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三章 騒乱の種火
Ⅴ 語らいの一時
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バッシュは無言のまま、隙を生まないように気を払ってゾアを見た。一方でゾアには余裕しか伺えない。
「見事としか言いようがない。転生されてからまだ半年も経っていないのに、よくそこまで魔力を扱えるものだ。隙を作らず相手の隙を伺う。ガーディアン同士が争えば、明らかに貴殿は強者の部類だろうなぁ」
「化け物染みた御方に褒めて頂けるのは、嬉しいのやら悲しいのやら。……何用で?」
「待て待て、何も貴殿と争いたいがために来たのではない。言っただろ、”馴染みある気に引かれた”と。我は縁あってグルザイアの王と些細な友好関係を築いているのでな」
グルザイア王国の土地の気がバッシュに染みついているのを悟った。ゾアの異様性から、身体に染みついた気までを読み取る能力は備わっていると推察した。
「そうですか。では、私も本名をもって挨拶をさせて頂きます」
丁寧に挨拶をすると、ゾアは疑問を抱いた。
「信じるのか? 我が嘘を吐いていると疑念を抱いていると思ったが」
「ガイネス王の性格と貴方の異様性から鑑みました。貴方ほどの危険と判断できる存在が現われ、ガイネス王は無事で国も変化がないとするならば、おそらくはガイネス王の喜ぶネタを提示したか気があったのでしょう。ロゼット殿はおそらく終始警戒していたのではないですか?」
「見事な読みよ。いやしかし……会った頃はまだガーディアン召喚をしていない。貴殿もグルザイアにいたなら、我の話を聞いているだろ。今の推理、後出しではないか」
「残念ながら『風変わりな客をもてなした』としか聞いていない。私も度々ガイネス王と顔を合わせていた訳ではないのですよ。意見や情報のやりとりは大半が王の側近達ばかり」
ゾアは素直に信じることにした。
「いいだろう。話を変えたいが宜しいかな?」
バッシュは「どうぞ」と返す。
「貴殿は強い。なのに先ほどあの娘にあれこれ忠告し、さらには呪いまで解いた。どういう心境か興味が湧いてしまってね」
静かに、小さく、バッシュ呼吸して間を置く。
「私はガニシェッドのことを知りません。ですから別視点でどのような事態が起きているのかを知りたくなりまして。彼女はその調査のさながら見かけ、呪いにも興味を持ったので、つい」
「ではないのだろ? 貴殿を召喚した相手が少々異質ゆえ、難逃れの手を考えていたのでは?」
ゾアは本心を見抜く目をもっている。と、バッシュは感じた。
「言い訳のように聞こえるでしょうがこれだけは先に言っておきます、逃げるのは容易いですよ。たとえ何もせずこのまま逃げたとて、あの連中ではグルザイアの戦力に一蹴されて滅ぶ。グルザイアを貴方が知っているのでしたら分かるとは思いますが」
「確かに。賊が容易く傷つけるには困難な国だ」
「そして、晴れて私はロゼット殿に叱責され、信頼を失い、常に警戒される羽目になる」
「それは恐い。あの真面目は、殺すは容易だが扱いとなればかなり難しい」
「ですが、ロゼット殿のような方がいなければガイネス王はやりたい放題ですので、最高の臣下だと思いますよ。それはさておき、私は見ず知らずの土地や文化。この世界では多くある力の存在や流れも含めます。そういったあらゆるモノを調べるのが好きでして。探求意欲が抑えられないのですよ。ですが所構わず厚かましく不躾に調べるわけでもありません。先のサラさんから調達した呪いの糸。あれもどういった原理かを調べたくなってしまい、いわば戦利品のようなものですよ」
表情や魔力を見るからにバッシュは嘘をついていないとゾアは感じた。
「なるほど。見事な心がけだ。我は貴殿を尊敬に値する人物に位置づけてやろう」
「光栄……なのでしょうか?」
「その上で忠告、いや、警告しておこう。その呪いはこれ以上関わらないほうが身のためだ」
「と、いいますと?」
「貴殿の意に反するなら答えを公開してしまう行為になってしまうが許してくれ」
若干、怪訝な表情をバッシュは滲ませた。
「いいでしょう。端的にお願いしますよ。説明が多いのは勘弁願いたい」
「その呪いは『災害の片鱗』。とでも言っておこう」
「……言葉に見合う程の危険は感じませんが」
「糸自体は弱いものだ。ただ、どうしても引き連れてくる存在。それが災害を引き起こす」
「……危険の度合いがよく分かりませんね。どれほど危険なので?」
即答されず、しばらく悩まれた。
「返答が難しいな。簡単な崩壊具合を言葉にするならば、世界の三分の一が五十日で荒れ地となる。が、それは端的に例えただけの結果。災害の形はかなり複雑で面倒。それに、貴殿がその呪いについて四分の一を知る時点で瀕死の重傷を負うだろう」
素直に信じるか悩む最中、ゾアは続けて「……止めはせんが」と加える。
またも静かに溜息を吐いてバッシュは円陣を解いた。
白い糸は遠くへと流れていく。
「……良いのか? ほんの僅かでも調べることは出来たはずだ」
「手に負えない、現段階では」
呟いて態勢を飛んでいく糸からゾアの方へ向けた。
「糸を抜いた時のサラさんが感じた変化から少し違和感がありました。説明はできませんがね。……ですから……認めるしかない。悔しいですが今の私では勝ち目が無い。難問を解き明かす勝負の舞台にすら上がれないのですから、勝負もなにもないのですがね」
「ほう。見事なものだ。愚か者は自らの敗北をなかなか認めない。正論ばかりほざく偽りの理解者は認めたつもりで素直さがない。しかし貴殿は正しい敗北者。それでいて次へ繋げる心構えも意思も固まっている。いずれ、必ず貴殿はかの呪いを読み解くことが出来るだろう。我はそれに賭けてもいい」
「……まあ、勝っても負けても貴方には何も損得はありませんがね」
話の一区切りとばかりにゾアはある人物のことが浮かんだ。
「バッシュ、と言ったな。貴殿を見ているとあるガーディアンを思い出す。そやつも貴殿同様、探求が好きな人種だぞ」
「ほう、それは色々と語らいたいものだ。宜しければ名前を教えて貰っても? 嫌ならそれでも構わんが」
ゾアはミゼルの名を告げた。すると、緊張しつつも平静を保っていたバッシュの気が僅かに揺らぎ、目を見開いて驚きを表わした。
「……まさか……ヤツも」
「知り合いか?」
大した動揺ではないが、バッシュは少しだけ間をおき、「取り乱して失礼」と告げた。
「同名の転生者かもしれないため、なんとも言い難いが。もし私の知る人物なら、語らいどころか、共に行動したい人物ではある」
「ほう」
知る情報全てを話そうかゾアは迷うも、敢えて秘密にした。
「現時点ではバルブライン王国へ向かっている。既に滞在はしているだろうが、現時点では強力な魔力壁が出来てなかなか入れん。まあ、あれも考えようで通れるものだがな」
「では一度グルザイアへ戻り、バルブラインへ向かうと進言しましょう」
「律儀なものだな。今から行けば良いものを」
「この世界はまだまだ知らぬことだらけです。確かな情報が集まり、尚且つ協力関係にある国との関係を蔑ろにしたくはない。研究に没頭できる拠点は必要なのですよ。それに、謎の魔力壁が現われているのであれば、グルザイア王国側もバルブライン王国の情報は欲しいかもしれん。偵察隊として進言する価値は十分にあります」
「どこへ行っても、色々と盛り上がっているな。願わくば、我の悩み解決に一役買って欲しいのだが」
「悩みとは?」
ゾアは筋書きについてバッシュへ話した。そして、ガーディアン召喚、魔力変化の波と、それらが筋書きの第一、第二という事をバッシュが知ると、「なるほど」と呟かれた。
「どうだろうか、気の合うガイネス王は争いを望み、我としてもそれは望ましいのだよ。しかし、条件などを考慮するなら、意味の無い争いを引き起こすことが出来ない。どうにも、舞台設定などが不慣れで苦手なのだよ。何か妙案はないだろうか」
しばらくバッシュは考え、ある事を思いつく。
「……条件を整えた舞台を用意するのはどうだろうか」
「というと?」
「人間とは目標や目的を設けた時、阻む敵や困難、苦難を乗り越えて達成に励む生き物です。冒険好きな人間へ、入手困難な宝の地図を渡せば躍起になって探し、見つけ、成長と成果を得た冒険譚を子孫へ語り聞かせます。何も小説のように登場人物を設定して物語を進めるのではなく、人々が魅せられて動くように仕向ける舞台。目標物と困難な仕掛け、それらを多く作れば……第三の筋書きにて、ガイネス王が喜ぶ舞台に仕上がるのでは? 人間など、勝手に動くのですから」
「ふむ……、面白い。なかなか使える話だ。が、想像が難しい。何か参考となる戦いや人間の情報が欲しいところだ」
バッシュはイーセタの集団が浮かんだ。
「ネタになるかは分かりませんが、これからひと仕事あります。それを見物してみてはどうでしょう。出来る事なら少しだけ協力願いたい」
「いいだろう。悩みを解決に導いてくれた御仁への礼だ。なんでも申してくれたまえ」
二人は拠点基地へと向かった。
「見事としか言いようがない。転生されてからまだ半年も経っていないのに、よくそこまで魔力を扱えるものだ。隙を作らず相手の隙を伺う。ガーディアン同士が争えば、明らかに貴殿は強者の部類だろうなぁ」
「化け物染みた御方に褒めて頂けるのは、嬉しいのやら悲しいのやら。……何用で?」
「待て待て、何も貴殿と争いたいがために来たのではない。言っただろ、”馴染みある気に引かれた”と。我は縁あってグルザイアの王と些細な友好関係を築いているのでな」
グルザイア王国の土地の気がバッシュに染みついているのを悟った。ゾアの異様性から、身体に染みついた気までを読み取る能力は備わっていると推察した。
「そうですか。では、私も本名をもって挨拶をさせて頂きます」
丁寧に挨拶をすると、ゾアは疑問を抱いた。
「信じるのか? 我が嘘を吐いていると疑念を抱いていると思ったが」
「ガイネス王の性格と貴方の異様性から鑑みました。貴方ほどの危険と判断できる存在が現われ、ガイネス王は無事で国も変化がないとするならば、おそらくはガイネス王の喜ぶネタを提示したか気があったのでしょう。ロゼット殿はおそらく終始警戒していたのではないですか?」
「見事な読みよ。いやしかし……会った頃はまだガーディアン召喚をしていない。貴殿もグルザイアにいたなら、我の話を聞いているだろ。今の推理、後出しではないか」
「残念ながら『風変わりな客をもてなした』としか聞いていない。私も度々ガイネス王と顔を合わせていた訳ではないのですよ。意見や情報のやりとりは大半が王の側近達ばかり」
ゾアは素直に信じることにした。
「いいだろう。話を変えたいが宜しいかな?」
バッシュは「どうぞ」と返す。
「貴殿は強い。なのに先ほどあの娘にあれこれ忠告し、さらには呪いまで解いた。どういう心境か興味が湧いてしまってね」
静かに、小さく、バッシュ呼吸して間を置く。
「私はガニシェッドのことを知りません。ですから別視点でどのような事態が起きているのかを知りたくなりまして。彼女はその調査のさながら見かけ、呪いにも興味を持ったので、つい」
「ではないのだろ? 貴殿を召喚した相手が少々異質ゆえ、難逃れの手を考えていたのでは?」
ゾアは本心を見抜く目をもっている。と、バッシュは感じた。
「言い訳のように聞こえるでしょうがこれだけは先に言っておきます、逃げるのは容易いですよ。たとえ何もせずこのまま逃げたとて、あの連中ではグルザイアの戦力に一蹴されて滅ぶ。グルザイアを貴方が知っているのでしたら分かるとは思いますが」
「確かに。賊が容易く傷つけるには困難な国だ」
「そして、晴れて私はロゼット殿に叱責され、信頼を失い、常に警戒される羽目になる」
「それは恐い。あの真面目は、殺すは容易だが扱いとなればかなり難しい」
「ですが、ロゼット殿のような方がいなければガイネス王はやりたい放題ですので、最高の臣下だと思いますよ。それはさておき、私は見ず知らずの土地や文化。この世界では多くある力の存在や流れも含めます。そういったあらゆるモノを調べるのが好きでして。探求意欲が抑えられないのですよ。ですが所構わず厚かましく不躾に調べるわけでもありません。先のサラさんから調達した呪いの糸。あれもどういった原理かを調べたくなってしまい、いわば戦利品のようなものですよ」
表情や魔力を見るからにバッシュは嘘をついていないとゾアは感じた。
「なるほど。見事な心がけだ。我は貴殿を尊敬に値する人物に位置づけてやろう」
「光栄……なのでしょうか?」
「その上で忠告、いや、警告しておこう。その呪いはこれ以上関わらないほうが身のためだ」
「と、いいますと?」
「貴殿の意に反するなら答えを公開してしまう行為になってしまうが許してくれ」
若干、怪訝な表情をバッシュは滲ませた。
「いいでしょう。端的にお願いしますよ。説明が多いのは勘弁願いたい」
「その呪いは『災害の片鱗』。とでも言っておこう」
「……言葉に見合う程の危険は感じませんが」
「糸自体は弱いものだ。ただ、どうしても引き連れてくる存在。それが災害を引き起こす」
「……危険の度合いがよく分かりませんね。どれほど危険なので?」
即答されず、しばらく悩まれた。
「返答が難しいな。簡単な崩壊具合を言葉にするならば、世界の三分の一が五十日で荒れ地となる。が、それは端的に例えただけの結果。災害の形はかなり複雑で面倒。それに、貴殿がその呪いについて四分の一を知る時点で瀕死の重傷を負うだろう」
素直に信じるか悩む最中、ゾアは続けて「……止めはせんが」と加える。
またも静かに溜息を吐いてバッシュは円陣を解いた。
白い糸は遠くへと流れていく。
「……良いのか? ほんの僅かでも調べることは出来たはずだ」
「手に負えない、現段階では」
呟いて態勢を飛んでいく糸からゾアの方へ向けた。
「糸を抜いた時のサラさんが感じた変化から少し違和感がありました。説明はできませんがね。……ですから……認めるしかない。悔しいですが今の私では勝ち目が無い。難問を解き明かす勝負の舞台にすら上がれないのですから、勝負もなにもないのですがね」
「ほう。見事なものだ。愚か者は自らの敗北をなかなか認めない。正論ばかりほざく偽りの理解者は認めたつもりで素直さがない。しかし貴殿は正しい敗北者。それでいて次へ繋げる心構えも意思も固まっている。いずれ、必ず貴殿はかの呪いを読み解くことが出来るだろう。我はそれに賭けてもいい」
「……まあ、勝っても負けても貴方には何も損得はありませんがね」
話の一区切りとばかりにゾアはある人物のことが浮かんだ。
「バッシュ、と言ったな。貴殿を見ているとあるガーディアンを思い出す。そやつも貴殿同様、探求が好きな人種だぞ」
「ほう、それは色々と語らいたいものだ。宜しければ名前を教えて貰っても? 嫌ならそれでも構わんが」
ゾアはミゼルの名を告げた。すると、緊張しつつも平静を保っていたバッシュの気が僅かに揺らぎ、目を見開いて驚きを表わした。
「……まさか……ヤツも」
「知り合いか?」
大した動揺ではないが、バッシュは少しだけ間をおき、「取り乱して失礼」と告げた。
「同名の転生者かもしれないため、なんとも言い難いが。もし私の知る人物なら、語らいどころか、共に行動したい人物ではある」
「ほう」
知る情報全てを話そうかゾアは迷うも、敢えて秘密にした。
「現時点ではバルブライン王国へ向かっている。既に滞在はしているだろうが、現時点では強力な魔力壁が出来てなかなか入れん。まあ、あれも考えようで通れるものだがな」
「では一度グルザイアへ戻り、バルブラインへ向かうと進言しましょう」
「律儀なものだな。今から行けば良いものを」
「この世界はまだまだ知らぬことだらけです。確かな情報が集まり、尚且つ協力関係にある国との関係を蔑ろにしたくはない。研究に没頭できる拠点は必要なのですよ。それに、謎の魔力壁が現われているのであれば、グルザイア王国側もバルブライン王国の情報は欲しいかもしれん。偵察隊として進言する価値は十分にあります」
「どこへ行っても、色々と盛り上がっているな。願わくば、我の悩み解決に一役買って欲しいのだが」
「悩みとは?」
ゾアは筋書きについてバッシュへ話した。そして、ガーディアン召喚、魔力変化の波と、それらが筋書きの第一、第二という事をバッシュが知ると、「なるほど」と呟かれた。
「どうだろうか、気の合うガイネス王は争いを望み、我としてもそれは望ましいのだよ。しかし、条件などを考慮するなら、意味の無い争いを引き起こすことが出来ない。どうにも、舞台設定などが不慣れで苦手なのだよ。何か妙案はないだろうか」
しばらくバッシュは考え、ある事を思いつく。
「……条件を整えた舞台を用意するのはどうだろうか」
「というと?」
「人間とは目標や目的を設けた時、阻む敵や困難、苦難を乗り越えて達成に励む生き物です。冒険好きな人間へ、入手困難な宝の地図を渡せば躍起になって探し、見つけ、成長と成果を得た冒険譚を子孫へ語り聞かせます。何も小説のように登場人物を設定して物語を進めるのではなく、人々が魅せられて動くように仕向ける舞台。目標物と困難な仕掛け、それらを多く作れば……第三の筋書きにて、ガイネス王が喜ぶ舞台に仕上がるのでは? 人間など、勝手に動くのですから」
「ふむ……、面白い。なかなか使える話だ。が、想像が難しい。何か参考となる戦いや人間の情報が欲しいところだ」
バッシュはイーセタの集団が浮かんだ。
「ネタになるかは分かりませんが、これからひと仕事あります。それを見物してみてはどうでしょう。出来る事なら少しだけ協力願いたい」
「いいだろう。悩みを解決に導いてくれた御仁への礼だ。なんでも申してくれたまえ」
二人は拠点基地へと向かった。
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