象なのが気になった。
「どうした?」
「いえ、妙に気になる魔力が流れてきて。……何か、ここら辺の冷たい魔力と違う……」
ベルメアが何かに気付いた。
「もしかしたら良い協力者になってもらえるかも! ジェイクどうする?」
仲間となりうる人物に会えるかは不明。
魔女の罠かもしれない。
術を使える野盗かもしれない。
こういった魔力が混ざっているだけかもしれない。
不安要素が多い中、都合の良い考えで行動は出来ない。さらに、悩む時間も惜しい悪条件。
ジェイクは数秒間悩み、結論を出した。
「その魔力の場所へ行くぞ。気になるモノを放っといて後悔したくないからな。縁結びの女神様の力を信じるとしようぜ」
ベルメアは強気な表情で胸を張った。嬉しだろうと見て取れる。
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